みんなのブックマーク

泣くほど美味い料理「1ブックマーク」
カメオが美味しそうな料理を食べているのを見て、ウミオはこっそり泣いた。

何故?
20年12月05日 16:03
【ウミガメのスープ】 [KY太郎]

※実話です。




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お子様ランチ。「小学生以下限定」と銘打ったそのワンプレートは子供の特権と言ってもいいファミレスの定番ではあるが、
小学校も高学年となると、さすがに大人と同じ料理を注文する人も多いのではないだろうか。

ところが、ウミオは「小学生以下は子供用メニューしか食べられない」という固定観念があり、
年齢がそろそろ2桁になってもお子様ランチを注文していた。

だが、一緒にいた同い年の親戚の子であるカメオが普通に大人と同じメニューに入っていたハンバーグを注文し、
美味しそうに食べているのを見て

「僕もあれ注文すればよかったなあ…食いたいなあ、でも言えないなあ…」

と、後悔の涙をこっそり流したのである。



ちなみにウミオは私のことだ。
家主貞良「1ブックマーク」
次の日、妻の弟の新居にお邪魔するということで、
お土産に持って行こうと男はカステラを買ってきた。
だが、男はカステラのパッケージの文言を読んだことで、
それを義弟にはあげられないと思った。

義弟に 特別なアレルギーがあるなどという話を
男が過去に聞いたわけでもないのに、何故?
20年12月05日 21:38
【ウミガメのスープ】 [油獣]



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妻の両親らの新居にカステラを持って行こうとしたが、カステラのパッケージに、
原材料にハチミツが使われているので、1歳未満の乳児には与えてはいけないと書かれてあった。
よって、妻の22歳離れた弟(生後8か月)には渡せないと思った。
心当たり0「1ブックマーク」
皆様はじめまして、僕は亀田カメオと言います。
不躾ですが、今回皆様のお知恵をお借りしたいのです。
実は僕には付き合って一ヶ月になる彼女の亀野カメコちゃんがいるのですが……どうも最近、僕と距離を置いているようなのです。
何か気に障ることをした覚えはないですし、思い切って本人に聞いても「カメオ君は悪くないよ」「私が気にしすぎているだけ」と肝心なところははぐらかすばかりで……。
そこで、頭脳明晰な方ばかりのらてらて鯖の皆様に彼女がどうして僕と距離を置きたがっているのかを解明してほしいんです!どうかお願いします!
20年12月06日 20:30
【亀夫君問題】 [甘木]

SP:キャノーさん・キュアピースさん 感謝!




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【簡易解説】
実はカメコはカメオへのラブレターを間違えてウミコの下駄箱に入れており、気を使ったウミコがキチンと新しい封筒に入れなおしてカメオの下駄箱に入れていた。
封筒の色の違いからカメオが大切にしているラブレターが自分の渡したものではないと思ったカメコとすれ違いが起きていたのだ。


真相は以下の通りである。

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<31日前>
朝早くに学校へ来たカメコは一生懸命書いたカメオへのラブレターをカメオの下駄箱へこっそりと入れた……つもりが、うっかり間違えてカメオの一つ隣の下駄箱に入れてしまっていた。
しばらくしてその下駄箱の本来の持ち主である亀山ウミコが登校。そして自分の下駄箱に入っているラブレターを発見。鞄へ入れる。
その日の授業を終え、帰宅したウミコ。
まだ恋愛する気はないものの自分宛てへのラブレターを真摯に読んでから決めようと、ラブレターの封筒を開けてさっそく読もうとした。
その手紙に書かれている「亀田カメオ君へ」「亀野カメコより」の文。
【ウミコ(……あれ?……あ!カメコちゃんがカメオ君へ宛てたこのラブレターをうっかり間違えて私の下駄箱に入れちゃったんだな!)】
鋭いウミコは一瞬で状況を把握。そして考える。このラブレターをどうするべきか?
①カメコに下駄箱を間違えていることを伝えて返す。
②カメオにカメコからだと伝えてラブレターを渡す。
少し考えて、ウミコはどちらも出来ないと結論付けた。
不可抗力ではあるがウミコは手紙を多少なりとも読んでしまったがために、このラブレターの受取人も差出人もわかった。このラブレターは受取人も差出人の名前も封筒には書かれていない。
仮に①を実行した場合。カメコは「ウミコに中の手紙を読まれた」ということに当然気付く。無論不可抗力であるためにウミコが責められることはないだろうが、カメコからすればラブレターを無関係の人間に読まれたとなればショックであることに変わりはない。
そして②を実行した場合。カメオにはカメコから渡されるように言われたと言えばその場はとりあえず取り繕うことができるが、いずれカメコと話した時に矛盾に気付くことは十分にある。そうなれば①と同じである。カメコはもちろん、カメオだって自分宛のラブレターを見られてしまったとなればいい気分はしないだろう。
【ウミコ(……二人ともショックを受けずに済むには……)】
基本的に気を使い過ぎる性格のウミコは考えた。そして出した結論は「③明日、誰にも気づかれることなくこのラブレターをカメオの下駄箱に入れる」という作戦である。書いたラブレターがカメオに渡ることが一日ズレこむこと以外はカメコが望んでいたであろう状況にするのだ。
【ウミコ(よし!これで二人ともショックを受けることなく解決する!じゃあ、ちゃんと封筒に戻しておかないと……あっ)】
ここで一つ問題が発生。カメコの封筒は、中身をカメオ以外の誰にも見られないようにのり付けしてあって、一度開けると元通りにするのは不可能であった。
【ウミコ(カメコちゃんが最初に準備した通りこの封筒に入れておきたいけど、これじゃあ……うん、新しく同じ封筒を買いに行こう!そんなに高くないだろうし!一組のカップルが成立するかどうかの大事なことだから!)】
こうしてウミコは新しい封筒を買いに行った。{実はこの時ウミコが買った封筒はカメコの用意した赤色のものではなく、緑色のものであった。}

<30日前>
朝早くに学校に来たウミコがカメオの下駄箱にカメコのラブレターを入れた。
この時ウミコは気付かなかったが、数秒の差で登校してきたほかの生徒数名がウミコが下駄箱にラブレター入れる現場を目撃。
(その日のうちにウミコが下駄箱にラブレターを入れたらしいと言う噂がさっそく流れかけたが、誰とも付き合わない事で有名だったマドンナウミコゆえにいつの間にか噂が変化し、“誰とも付き合わない事で有名なあのマドンナウミコに、無謀にもラブレターを下駄箱に入れた奴がいるしい”と変化して伝わっていくのだった。)
しばらくして登校してきたカメオは下駄箱にラブレターを発見。後で読んだカメオはカメコからの返事にOKと答えることを決心。こうしてカメオとカメコは無事付き合うことになった。
【カメオ(この貰ったラブレターは大切に保管しておこう!)】

<7日前>
カメオの部屋にやってきたカメコ。
カメオはカメコに借りていた本を返そうと本棚に手を伸ばす。
その時、うっかり本棚から本の雪崩を起こしてしまう。
カメオと一緒に本を片づけるカメコ。そこでカメオが保管していたラブレターを発見!
【カメオ「あ……うん、大切なラブレターだから、大事に保管していたんだ(照れ)……こんな素敵なラブレターはこの世に二つとないからね!」】
【カメコ「え!……そう、なんだ……(私が下駄箱に入れたのは赤色の封筒……これは緑色……私以外の誰かのラブレターを大切に……。)」】
カメコのラブレターが大事なものだと主張するカメオ、カメオの保管しているラブレターを他人の物だと思い込んでいるカメコ。
こうして不幸なすれ違いが生まれてしまっていたのだ。

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【カメオ「そういうことだったんですね!らてらて鯖の皆様、ありがとうございました!そして気を使ってくれたウミコちゃん、ありがとう!」】
【カメコ「ウミコちゃん、本当にありがとう!」】
【ウミコ「いやいや、気にしないで~!じゃ、私はこの辺で!ばいばーい!」】

【カメコ「……カメオ君ごめんなさい!私ったら早とちりで……!」】
【カメオ「いや!自分もしっかりカメコちゃんのラブレターだって言っておけば……!」】
【カメコ「ううん、カメオ君……!」】

(以下イチャイチャタイムが続くので省略)
『−−やっぱり、貴方との婚約はなかったことにしてください。』

電話越しに向かって、婚約者の田中カメオにそう切り出したカメミ。



突然持っていた携帯電話からそんなことを告げられた田中は少し呆然とした後、この携帯電話を大切にとっておこうと思った。



一体どうしてだろう?


*過去問です。答えを知らない方、忘れてしまった方のみご参加いただけますと幸いです。
20年12月07日 22:09
【ウミガメのスープ】 [ドラノール12]



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『−−もしもし。……もしもしって言うのも変か。とりあえず現在の状況から。私は今、多分山の中腹辺りなんだと思うけど−−現在地が分からず遭難しています。今は偶然小さな洞窟を見つけてそこで休んでいるけど、気休め程度です。食料は先程の滑落で紛失してしまって、この吹雪じゃ救助も見込めそうにない……。寒い……とても寒いです……この携帯電話も電波は通じません。指はすでに満足に動かないので、こうしてレコーダー機能を使って記録しています。ちゃんと録れているかな−−−−っ……田中くんがこの録音を聞いているってことは、もう私はこの世にはいないのでしょう。−−ごめんなさい。こんなことになってしまうなんて……貴方のプロポーズ、本当に嬉しかった。もしかしたら貴方は、今回急用で一緒に登れなかったことを後悔しているかもしれません。−−でも、お願いだから自分を責めないで。私は、むしろこれでよかったとも思っています。だって、貴方まで死んでしまうことになったかもしれないから。それは−−もっと嫌だ。だから、後悔はしないでください。−−−−それと、やっぱり貴方との婚約はなかったことにしてください。−−−−ひっ、……ぐ……それはもはや貴方を縛る鎖になるから。もう、私のことは忘れて、どうか幸せに生きて……さようなら』





すでに手遅れの状態で発見されたカメミが、大事に握り締めていた携帯電話。濡れたりしないようにしっかりと袋詰めにされていたそれには、こんなメッセージが込められていた。

もう会えないと思っていた。声も聞けないと思っていた。

そんなカメミからの突然のメッセージ。

少し呆然としながら、田中はポツリと言葉を漏らした。

「馬鹿野郎、忘れられるわけ……ないじゃん……」

田中は持っていたカメミの携帯電話を握り締め、ずっと忘れないように、大切に持っていようと決めた。



−−わかった。

幸せになる。なれるようにがんばるから。

忘れてなんて言わず、ずっと見守っていてくれよな−−−−。
男は船に乗っていた。
ある日、その船が遭難してしまう。
男と仲間たちは、ウミガメの肉を食べて生き延びた。

やがて全員が救助されたが、男は家に着いてすぐ自殺した。
なぜ?

※ルーシーさんの問題文を使わせていただきました。ありがとうございます。
20年12月04日 02:58
【ウミガメのスープ】 [Hugo]

まとメモは随時更新中です。相談チャットの下に配置されています。




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「それにしてもついてないなぁ、僕は」
「まさか船が難破して無人島に漂着するとは誰も思わねえだろ」
「あ、いえ。実は、{無人島で助けを待つのは人生で二度目}なんですよ」

ため息をつく男に、船旅を共にした仲間たちは苦笑したり励ましたりした。遭難した直後から続いた重たい空気は、とんだ災難だったな、と笑いあえば幾分かマシになったようだ。

彼らは連携をとって、寝床と火と、それから食事を調達することにした。男は食料を探す班に割り当てられた。

「あれ、もしかして」

男は気づいた。{以前に流れ着いた島は、まさにこの島ではないか、と。彼はその時家族と一緒だった。}ひどい飛行機の事故があり、海に投げ出されたが不幸中の幸いで上陸した。だが男の家族は、飛行機の墜落で負った怪我が響いたのか、徐々に弱って死んでしまった。残ったのは自分一人だった。

「もしかして、なんだ?」
「いや、なんでも」

今回も怪我人は多少いるが、島で食べられそうな果物や魚には心当たりがある。今度こそ、みんなで生きて帰れる。
そう思った男に、食料班のバディが話しかけた。

「それより、見てくれよ。こりゃだめだ」
「? どういうことですか?」
「{この島の植物はみんな毒をもってやがる。食ったら死んじまうだろうな。それに浅瀬を泳いでるあの魚、あれもダメだ。ここら辺の海なら、そうだな。ウミガメを頑張って捕まえるしかなさそうだ}」
「いま、なんて......」

男はめまいがした。自分はいいから体力の少ない妻と子に、と空腹を我慢して譲った食べ物が、みんな毒だったのだ。少ししか口にしなかった男は生き延びることができた。だが家族は......{自分に殺されたようなものではないか。}

結局、苦労してウミガメを捕えて食べた。量は少なかったが、救助まではもった。全員が生き延びた。
間違いなく、男の家族は男のせいで死んでしまったのだ。

男は帰宅した。しばらく人のいなかった家の空気は冷え切っていた。
広い家だった。家族みんなで暮らすための一軒家。
絶望のあまり男は自殺した。

【FA条件】
1.男が遭難し無人島に来るのは二度目である。
2.その時男は家族と一緒に来ていた。
3.無人島で調達できる食料は、ウミガメを除いて毒があり食べられない。
4.男は家族に毒を食べさせていたことに気が付いた。
の四つをいい感じに満たしていれば正解を出します(自分への戒め)。