「名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか?」「18ブックマーク」
あるアパートで、殺人事件が発生した。
そのアパートの住人の1人であるカメオは、とても優秀な名探偵である。
事件が起きたのならば解決してみせようと決意したカメオは、アパートに住んでいる全ての住人を集めるように指示した。
そして、集まった住人を一目見たカメオは、なんと初対面であるウミオを犯人だと推理した!
ウミオが犯人であるという証拠は一切無かったというのに、カメオは何故ウミオを犯人だと考えたのだろうか?
そのアパートの住人の1人であるカメオは、とても優秀な名探偵である。
事件が起きたのならば解決してみせようと決意したカメオは、アパートに住んでいる全ての住人を集めるように指示した。
そして、集まった住人を一目見たカメオは、なんと初対面であるウミオを犯人だと推理した!
ウミオが犯人であるという証拠は一切無かったというのに、カメオは何故ウミオを犯人だと考えたのだろうか?
20年04月21日 20:00
【ウミガメのスープ】 [キャノー]
【ウミガメのスープ】 [キャノー]
SP:天童 魔子さん、「マクガフィン」さんです!お二人に感謝!4/22 2:00に終了です。
解説を見る
名探偵のカメオがアパートに引っ越してきてから、カメオの存在は直ぐにアパートに知れ渡った。
難事件の数々を解決してきたカメオが、同じアパートの住人になったのだから、住人は騒ぎ立てたくなるのだろう。
さて、そんなカメオは自分が名探偵であるという事、そして自分の名声や知名度に自信を持っていた。
だからこそ、「名探偵の自分がいるアパートで、殺人という愚行を犯す人は居ない」と考えていた。カメオの前では全ての隠し事が暴かれるからだ。
にも関わらず、「現実問題として殺人は起きた」。
だが、カメオはこの謎に見当が付いていた。そして住人達にこう指示したのだ。
「このアパートの住人を全員集めよ…」
そして、集まった住人達の顔を見ると、すぐに「初対面」のウミオが犯人であると推理した。
(このアパートに引っ越して十数日。私は、このアパートのほとんどの住人達と良い人間関係を築けていると思っている。
だが、今日全ての住人を集めて分かった事がある…ウミオ君とだけは顔を合わせた事が無い!
つまりだ、このアパートの住人の内、ウミオ君だけは、この名探偵カメオが住んでいる事を知らなかったのだ!
名探偵の私の近くで殺人を犯したのは、私の存在をそもそも知らなかったからだ!)
自分の名声に自信を持っているカメオだからこそ、出来た推理である。
難事件の数々を解決してきたカメオが、同じアパートの住人になったのだから、住人は騒ぎ立てたくなるのだろう。
さて、そんなカメオは自分が名探偵であるという事、そして自分の名声や知名度に自信を持っていた。
だからこそ、「名探偵の自分がいるアパートで、殺人という愚行を犯す人は居ない」と考えていた。カメオの前では全ての隠し事が暴かれるからだ。
にも関わらず、「現実問題として殺人は起きた」。
だが、カメオはこの謎に見当が付いていた。そして住人達にこう指示したのだ。
「このアパートの住人を全員集めよ…」
そして、集まった住人達の顔を見ると、すぐに「初対面」のウミオが犯人であると推理した。
(このアパートに引っ越して十数日。私は、このアパートのほとんどの住人達と良い人間関係を築けていると思っている。
だが、今日全ての住人を集めて分かった事がある…ウミオ君とだけは顔を合わせた事が無い!
つまりだ、このアパートの住人の内、ウミオ君だけは、この名探偵カメオが住んでいる事を知らなかったのだ!
名探偵の私の近くで殺人を犯したのは、私の存在をそもそも知らなかったからだ!)
自分の名声に自信を持っているカメオだからこそ、出来た推理である。
「AIに不可能はないのだから」「18ブックマーク」
20XX年、繁栄を極めたAI技術はついに人型ロボットの個人所有を可能にした。
通称『ナナミ』と名付けられたそのアンドロイドは、優秀な演算能力と人間らしい柔軟な思考能力とをあわせ持ち、どのような状況においても最速かつ最善の選択をすることができる。
その利便性から徐々に一般家庭への普及も進み、カオルも『ナナミ』を購入した1人であった。
そんな『ナナミ』たちは月に一度、本社の建物に集められて試験を受ける。システムに劣化や故障がないか確認するために、大量の問題をいかに速く処理できるかを計測するのだ。
カオルの家の『ナナミ』は同型のロボットの中でも優秀な成績を維持していたが、ある月を境に底辺に近い結果を出すようになってしまった。
その報告を聞いたカオルが嬉しそうにしているのは、一体何故だろう?
20年05月17日 21:00
【ウミガメのスープ】 [「マクガフィン」]
【ウミガメのスープ】 [「マクガフィン」]
久々の出題は渾身の一杯。
解説を見る
『簡易解説』
ある日カオルに{婚約を申し込まれた}『ナナミ』は、毎月行われる{筆記試験}で自分の名前に添えて{カオルの名字}を記すようになった。
コンマ何秒を争うロボットの試験においてその{わずか数秒は命とり}だが、『ナナミ』が{結婚の申し出を受け入れてくれた}と感じたカオルは歓喜した。
◇◇◇◇◇◇◇◇
アンドロイドと人間は何が違うのか?
それは心を持つかどうかである。
では人間がアンドロイドに恋をするのは、おかしいことなのだろうか?
篠崎カオルの思考はいつもこの疑問に行き着いて止まる。その名前や中性的な容姿からよく女性に間違われる彼は自分の優柔不断な性格に悩んでいたが、その恋心だけは疑いようもなかった。
『ナナミ』を購入した数ヶ月前は、まさかこんな感情を抱くことになるとは思いもよらずにいた。職業柄効率的な事務処理が必要とされる彼にとって、その全てを的確にこなすロボットに興味を惹かれただけだった。
だが一つ屋根の下で毎日を共に過ごすうちに、いつしか彼女をただの鉄の塊だとは思えなくなっていった。いつでもカオルを助けてくれるその頼もしさに、時折見せる柔らかな笑顔に、それがプログラムに過ぎないことはわかっていても、胸の高鳴りを抑えられなかった。
毎月ナナミは試験を受けるためにカオルの家を離れて東京へ向かう。アンドロイドがわざわざ筆記試験なんて前時代的なと思うものの、いかにもロボットらしい演算処理に加えて、専属の係員が直接視認して歩く、話す、書くといった人間らしい動作に異常はないかをチェックするというのだから、あながち非合理的でもないのだろう。
しかしそんな一時の留守でさえ、カオルの心をかき乱すには十分だった。
だからある時カオルは、思いの丈をナナミに伝えることにした。夕飯の後に話があると改まった様子の彼を見て、彼女は怪訝そうな表情を浮かべる。
{「あなたのことが好きです。僕と結婚してください。」}
カオルらしくどもりながらもハッキリとそう口にした。きっと彼女は困ったように断るのだろうと、心のどこかで思いながら。
気まずい沈黙の後、ナナミはゆっくりと口を開く。
「……すみません、私は明日、月例試験に行かなくてはいけないので、今日は失礼します。」
どこまでも無機質なその声は、彼女が閉めたドアの音は、2人の埋めがたい距離を冷たく示すようだった。わかってはいても、拒絶はやはり身にこたえる。カオルは肩を落としながら床についた。
◇◇◇◇◇◇◇◇
「E判定!?」
試験を終えて帰宅したナナミからの報告に、カオルは耳を疑った。
演算処理能力を中心とした月例試験においては、正答を出すことは大前提とされ、その速度を計測してシステムに不具合がないかを調査する。アンドロイドらしいハイレベルなテストでもカオルの家のナナミ・・・『ナナミ J20557』は優秀な成績を収めており、全国に数万台いる『ナナミ』の上位10%にあたるA判定から漏れたことはなかった。それなのに…
「E判定だなんて、最底辺に近い結果じゃないか、まさか、誤答を…」
「していません」
「じゃあ、演算能力が…」
「落ちていません」
「そ、それなら筆記スピードの劣化…」
「そのままです」
「な、なら一体、どうしていきなり成績が落ちたんだろう?」
「それは」
彼女はそこでふいと目を逸らした。
「それはきっと、名前が変わったからだと思います。」
「ん、名前?」
訝しげに首をひねるカオルに、ナナミは一枚の紙を差し出した。
それは月例試験の答案用紙だった。採点後すぐに返却された答案を眺めていたカオルの目は、ふと一点に釘付けになる。
『ナナミ J20557』
もはや見慣れた機体名に通し番号。しかしその横には見慣れぬ、いやむしろ見慣れすぎた二文字が記されていた。
『篠崎ナナミ J20557』
怒涛の進歩を遂げたAIによる試験はコンマ何秒を争うものだ。確かに無駄な漢字なんて書いていたら、一気に抜かれるのも当然と言えよう。
でも、これって……
「すみません、余計なことをしてしまいました。」
下を向くナナミに余計だなんてと紡ぎかけた声は、「でも」という彼女の言葉にかき消された。
「でも、仕方ないですよね。だって…」
「だって私たち、夫婦なんですから。」
はにかんだように笑うナナミは、他の誰よりも人間らしかった。
僕はこの笑顔を、守りたいと思う。人か機械かなんて関係ない。誰が何と言おうと僕が幸せにしてみせる。
きっと大丈夫だ。だって、
{愛に不可能はないのだから。}
ある日カオルに{婚約を申し込まれた}『ナナミ』は、毎月行われる{筆記試験}で自分の名前に添えて{カオルの名字}を記すようになった。
コンマ何秒を争うロボットの試験においてその{わずか数秒は命とり}だが、『ナナミ』が{結婚の申し出を受け入れてくれた}と感じたカオルは歓喜した。
◇◇◇◇◇◇◇◇
アンドロイドと人間は何が違うのか?
それは心を持つかどうかである。
では人間がアンドロイドに恋をするのは、おかしいことなのだろうか?
篠崎カオルの思考はいつもこの疑問に行き着いて止まる。その名前や中性的な容姿からよく女性に間違われる彼は自分の優柔不断な性格に悩んでいたが、その恋心だけは疑いようもなかった。
『ナナミ』を購入した数ヶ月前は、まさかこんな感情を抱くことになるとは思いもよらずにいた。職業柄効率的な事務処理が必要とされる彼にとって、その全てを的確にこなすロボットに興味を惹かれただけだった。
だが一つ屋根の下で毎日を共に過ごすうちに、いつしか彼女をただの鉄の塊だとは思えなくなっていった。いつでもカオルを助けてくれるその頼もしさに、時折見せる柔らかな笑顔に、それがプログラムに過ぎないことはわかっていても、胸の高鳴りを抑えられなかった。
毎月ナナミは試験を受けるためにカオルの家を離れて東京へ向かう。アンドロイドがわざわざ筆記試験なんて前時代的なと思うものの、いかにもロボットらしい演算処理に加えて、専属の係員が直接視認して歩く、話す、書くといった人間らしい動作に異常はないかをチェックするというのだから、あながち非合理的でもないのだろう。
しかしそんな一時の留守でさえ、カオルの心をかき乱すには十分だった。
だからある時カオルは、思いの丈をナナミに伝えることにした。夕飯の後に話があると改まった様子の彼を見て、彼女は怪訝そうな表情を浮かべる。
{「あなたのことが好きです。僕と結婚してください。」}
カオルらしくどもりながらもハッキリとそう口にした。きっと彼女は困ったように断るのだろうと、心のどこかで思いながら。
気まずい沈黙の後、ナナミはゆっくりと口を開く。
「……すみません、私は明日、月例試験に行かなくてはいけないので、今日は失礼します。」
どこまでも無機質なその声は、彼女が閉めたドアの音は、2人の埋めがたい距離を冷たく示すようだった。わかってはいても、拒絶はやはり身にこたえる。カオルは肩を落としながら床についた。
◇◇◇◇◇◇◇◇
「E判定!?」
試験を終えて帰宅したナナミからの報告に、カオルは耳を疑った。
演算処理能力を中心とした月例試験においては、正答を出すことは大前提とされ、その速度を計測してシステムに不具合がないかを調査する。アンドロイドらしいハイレベルなテストでもカオルの家のナナミ・・・『ナナミ J20557』は優秀な成績を収めており、全国に数万台いる『ナナミ』の上位10%にあたるA判定から漏れたことはなかった。それなのに…
「E判定だなんて、最底辺に近い結果じゃないか、まさか、誤答を…」
「していません」
「じゃあ、演算能力が…」
「落ちていません」
「そ、それなら筆記スピードの劣化…」
「そのままです」
「な、なら一体、どうしていきなり成績が落ちたんだろう?」
「それは」
彼女はそこでふいと目を逸らした。
「それはきっと、名前が変わったからだと思います。」
「ん、名前?」
訝しげに首をひねるカオルに、ナナミは一枚の紙を差し出した。
それは月例試験の答案用紙だった。採点後すぐに返却された答案を眺めていたカオルの目は、ふと一点に釘付けになる。
『ナナミ J20557』
もはや見慣れた機体名に通し番号。しかしその横には見慣れぬ、いやむしろ見慣れすぎた二文字が記されていた。
『篠崎ナナミ J20557』
怒涛の進歩を遂げたAIによる試験はコンマ何秒を争うものだ。確かに無駄な漢字なんて書いていたら、一気に抜かれるのも当然と言えよう。
でも、これって……
「すみません、余計なことをしてしまいました。」
下を向くナナミに余計だなんてと紡ぎかけた声は、「でも」という彼女の言葉にかき消された。
「でも、仕方ないですよね。だって…」
「だって私たち、夫婦なんですから。」
はにかんだように笑うナナミは、他の誰よりも人間らしかった。
僕はこの笑顔を、守りたいと思う。人か機械かなんて関係ない。誰が何と言おうと僕が幸せにしてみせる。
きっと大丈夫だ。だって、
{愛に不可能はないのだから。}
「持ってかないの」「18ブックマーク」
キョウコ「ハンカチとティッシュは持ってる?」
ケイタ「うん」
キョウコ「水筒は?」
ケイタ「カバンの中」
キョウコ「お菓子は全部で300円分ね」
ケイタ「うん」
この会話の後ケイタは、ハンカチもティッシュも水筒もお菓子も全て机に置いて、出て行ってしまった。
一体なぜだろう?
ケイタ「うん」
キョウコ「水筒は?」
ケイタ「カバンの中」
キョウコ「お菓子は全部で300円分ね」
ケイタ「うん」
この会話の後ケイタは、ハンカチもティッシュも水筒もお菓子も全て机に置いて、出て行ってしまった。
一体なぜだろう?
20年06月01日 22:00
【ウミガメのスープ】 [元灯台暮らし]
【ウミガメのスープ】 [元灯台暮らし]
解説を見る
雑貨店で万引きをしていたのがバレたケイタは、店長のキョウコに事務所へ連れて行かれた。
「ハンカチとティッシュは持ってる?」
「うん」
「水筒は?」
「カバンの中」
「お菓子は全部で300円分ね」
「うん」
盗んだものを確認し、俯くケイタを叱りつけたキョウコは、ケイタの親へ連絡をした。
しばらく後、ケイタの母親が申し訳なさそうにやってきた。
事情を説明するキョウコの前で、彼女はひたすら謝り通しだった。
結局今回は厳重注意という事で二人には帰ってもらった。
ただ、なんとなく違和感が残る。
お菓子は分かるが他の物も本当にケイタくんが欲しかったのだろうか?
お母さんの方もなんだか謝り慣れていた気もする。
キョウコの頭からは、なんとも世知辛い考えが離れないのだった。
「ハンカチとティッシュは持ってる?」
「うん」
「水筒は?」
「カバンの中」
「お菓子は全部で300円分ね」
「うん」
盗んだものを確認し、俯くケイタを叱りつけたキョウコは、ケイタの親へ連絡をした。
しばらく後、ケイタの母親が申し訳なさそうにやってきた。
事情を説明するキョウコの前で、彼女はひたすら謝り通しだった。
結局今回は厳重注意という事で二人には帰ってもらった。
ただ、なんとなく違和感が残る。
お菓子は分かるが他の物も本当にケイタくんが欲しかったのだろうか?
お母さんの方もなんだか謝り慣れていた気もする。
キョウコの頭からは、なんとも世知辛い考えが離れないのだった。
「【3周年記念企画】らてらてビブリオバトル!」「18ブックマーク」
ハッピバースデートゥーユー🎉
ハッピバースデートゥーユー🎂
ハッピバースデーディアらてらて〜!
ハァッピバァースデェー トゥ〜 ユゥ〜〜
ということで、5月19日をもって設立から3年を迎えたらてらて、本当におめでとうございます🎊
いつもありがとうございます😊
それにしても3年!すごいですね3年!
中学や高校ならもう卒業しちゃいますね!
そしてこの3年間で出題されたスープは、実に14000問以上!難問奇問乱れ咲き!
これだけたくさん問題があれば、皆様にも「これがお気に入り!好き!」ってスープがあるのではないでしょうか?
3年分ともなると、全ての問題を把握するなんてことは簡単なことではありません。
{この問題をもっとみんなに知ってほしい!}
{このスープの素晴らしさを、知らない人に伝えたい!}
そんな情熱を内に秘めた方々もきっと多いはず!
届け!この想い!!
ということでこの『3周年記念企画 らてらてビブリオバトル』が企画されました。
前置きが長くなりましたが、ここからルール説明に参ります。
----------------------------
これまでの3年間でらてらてに出題された14000問以上のスープの中で、ぜひみんなに知ってもらいたいというスープを思い思いに紹介していただき、よりその問題の魅力を伝えられた紹介者を勝者とします。
【☆投稿フェーズ☆】
{5月20日(木)21:00〜5月27日(木)23:59}
下記の紹介例のように、その問題のタイトル及び出題者がわかる形で、その問題がどうして素晴らしいのか、どんなところが魅力なのか、という熱い想いを述べていただきます。
この例はあくまで一例に過ぎませんので、枠に囚われない、まさに水平思考的な自由な紹介をぜひお寄せください。
【◆紹介例◆】
私は上杉さんの『ウミガメのスープ』を紹介します。
この問題の最大の魅力は◯◯◯◯・・・
しかしそれだけではありません。解き進めていくにつれて〜〜クルーとベールのマリアージュが………。
以上です。まだこの問題をご存知ない方は、ぜひ一度ご覧ください。
{注意点}
・紹介する問題のジャンルは問いません(企画モノでも構いません)が、{らてらてで出題された問題}に限ります。
・あくまで紹介する力を競う企画ですので、{紹介する問題が被っていても構いません}。
・その問題を見てみたい!解いてみたい!と思わせることが目的となりますので、{大きなネタバレは原則なし}の方向でお願いいたします。不安な場合には、紹介文冒頭に「ネタバレ注意!」等の文言をつけてください。
・投稿できる紹介文は、とりあえず{一人につき2つまで}とさせていただきます。
紹介文の集まり具合を見て変更する場合もございます。
【☆投票フェーズ☆】
投稿フェーズ終了のアナウンス後、寄せられた紹介の中から良いと思う紹介に投票していただきます。この問題の相談チャットに、「出題者のみに表示」をチェックした上で投票先の質問No.を書き込んでください。
各人の持ち票数や投票期間に関しては、紹介文の集まり具合を見て判断・アナウンス致します。
{注意点}
・「紹介された問題が良いかどうか」ではなく、{「いかに魅力を伝えられたか」という紹介者のプレゼン力を問う}企画です!
お間違えなく!
ルール説明は以上となります!
疑問点がございましたら相談チャットかミニメの方でマクガフィンまでお寄せください!どこか穴がありそう!
Q&Aをまとめもにでも載せようかと考えております。
推しスープの魅力を伝えるために、どんな形式を取るのか…?
あまり知られていない隠れた良問の方が印象に残るのでは…?
などなど、皆様の戦略と発想力、そして何より、3周年をお祝いするパッションを楽しみにしております!
ハッピバースデートゥーユー🎂
ハッピバースデーディアらてらて〜!
ハァッピバァースデェー トゥ〜 ユゥ〜〜
ということで、5月19日をもって設立から3年を迎えたらてらて、本当におめでとうございます🎊
いつもありがとうございます😊
それにしても3年!すごいですね3年!
中学や高校ならもう卒業しちゃいますね!
そしてこの3年間で出題されたスープは、実に14000問以上!難問奇問乱れ咲き!
これだけたくさん問題があれば、皆様にも「これがお気に入り!好き!」ってスープがあるのではないでしょうか?
3年分ともなると、全ての問題を把握するなんてことは簡単なことではありません。
{この問題をもっとみんなに知ってほしい!}
{このスープの素晴らしさを、知らない人に伝えたい!}
そんな情熱を内に秘めた方々もきっと多いはず!
届け!この想い!!
ということでこの『3周年記念企画 らてらてビブリオバトル』が企画されました。
前置きが長くなりましたが、ここからルール説明に参ります。
----------------------------
これまでの3年間でらてらてに出題された14000問以上のスープの中で、ぜひみんなに知ってもらいたいというスープを思い思いに紹介していただき、よりその問題の魅力を伝えられた紹介者を勝者とします。
【☆投稿フェーズ☆】
{5月20日(木)21:00〜5月27日(木)23:59}
下記の紹介例のように、その問題のタイトル及び出題者がわかる形で、その問題がどうして素晴らしいのか、どんなところが魅力なのか、という熱い想いを述べていただきます。
この例はあくまで一例に過ぎませんので、枠に囚われない、まさに水平思考的な自由な紹介をぜひお寄せください。
【◆紹介例◆】
私は上杉さんの『ウミガメのスープ』を紹介します。
この問題の最大の魅力は◯◯◯◯・・・
しかしそれだけではありません。解き進めていくにつれて〜〜クルーとベールのマリアージュが………。
以上です。まだこの問題をご存知ない方は、ぜひ一度ご覧ください。
{注意点}
・紹介する問題のジャンルは問いません(企画モノでも構いません)が、{らてらてで出題された問題}に限ります。
・あくまで紹介する力を競う企画ですので、{紹介する問題が被っていても構いません}。
・その問題を見てみたい!解いてみたい!と思わせることが目的となりますので、{大きなネタバレは原則なし}の方向でお願いいたします。不安な場合には、紹介文冒頭に「ネタバレ注意!」等の文言をつけてください。
・投稿できる紹介文は、とりあえず{一人につき2つまで}とさせていただきます。
紹介文の集まり具合を見て変更する場合もございます。
【☆投票フェーズ☆】
投稿フェーズ終了のアナウンス後、寄せられた紹介の中から良いと思う紹介に投票していただきます。この問題の相談チャットに、「出題者のみに表示」をチェックした上で投票先の質問No.を書き込んでください。
各人の持ち票数や投票期間に関しては、紹介文の集まり具合を見て判断・アナウンス致します。
{注意点}
・「紹介された問題が良いかどうか」ではなく、{「いかに魅力を伝えられたか」という紹介者のプレゼン力を問う}企画です!
お間違えなく!
ルール説明は以上となります!
疑問点がございましたら相談チャットかミニメの方でマクガフィンまでお寄せください!どこか穴がありそう!
Q&Aをまとめもにでも載せようかと考えております。
推しスープの魅力を伝えるために、どんな形式を取るのか…?
あまり知られていない隠れた良問の方が印象に残るのでは…?
などなど、皆様の戦略と発想力、そして何より、3周年をお祝いするパッションを楽しみにしております!
21年05月20日 21:03
【新・形式】 [「マクガフィン」]
【新・形式】 [「マクガフィン」]
結果発表致しました!圧倒的な票差で優勝したのは…!?
解説を見る
ぱんぱかぱーーん!
ぱっぱっぱ
ぱんぱかぱーーん!!
大変長らくお待たせしました、
【結果発表のお時間です!!】
企画のスタートから早くも2週間が経過しまして、個人的にはとっても名残惜しいのですが、この時間になりました。
今回寄せられた紹介は、{24人}の参加者さんからの{36個}の熱い想い!
十人十色の紹介を見られて主催者もほくほくしております。
そして投票フェーズでは、{20人}の方から合わせて{60票}を投じていただきました!
この中から3つなんて選べないよ〜というお声がありました。すごくわかります。どの紹介も素敵で選べない。
多くの方のご参加、本当にありがとうございました😊
さて、それでは見事表彰台に上った第3位から元気よく発表していきたいと思います!
4位以降の得票結果はまとめもに載せておきますので、そちらからご覧ください!
それでは参ります!!
【{第3位} 4票獲得】
🥉No.14 tsunaさん
『[ラテクエ特別編リサイクル]凄い!あってる!』(クラブさん)の紹介文
🥉No.32 もっぷさん
『究極の疑問の答え』(イトラさん)の紹介文
ビブリオバトルらしさを意識したというtsunaさんの、ラテクエの難しさを説くことで興味を惹く紹介、
そして実際の問題文に対する一般的な解答を挙げることで、その問題の解説が与えるインパクトを強調したもっぷさんの紹介の2つが同率第3位でした!
おめでとうございます!
【{第2位} 5票獲得】
🥈No.4 かたなさん
『膝リンス』(ベルンカステルさん)の紹介文
🥈No.11 ひゅーさん
『ジンバブエのジンクス』(ごがつあめ涼花さん)の紹介文
自分が挑戦したときのリアルな感覚を言葉にして多くの共感を呼んだかたなさんの紹介、
そして問いかけから始めることで、短い文章ながらもぐぐっと読み手を惹きつけたひゅーさんの紹介の2つが同率第2位でした!
おめでとうございます!!
それではみなさんお待ちかね、第1位の発表です。
投票者のおよそ半数から票を獲得し、後続を大きく引き離すぶっちぎりの1位に輝いたのは・・・
【{第1位} 9票獲得】
🥇No.20 輪ゴムさん
『世の中は クリームみたいに 甘くない』(してぃー。さん)の紹介文
でした!おめでとうございます🎊🎉
スナイプに言及してぜひ問題を見てみたいと思わせる手腕もさることながら、輪ゴムさんが心の底からこの問題を好きなんだということがひしひしと感じられる紹介文でした。
出会い方から始まる恋の話、ぜひ今度聞かせてください。
結果発表は以上となります!
改めまして、[3周年記念企画]らてらてビブリオバトルにご参加いただき、誠にありがとうございました!
どれも皆様のスープへの気持ちとともに、らてらてへの愛が溢れる素晴らしい紹介でした。
たとえ今回得票が伸びなかった紹介であっても、その想いに優劣はありません。
ぜひ今後とも、ここらてらてで一緒に水平思考を楽しみましょう!
そしてこちらも改めまして、らてらて3周年、本当におめでとうございます🎉
そしてありがとうございます😊
私たちがこうして出会えたのも、ウミガメのスープを楽しめているのも、らてらてと上杉さんあってこそ!
益々の発展とご多幸を願っております!
最後に優勝者の輪ゴムさんにもう一度大きな拍手を!
それではこれにてお別れです!
ご唱和ください!
いきますよーっ?
せーのっ!
Let’s らてらて〜!
ぱっぱっぱ
ぱんぱかぱーーん!!
大変長らくお待たせしました、
【結果発表のお時間です!!】
企画のスタートから早くも2週間が経過しまして、個人的にはとっても名残惜しいのですが、この時間になりました。
今回寄せられた紹介は、{24人}の参加者さんからの{36個}の熱い想い!
十人十色の紹介を見られて主催者もほくほくしております。
そして投票フェーズでは、{20人}の方から合わせて{60票}を投じていただきました!
この中から3つなんて選べないよ〜というお声がありました。すごくわかります。どの紹介も素敵で選べない。
多くの方のご参加、本当にありがとうございました😊
さて、それでは見事表彰台に上った第3位から元気よく発表していきたいと思います!
4位以降の得票結果はまとめもに載せておきますので、そちらからご覧ください!
それでは参ります!!
【{第3位} 4票獲得】
🥉No.14 tsunaさん
『[ラテクエ特別編リサイクル]凄い!あってる!』(クラブさん)の紹介文
🥉No.32 もっぷさん
『究極の疑問の答え』(イトラさん)の紹介文
ビブリオバトルらしさを意識したというtsunaさんの、ラテクエの難しさを説くことで興味を惹く紹介、
そして実際の問題文に対する一般的な解答を挙げることで、その問題の解説が与えるインパクトを強調したもっぷさんの紹介の2つが同率第3位でした!
おめでとうございます!
【{第2位} 5票獲得】
🥈No.4 かたなさん
『膝リンス』(ベルンカステルさん)の紹介文
🥈No.11 ひゅーさん
『ジンバブエのジンクス』(ごがつあめ涼花さん)の紹介文
自分が挑戦したときのリアルな感覚を言葉にして多くの共感を呼んだかたなさんの紹介、
そして問いかけから始めることで、短い文章ながらもぐぐっと読み手を惹きつけたひゅーさんの紹介の2つが同率第2位でした!
おめでとうございます!!
それではみなさんお待ちかね、第1位の発表です。
投票者のおよそ半数から票を獲得し、後続を大きく引き離すぶっちぎりの1位に輝いたのは・・・
【{第1位} 9票獲得】
🥇No.20 輪ゴムさん
『世の中は クリームみたいに 甘くない』(してぃー。さん)の紹介文
でした!おめでとうございます🎊🎉
スナイプに言及してぜひ問題を見てみたいと思わせる手腕もさることながら、輪ゴムさんが心の底からこの問題を好きなんだということがひしひしと感じられる紹介文でした。
出会い方から始まる恋の話、ぜひ今度聞かせてください。
結果発表は以上となります!
改めまして、[3周年記念企画]らてらてビブリオバトルにご参加いただき、誠にありがとうございました!
どれも皆様のスープへの気持ちとともに、らてらてへの愛が溢れる素晴らしい紹介でした。
たとえ今回得票が伸びなかった紹介であっても、その想いに優劣はありません。
ぜひ今後とも、ここらてらてで一緒に水平思考を楽しみましょう!
そしてこちらも改めまして、らてらて3周年、本当におめでとうございます🎉
そしてありがとうございます😊
私たちがこうして出会えたのも、ウミガメのスープを楽しめているのも、らてらてと上杉さんあってこそ!
益々の発展とご多幸を願っております!
最後に優勝者の輪ゴムさんにもう一度大きな拍手を!
それではこれにてお別れです!
ご唱和ください!
いきますよーっ?
せーのっ!
Let’s らてらて〜!
「名前の距離感」「18ブックマーク」
.
カメコは、今年のクリスマスに入籍した。
カメコが結婚に前向きになれたのは、カメオが挙げた結婚相手に求める条件に、自分がぴったり当てはまっていたからである。
結婚後、一緒に暮らすようになると、カメオのことを愛しく思う気持ちがどんどん増していったカメコ。
そんなカメコが、カメオに{名前を呼ばれたくない理由}とは、一体何だろうか?
カメコは、今年のクリスマスに入籍した。
カメコが結婚に前向きになれたのは、カメオが挙げた結婚相手に求める条件に、自分がぴったり当てはまっていたからである。
結婚後、一緒に暮らすようになると、カメオのことを愛しく思う気持ちがどんどん増していったカメコ。
そんなカメコが、カメオに{名前を呼ばれたくない理由}とは、一体何だろうか?
21年12月22日 23:59
【ウミガメのスープ】 [霜ばしら]
【ウミガメのスープ】 [霜ばしら]
問題の振り返り→https://note.com/keccyap/n/n3d7e899464d9
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【《 答え 》】
カメコは、カメオの{父の恋人}。
交際は順調だったが、カメオに家族として受け入れてもらえるか自信がなく、なかなか結婚に踏みきれなかった。
そんなある日、サンタ宛ての手紙から、カメオが「カメコに母(父の{結婚相手})になってほしい」と望んでいることがわかったので、彼らはすぐに結婚した。
義理の息子になったカメオを、本当の子供のように愛しく思っているカメコは、「カメコさん」ではなく「{お母さん}」{と呼んでもらいたい}のである。
………………………………………………………
カメオは、亡くなった母のことを覚えていない。
ひとり親だけど、父がいたから寂しくはなかった。
それでも、母親と手を繋ぐ友達を見てうらやましいと思うことはあった。
一年前くらい前、父が知らない女の人を連れてきた。
カメコと名乗った髪の長いその人は、何だかいい匂いがした。
最初は緊張してたけど、気づいたらすっかり打ち解けていた。
だんだん、休日に三人で出かけることが増えていった。
カメコは、カメオの誕生日にごちそうやケーキを作ってくれたりもした。
父のと違って、彼女の料理の彩りは綺麗だった。
料理をしている彼女は、いつも楽しそうに歌っている。
特別上手いわけじゃないけど、心地良い声だと思った。
カメコは、友達とも親戚とも違う不思議な存在だ。
彼女は父と仲良しだけど、カメオにも優しく笑いかけてくれる。
「お母さんがいたらこんな感じなのかな?」と思った。
最近では、「こんな人がお母さんだったらいいな」って思ったりもする。
ちゃんと聞いたことはないけど、カメコはたぶん父の恋人なんだと思う。
二人が結婚したら、カメコはカメオの母ということになるんだろうか。
それはいいなと思ったカメオは、サンタさんに「お母さんがほしい」と手紙を書いた。
【《 答え 》】
カメコは、カメオの{父の恋人}。
交際は順調だったが、カメオに家族として受け入れてもらえるか自信がなく、なかなか結婚に踏みきれなかった。
そんなある日、サンタ宛ての手紙から、カメオが「カメコに母(父の{結婚相手})になってほしい」と望んでいることがわかったので、彼らはすぐに結婚した。
義理の息子になったカメオを、本当の子供のように愛しく思っているカメコは、「カメコさん」ではなく「{お母さん}」{と呼んでもらいたい}のである。
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カメオは、亡くなった母のことを覚えていない。
ひとり親だけど、父がいたから寂しくはなかった。
それでも、母親と手を繋ぐ友達を見てうらやましいと思うことはあった。
一年前くらい前、父が知らない女の人を連れてきた。
カメコと名乗った髪の長いその人は、何だかいい匂いがした。
最初は緊張してたけど、気づいたらすっかり打ち解けていた。
だんだん、休日に三人で出かけることが増えていった。
カメコは、カメオの誕生日にごちそうやケーキを作ってくれたりもした。
父のと違って、彼女の料理の彩りは綺麗だった。
料理をしている彼女は、いつも楽しそうに歌っている。
特別上手いわけじゃないけど、心地良い声だと思った。
カメコは、友達とも親戚とも違う不思議な存在だ。
彼女は父と仲良しだけど、カメオにも優しく笑いかけてくれる。
「お母さんがいたらこんな感じなのかな?」と思った。
最近では、「こんな人がお母さんだったらいいな」って思ったりもする。
ちゃんと聞いたことはないけど、カメコはたぶん父の恋人なんだと思う。
二人が結婚したら、カメコはカメオの母ということになるんだろうか。
それはいいなと思ったカメオは、サンタさんに「お母さんがほしい」と手紙を書いた。