みんなのブックマーク

ぼくらの水平思考「20ブックマーク」
その日、フジコによって新・形式の闇スープ問題が投下された。
僕らはそのゲームを楽しんでいた。
正解者が一人、また一人と増えていく。僕も無事に正解する。

そんな中、一人だけなかなか正解に至らないラテオ。
見兼ねたフジコは闇スープを解除し、質疑応答のログが一気に晒された。それは水平思考でも何でもないものばかりだ。
それでもラテオは正解に至らない。
終いには出題者のフジコが質問をし、ラテオが次の質問欄で回答するといった具合に立場が入れ替わっていた。
相談チャットでは応援の声多数。


一体どうしてそんな事が起きたのだろう?
18年08月08日 00:24
【ウミガメのスープ】 [藤井]

1000杯達成めでてえ!!!




解説を見る
【新・形式】「ここまでおいで」【闇スープ】

告知チャットにてお知らせした通り、本日13:00よりらてらてオフ会を開催します。
スタート地点はラテ駅西口!
主催者である私、フジコはラテ駅近辺のある場所にて参加者を待ちます。
質問欄を駆使してここまでたどり着いてください!

[ルール]
①「○○○ですか?」とそのまま場所を名指しで問う質問はNG
②私はある文字が書かれたTシャツを着ています。私と思われる人物を発見したら「Tシャツの文字は○○ですか?」と質問してください。それが所謂FAとなります。
③制限時間を1時間に設定しています。時間切れとなったら、解説にて私の居る場所が表示されます。そこで落ち合いましょう!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そんな具合に僕らのゲームは始まった。

「そこから忠犬カメ公の像が見えますか?」
「西口を出て徒歩5分以内の場所ですか?」
「そこから東を見て目立つ建物は何ですか?」
「今更ですがフジコさんは女性ですよね?」
「今日は暑いですね?」

事前にオフ会参加を申し出ていた参加者らにより、怒涛の勢いで質問が重ねられていく。
土地勘のある者からない者まで様々だったが、フジコが比較的分かりやすい場所を選んだ事もあり、大した混乱もなく参加者が集ってきた。
そして人数が増えれば増えるほど、遠くから見て「あの集団かな?」と分かりやすくなった事もあり、後から来た参加者らはFAの質問をするまでもなくフジコのもとへ辿り着いた。

そうして予定していた人数まであと一人、残すはラテオだけとなったのだが…。

「すみません、迷いました」
「自分がどこにいるのかわかりません」
「充電が残り少ないです」

そんな悲壮感漂う質問が重ねられていく。
見兼ねたフジコは闇スープを解除。FAであるTシャツの文字や、集合場所へ辿り着くための様々な要素が一気に晒されたのだが、自分の居る場所がそもそも分からないラテオにとっては何の意味も成さない情報だった。

「そこから何が見えますか?」
「西口を出てどっちに向かって歩きました?」

フジコが回答欄に質問を打ち込む。ラテオはその次の質問欄で回答する。終いには「皆で西口に向かうので、近くの人に西口までの道を聞いてください」という最終手段に出た。相談チャットからは応援の声多数。

そしてラテオも何とか合流し、らてらてオフ会は無事にスタートを切ったのだった。







その数日後、ラテオには[迷子]の称号が与えられたそうな。



------------------------------------
【要約】
オフ会の集合場所を当てる目的で出された問題で、参加者のラテオが迷子になってしまったため。

世界で一番幸せなベランダ「20ブックマーク」
社会人となり、慣れない新生活でしばらく体調を崩していた美咲は、

楽しみにしていた花火大会の日に残業をすることになってしまった。

仕事に煮詰まってきたので、夜風にあたろうとベランダに出た彼女は、

そこから花火が見えないことに気づくと、とても嬉しくなった。

一体なぜ?
19年08月13日 17:49
【ウミガメのスープ】 [弥七]



解説を見る
<解説>
先輩『…ここにいた方が、花火がよく見えるんだよ。』

簡易解答:会社の先輩がひとり残ってベランダにいた理由は、その場所から花火が良く見えるからではなく、残業で帰りが遅くなる私を心配して待っていてくれているからだと気づいたから。

ーーーーーーーーーー

美咲「先輩、言ってましたよね。『…ここにいた方が、花火がよく見えるんだ。』って。」


遠くの方で、パラパラと花火のなる音だけが聞こえる。


美咲「花火、見えませんけど?(ニヤニヤ)」
先輩「……。」


夜風に当たるためにベランダへ出た私は、そこで煙草を燻らせている先輩に声をかけた。外は真っ暗で、ライターの灯りだけが小さく顔を照らしていた。


美咲「あれれー?花火の場所、変わっちゃったんですかね??不思議だなぁ。」
先輩「うるせぇ」


なおもからかう私を小さくたしなめる。


先輩「お前…仕事終わるまでベランダには来るなって言ったろ。」
美咲「『鶴の恩返し』の鶴ですか、先輩は。…私を待っててくれたんですか?」


違う、と否定しながら、ぐりぐりと手摺で煙草を掻き消した。


先輩「違うけど…仕方ねぇ。」
美咲「???」
先輩「仕方ねぇから、仕事手伝ってやるよ。」


私の頭に手をポンとのせると、部屋の中に戻っていった。窓が開いて、一瞬強い風がベランダに舞い込んできた。


美咲「ねぇ、私ーーーーー















ーーーーー先に帰っていいって言ったよ?」
先輩「そりゃ寂しいだろ。お互いに。」



また無理して俺の家で風邪引かれても困るしな。と言いながら、彼は私の書類を全部取って自分の席についた。


ほんと、慣れない新生活だ。

(おしまい)(このお話はフィクションです。)
非効率な氷「20ブックマーク」
目の前の氷を溶かしたくないケイスケは部屋の温度を上げようと思った。
どういうことだろう。
19年12月03日 21:16
【ウミガメのスープ】 [紺亭 唐靴蛙]

久しぶりの出題でドキドキしてます




解説を見る
8月猛暑。
ケイスケは冷房の効いた部屋で環境に関するテレビ番組を見ている。

「ご覧のように、温暖化の影響で南極の氷が溶けて続けています」

小さなところからエコに気を遣おうと考えたケイスケは、部屋の冷房を弱めた。
逆走暴走車「20ブックマーク」
カメオは会社へと向かう途中、道路を逆走し対向車と正面衝突してしまったという。何故?
20年01月30日 11:39
【20の扉】 [びーんず]



解説を見る
事故
【問題文】
会社員のカメタは、始業時間10分前に自宅のベッドで起床した。
カメタの自宅から会社まではどんなに急いでも30分はかかる。
普通に考えれば遅刻確定だ。
しかしカメタは、この日遅刻をしなかったという。
一体なぜだろう?


【ウミガメのスナイプ】ルール
・この問題はスナイプ専用です。問題文のみでのスナイプ(正解的中)を目指して回答してください。
・ウミガメのスープとは異なり、一切質問にはお答えしません。質問をするのではなく、すべて1発スナイプ狙いの回答をお願いいたします。
・制限時間終了まで一人何度でも回答することが可能です。
・制限時間終了まで出題者は返事をしません。
・制限時間終了後、出題者が全ての回答に返事をし、見事スナイプ成功された方全員に正解マーカーを付けます。

※その他、面白いと感じた回答には独断で良質や正解マーカーをつけるかもしれません。
※過去の開催の様子はこちらをご覧ください。
https://late-late.jp/mondai/show/1017

【注意点!】
企画の性質上、制限時間が終了し解答が表示されるまでは、雑談チャットでの問題に関する相談をすることや、ヒントやアイデアを書き込むことは禁止です!何卒よろしくお願いいたします。


【協力】アルバートさん
この問題を制作するにあたって、アルバートさんには多大なるお力添えを頂きました。
この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。


制限時間は24時間です!
それではスナイパーの皆様、どうぞ遠慮せず弾を撃ちまくってくださいませ!
18年09月28日 21:00
【新・形式】 [紺亭 唐靴蛙]

ぜひ皆さまご参加くださいませ!【SP・協力】アルバートさん




解説を見る
【解説】※要約解説下にあります
ガバッ

ウミガメ商事の紛れもない平社員アマノカメタ(ひとりっ子)が自宅の自室にある自分のベッドから飛び起きると、絶対に時間が狂わない超高性能電波時計は7:50を指していた。
ちなみに先週買ったばかりの時計で壊れてたり電池が切れてたりの心配はない。

カメタの勤めるウミガメ商事の始業時間は8:00。
奇しくもサマータイムやシフト制は導入していないので年中漏れなく8時始業だ。
余談だが社長のポリシーは「顔の見える経営」で在宅ワークなどは認めていない。
お陰様で安定成長を続けており突然倒産する心配などはない。

ここから勤務地である会社まではどんな交通手段を駆使しても30分はかかってしまう。
自家用ジェットがあればワンチャンあったがカメタの財力では手に入るわけもない。
奇跡的に使えたとしても会社にヘリポートがない。

「終わった…」

いや、待てよ…?もしかして今日は日曜日では…?
かと思ったが生憎の水曜日。バリバリ営業日だった。

もしかして台風や大雪などで電車が遅延してるのでは…と思って外を見たら死にたくなるほど快晴。
ヤフーを見ても大災害やテロや悪の組織の陰謀や大怪獣襲来のニュースもない。

そういえば会社に自分そっくりの影武者を送り込んだような気がしたがそんなことは無かった。
いっそのこと会社に爆弾を仕掛けて跡形もなく吹き飛ばしてやろうかと考えたこともあったが善良な市民であるカメタはまだ実行に移せていない。

ていうかこれって夢なんじゃない?と思って頬を思いっきりつねってみたらめっちゃ痛い。
悲しいが現実のようだ。

最後の手段、カメタの押し入れに住んでいるご都合主義の猫型ロボットは一昨日から実家に帰省している。

そう、普通に考えれば遅刻確定だ。
そしてカメタは至って普通の思考回路をしている。

しかしこの瞬間、カメタに悪魔の閃きが。
「クックック…どうせ今から急いでも遅刻確定。遅刻するくらいなら、休んでしまえばいいじゃないか…」
僥倖っ…!なんという僥倖っ…!

プルルルル・・・
上司「はい、ウミガメ商事です」
カメタ「あ、先輩!アマノです!すいません、お腹痛いんで今日休みます!」
上司「アマノ?おい直前に何だ、そういう連絡はもっと早く…」
カメタ「ああ痛い痛い!お腹痛い!ああー!」
ガチャッ…ツー ツー ツー

カメタは何かを成し遂げた顔で二度寝の床に就いた。



【要約解説】
カメ太は今から出勤して遅刻するくらいなら会社を休むことにした。
欠勤してしまえば遅刻にはならない。

【FA要件】カメタが自発的に仕事を休むことに決めた(ズル休み)。


【出題者より】
まずはスナイパーの皆様、ご乱射ありがとうございます!
お陰様で風穴が空きまくって身体がとても軽くなりました!(●´ω`●)

なお、申し訳ありませんがスナイプ成功は上記FA要件を満たした回答のみとさせていただきます。
ポイントは起きてから遅刻を回避するためにズル休みしたという点です。

多かった別解として
・そもそも出勤日ではなかった
・あらかじめ有休を取っていた
・台風などのトラブルで会社が休みに(始業時間が遅く)なった
・そもそも在宅ワークだった
・そもそも出勤場所が会社以外の近所だった
・実は自宅の時計が進んでて余裕で間に合った
etc...

これらは確かに問題文に矛盾なく解答として成立するのですが…今回は「別解良質」とさせて頂きます。
申し訳ありません!僕の別解対策が甘かったせいです・・・!
もっと別解潰しを徹底することもできたかもしれませんが、あまりガチガチにして自由な発想の妨げになるのも勿体ないと考え、少しだけベールを厚くしました。その部分で納得感が下がってしまったかもしれません。
すみませんでした。精進いたします!

それにしてもらて鯖の皆様の水平思考の凄まじさに驚愕を禁じ得ません。

【「自宅のベッド」が会社にあったので間に合った。】
という回答を見たとき「その手があったか!」と驚いたのですが、意外と同じ発想をしてる方が多くて戦慄しています。

その他、ざっと見ただけでも面白い回答、驚きの発想がたくさんあります。
これらには独断と偏見でマーカーを付けて行きたいと思います。悪しからず。

今からすべての回答にお返事をしていきますが、日付が変わるまでには返し切れたらいいなと思います!
明日になってしまったらすみません(>_<)

ちなみに今回は「らて鯖1000問突破記念企画」という形でこの【ウミガメのスナイプ】を開催させて頂きましたが、僕としてはどなたでも【ウミガメのスナイプ】というシステムを使って企画開催してくださればいいなと考えています(返事は大変かもしれませんが)。
この辺りの運用方法は企画運営委員の方に確認しなければいけないかもしれませんので、いったん次回開催は保留とさせてください。またロビーチャットなどでお知らせできればと思います。

重ね重ね、急なお願いにもかかわらずご協力してくださったアルバートさん本当にありがとうございました!

そして改めて、参加してくださった皆さん本当にありがとうございました!
企画に関するご意見ご感想など、相談チャットに遠慮なく書いていただけましたら幸いです。
出題者としてとても楽しませて頂きました!ありがとうございました!

と言いつつ返事し終わるまでが【ウミガメのスナイプ】です!もう少々お付き合いくださいませ。