「世界で一番幸せなベランダ」「20ブックマーク」
社会人となり、慣れない新生活でしばらく体調を崩していた美咲は、
楽しみにしていた花火大会の日に残業をすることになってしまった。
仕事に煮詰まってきたので、夜風にあたろうとベランダに出た彼女は、
そこから花火が見えないことに気づくと、とても嬉しくなった。
一体なぜ?
楽しみにしていた花火大会の日に残業をすることになってしまった。
仕事に煮詰まってきたので、夜風にあたろうとベランダに出た彼女は、
そこから花火が見えないことに気づくと、とても嬉しくなった。
一体なぜ?
19年08月13日 17:49
【ウミガメのスープ】 [弥七]
【ウミガメのスープ】 [弥七]
解説を見る
<解説>
先輩『…ここにいた方が、花火がよく見えるんだよ。』
簡易解答:会社の先輩がひとり残ってベランダにいた理由は、その場所から花火が良く見えるからではなく、残業で帰りが遅くなる私を心配して待っていてくれているからだと気づいたから。
ーーーーーーーーーー
美咲「先輩、言ってましたよね。『…ここにいた方が、花火がよく見えるんだ。』って。」
遠くの方で、パラパラと花火のなる音だけが聞こえる。
美咲「花火、見えませんけど?(ニヤニヤ)」
先輩「……。」
夜風に当たるためにベランダへ出た私は、そこで煙草を燻らせている先輩に声をかけた。外は真っ暗で、ライターの灯りだけが小さく顔を照らしていた。
美咲「あれれー?花火の場所、変わっちゃったんですかね??不思議だなぁ。」
先輩「うるせぇ」
なおもからかう私を小さくたしなめる。
先輩「お前…仕事終わるまでベランダには来るなって言ったろ。」
美咲「『鶴の恩返し』の鶴ですか、先輩は。…私を待っててくれたんですか?」
違う、と否定しながら、ぐりぐりと手摺で煙草を掻き消した。
先輩「違うけど…仕方ねぇ。」
美咲「???」
先輩「仕方ねぇから、仕事手伝ってやるよ。」
私の頭に手をポンとのせると、部屋の中に戻っていった。窓が開いて、一瞬強い風がベランダに舞い込んできた。
美咲「ねぇ、私ーーーーー
ーーーーー先に帰っていいって言ったよ?」
先輩「そりゃ寂しいだろ。お互いに。」
また無理して俺の家で風邪引かれても困るしな。と言いながら、彼は私の書類を全部取って自分の席についた。
ほんと、慣れない新生活だ。
(おしまい)(このお話はフィクションです。)
先輩『…ここにいた方が、花火がよく見えるんだよ。』
簡易解答:会社の先輩がひとり残ってベランダにいた理由は、その場所から花火が良く見えるからではなく、残業で帰りが遅くなる私を心配して待っていてくれているからだと気づいたから。
ーーーーーーーーーー
美咲「先輩、言ってましたよね。『…ここにいた方が、花火がよく見えるんだ。』って。」
遠くの方で、パラパラと花火のなる音だけが聞こえる。
美咲「花火、見えませんけど?(ニヤニヤ)」
先輩「……。」
夜風に当たるためにベランダへ出た私は、そこで煙草を燻らせている先輩に声をかけた。外は真っ暗で、ライターの灯りだけが小さく顔を照らしていた。
美咲「あれれー?花火の場所、変わっちゃったんですかね??不思議だなぁ。」
先輩「うるせぇ」
なおもからかう私を小さくたしなめる。
先輩「お前…仕事終わるまでベランダには来るなって言ったろ。」
美咲「『鶴の恩返し』の鶴ですか、先輩は。…私を待っててくれたんですか?」
違う、と否定しながら、ぐりぐりと手摺で煙草を掻き消した。
先輩「違うけど…仕方ねぇ。」
美咲「???」
先輩「仕方ねぇから、仕事手伝ってやるよ。」
私の頭に手をポンとのせると、部屋の中に戻っていった。窓が開いて、一瞬強い風がベランダに舞い込んできた。
美咲「ねぇ、私ーーーーー
ーーーーー先に帰っていいって言ったよ?」
先輩「そりゃ寂しいだろ。お互いに。」
また無理して俺の家で風邪引かれても困るしな。と言いながら、彼は私の書類を全部取って自分の席についた。
ほんと、慣れない新生活だ。
(おしまい)(このお話はフィクションです。)
「非効率な氷」「20ブックマーク」
目の前の氷を溶かしたくないケイスケは部屋の温度を上げようと思った。
どういうことだろう。
どういうことだろう。
19年12月03日 21:16
【ウミガメのスープ】 [紺亭 唐靴蛙]
【ウミガメのスープ】 [紺亭 唐靴蛙]

久しぶりの出題でドキドキしてます
解説を見る
8月猛暑。
ケイスケは冷房の効いた部屋で環境に関するテレビ番組を見ている。
「ご覧のように、温暖化の影響で南極の氷が溶けて続けています」
小さなところからエコに気を遣おうと考えたケイスケは、部屋の冷房を弱めた。
ケイスケは冷房の効いた部屋で環境に関するテレビ番組を見ている。
「ご覧のように、温暖化の影響で南極の氷が溶けて続けています」
小さなところからエコに気を遣おうと考えたケイスケは、部屋の冷房を弱めた。
「うみちゃんとさかさまのバケツ」「20ブックマーク」
ねこ組のうみちゃんが、ひっくり返った小さなバケツのそばで泣いている。
「お水こぼしちゃったの?ころんじゃった?」
弥七せんせいがたずねると、うみちゃんは首を横にふった。
さて、どうしてうみちゃんは泣いているのだろう?
ーーーーーーーーーーーーーーーー
弥七さんからねこ組さんでおそいこぐみなうみちゃんをおかりしました!(あと、弥七せんせいにも登場してもらいました。)ありがとうございます!
うみちゃんについて知りたい方は下記の問題へどうぞー(知らなくてもこの問題は解けます。)
おそいこぐみのうみちゃんは
https://late-late.jp/mondai/show/3872
おそいこぐみのうみちゃんは Episode 0
https://late-late.jp/mondai/show/3985
おそいこぐみのうみちゃんは2
https://late-late.jp/mondai/show/7390
「お水こぼしちゃったの?ころんじゃった?」
弥七せんせいがたずねると、うみちゃんは首を横にふった。
さて、どうしてうみちゃんは泣いているのだろう?
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弥七さんからねこ組さんでおそいこぐみなうみちゃんをおかりしました!(あと、弥七せんせいにも登場してもらいました。)ありがとうございます!
うみちゃんについて知りたい方は下記の問題へどうぞー(知らなくてもこの問題は解けます。)
おそいこぐみのうみちゃんは
https://late-late.jp/mondai/show/3872
おそいこぐみのうみちゃんは Episode 0
https://late-late.jp/mondai/show/3985
おそいこぐみのうみちゃんは2
https://late-late.jp/mondai/show/7390
19年12月12日 21:19
【ウミガメのスープ】 [きっとくりす]
【ウミガメのスープ】 [きっとくりす]

すぺしゃるさんくす:弥七さん ※一周年おめでとうございます!
解説を見る
答え
雪だるまが溶けてしまったから。
解説
うみ「ゆきだるまさん、いないの…」
うみちゃんは悲しそうにそう言いました。
ひっくり返ったバケツは雪だるまの帽子にしていたもののようです。
弥七「昨日、雪だるま作ったの?」
うみ「うん、みんなにもみせたかったのに…」
弥七「残念だね。せんせいも見たかったなー> <」
おそいこぐみ(注:保育園でおうちからのお迎えが遅くなってしまう子たちのこと。(お迎えが)遅い子組)のうみちゃん。みんなが帰った後に雪だるまを作ったようです。
みづ「あー、雪だるまやっぱり溶けちゃったね(> <)」
そこへ、みづせんせいがやってきました。
みづ「昨日うみちゃん、かわいい雪だるま作ってたんですよ!」
とカメラを取り出しました。
うみ「!」
弥七「みづせんせい写真撮ってたんですね^ ^」
みづ「弥七せんせいにも見せようと思ってうみちゃんが帰った後に撮ったんですヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。」
弥七「わー、上手に出来たね^ ^」
うみ「えへへ」
弥七「みんなにも見せに行く?」
うみ「…ううん、だいじょうぶ!」
そう言って、うみちゃんは去っていきました。
弥七「??」
みんなに見せたかったのでは?と弥七せんせいが首をかしげると、みづせんせいが
みづ「これ、弥七せんせいだるまらしいですよ。」
と教えてくれました。
みんなにじゃなく、私に見せたかったのかと少し気恥ずかしい気持ちになる弥七せんせいなのでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご参加下さったみなさまありがとうございました。
正解された方、みづさん出題の『時期外れの花火を打ち上げようか』https://late-late.jp/mondai/show/8839 の解説をご覧になった方はもうご存知かと思いますが、解説を出している今日{12月13日}は
【弥七さんのらてらて登録一周年】なのです。
そして、こそっと正解いただいた方から任意で弥七さんへのメッセージを集めていました!まとめもにまとめているので、弥七さんご確認下さい。
個人的テーマ「倍返しだ!」の思いで、みづさんとこそこそ準備していました。お祝いの倍返しになっていればいいなーと思います。
他にも弥七さんへお祝いのメッセージを送りたい方がいらっしゃるかもですが、ここでも、みづさんの問題でも、メッセージは受け付けてますので、お気軽にどうぞ!(もちろん、弥七さんの秘密の部屋[ルームキー:かざぐるま]へ直接お祝いしに行ってもよいと思います!)
それでは、ありがとうございました!
弥七さん、一周年おめでとうございます!
雪だるまが溶けてしまったから。
解説
うみ「ゆきだるまさん、いないの…」
うみちゃんは悲しそうにそう言いました。
ひっくり返ったバケツは雪だるまの帽子にしていたもののようです。
弥七「昨日、雪だるま作ったの?」
うみ「うん、みんなにもみせたかったのに…」
弥七「残念だね。せんせいも見たかったなー> <」
おそいこぐみ(注:保育園でおうちからのお迎えが遅くなってしまう子たちのこと。(お迎えが)遅い子組)のうみちゃん。みんなが帰った後に雪だるまを作ったようです。
みづ「あー、雪だるまやっぱり溶けちゃったね(> <)」
そこへ、みづせんせいがやってきました。
みづ「昨日うみちゃん、かわいい雪だるま作ってたんですよ!」
とカメラを取り出しました。
うみ「!」
弥七「みづせんせい写真撮ってたんですね^ ^」
みづ「弥七せんせいにも見せようと思ってうみちゃんが帰った後に撮ったんですヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。」
弥七「わー、上手に出来たね^ ^」
うみ「えへへ」
弥七「みんなにも見せに行く?」
うみ「…ううん、だいじょうぶ!」
そう言って、うみちゃんは去っていきました。
弥七「??」
みんなに見せたかったのでは?と弥七せんせいが首をかしげると、みづせんせいが
みづ「これ、弥七せんせいだるまらしいですよ。」
と教えてくれました。
みんなにじゃなく、私に見せたかったのかと少し気恥ずかしい気持ちになる弥七せんせいなのでした。
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ご参加下さったみなさまありがとうございました。
正解された方、みづさん出題の『時期外れの花火を打ち上げようか』https://late-late.jp/mondai/show/8839 の解説をご覧になった方はもうご存知かと思いますが、解説を出している今日{12月13日}は
【弥七さんのらてらて登録一周年】なのです。
そして、こそっと正解いただいた方から任意で弥七さんへのメッセージを集めていました!まとめもにまとめているので、弥七さんご確認下さい。
個人的テーマ「倍返しだ!」の思いで、みづさんとこそこそ準備していました。お祝いの倍返しになっていればいいなーと思います。
他にも弥七さんへお祝いのメッセージを送りたい方がいらっしゃるかもですが、ここでも、みづさんの問題でも、メッセージは受け付けてますので、お気軽にどうぞ!(もちろん、弥七さんの秘密の部屋[ルームキー:かざぐるま]へ直接お祝いしに行ってもよいと思います!)
それでは、ありがとうございました!
弥七さん、一周年おめでとうございます!
「逆走暴走車」「20ブックマーク」
「名前の距離感」「20ブックマーク」
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カメコは、今年のクリスマスに入籍した。
カメコが結婚に前向きになれたのは、カメオが挙げた結婚相手に求める条件に、自分がぴったり当てはまっていたからである。
結婚後、一緒に暮らすようになると、カメオのことを愛しく思う気持ちがどんどん増していったカメコ。
そんなカメコが、カメオに{名前を呼ばれたくない理由}とは、一体何だろうか?
カメコは、今年のクリスマスに入籍した。
カメコが結婚に前向きになれたのは、カメオが挙げた結婚相手に求める条件に、自分がぴったり当てはまっていたからである。
結婚後、一緒に暮らすようになると、カメオのことを愛しく思う気持ちがどんどん増していったカメコ。
そんなカメコが、カメオに{名前を呼ばれたくない理由}とは、一体何だろうか?
21年12月22日 23:59
【ウミガメのスープ】 [霜ばしら]
【ウミガメのスープ】 [霜ばしら]

問題の振り返り→https://note.com/keccyap/n/n3d7e899464d9
解説を見る
.
【《 答え 》】
カメコは、カメオの{父の恋人}。
交際は順調だったが、カメオに家族として受け入れてもらえるか自信がなく、なかなか結婚に踏みきれなかった。
そんなある日、サンタ宛ての手紙から、カメオが「カメコに母(父の{結婚相手})になってほしい」と望んでいることがわかったので、彼らはすぐに結婚した。
義理の息子になったカメオを、本当の子供のように愛しく思っているカメコは、「カメコさん」ではなく「{お母さん}」{と呼んでもらいたい}のである。
………………………………………………………
カメオは、亡くなった母のことを覚えていない。
ひとり親だけど、父がいたから寂しくはなかった。
それでも、母親と手を繋ぐ友達を見てうらやましいと思うことはあった。
一年前くらい前、父が知らない女の人を連れてきた。
カメコと名乗った髪の長いその人は、何だかいい匂いがした。
最初は緊張してたけど、気づいたらすっかり打ち解けていた。
だんだん、休日に三人で出かけることが増えていった。
カメコは、カメオの誕生日にごちそうやケーキを作ってくれたりもした。
父のと違って、彼女の料理の彩りは綺麗だった。
料理をしている彼女は、いつも楽しそうに歌っている。
特別上手いわけじゃないけど、心地良い声だと思った。
カメコは、友達とも親戚とも違う不思議な存在だ。
彼女は父と仲良しだけど、カメオにも優しく笑いかけてくれる。
「お母さんがいたらこんな感じなのかな?」と思った。
最近では、「こんな人がお母さんだったらいいな」って思ったりもする。
ちゃんと聞いたことはないけど、カメコはたぶん父の恋人なんだと思う。
二人が結婚したら、カメコはカメオの母ということになるんだろうか。
それはいいなと思ったカメオは、サンタさんに「お母さんがほしい」と手紙を書いた。
【《 答え 》】
カメコは、カメオの{父の恋人}。
交際は順調だったが、カメオに家族として受け入れてもらえるか自信がなく、なかなか結婚に踏みきれなかった。
そんなある日、サンタ宛ての手紙から、カメオが「カメコに母(父の{結婚相手})になってほしい」と望んでいることがわかったので、彼らはすぐに結婚した。
義理の息子になったカメオを、本当の子供のように愛しく思っているカメコは、「カメコさん」ではなく「{お母さん}」{と呼んでもらいたい}のである。
………………………………………………………
カメオは、亡くなった母のことを覚えていない。
ひとり親だけど、父がいたから寂しくはなかった。
それでも、母親と手を繋ぐ友達を見てうらやましいと思うことはあった。
一年前くらい前、父が知らない女の人を連れてきた。
カメコと名乗った髪の長いその人は、何だかいい匂いがした。
最初は緊張してたけど、気づいたらすっかり打ち解けていた。
だんだん、休日に三人で出かけることが増えていった。
カメコは、カメオの誕生日にごちそうやケーキを作ってくれたりもした。
父のと違って、彼女の料理の彩りは綺麗だった。
料理をしている彼女は、いつも楽しそうに歌っている。
特別上手いわけじゃないけど、心地良い声だと思った。
カメコは、友達とも親戚とも違う不思議な存在だ。
彼女は父と仲良しだけど、カメオにも優しく笑いかけてくれる。
「お母さんがいたらこんな感じなのかな?」と思った。
最近では、「こんな人がお母さんだったらいいな」って思ったりもする。
ちゃんと聞いたことはないけど、カメコはたぶん父の恋人なんだと思う。
二人が結婚したら、カメコはカメオの母ということになるんだろうか。
それはいいなと思ったカメオは、サンタさんに「お母さんがほしい」と手紙を書いた。