「予言者の涙」「6Good」
良質:3票納得感:3票
テレビ画面に映っているのは野球の試合、{日ファム}対{ソークス}。
まだまだ序盤の3回表、ソークスが5点も先取している。
【A子は別に{野球に興味は無い}のだが、{日ファムの勝利を確信して落ち込んだ}。】
一体なぜ?
まだまだ序盤の3回表、ソークスが5点も先取している。
【A子は別に{野球に興味は無い}のだが、{日ファムの勝利を確信して落ち込んだ}。】
一体なぜ?
20年08月27日 20:20
【ウミガメのスープ】 [こたこた2号]
【ウミガメのスープ】 [こたこた2号]
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A子(バイト疲れたなぁ…家に着いたら、かる〜く夜食でも食べながら、今流行りのナイトドラマが見たいなぁ)
A子「ただいま〜」
{野球好きの父}「おう、おかえり」
テレビ画面に映っているのは野球の試合、日ファム対ソークス。
まだまだ序盤の3回表、ソークスが5点も先取している。
【A子「…これ、{録画したやつ}、流してるの?」】
父「今日はリアルタイムで観れなかったからな」
A子「…」
<解説>
【日ファムの勝利を確信した理由…
テレビに流れているのは{日ファムファンの父により録画されたもの}で、{自分の好きなチームが負ける試合をわざわざ見返すわけがない}から。
落ち込んだ理由…
{父がテレビのチャンネル権を譲るハズが無いから。}せっかく観たいのあったのに!!】
A子「ただいま〜」
{野球好きの父}「おう、おかえり」
テレビ画面に映っているのは野球の試合、日ファム対ソークス。
まだまだ序盤の3回表、ソークスが5点も先取している。
【A子「…これ、{録画したやつ}、流してるの?」】
父「今日はリアルタイムで観れなかったからな」
A子「…」
<解説>
【日ファムの勝利を確信した理由…
テレビに流れているのは{日ファムファンの父により録画されたもの}で、{自分の好きなチームが負ける試合をわざわざ見返すわけがない}から。
落ち込んだ理由…
{父がテレビのチャンネル権を譲るハズが無いから。}せっかく観たいのあったのに!!】
「コメット」「6Good」
物語:4票納得感:2票
中学2年生のカメオは席替えでカメコと隣の席になった。カメコは成績優秀だが、人と話すのがあまり得意ではないようで口数も少なく、とても大人しい女の子であった。友達もいないようで、学校でも一人で過ごしていた。カメオはなぜかそんなカメコのことが以前から気になっており、席替えで隣になったことも秘かに嬉しく感じていたが、初めのうちは二人が会話することは全くなかった。
ところがある日の休み時間のこと、クラスの皆が次の授業の準備をしている中で、カメコは席に座って俯いたまま何も準備をしていなかった。それを見たカメオは、「…もしかして、教科書を忘れてきたの?良かったら、見せてあげようか…?」と恐る恐る声を掛けた。
カメコは一瞬驚いたようにカメオを見ると、すぐにまた俯いて、そして小さく頷いた。
それ以降も、カメコが教科書や筆記用具を持っておらず、カメオが貸してあげるということが度々あった。
そのしばらく後、{とある真実}を知ったカメオは、「カメオくん、いつも教科書や筆記用具を貸してくれて、本当にありがとう」という一文を読んで自らの行いを酷く後悔することになる。
一体どういうことか。
ところがある日の休み時間のこと、クラスの皆が次の授業の準備をしている中で、カメコは席に座って俯いたまま何も準備をしていなかった。それを見たカメオは、「…もしかして、教科書を忘れてきたの?良かったら、見せてあげようか…?」と恐る恐る声を掛けた。
カメコは一瞬驚いたようにカメオを見ると、すぐにまた俯いて、そして小さく頷いた。
それ以降も、カメコが教科書や筆記用具を持っておらず、カメオが貸してあげるということが度々あった。
そのしばらく後、{とある真実}を知ったカメオは、「カメオくん、いつも教科書や筆記用具を貸してくれて、本当にありがとう」という一文を読んで自らの行いを酷く後悔することになる。
一体どういうことか。
20年09月02日 21:10
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]
「ありがとう」って言うから心が砕けて 新しい言葉探してる
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FA要素
・カメオはカメコの気を惹くため、度々カメコの教科書等を隠しては、平静を装って困っているカメコに自分の物を貸すという自作自演を行っていたこと(カメオが後悔した「自らの行い」の内容)
・カメコはカメオの行為とは別に元々から陰湿ないじめを受けており(「とある真実」の内容)、カメオの行為もその一環であると勘違いしていたこと
・カメコが最終的に自殺してしまったこと
・カメコは最後まで持ち物隠しの犯人がカメオであると気付かず、自ら書き残した遺書にカメオへの感謝の言葉を記していたこと
それは、軽い気持ちでやってしまったことでした。
僕は彼女と仲良くなりたいと思っていました。会話するきっかけが欲しかったのです。
ほとんど人と話さない彼女に対して普通に話し掛ける勇気など、僕にはありませんでした。そんな時に、思い付いてしまいました。
「彼女が人と会話せざるを得ない状況を作ることが出来たなら?例えば、授業の直前になって突然教科書や筆記用具が失くなっていたら、いくら彼女でも隣の席の人に頼らざるを得ないはずではないか?」
そして僕は、それを実行してしまいました。端的にいえば、{彼女の持ち物を盗んで、隠しました。そして困り果てている彼女に対し、何も知らない振りをして、僕の持ち物を貸してあげました}。自作自演、というものだと思います。
授業が終わった後で彼女が見付けることが出来るように隠し場所は簡単な所にしました。それでも悪いことに変わりはないので、次の席替えで席が離れたり、彼女と普通に話せるようになったりしたら、もうこんなことはやめるつもりでした。
…ただ、僕には知らなかったことがありました。それは、彼女が他のクラスメイトの女子から…その、そういうことです。
はっきり口にするのは控えさせて下さい…。
「それ」は中学1年生の頃から始まっていたのだそうです。確かに、大人しい彼女は「それ」の格好の標的だったのかもしれません。徹底して人目を避けて陰湿に行われていた上に、大人しい彼女は声を上げることが出来なかったので、僕を含めた多くの人が「それ」に気づくことが出来ませんでした。初めのうちは、無視されたり、陰口を叩かれたりというのが主で、たまに人目のつかないところに連れて行かれて…ということもあったみたいです。誰かに助けを求めることも出来ずに内心では苦しんでいたようです。
そして、中学2年生になってから新しく、{「教科書や筆記用具を隠される」}というのが始まったそうです。せめて勉強だけでも頑張りたいと思っていた彼女にとってこれは相当堪えたみたいです。さすがの彼女も、勇気を出して勉強道具を隠すことは辞めるように「それ」の主犯格らに対して頼み込んだそうですが、「何の事かさっぱり分からない」「被害妄想が激しい」などと笑われ、相手にされなかったのだそうです。それからまた主犯格らからの「それ」も酷くなったのだとか…。
以上のことは、全て彼女の書いた{遺書}に記されていたことです。そう、ある日彼女は…屋上から……。
遺書の中身を知った僕は、ただ愕然とするしかありませんでした。彼女がそんな状況にあったなんて、本当に知りもしませんでした。勉強道具を隠すことを辞めるように主犯格の生徒に頼んでも、無意味なのは当然ですよね。だって、それは他ならぬ僕がやったことなんですから!知らなかったとはいえ、僕は「それ」の片棒を担ぐことになってしまっていたんです。…本当に、バカなことをしてしまいました。
でも、何も知らない彼女は、{遺書の最後にこう記していた}んです。
{「カメオくん、いつも教科書や筆記用具を貸してくれて、本当にありがとう」}
僕は涙が止まらなくなりました。いくら後悔してもしきれません。僕が彼女の命を奪ったのも同然です。ごめんなさい。カメコさん、本当に、ごめんなさい…。
・カメオはカメコの気を惹くため、度々カメコの教科書等を隠しては、平静を装って困っているカメコに自分の物を貸すという自作自演を行っていたこと(カメオが後悔した「自らの行い」の内容)
・カメコはカメオの行為とは別に元々から陰湿ないじめを受けており(「とある真実」の内容)、カメオの行為もその一環であると勘違いしていたこと
・カメコが最終的に自殺してしまったこと
・カメコは最後まで持ち物隠しの犯人がカメオであると気付かず、自ら書き残した遺書にカメオへの感謝の言葉を記していたこと
それは、軽い気持ちでやってしまったことでした。
僕は彼女と仲良くなりたいと思っていました。会話するきっかけが欲しかったのです。
ほとんど人と話さない彼女に対して普通に話し掛ける勇気など、僕にはありませんでした。そんな時に、思い付いてしまいました。
「彼女が人と会話せざるを得ない状況を作ることが出来たなら?例えば、授業の直前になって突然教科書や筆記用具が失くなっていたら、いくら彼女でも隣の席の人に頼らざるを得ないはずではないか?」
そして僕は、それを実行してしまいました。端的にいえば、{彼女の持ち物を盗んで、隠しました。そして困り果てている彼女に対し、何も知らない振りをして、僕の持ち物を貸してあげました}。自作自演、というものだと思います。
授業が終わった後で彼女が見付けることが出来るように隠し場所は簡単な所にしました。それでも悪いことに変わりはないので、次の席替えで席が離れたり、彼女と普通に話せるようになったりしたら、もうこんなことはやめるつもりでした。
…ただ、僕には知らなかったことがありました。それは、彼女が他のクラスメイトの女子から…その、そういうことです。
はっきり口にするのは控えさせて下さい…。
「それ」は中学1年生の頃から始まっていたのだそうです。確かに、大人しい彼女は「それ」の格好の標的だったのかもしれません。徹底して人目を避けて陰湿に行われていた上に、大人しい彼女は声を上げることが出来なかったので、僕を含めた多くの人が「それ」に気づくことが出来ませんでした。初めのうちは、無視されたり、陰口を叩かれたりというのが主で、たまに人目のつかないところに連れて行かれて…ということもあったみたいです。誰かに助けを求めることも出来ずに内心では苦しんでいたようです。
そして、中学2年生になってから新しく、{「教科書や筆記用具を隠される」}というのが始まったそうです。せめて勉強だけでも頑張りたいと思っていた彼女にとってこれは相当堪えたみたいです。さすがの彼女も、勇気を出して勉強道具を隠すことは辞めるように「それ」の主犯格らに対して頼み込んだそうですが、「何の事かさっぱり分からない」「被害妄想が激しい」などと笑われ、相手にされなかったのだそうです。それからまた主犯格らからの「それ」も酷くなったのだとか…。
以上のことは、全て彼女の書いた{遺書}に記されていたことです。そう、ある日彼女は…屋上から……。
遺書の中身を知った僕は、ただ愕然とするしかありませんでした。彼女がそんな状況にあったなんて、本当に知りもしませんでした。勉強道具を隠すことを辞めるように主犯格の生徒に頼んでも、無意味なのは当然ですよね。だって、それは他ならぬ僕がやったことなんですから!知らなかったとはいえ、僕は「それ」の片棒を担ぐことになってしまっていたんです。…本当に、バカなことをしてしまいました。
でも、何も知らない彼女は、{遺書の最後にこう記していた}んです。
{「カメオくん、いつも教科書や筆記用具を貸してくれて、本当にありがとう」}
僕は涙が止まらなくなりました。いくら後悔してもしきれません。僕が彼女の命を奪ったのも同然です。ごめんなさい。カメコさん、本当に、ごめんなさい…。
「読書家な男」「6Good」
良質:3票トリック:1票納得感:2票
ある男は、自分の本を他の人が勝手に読んでも怒らない。それどころか、むしろ喜ぶのだという。何故か。
20年09月04日 16:28
【ウミガメのスープ】 [あんず]
【ウミガメのスープ】 [あんず]
初投稿ですのん
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男はまだ幼く、自分で本を読むことが出来ない。他の誰かに読んでもらうことで、喜んでいた。
「男とは美人に弱い生き物である」「6Good」
良質:3票トリック:1票納得感:2票
タビオは交際していた彼女にフラれて傷心旅行へ…。
その旅行中、すっぴんにマスク姿のタビコと、フルメイクで凛とした姿のリョウコに、同じお願いをされた。
するとタビコからのお願いには応じなかったにも関わらず、リョウコからのお願いにはすぐに応じたのだ。
すっぴん女子は好きなタビオなのだが、一体なぜ?
その旅行中、すっぴんにマスク姿のタビコと、フルメイクで凛とした姿のリョウコに、同じお願いをされた。
するとタビコからのお願いには応じなかったにも関わらず、リョウコからのお願いにはすぐに応じたのだ。
すっぴん女子は好きなタビオなのだが、一体なぜ?
20年09月18日 21:00
【ウミガメのスープ】 [ちーちゃん☆彡]
【ウミガメのスープ】 [ちーちゃん☆彡]
SP部屋で、ちくたくさんの言葉の達人ぶりが見れます!是非ご覧あれ☆彡
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【簡易解説】
飛行機に乗っていたタビオが背もたれを倒すと、後ろの席のタビコから戻して欲しいとお願いされたが丁重に断った。
しかし、着陸時にCAのリョウコから同じお願いを受け、その際は決まりなので素直に背もたれを戻した。
【解説(タビ物語)】
タビオは失恋の深い傷を癒すため、{飛行機}で移動中。
離陸からひと段落して外の景色が退屈になり、このままでは余計なことを考えてしまうと考えたため、{リクライニングシート}の背もたれをいっぱいに倒し、頭も体も休ませることにした。
すると後ろの席に座っているタビコから、「すみません、ちょっと狭いので少しだけ元に戻していただけませんか?」とお願いされた。
しかし、タビオにはそんな余裕はない。
「すみません… 疲れているんで休みたいんです。」と返し、{背もたれはそのまま}で眠りについた。
タビオの端正でありながら目の奥に光がない表情、さらにあまりにも細々とした声を聞いたタビコは不満など忘れて心配し、「この男性…顔が整ってる… この人を守ってあげたい…」そう思い始めていた。
しばらくして到着地に近づき、着陸態勢のアナウンスが流れたが、タビオは爆睡していたため気付かなかった。
そこにキャビンアテンダントのリョウコが登場し、「お客様、まもなく着陸いたします。背もたれとテーブルを元の位置に戻すようお願いします。」とタビオを起こして念を押す。
「あぁ、いい夢だったのに… 現実に戻ってしまった。」
そんなことを思いながらタビオは素直に言うことを聞き、{背もたれを戻した}。
タビオは飛行機から降りる際にタビコからの熱い視線に気付いて振り返ると、こう思わずにはいられなかった。「すっぴんでこんなに綺麗な女性がいるのか…」
そんなタビオの気持ちを知ってか知らずか、タビコは「旅のお供をさせてください。」と一言。
旅行前は「もう女なんてウンザリだ。1人でいる方が楽に決まってる。」そう思っていたタビオだったが…
1人旅で始まり2人旅で終わった帰り道、我ながら思う。
「男とは美人に弱い生き物である。」…と。
一方、タビコがタビオと別れて帰宅してから、こう思ったことはタビオは知る由もないだろう。
「女とはイケメンに弱い生き物である。」…と。
飛行機に乗っていたタビオが背もたれを倒すと、後ろの席のタビコから戻して欲しいとお願いされたが丁重に断った。
しかし、着陸時にCAのリョウコから同じお願いを受け、その際は決まりなので素直に背もたれを戻した。
【解説(タビ物語)】
タビオは失恋の深い傷を癒すため、{飛行機}で移動中。
離陸からひと段落して外の景色が退屈になり、このままでは余計なことを考えてしまうと考えたため、{リクライニングシート}の背もたれをいっぱいに倒し、頭も体も休ませることにした。
すると後ろの席に座っているタビコから、「すみません、ちょっと狭いので少しだけ元に戻していただけませんか?」とお願いされた。
しかし、タビオにはそんな余裕はない。
「すみません… 疲れているんで休みたいんです。」と返し、{背もたれはそのまま}で眠りについた。
タビオの端正でありながら目の奥に光がない表情、さらにあまりにも細々とした声を聞いたタビコは不満など忘れて心配し、「この男性…顔が整ってる… この人を守ってあげたい…」そう思い始めていた。
しばらくして到着地に近づき、着陸態勢のアナウンスが流れたが、タビオは爆睡していたため気付かなかった。
そこにキャビンアテンダントのリョウコが登場し、「お客様、まもなく着陸いたします。背もたれとテーブルを元の位置に戻すようお願いします。」とタビオを起こして念を押す。
「あぁ、いい夢だったのに… 現実に戻ってしまった。」
そんなことを思いながらタビオは素直に言うことを聞き、{背もたれを戻した}。
タビオは飛行機から降りる際にタビコからの熱い視線に気付いて振り返ると、こう思わずにはいられなかった。「すっぴんでこんなに綺麗な女性がいるのか…」
そんなタビオの気持ちを知ってか知らずか、タビコは「旅のお供をさせてください。」と一言。
旅行前は「もう女なんてウンザリだ。1人でいる方が楽に決まってる。」そう思っていたタビオだったが…
1人旅で始まり2人旅で終わった帰り道、我ながら思う。
「男とは美人に弱い生き物である。」…と。
一方、タビコがタビオと別れて帰宅してから、こう思ったことはタビオは知る由もないだろう。
「女とはイケメンに弱い生き物である。」…と。
「娘とおやつと夫人」「6Good」
トリック:4票物語:1票納得感:1票
「子どもを甘やかすことは八つ目の大罪」との信念を持つボージャック夫人。
子どもの理不尽な要求は決して呑まず、ましてや不当な脅しなどには屈するはずもない女...
「ただいま~」
学校から帰った娘に、
「ママ、今日のおやつは?」
と訊かれた夫人、
「ロッテのチョコパイよ」
「ふ~ん。何個?」
「1個」
「え?」
「1個よ」
「ええ~~?1個~~~?」
と意味ありげな目で見返されると、苦々しげに、
「...2個」
「だよね~」
『阿修羅ママ』の異名をとる夫人である。
いついかなるときでも冒頭で述べた教育スタンスに、一切のブレは無い。
であるならば、娘とのこの会話は一体どういうことだろう?
子どもの理不尽な要求は決して呑まず、ましてや不当な脅しなどには屈するはずもない女...
「ただいま~」
学校から帰った娘に、
「ママ、今日のおやつは?」
と訊かれた夫人、
「ロッテのチョコパイよ」
「ふ~ん。何個?」
「1個」
「え?」
「1個よ」
「ええ~~?1個~~~?」
と意味ありげな目で見返されると、苦々しげに、
「...2個」
「だよね~」
『阿修羅ママ』の異名をとる夫人である。
いついかなるときでも冒頭で述べた教育スタンスに、一切のブレは無い。
であるならば、娘とのこの会話は一体どういうことだろう?
20年10月09日 19:04
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
おやつ…なんて甘美な響き。
解説を見る
「あんたさあ、毎日あたしのおやつチェックするの、やめてくんない?」
「でも、お目付け役がいないと歯止め利かなくなっちゃうじゃん、ママ」
「生意気言うんじゃないわよ」
「ママさー、ほんとに痩せる気あんの?」
「あ、あるわよ。何言ってんのよ」
「痩せたい人がチョコパイ2個も食べる?」
「だ、だから、だから、本当は5個食べたいところを、ぐっとこらえて2個で我慢してんじゃないの」
「...だめだこりゃ」
「うるさいわね」
「でも、お目付け役がいないと歯止め利かなくなっちゃうじゃん、ママ」
「生意気言うんじゃないわよ」
「ママさー、ほんとに痩せる気あんの?」
「あ、あるわよ。何言ってんのよ」
「痩せたい人がチョコパイ2個も食べる?」
「だ、だから、だから、本当は5個食べたいところを、ぐっとこらえて2個で我慢してんじゃないの」
「...だめだこりゃ」
「うるさいわね」