みんなのブックマーク

サイレンnight「2ブックマーク」
鳴り響くサイレンの音を、俺はぼんやり聴いていた。
「小学生の頃にね」と、隣に座る彼女が話し出す。
「パトカーのサイレンが聴こえる度に『あ!ほら、お前のこと迎えにきたぞ』って私をからかう男子がいたの。私が怒ると『へっへっへ』って嬉しそうに笑うのよ。本気で怒ったわけじゃないんだよ。だって、私もちょっと嬉しかったから」

俺は泣いた。

なぜか?
23年01月24日 00:15
【ウミガメのスープ】 [マカ旦那]



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あんまり情けなくってさ。

涙を拭う俺の両手の間で、鎖がジャラリと鳴った。
そう、パトカーが迎えに来たのは俺のほうだった。
サイレン鳴らして迎えに来たんだよ。
警察官になったあいつを乗せたパトカーが、さ…


今回はお前を本気で怒らせちゃったみたいだな。
わかってるよ、そんな目で見るなよ。
…ごめんな。
俺、やり直すから。
小学生には戻れないけど、あの頃みたいにお調子者で馬鹿だけどなんか一生懸命な男子に、俺、戻ってみせるからさ。
だから、そんなにイジメないでくれよ。
キラキラネームで思い出した。
僕の先輩夫婦は無類のROCK好き。
大阪のなんばHatchというライブハウスで知り合ったそうだ。
だもんで、知り合いから犬の兄弟を貰い受けると、上の子に「ロック」、下の子には「ハッチ」と名前を付けた。
「さすがに自分の子ども達には付けられないよなあ」と先輩は笑って言った。
その子ども達の名前は「カメオ」と「カメコ」
至って普通だ。
「なんかね、ハッチの顔がアイドルの西島隆弘っていう子に似てるとかで、カメコは勝手にニッシーって呼んでるわ」と奥さんはクックッと笑う。
なんとも平和な家族である。

さて、そんな平和な家族の家に呼ばれ、犬の兄弟と戯れる僕の頭の中ではいつも、ある計算が働くわけだが、いったいどういうことだか…もうわかったよね?
23年01月22日 10:50
【ウミガメのスープ】 [マカ旦那]

♪ROCKな夫妻は54歳 一切合切ごめんなさい!m(_ _;)m




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(兄さんがロック、ニッシーがハッチ…)
ぼうが、来る「2ブックマーク」
男が酷く怯えていた為に、日本中に棒が伝わり、人々は幸せになった。

何故?
23年01月26日 11:36
【ウミガメのスープ】 [貧困太郎]

実話ベースです。




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実際にあった勘違い。
「これは不幸の手紙です。あなたの所で止めると必ず不幸が訪れます」
男の家の郵便受けに入っていたのは、所謂「不幸の手紙」だった。それを見た男は不安に駆られ、急いで友人に回す手紙を書き始めた。しかし怯えていた男の手紙を書く手は酷く震えており、手紙を受け取った友人は「不幸」を「棒」と読んでしまった。それ以降、男の手紙を受け取った者から回される手紙にははっきりと「これは棒の手紙です」と書かれるようになった。
こうして、日本から一つ「不幸」が無くなったのである。
恋人の距離感「2ブックマーク」
恋人同士は公衆の面前で、どの程度までイチャイチャしてよいものか。

この悩ましい問題には、実は基準がある。
「国際恋人健全化推進連合」International Couple Health Association(ICHA)が定める『恋人接触許容基準値』(ICHA値)が、それである。

聞くところによると、ICHAでは時代の流れや国際情勢に鑑み、折に触れてICHA値の見直しを行っており、結果、ICHA値は年々引き上げられる傾向にあるらしいのだが、深刻なのはそれでも実情に見合ったものになってはいないということだ。

つまり、ICHA値を上げても巷間の恋人達の接触度はすぐにそれを上回ってしまい、それがトレンドとなるとICHA値は時代遅れの産物と嘲弄を受ける。
値の陳腐化を避け、連合の面目を保つために、更にまたICHA値を上げざるを得ないというわけである。


さて、ICHAの委員達に苦々しい思いをさせている、このような状態を俗に何と揶揄されているか?


※質問はお一人様一回限りとさせていただきます。

※設定の詰めの甘さについては目をつぶってやってください。
23年01月31日 21:37
【20の扉】 [マカ旦那]

カップル爆発しろ




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ICHA値ごっこ
カメオは○○名人?「2ブックマーク」
カメオはAのことは全く知らないが、Aが得意である。

Aとは何か、また理由も答えよ。
23年02月03日 10:20
【20の扉】 [花舞月夜]

20の扉。上げ直しです。




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Aとは【「百人一首」】である。
カメオの通う学校では、毎年百人一首大会が行われている。
カメオは大会に出るからには優勝したいと思っていたが、極度の面倒くさがりですべての句を覚える気にはとてもならなかった。
そこでカメオは思いついた。
「これ、決まり字だけ覚えれば楽じゃね?」
このようなことからカメオは{決まり字だけを覚える}ことに専念し、見事百人一首大会で優勝したのだ。
だから、百人一首の決まり字しか覚えていないため、百人一首の句の内容に関しては全く知らないが、百人一首大会は得意という状況となってしまったのだ。

ちなみに、私は高校の時の百人一首大会では決まり字だけを覚えて挑んでいたので、優勝はしていませんが、この問題は実体験です。