みんなのブックマーク

大量のトイレットペーパーをリュックに詰め込んだ後、トイレットペーパーが切れているトイレの前に立っている田中。

そしてトイレを利用しようとする人達に「ここのトイレ、紙切れてますよ」と声をかけるのだが、田中はリュックの中のトイレットペーパーを売ったり渡したりはしない。

では一体何をしている?
20年03月02日 23:21
【ウミガメのスープ】 [ダニー]

買い占めはダメよ




解説を見る
バイト中。

駅の公衆トイレに入り、個室の中のトイレットペーパーを全て外し、自分のリュックの中に仕舞った田中。

そしてトイレを利用しようとする人達に「ここのトイレ、紙切れてますよ」と声をかける。
そして「ですので、よろしかったらどうぞ」と広告付きのティッシュペーパーを手渡すのだ。

ティッシュ配りのバイトでなかなか受け取ってもらえない田中が編み出した「紙隠し」という裏技である。

良い子は真似すんなよ!
いちに、いちに「3ブックマーク」
運動会のためにクラス一丸となって練習した三十人三十一脚。何度転んでも立ち上がって練習に励んだ。

私たちが得たものは一体何?
20年03月03日 00:01
【20の扉】 [びーんず]



解説を見る
一体感
おいしい夜食「3ブックマーク」
カメオは夜中にお腹が減ったが、自宅に食料がないので出かけることにした。
しかしカメオは店や自販機を利用することはなかったし、当然余所様の家にお邪魔して食事をねだるようなこともしなかった。
最初からそれらの行動をするつもりがなかったとしたら、カメオが出かけることにしたのは何故?

尚、人肉もぐもぐおいしいなとはならないものとする。
20年03月09日 22:08
【ウミガメのスープ】 [イナーシャ]

夜食って妙においしく感じませんか?




解説を見る
カメオは吸血鬼。
食事として摂取するのは人間の血なので店や自販機では手に入らないし、そもそも家には招かれないと入ることができない。
なので不用心にも夜中に一人歩きをしている女性を狙い、血を吸うのであった。
当然のことだが、目当ては血なので人肉もぐもぐとはならない。

…輸血パック?あんなのは邪道ですよ邪道。
やっぱ血は新鮮じゃないとね。
新ラテシン ブランケット欠乏症「3ブックマーク」
カメコにはお気に入りの枕がある。
この枕じゃないと寝付けないっとずっと大事にするつもりだったのに
次の日にはカメコはその枕を捨てたのです。

一体なぜ?
20年03月09日 21:46
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



解説を見る
長年住んでいた実家を離れ1人暮らしを始めるカメコは
ボロボロになった長年愛用した枕を持って行こうとして

母にもう捨てたら?と言われたのですが


(`・ω・´)この枕じゃないと寝付けないっと


無理やり新居に枕を持って行ったのです。



そして荷運びも終わりそろそろ寝ようと枕を取り出してみると


(´・ω・`)クサッ



実家だとそのニオイに気づかなかったのですが
新居だと長年使い続けた枕にこびり付いたニオイがとても不快に感じてしまい
カメコは仕方なく大事にしていた枕を捨てることにしたのです。
表立って言えない決意「3ブックマーク」
手術をとても怖がっている離小島君。

なんとか手術を受けたくない離小島君は、両面に「裏」と書かれたイカサマ用コインを準備した。

手術を勧める家族の前で「裏が出たら手術を受けない」
と宣言してコインを投げた離小島君。

離小島君とその家族が目にしたのはもちろん「裏」の文字。

しかし離小島君は手術を受けることを決心した。

一体なぜ?
20年03月10日 23:53
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



解説を見る
交通事故で両脚に大きな損傷を負った離小島君。
このまま放っておけば自分で立つことすらできなくなるという。

手術をすればまた歩けるようになる可能性がある。

しかしその可能性は10%
かなり低い確率だった。

離小島君は手術が怖かった。
今後歩けなくなるという恐怖より、目の前の手術をすることの恐怖が上回ったのだ。
しかも成功しない確率の方が高い…

手術を勧める家族を納得させるため、離小島君は一計を案じた。

売店で売っていた「イカサマコイン」
両面に「裏」と書かれているので絶対に「表」が出ることのないコインである。

離小島君はこの「イカサマコイン」を握りしめ、家族に
「表が出たら手術を受ける、裏が出たら手術を受けない」と宣言した。

そして離小島君が頭上に投げたコインは回転しながら宙を舞い地面に落ちる。

その時、奇跡は起きた。

地面に落ちたコインはその側面を下にして自立して静止したのだ。

まるでコインが意思を持ち、離小島君が再びその足で立てるようになることを後押しするように。

手術が成功する確率よりも遥かに低い確率で起こった奇跡。

「・・・僕、やるよ。手術、受ける」

その奇跡を目の当たりにして離小島君は手術を受ける決意を固めたのだった。