みんなのブックマーク

その心は…

ささがきになるでしょう。

おあとがよろしいようで。



かささぎ→かきぎ
むささび→むきび
いささか→いきか

【簡易解説】
隣の席のウミオのことが嫌いだったカメコは、ウミオが教科書を忘れてきたその日、机をくっつけるのを避けるために、自分も教科書を忘れたことにした。


【解説】
カメコは、｛隣の席のウミオのことが嫌いだ｝。生理的に受け付けない所がある。
席替えの際にくじ引きで隣になった時は、自分の運の悪さを恨んだこともあった。

そんなカメコは、ウミオの隣の席になってから、今まで一度も教科書を忘れたことがない。もし忘れたら、ウミオに教科書を見せてもらうために机をくっつけなければならない。そんなことになるのは避けたかった。


ある日、カメコはいつも通りちゃんと教科書を持ってきていた。しかし、その日は別の問題が生じた。｛ウミオが教科書を忘れてきたのだ｝。
もし、ここで自分が教科書を持っていることが知られれば、大嫌いなウミオと机をくっつける羽目になってしまうではないか。

そこで、カメコは考えた。

【自分も教科書を忘れたことにすれば、ウミオと机をくっつけなくてもよくなるのではないか、と。】

カメコは持ってきた教科書をこっそりとカバンにしまい、難を逃れた。

カメオが大富豪たる所以、それはカメオの裏の顔が｛天下の大泥棒｝であることに他ならない。
カメオに盗めない物はなく、カメオに開けられない扉はないのだ。

此度、金庫製造のパイオニア『らてらて社』から発売された、当社の英知を結集し何重ものを施した最新鋭の金庫『らてらてα』。
評判はたちまち世間に知れ渡り、数多の企業や財界人がカメオの被害から逃れるためこの金庫を購入した。

一方で、そんな状況にも黙っていないのがカメオである。
大富豪としての表の顔を持つカメオも早速『らてらてα』を購入し自宅に届くと、自身が保有する金銀財宝をこの金庫に入れ、頑丈なるセキュリティをかけた。

そして、｛少し解錠方法に悩み手こずったものの｝、そのセキュリティを見事突破してみせ、取り出した金銀財宝を眺め上機嫌にこう独りごちた。

「この程度の技術じゃ、俺の腕にかかればすぐに突破できるわな。また荒稼ぎさせてもらうとするか」


〈要約〉
カメオは大泥棒。最新鋭の金庫を開けれるかどうかを確かめるため金庫を購入したところ、早速そのセキュリティを突破できたため、満悦な表情を浮かべた。

一目惚れと同時に相手を石化させてしまったメデューサさん。
そんな彼女はせめて好いた男をきれいな状態に保ちたいと思い、定期的に掃除しようと思ったのだった。

でもその後メデューサさんが流した涙の効果で石化はあっさり解けた。
今度は石化させないように気を付けましょうね。

深夜レストランで創作活動をしているカメオは眠気覚ましにコーヒーを飲んでいるのですが


筆が進んでいるときは書くことに集中しているので
コーヒーを飲むことを忘れていたのです。
逆に何も思いつかないときはコーヒーのペースが速くなるのです




そしてカメコはお替りのコーヒーをカメオのテーブルに置くのですが
執筆に没頭しているカメオは確認せずにコーヒーを飲むので火傷しないよう冷ましているのです