みんなのブックマーク

世が世なら「4ブックマーク」
解禁されたばかりの【電動キックボード】を使い始めたトンボ。
時速6キロ以下での安全運転を心がけているのだが、ある日キキという少女とぶつかりそうになってしまった。

その際、トンボは【大きな山犬】が表示されたスマホ画面を見ていたのだが、そのことに対しては全く反省の色がない。
むしろ、【『運転中にスマホの画面を見たことで、事故を避けることができた』】と公言している。

開き直って逆ギレしてるわけでないのだとすれば、いったいなぜ?
23年07月23日 23:54
【ウミガメのスープ】 [山椒家]

ひかれ あう 二人




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海の見える街で一人暮らしを始めた、少女・キキ。
落ちこんだりもしたけど、元気に仕事をしていた。しかし、ついに限界が来た。
キキ(お母さん…あたし、もうがんばれないよ…)
黒い服に身を包んだキキはスマホを手にしゃがみこんでしまった。


同時刻。電動キックボードに乗ったトンボは帰路についていた。
帰り道は見通しがあまりよくない。
また、ところどころ暗くて見えづらい場所もあるため注意が必要だ。

トンボ「ここらへん、見えづらくて危ないんだよな…」
その瞬間、何もない暗闇で白く光が煌めいた。

キキが持っていたスマホに母からのメール。
白っぽい山犬をホーム画面にしているため、画面が白く光った。

トンボ「!あぶなっ!」

白い山犬が表示されたスマホに気づいトンボは思わずハンドルを切る。

ちょうど見えづらい場所にしゃがみこんでたキキの機器で危機を回避した。

簡易解説・暗がりで光ったキキのスマホを見たことで、ぶつかるのを避けることができた。
幸か不幸か「4ブックマーク」
暑い夏の日、カメオは山中で汗一つかいていないウミオを目にしたのだが、
周囲に買い物のできる場所があるわけでもなく、
余計な荷物になるだろうに何故かウミオはお金を所持していた。
その時点でカメオは「( A )がある」と考えていた。

カメオは不思議に思いその理由を知りたかったが、ウミオは何も話してくれない。
そこでウミオの妹・ラテコに尋ねたところ、
「1つ越えた方がよい」との言葉とともに、その理由を語ってくれた。
その時点でカメオは「( B )がなかった」と考えていた。

AとBに同音の語が入るとして、
ウミオがお金を所持していた理由を説明して欲しい。
23年07月31日 19:47
【ウミガメのスープ】 []



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昔の兵隊さんやその家族は、兵隊さんが生きて帰るために様々な験を担いだそうです。
死線(4銭)・苦戦(9銭)を越えて無事に帰るという願いを込めて、
家族は5銭硬貨や10銭硬貨を千人針に縫い込んでおいたとのことです。

もしも、生きて帰って欲しいというお守りの効果があるならば、
かつての戦地に遺骨とともに硬貨はなかったはずでした。

今年も暑い8月が始まります。
音声推理「4ブックマーク」
家の外で遊んでいる子供たちの声を聞いたAは、
◯◯のすぐ手前に立つ子供は確実に口を閉じていると考えた。

さて、◯◯には何が入るだろうか?

※ 2023年8月13日(日)22時00分で出題期間終了の予定です。(詳細はまとメモを御確認ください)
23年08月10日 20:38
【20の扉】 [フリテンダブリー]

Cindy(別名義で登録しています)からの再出題です。




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【両足】

「「ケン{ケン}パ・{ケン}パ・{ケン}パ・ケン{ケン}パ!」」

「パ」を発音しながら◯◯に飛ぶためには、「{ケン}」で◯に着地した後に口を閉じる必要があるだろう。
甜点麺店「4ブックマーク」
ラーメン専門店・ひだり家の看板メニューは「味噌ラーメン」である。


ひだり家で提供されているデザートの商品名を推測してほしい。
23年08月14日 17:15
【20の扉】 [炎帝]

8/15(火) 20:00までの出題を予定しています。




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ラーメン専門店・ひだり家のメニューは以下の5品である。
・砂糖ラーメン
・塩ラーメン
・酢ラーメン
・醤油ラーメン
・味噌ラーメン

このうち、デザートは{「砂糖ラーメン」}である。
エースナンバー「4ブックマーク」
「お疲れ、エースナンバー」

そう言うと、チームメイト且つライバルのウミオはカメオにハグをした。
ウミオがカメオの背中を2回叩くとすぐにハグを解こうとしたので、カメオはウミオを引き留めた。 何故?
23年08月16日 14:56
【ウミガメのスープ】 [異邦人]

ネタ作成SP:るょさん、「マクガフィン」さん。感謝!




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【解説:】

負けて堪るか。負けて堪るか。 最後の一瞬まで、彼らがその思いを途切れさせることは無かった。






カメオたちは、負けた。カメオの高校生最後の大会が終わった。
ロッカールームにはいくつもの嗚咽が轟いている。

エースとしてチームを勝利に導けなかった悔しさが、カメオの中で渦を巻いている。
チームメイトの皆と同様にカメオも泣き叫びたかった。しかし、カメオは泣かないでいる。
カメオのチームメイトでありライバルであるウミオが涙を見せず、自分をじっと見ていることに気付いていたからだ。

このチームではずっとカメオがエースナンバーを任されていたが、カメオはウミオに勝っていると思ったことが無い。
ウミオの方も、「それでもエースナンバーか」といつもカメオを挑発していた。
ウミオにだけは負けたくない。その思いがずっとカメオの中にはあった。

【{(コイツの前で泣いて堪るか)}】

歯を食いしばり目に力を入れ、ウミオを見返すカメオ。
そんなカメオにウミオが近寄ってきた。
カメオは立ち上がってウミオを待ち構える。
カメオの目の前まで来たウミオは、しばし沈黙を保った。

カメオは、ウミオが何を言うだろうか考えた。
チームが負けた責任を追及するだろうか。不甲斐ないエースを鼻で笑うだろうか。自分こそがエースナンバーに相応しかったと憤るだろうか。

身構えるカメオに、真っ直ぐな視線と共にウミオはこう言った。



【「お疲れ、エースナンバー」】



その言葉に、その眼差しに、カメオがどうにか持ち堪えていた涙腺が刺激された。
そして素っ気ないハグをされたかと思うと、温かく背中を2回――エースナンバーを2回ウミオに叩かれたことで、カメオの悔しい思いが一気に零れ出た。

負けて悔しいのはウミオも同じである。
カメオに勝るとも劣らぬ実力があるのにエースナンバーを貰えずにいた分、ウミオの方が常日頃悔しい思いをしてきている。
そんなウミオだからこそ、今カメオが誰よりも悔しい思いをしていることを理解できたのだろう。
それでもカメオをエースと呼ばずにエースナンバーと呼ぶのは、ウミオの最後のプライドか。

スッとウミオの体が離れるのを感じた瞬間、カメオはウミオの体を強く掴んで引き留めた。

「待て、ちょっとだけ待て」

「なんだよ、痛いな」

今ハグを解かれたら、カメオはウミオに泣き顔を晒すことになる。

【{(コイツの前で泣いて堪るか)}】

ハグをしていて顔が見えないでいる内に涙を止めようとして、カメオはさらに強く、強くウミオを抱き締めた。涙は余計に溢れてきた。
しばらくすると、ウミオも、力強くカメオを抱き締め出した。



負けて堪るか。負けて堪るか。

エースとライバルは互いの肩を濡らし合った。