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簡易解説：顔を会せたことがない文通相手と会う約束をしてしまった女。自分の容姿に自信がないため姉に替え玉を頼むが男に見破られてしまう。男は本当の女を受けいれ、二人は結婚することになった。


以下、簡易でない解説----------------------------------------------

狐島文（こじま　あや）は後悔していた。
遠距離恋愛で文通をしている男性と会う約束をしてしまったのだ。
彼とは趣味も合い、手紙のやり取りはとても楽しい。
しかし容姿には自信がない。会ったらきっと失望されてこの関係も終わってしまうだろう。
そこで考えたのが替え玉である。

狐島雅美（こじま　あみ）は我が姉ながら容姿端麗。
切れ長の目、シュッとした輪郭、しなやかな体つき。
まさに傾国の美女。どんな男もメロメロになるに違いない。

雅美「自分で行った方がいいと思うけどな。」
文「一生のお願い！お姉ちゃんなら男の人と話すのも慣れてるでしょ？」
雅美「しょーがないなぁ…」
こうして姉が妹の代わりに文通相手とデートすることに。


デートは順調に進んだかに思えた。
しかし、レストランでのこと…

雅美「じゃあ名前書いてくるね～」
予約表に名前を記入する雅美。
それを神妙な面持ちで見ていた男。

食事中、男がぽつりと告げた。
男「さっきの予約表の字、手紙の字とは全然違いました。」
雅美「えっ…」
男「僕が本当にお会いしたかったのは文さんなんです。」
雅美「…そっか。やっぱり、そうだよね。」
男「もしお知り合いなら、会わせて頂けませんか。」


姉から失敗したことを聞いた。どんよりとした表情で二人の元へ向かう。
男「文さん、ですね。」
文「あ、あの、私…。」
彼の顔を見れない。恥ずかしさで死にそうだった。
文「…っごべんなざい。」
そんなつもりはなかったのに泣いてしまった。
もう彼とは話せなくなると思うと堪らなくつらかった。

男「顔をあげてください。僕は文さんと手紙でお話しするのが大好きでした。」
文「わ、私もでず…」
男「お互いあんなに語り合える人にはそう出会えないと思うんです。だから、もしよろしければ…」

これからは、直接お話ししませんか？

数年後、純白のドレスに身を包んだ文。
彼女の眼もとから一筋の涙がこぼれる。
晴れやかな表情のほほを伝うそれは、さながら天気雨のようだった。

【簡易解説】
昼下がり、とあるバイキングレストランのウミガメのスープをインスタに投稿したカメコ。
その写真によせられたコメントによって、スープのメイン具材であるウミガメの肉が、全て取られてしまった後だという事に気付いたカメコは
心無いコメントや、肉を取りすぎな周りの客に腹を立てて帰るのであった。
しかしどうしても味が気になって仕方がないカメコは翌日、開店と同時にレストランに行き、たっぷりウミガメの肉が入ったウミガメのスープを食べるのであった。


【解説】
とある海の見えるバイキングレストランの昼下がり。
ランチと呼ぶには遅めの時間に入店したカメコは、世にも珍しいウミガメのスープなるものを発見し、たっぷり皿によそって席に着いた。

(綺麗な琥珀色のスープね…絶対インスタ映えするわ！早速投稿しちゃおう)

そしてインスタに写真を投稿して程なくコメントが付いた。

「そんなのウミガメのスープじゃないｗ」
「ウミガメ風味のコンソメスープですねｗ」

意味がわからなかったカメコはシェフを呼んで尋ねた。

「すみません、これは本当にウミガメのスープですか？」

「はい、ウミガメのスープに間違いございません」

どういう事だろうと再びスマホを見ると新しいコメントが追加されていた。

「例えるなら牛丼の牛抜きですねｗ」
「インスタ映えないですねｗ」
「時間が時間だから、メインのウミガメの肉は全部取られた後なんだろうねｗ」

そこで周りの席をみると、スープ皿からはみ出す勢いで肉が盛られた
ウミガメのスープを、美味しそうに食べている客たちが目に入った。

(ふざけんな！とりすぎやろが！コメントも馬鹿にしすぎ！)

その日は怒って帰ったカメコであったが、どうしても味が気になって仕方がない。
そこでカメコは翌日、開店と同時にレストランに行き、美味しそうにウミガメの肉がたっぷり入ったウミガメのスープを食べるのであった。

男は過去に海難事故に遭い、複数人で漂流していた。そんな中、飢えを凌ぐためにウミガメのスープを提供されて食した。しかしレストランでウミガメのスープを注文したところ味が違うので、先に飢え死にしていた他の人の人肉スープを飲まされていたことに気付いた……だが!!!!
｛「何人」の肉だったのか分からなかった｝
そのため、世界中を旅して思い出のスープを飲むことにしたが、その道中に捕まってしまい絞首刑を受けることになったのだった。

「やっと毎日飲めると思ったのに……」

男は「法」に殺されてその生涯を閉じた

彼の名は手弁当
５人の作業員を救うために眼の前にいるタンクトップを着た男を突き落としてトロッコを止めようと考えた

しかしタンクトップ男は手弁当を超える体格の持ち主。力づくでは勝てない
しかし今、タンクトップ男は作業員に向かって逃げろと叫んでいる。何より体制が不安定だ。全力でタックルをすれば突き落とせるだろう

叫んでいるタンクトップマクガフィンは自らの後方に殺気を感じ全てを理解した
直前まで待機しひらりと身を躱す。その時右足だけ逃げ遅れたのは仕方が無い事だ

手弁当はその右足に蹴躓き吊り橋からレールへと落ちて行きトロッコに撥ねられ即死した

手弁当がトロッコに当たった為にトロッコは止まり５人の作業員の命は助かったのだった

作業員を助ける為に自ら吊り橋から飛び降りた手弁当の英雄的行動にタンクトップマクガフィンとボーノ（悲鳴をあげた人）が惜しみない拍手を送った



どうやら作業員の中に手弁当の恋人が居たようだった


・・・作業員が全員男なのはこの際どうでも良い事だな

【解答　(一線を)(ラインを)超えた】

医者にも原因がよくわからない上に、数回目の入院…
なのに心配してる様子もないし、なんで命に関わらないと断言できるんだ？

今回もめでたく仲直り？
仲直りしたのはいいけど、奥さんが入院してるのに何がめでたいんだ？

「気を付けるよ

うに妻にも言っておくよ」
最初は途中で間違えて送信しちゃって、続きを後から送ったんだと思ったけど…
ウミオが何かしらの手段で奥さんを入院させたとしたなら

「自分が気を付ければ大丈夫だけど万が一がないように」気を付けるよ「と迂闊に返信したのを」
「後から失言に気付いて誤魔化す為に」うに妻にも言っておくよ

と付け加えたふうにしか見えないぞ。
別れずにすんだ事だけ嬉しそうに顔文字まで付けてるし
ウミオの奴、仲直りの為に奥さんを入院させてないか！？

そう感じたカメオは、ウミオは一線を越えてしまったのだと思った。


※初めての２０の扉なので、この問題が２０の扉に相応しくないのであれば教えてほしいです。