「酸いも甘いも?」「2ブックマーク」
とある村では体調不良の症状を引き起こす「カニバリ病」という難病が流行っていた。
そんな村にやってきた悪い商人の男は、あろうことか普通のイモを「カニバリ病にかからなくなる効果がある」と嘘をついて村で売り出した。
当然そのイモにそんな効用は一切ないし、栄養価によってその病が予防されるといったこともない・・・・・が、実際に村でカニバリ病にかかる者はほとんどいなくなったという。
一体なぜ?
そんな村にやってきた悪い商人の男は、あろうことか普通のイモを「カニバリ病にかからなくなる効果がある」と嘘をついて村で売り出した。
当然そのイモにそんな効用は一切ないし、栄養価によってその病が予防されるといったこともない・・・・・が、実際に村でカニバリ病にかかる者はほとんどいなくなったという。
一体なぜ?
24年08月25日 18:14
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]
解説を見る
村ではスイヘイイモというその地域でのみ採れるイモを食べる文化があった。
そして実はそのスイヘイイモに含まれる成分こそがカニバリ病を引き起こす原因であったのだ。
そうとは知らない村人たちはカニバリ病を原因不明の病として恐れていた。
そしてそこにやってきたのが例の悪い商人の男。
村人たちは純粋に男の言うことを信じ、売られた普通のイモを食べるようにした。
そうなると今まで通りスイヘイイモまで食べていると流石にイモの食べ過ぎである。
自然とスイヘイイモの代わりに売られたイモを食べるようになった結果、カニバリ病にかかる者も減っていったのであった。
そして実はそのスイヘイイモに含まれる成分こそがカニバリ病を引き起こす原因であったのだ。
そうとは知らない村人たちはカニバリ病を原因不明の病として恐れていた。
そしてそこにやってきたのが例の悪い商人の男。
村人たちは純粋に男の言うことを信じ、売られた普通のイモを食べるようにした。
そうなると今まで通りスイヘイイモまで食べていると流石にイモの食べ過ぎである。
自然とスイヘイイモの代わりに売られたイモを食べるようになった結果、カニバリ病にかかる者も減っていったのであった。
「嘘八百遍」「2ブックマーク」
仕事終わりに夜の街に繰り出すことをやめられないカメオは、その度に妻のカメコに対して「残業で帰りが遅くなる」と嘘の連絡を入れていた。
しかし、本当はいつも遊んでいただけであったことがカメコにバレてしまい、大喧嘩になってしまった。
その後も夜遊びに明け暮れているカメオであるが、彼は以前と変わらない様子で嘘の連絡をしており、ほとんど同じ内容を話しているという。
一体なぜだろうか?
しかし、本当はいつも遊んでいただけであったことがカメコにバレてしまい、大喧嘩になってしまった。
その後も夜遊びに明け暮れているカメオであるが、彼は以前と変わらない様子で嘘の連絡をしており、ほとんど同じ内容を話しているという。
一体なぜだろうか?
24年08月21日 21:30
【ウミガメのスープ】 [ぺてー]
【ウミガメのスープ】 [ぺてー]
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【A.】 妻に家を出て行かれてしまったことを仕事仲間たちに知られたくないため。
家の仕事をほっぽり出して遊んでいたカメオに愛想を尽かしたカメコは、大喧嘩の末に{カメオを置いて家を出て行ってしまった}。
帰りを待つ人がいなくなった結果、もはや連絡を入れる意味もなくなってしまったカメオであったが、妻に家を出て行かれたというのは聞こえが悪いと感じていた。
そこで、仕事仲間たちと夜遊びに出かけるときには、{どこにも通じていないスマホを片手に、家に連絡している様子を演じる}ことで、現在もカメコが家で待っているかのように振る舞っているのであった。
仕事仲間A(スマホの画面電話じゃなくね...?)
仕事仲間B(たぶん出て行ったんやろな...)
仕事仲間C(酒の席で問いただしてみるか...)
家の仕事をほっぽり出して遊んでいたカメオに愛想を尽かしたカメコは、大喧嘩の末に{カメオを置いて家を出て行ってしまった}。
帰りを待つ人がいなくなった結果、もはや連絡を入れる意味もなくなってしまったカメオであったが、妻に家を出て行かれたというのは聞こえが悪いと感じていた。
そこで、仕事仲間たちと夜遊びに出かけるときには、{どこにも通じていないスマホを片手に、家に連絡している様子を演じる}ことで、現在もカメコが家で待っているかのように振る舞っているのであった。
仕事仲間A(スマホの画面電話じゃなくね...?)
仕事仲間B(たぶん出て行ったんやろな...)
仕事仲間C(酒の席で問いただしてみるか...)
「雨漏り」「2ブックマーク」
雨が降っているので、女は部屋にビニールシートを敷いて眠った。
一体、どうしてだろう?
一体、どうしてだろう?
24年08月10日 19:49
【ウミガメのスープ】 [ほかほかご飯]
【ウミガメのスープ】 [ほかほかご飯]
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今年のクリスマスイヴは雨模様。
空を飛んでやってくるサンタさんが部屋に上がっても大丈夫なように、女の子は部屋にビニールシートを敷いた。
空を飛んでやってくるサンタさんが部屋に上がっても大丈夫なように、女の子は部屋にビニールシートを敷いた。
「【遅れてらてクエ28リサイクル】かちこち山」「2ブックマーク」
とあるウサギが、大好きなお婆さんをいじめたタヌキを懲らしめようと作戦を立てた。
タヌキを柴刈りに誘ったウサギは、タヌキの後ろで火打石を叩いた。
かちかち。
かちかち。
そしてウサギは、柴に火をつけた。
タヌキが背負った柴ではなく、自分が背負った柴に火をつけた。
一体何故?
布袋ナイさんの問題文です
https://late-late.jp/mondai/show/19660
タヌキを柴刈りに誘ったウサギは、タヌキの後ろで火打石を叩いた。
かちかち。
かちかち。
そしてウサギは、柴に火をつけた。
タヌキが背負った柴ではなく、自分が背負った柴に火をつけた。
一体何故?
布袋ナイさんの問題文です
https://late-late.jp/mondai/show/19660
24年08月29日 22:05
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
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「お前が…大好きなおばあちゃんをいじめたんだ…
決してその罪を僕は許せない…
お前を殺してやりたい…
でも殺してしまうともう痛みをかんじることはできない…
だから、僕はお前の目の前で、俺は死ぬ。
そのまま俺を殺した罪で捕まってしまえばいい。
牢獄での絶望を味わえばいい。
さようなら。」
決してその罪を僕は許せない…
お前を殺してやりたい…
でも殺してしまうともう痛みをかんじることはできない…
だから、僕はお前の目の前で、俺は死ぬ。
そのまま俺を殺した罪で捕まってしまえばいい。
牢獄での絶望を味わえばいい。
さようなら。」
「分かつ血は無く、なればこそ。」「2ブックマーク」
「あんたはね、私達の実の子供じゃないんだよ…」
…と、両親から打ち明けられた娘。
彼女は両親の言葉を聞くや否や、{台所に包丁を取りに向かった。}
この時、両親の言葉を聞いた彼女が抱いたとある希望とは、どのようなものだろう?
…と、両親から打ち明けられた娘。
彼女は両親の言葉を聞くや否や、{台所に包丁を取りに向かった。}
この時、両親の言葉を聞いた彼女が抱いたとある希望とは、どのようなものだろう?
24年08月31日 21:57
【ウミガメのスープ】 [布袋ナイ]
【ウミガメのスープ】 [布袋ナイ]

皆様は包丁、上手に扱えるでしょうか?私は「手を切りそう」「怖い」等言われつつ林檎の皮剥きが出来ます。
解説を見る
【答え】
{両親を飢えから救えるかもしれない}
{(自分の血肉は桃かもしれない)}
【とてもなが〜い解説】
時は昔。
ある村に、仲の良い老夫婦がおりました。
そして2人には、玉のように可愛い一人娘がいました。
その子は、あまりにも可愛いので鬼にさらわれてしまわないよう、「桃太郎」と呼ばれておりました。
元気な桃太郎と、優しい老夫婦。
仲良く暮らしていた3人でしたが、度重なる鬼から村への掠奪行為により、ひもじい生活を余儀なくされておりました。
食べ物を多く貰えるのは、働き盛りの男のいる家と、未来を担う子供のいる家ばかり。
3人に分けられる食料は少なく、その少ない食料すら、老夫婦は桃太郎に回してばかり。
そのせいで、ついに2人は倒れてしまいました。
必死に老夫婦を看病する桃太郎に、お母さんが言いました。
「あんたはね、私達の実の子供じゃないんだよ…だから、血の繋がらない私達なんて捨てておしまい。」
突然のお母さんの言葉に戸惑う桃太郎をお構いなしに、お母さんは続けます。
「5年前のことさ…私が洗濯をしていたら、大きな桃が川から流れてきたんだ。そして、その桃を切ってみたら、あんたが入っていたんだよ。」
「あんたは5年で成人までに大きくなった。それに、傷の治りも常人とは思えないほど早い。」
「桃太郎はきっと、仏様が遣わした特別な子なんだろう。そう思いながらも、私達の我儘でこの村に閉じ込め続けてしまった。…だからもう、自由になっていいんだよ。」
「あんたから、桃の匂いが香るたび、いつか言わなきゃと思っていたんだ。こんなに遅くなって、すまないねぇ…」
そう言って、お母さんは涙を溢しました。
お父さんもまた、優しい顔で桃太郎を見つめます。
そんな2人を見た桃太郎は、何かを決心したように、台所に向かいました。
そして桃太郎は…自身の手のひらに、包丁を突き立てました。
自分が桃から産まれたなら、自分から桃の匂いがするのなら…自分の血肉もまた、桃であるかもしれないと思ったからです。
戻ってきた桃太郎の手には、包帯が巻かれていました。
そして桃太郎の手には、皿と4切れの桃が乗っていました。
「お父さん、お母さん。これを食べて。」
「たとえ血が繋がっていなくとも…血が繋がっていないからこそ、私を見つけて、大切に育ててくれた2人のことを、私も大切に思っているんだよ。」
老夫婦は、すぐにその桃の正体に気が付きましたが…
2人はすぐに、目を見合わせて頷いて。
桃を2切れずつ食べました。
途端に、2人は見る見るうちに若返り…そこには、強靱な肉体を持った2人の男女がおりました。
おかげで、すっかり元気になった元老夫婦と桃太郎は、後に困窮する村の為に鬼退治へと向かうことになるのですが…
それはまた、別のお話。
{両親を飢えから救えるかもしれない}
{(自分の血肉は桃かもしれない)}
【とてもなが〜い解説】
時は昔。
ある村に、仲の良い老夫婦がおりました。
そして2人には、玉のように可愛い一人娘がいました。
その子は、あまりにも可愛いので鬼にさらわれてしまわないよう、「桃太郎」と呼ばれておりました。
元気な桃太郎と、優しい老夫婦。
仲良く暮らしていた3人でしたが、度重なる鬼から村への掠奪行為により、ひもじい生活を余儀なくされておりました。
食べ物を多く貰えるのは、働き盛りの男のいる家と、未来を担う子供のいる家ばかり。
3人に分けられる食料は少なく、その少ない食料すら、老夫婦は桃太郎に回してばかり。
そのせいで、ついに2人は倒れてしまいました。
必死に老夫婦を看病する桃太郎に、お母さんが言いました。
「あんたはね、私達の実の子供じゃないんだよ…だから、血の繋がらない私達なんて捨てておしまい。」
突然のお母さんの言葉に戸惑う桃太郎をお構いなしに、お母さんは続けます。
「5年前のことさ…私が洗濯をしていたら、大きな桃が川から流れてきたんだ。そして、その桃を切ってみたら、あんたが入っていたんだよ。」
「あんたは5年で成人までに大きくなった。それに、傷の治りも常人とは思えないほど早い。」
「桃太郎はきっと、仏様が遣わした特別な子なんだろう。そう思いながらも、私達の我儘でこの村に閉じ込め続けてしまった。…だからもう、自由になっていいんだよ。」
「あんたから、桃の匂いが香るたび、いつか言わなきゃと思っていたんだ。こんなに遅くなって、すまないねぇ…」
そう言って、お母さんは涙を溢しました。
お父さんもまた、優しい顔で桃太郎を見つめます。
そんな2人を見た桃太郎は、何かを決心したように、台所に向かいました。
そして桃太郎は…自身の手のひらに、包丁を突き立てました。
自分が桃から産まれたなら、自分から桃の匂いがするのなら…自分の血肉もまた、桃であるかもしれないと思ったからです。
戻ってきた桃太郎の手には、包帯が巻かれていました。
そして桃太郎の手には、皿と4切れの桃が乗っていました。
「お父さん、お母さん。これを食べて。」
「たとえ血が繋がっていなくとも…血が繋がっていないからこそ、私を見つけて、大切に育ててくれた2人のことを、私も大切に思っているんだよ。」
老夫婦は、すぐにその桃の正体に気が付きましたが…
2人はすぐに、目を見合わせて頷いて。
桃を2切れずつ食べました。
途端に、2人は見る見るうちに若返り…そこには、強靱な肉体を持った2人の男女がおりました。
おかげで、すっかり元気になった元老夫婦と桃太郎は、後に困窮する村の為に鬼退治へと向かうことになるのですが…
それはまた、別のお話。