「狐の嫁入り」「2Good」
物語:2票
文通をしていた男と女。
女の化けの皮が剥がれたので、2人は結婚することになった。
どういうことだろう。
女の化けの皮が剥がれたので、2人は結婚することになった。
どういうことだろう。
20年09月26日 21:56
【ウミガメのスープ】 [クラブ]
【ウミガメのスープ】 [クラブ]
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簡易解説:顔を会せたことがない文通相手と会う約束をしてしまった女。自分の容姿に自信がないため姉に替え玉を頼むが男に見破られてしまう。男は本当の女を受けいれ、二人は結婚することになった。
以下、簡易でない解説----------------------------------------------
狐島文(こじま あや)は後悔していた。
遠距離恋愛で文通をしている男性と会う約束をしてしまったのだ。
彼とは趣味も合い、手紙のやり取りはとても楽しい。
しかし容姿には自信がない。会ったらきっと失望されてこの関係も終わってしまうだろう。
そこで考えたのが替え玉である。
狐島雅美(こじま あみ)は我が姉ながら容姿端麗。
切れ長の目、シュッとした輪郭、しなやかな体つき。
まさに傾国の美女。どんな男もメロメロになるに違いない。
雅美「自分で行った方がいいと思うけどな。」
文「一生のお願い!お姉ちゃんなら男の人と話すのも慣れてるでしょ?」
雅美「しょーがないなぁ…」
こうして姉が妹の代わりに文通相手とデートすることに。
デートは順調に進んだかに思えた。
しかし、レストランでのこと…
雅美「じゃあ名前書いてくるね~」
予約表に名前を記入する雅美。
それを神妙な面持ちで見ていた男。
食事中、男がぽつりと告げた。
男「さっきの予約表の字、手紙の字とは全然違いました。」
雅美「えっ…」
男「僕が本当にお会いしたかったのは文さんなんです。」
雅美「…そっか。やっぱり、そうだよね。」
男「もしお知り合いなら、会わせて頂けませんか。」
姉から失敗したことを聞いた。どんよりとした表情で二人の元へ向かう。
男「文さん、ですね。」
文「あ、あの、私…。」
彼の顔を見れない。恥ずかしさで死にそうだった。
文「…っごべんなざい。」
そんなつもりはなかったのに泣いてしまった。
もう彼とは話せなくなると思うと堪らなくつらかった。
男「顔をあげてください。僕は文さんと手紙でお話しするのが大好きでした。」
文「わ、私もでず…」
男「お互いあんなに語り合える人にはそう出会えないと思うんです。だから、もしよろしければ…」
これからは、直接お話ししませんか?
数年後、純白のドレスに身を包んだ文。
彼女の眼もとから一筋の涙がこぼれる。
晴れやかな表情のほほを伝うそれは、さながら天気雨のようだった。
以下、簡易でない解説----------------------------------------------
狐島文(こじま あや)は後悔していた。
遠距離恋愛で文通をしている男性と会う約束をしてしまったのだ。
彼とは趣味も合い、手紙のやり取りはとても楽しい。
しかし容姿には自信がない。会ったらきっと失望されてこの関係も終わってしまうだろう。
そこで考えたのが替え玉である。
狐島雅美(こじま あみ)は我が姉ながら容姿端麗。
切れ長の目、シュッとした輪郭、しなやかな体つき。
まさに傾国の美女。どんな男もメロメロになるに違いない。
雅美「自分で行った方がいいと思うけどな。」
文「一生のお願い!お姉ちゃんなら男の人と話すのも慣れてるでしょ?」
雅美「しょーがないなぁ…」
こうして姉が妹の代わりに文通相手とデートすることに。
デートは順調に進んだかに思えた。
しかし、レストランでのこと…
雅美「じゃあ名前書いてくるね~」
予約表に名前を記入する雅美。
それを神妙な面持ちで見ていた男。
食事中、男がぽつりと告げた。
男「さっきの予約表の字、手紙の字とは全然違いました。」
雅美「えっ…」
男「僕が本当にお会いしたかったのは文さんなんです。」
雅美「…そっか。やっぱり、そうだよね。」
男「もしお知り合いなら、会わせて頂けませんか。」
姉から失敗したことを聞いた。どんよりとした表情で二人の元へ向かう。
男「文さん、ですね。」
文「あ、あの、私…。」
彼の顔を見れない。恥ずかしさで死にそうだった。
文「…っごべんなざい。」
そんなつもりはなかったのに泣いてしまった。
もう彼とは話せなくなると思うと堪らなくつらかった。
男「顔をあげてください。僕は文さんと手紙でお話しするのが大好きでした。」
文「わ、私もでず…」
男「お互いあんなに語り合える人にはそう出会えないと思うんです。だから、もしよろしければ…」
これからは、直接お話ししませんか?
数年後、純白のドレスに身を包んだ文。
彼女の眼もとから一筋の涙がこぼれる。
晴れやかな表情のほほを伝うそれは、さながら天気雨のようだった。
「【ラテシンからやってきた田中奇行】それがたらん美ら田中」「2Good」
トリック:2票
田中がクレーンゲームのプライズで手に入れた蜘蛛のフィギュア。
特に気に入った訳ではないのだが、せっかく手に入れたのでテーブルの上に飾ることにした。
ある日、そんな田中の部屋に泥棒が入った。
荒らされた部屋の中を見た田中がまず最初に探し始めたのはその蜘蛛のフィギュアだった。
一体何故だろうか?
※ラテシンで出題済み問題。かなり改変したけど見覚えのある方は、おはし(押さない走らない喋らない)でお願いします
特に気に入った訳ではないのだが、せっかく手に入れたのでテーブルの上に飾ることにした。
ある日、そんな田中の部屋に泥棒が入った。
荒らされた部屋の中を見た田中がまず最初に探し始めたのはその蜘蛛のフィギュアだった。
一体何故だろうか?
※ラテシンで出題済み問題。かなり改変したけど見覚えのある方は、おはし(押さない走らない喋らない)でお願いします
20年09月28日 23:48
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
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田中はクレーンゲームで手に入れた蜘蛛のフィギュアを部屋の真ん中にあるテーブルの上、電気の紐にぶら下げた。
こうすると蜘蛛っぽいだろ?へへっ。
ある日、そんな田中の部屋に泥棒が入った。
泥棒は金目のものを探して部屋の中を荒らしまわす。
「50円しかなかった…」
なんだか悲しい気持ちになった泥棒は50円玉を握りしめ帰っていった。
その夜田中が帰宅。
部屋のドアを開けると荒らされている部屋。真っ暗だから何も見えないけど。
自分の部屋が荒らされているとは露知らず、田中はまず電気をつける為、電気の紐にぶら下がっている蜘蛛のフィギュアを探すのだった。
こうすると蜘蛛っぽいだろ?へへっ。
ある日、そんな田中の部屋に泥棒が入った。
泥棒は金目のものを探して部屋の中を荒らしまわす。
「50円しかなかった…」
なんだか悲しい気持ちになった泥棒は50円玉を握りしめ帰っていった。
その夜田中が帰宅。
部屋のドアを開けると荒らされている部屋。真っ暗だから何も見えないけど。
自分の部屋が荒らされているとは露知らず、田中はまず電気をつける為、電気の紐にぶら下がっている蜘蛛のフィギュアを探すのだった。
「【ラテシンからやってきた田中奇行】田中のドM開眼」「2Good」
納得感:2票
今まさに目の前で自分の一番お気に入りのネクタイを切り刻まれている田中。
田中は鋏を持っているさしゃこにそのネクタイの真ん中あたりを切るように指示した。
いったい何故?
※ラテシンで出題済み問題。知っている方はご近所さん達に自慢しよう!
田中は鋏を持っているさしゃこにそのネクタイの真ん中あたりを切るように指示した。
いったい何故?
※ラテシンで出題済み問題。知っている方はご近所さん達に自慢しよう!
20年09月30日 23:56
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
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課長 田中耕作。
課長だけど部長に書類をシュレッダーにかけるという地味な作業を命じられた。
一枚一枚書類をシュレッダーに入れていく田中。
その1368枚目のときに事件は起こった。
田中の一番お気に入りのネクタイ(といってもこの一本しか持っていない)が
誤ってシュレッダーに飲み込まれてしまったのだ。
目の前でどんどん切り刻まれていくネクタイ。
慌ててシュレッダーを止めようと電源ボタンを押した時には
ネクタイの1/3ほどが飲み込まれていた。
シュレッダーからネクタイを引き抜こうにも繊維が絡まってなかなか抜けない。
そんな時にOLさしゃこが通りかかった。
さしゃこは仕事中にも関わらず、切り絵で遊んでいたので手に鋏を持っている。
「すまん、さしゃこ君。これを切ってもらえないか」
田中課長はシュレッダーを片手で持ちながら、ネクタイの結び目とシュレッダーに挟まっている
部分の真ん中あたりを指差した。
「課長、了解です」
鋏を振りかざすさしゃこ。
なぜか鋏の着地地点は田中課長の鼻の穴だった。
さしゃこは不器用なのだ!
(あ、でもなんか痛気持ちいい・・・)
田中は気付いていてしまった。ここには自分の探していた何かがあると。
課長だけど部長に書類をシュレッダーにかけるという地味な作業を命じられた。
一枚一枚書類をシュレッダーに入れていく田中。
その1368枚目のときに事件は起こった。
田中の一番お気に入りのネクタイ(といってもこの一本しか持っていない)が
誤ってシュレッダーに飲み込まれてしまったのだ。
目の前でどんどん切り刻まれていくネクタイ。
慌ててシュレッダーを止めようと電源ボタンを押した時には
ネクタイの1/3ほどが飲み込まれていた。
シュレッダーからネクタイを引き抜こうにも繊維が絡まってなかなか抜けない。
そんな時にOLさしゃこが通りかかった。
さしゃこは仕事中にも関わらず、切り絵で遊んでいたので手に鋏を持っている。
「すまん、さしゃこ君。これを切ってもらえないか」
田中課長はシュレッダーを片手で持ちながら、ネクタイの結び目とシュレッダーに挟まっている
部分の真ん中あたりを指差した。
「課長、了解です」
鋏を振りかざすさしゃこ。
なぜか鋏の着地地点は田中課長の鼻の穴だった。
さしゃこは不器用なのだ!
(あ、でもなんか痛気持ちいい・・・)
田中は気付いていてしまった。ここには自分の探していた何かがあると。
「【fromラテシン】副流煙にご注意を」「2Good」
物語:2票
ヘビースモーカーのパパが自分の為に禁煙を始めたことを知ったゆりりは
深夜、パパが眠っている横でこっそりとタバコを咥えて火をつけた。
いったい何故?
※ラテシンで出題済み問題。知っている方でも一過性全健忘と診断され、その診断書を持参の上なら参加できます。
深夜、パパが眠っている横でこっそりとタバコを咥えて火をつけた。
いったい何故?
※ラテシンで出題済み問題。知っている方でも一過性全健忘と診断され、その診断書を持参の上なら参加できます。
20年10月01日 23:14
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
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あの人が死ぬときは絶対肺がんだと思っていたわ。
苦笑しながらパパのことを話すママ。
一日三箱。真面目で働き者だったパパの唯一の欠点。
超が付くほどのヘビースモーカー。
あなたがお腹の中にいるってわかった時、
パパは一番お気に入りのジッポを捨てちゃったの。
こいつがあると決心が鈍るって。
パパの墓石を愛おしそうに撫でるママ。
ずっと疑問だったんだ。なぜパパのお墓の前にはいつもタバコの吸殻が置いてあるのか。
止めた時は禁断症状っていうの? あれがひどくてね。
手をプルプルさせながら脂汗かきながら働いてたみたい。
頑張ってたんだけどねー。あなたが生まれる前にあっけなく死んじゃった。
パパの死因は昔聞いたことがある。
病院の前で車に撥ねられちゃったって。
その病院が産婦人科じゃなくてキチンとした大きな病院だったら
助かっていたかもしれないって。
だから・・・ ッフゥーーー・・・
あの人が向こうで好きなだけタバコが吸えるように・・・こうやってお墓の前に置いているの。
パパのヘビースモーカーは有名だったから、お参りされるたびにお墓の前が吸殻で一杯になっちゃう。
そう、皆から好かれていたわ、あの人。
あ、ゆりりはまだ真似しちゃだめよー。タバコは火をつけるときに少し吸わなくちゃいけないから。
ママはそう言って優しく微笑んだんだ。
その話を聞いた夜。私はなんだか眠れなくなっちゃった。
いてもたってもいられなくなった私は深夜こっそりと家を抜け出した。
向かうはパパの眠るお墓。手にはライターとタバコを握り締めて。
私にとってお墓はとても怖いところだった。
だけど今日は真っ暗な夜だというのにちっとも怖くない。
パパのお墓の前までたどり着いた私は一度あたりを見回し、
そしてこっそりとタバコを口に咥え火をつけた。
「あいあふぉう、ふぁふぁ。あっふぁほほないへふぉ、ふぁいふき」
苦笑しながらパパのことを話すママ。
一日三箱。真面目で働き者だったパパの唯一の欠点。
超が付くほどのヘビースモーカー。
あなたがお腹の中にいるってわかった時、
パパは一番お気に入りのジッポを捨てちゃったの。
こいつがあると決心が鈍るって。
パパの墓石を愛おしそうに撫でるママ。
ずっと疑問だったんだ。なぜパパのお墓の前にはいつもタバコの吸殻が置いてあるのか。
止めた時は禁断症状っていうの? あれがひどくてね。
手をプルプルさせながら脂汗かきながら働いてたみたい。
頑張ってたんだけどねー。あなたが生まれる前にあっけなく死んじゃった。
パパの死因は昔聞いたことがある。
病院の前で車に撥ねられちゃったって。
その病院が産婦人科じゃなくてキチンとした大きな病院だったら
助かっていたかもしれないって。
だから・・・ ッフゥーーー・・・
あの人が向こうで好きなだけタバコが吸えるように・・・こうやってお墓の前に置いているの。
パパのヘビースモーカーは有名だったから、お参りされるたびにお墓の前が吸殻で一杯になっちゃう。
そう、皆から好かれていたわ、あの人。
あ、ゆりりはまだ真似しちゃだめよー。タバコは火をつけるときに少し吸わなくちゃいけないから。
ママはそう言って優しく微笑んだんだ。
その話を聞いた夜。私はなんだか眠れなくなっちゃった。
いてもたってもいられなくなった私は深夜こっそりと家を抜け出した。
向かうはパパの眠るお墓。手にはライターとタバコを握り締めて。
私にとってお墓はとても怖いところだった。
だけど今日は真っ暗な夜だというのにちっとも怖くない。
パパのお墓の前までたどり着いた私は一度あたりを見回し、
そしてこっそりとタバコを口に咥え火をつけた。
「あいあふぉう、ふぁふぁ。あっふぁほほないへふぉ、ふぁいふき」
「買えるカエル」「2Good」
物語:2票
大きなカエルのぬいぐるみが欲しい藤井は、お金を貯めることでそのぬいぐるみが手に入るかもしれないと考えた。
しかし『貯めたお金でぬいぐるみを買う』という考えは一切持っていないようだ。
では、なぜお金を貯めようと考えたのだろうか?
しかし『貯めたお金でぬいぐるみを買う』という考えは一切持っていないようだ。
では、なぜお金を貯めようと考えたのだろうか?
20年10月02日 21:56
【ウミガメのスープ】 [藤井]
【ウミガメのスープ】 [藤井]
最近のカエルブームに乗じて。
解説を見る
【解答】
お手伝いをすることで貰えるお小遣いを貯めて「良い子にしていた」ということをサンタさんにアピールするため。
【解説】
母から「良い子にしてたらサンタさん来るよ」と言われた幼女ふじい。
ふじいは最近CMで話題の大きなカエルのぬいぐるみがほしかった。
よし、良い子にしていよう。
でも、ただ良い子にしていたとしてそれがサンタさんにちゃんと伝わるのだろうか?
幼女ふじいは考えた。
藤井家には『お手伝いをしたらお小遣いがもらえるシステム』がある。
さぼりんぼの藤井はこれまであまりお手伝いをしていなかったが、お手伝いをたくさんすればそれが『お小遣い』という目に見える評価となって返ってくる。
これだ!と思った。
藤井はその日から狂ったようにお手伝いをしまくった。
大好きなカエルのためだ。
洗濯物をたたむ。食器を洗う。トイレ掃除をする。お母さんの肩を揉む。お父さんにビールを注ぐ。
思い付くかぎりのお手伝いをした。
最初は驚いていた両親も娘の意図を知ると納得し、お小遣いをくれた。
ふじいの貯金箱はやがていっぱいになった。
「サンタさんへ
おてつだい たくさんがんばりました。
いいこにしていました。
かえるのぬいぐるみがほしいです。
よろしくおねがいします。
ふじい」
12月24日の夜。すやすやと眠るふじいの枕元には、サンタさんへの手紙とぱんぱんの貯金箱が置かれていた。
翌朝その手紙は大きなカエルのぬいぐるみに姿を変えて、飛び起きたふじいに抱きしめられていたという。
(裏話)
るょさんに提供してもらった『箱』から着想。
あるょがとうございました。
お手伝いをすることで貰えるお小遣いを貯めて「良い子にしていた」ということをサンタさんにアピールするため。
【解説】
母から「良い子にしてたらサンタさん来るよ」と言われた幼女ふじい。
ふじいは最近CMで話題の大きなカエルのぬいぐるみがほしかった。
よし、良い子にしていよう。
でも、ただ良い子にしていたとしてそれがサンタさんにちゃんと伝わるのだろうか?
幼女ふじいは考えた。
藤井家には『お手伝いをしたらお小遣いがもらえるシステム』がある。
さぼりんぼの藤井はこれまであまりお手伝いをしていなかったが、お手伝いをたくさんすればそれが『お小遣い』という目に見える評価となって返ってくる。
これだ!と思った。
藤井はその日から狂ったようにお手伝いをしまくった。
大好きなカエルのためだ。
洗濯物をたたむ。食器を洗う。トイレ掃除をする。お母さんの肩を揉む。お父さんにビールを注ぐ。
思い付くかぎりのお手伝いをした。
最初は驚いていた両親も娘の意図を知ると納得し、お小遣いをくれた。
ふじいの貯金箱はやがていっぱいになった。
「サンタさんへ
おてつだい たくさんがんばりました。
いいこにしていました。
かえるのぬいぐるみがほしいです。
よろしくおねがいします。
ふじい」
12月24日の夜。すやすやと眠るふじいの枕元には、サンタさんへの手紙とぱんぱんの貯金箱が置かれていた。
翌朝その手紙は大きなカエルのぬいぐるみに姿を変えて、飛び起きたふじいに抱きしめられていたという。
(裏話)
るょさんに提供してもらった『箱』から着想。
あるょがとうございました。