みんなのGood

トリック:1票納得感:1票
・あなた方が質問欄に書き込むことができるのは、
「1=あ」のような「{"任意の数字"="任意のひらがな1文字"}」という形式の文字列の。み

・演算結果が回答欄に出力されるが、{数字は桁数にかかわらず1文字}として処理され。る

・質問数30以降は、YES/NOで答えられる質問を受け付け。る
20年11月04日 18:14
【新・形式】 [休み鶴]

そのまま




解説を見る
【<<"100-質問番号の数字"=し>>】

以上の文字列を入力することで、あなた方が制御できずに質問欄に表示させてしまった
{[後XX回]}について、数字を「し」に変換す。る

なお、当演算子は文字列の終わり2文字の順序を入れ替える仕様になっているため、
最終的に回答欄に出力される結果は「後し回」→「{後回し}」にな。る

こうすることで、制御できぬ囲いの中を後回しにすることが可能であ。る
トリック:2票
「麒麟児」の愛称で親しまれ、CMなどにも多数出演しているスーパースター・カワシマ。
カワシマの特徴は何と言ってもそのイケメンボイスである。

そんなカワシマの大ファンであるアサヒ。
ある日、アサヒはカワシマの声がたくさん聞けるようになることを知り、悲しい気持ちになってしまった。

いったいなぜ?
20年11月05日 17:46
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

ぜひ解説を読んでみてください!




解説を見る
カワシマはサッポロファイターズ所属のプロ野球界のスーパースターである。
イメージキャラクターとしてCMにも多数出演している。
ヒーローインタビューでのイケメンボイスは、もはや彼の代名詞と言ってもいい。

しかし、そんなカワシマもケガと衰えには勝てない。
平均くらいの活躍はまだまだできそうだが、理想のプレーができなくなったと感じ引退を決意したのだ。

引退会見で今後の予定について聞かれたカワシマ。

カワシマ「来年に関しては、解説者のお話をいただいてるのでグラウンドの外から野球を見てみようと思います(いい声)」

そのニュースを見たアサヒは、解説者としてカワシマの声がたくさん聞けるようになるが、引退してしまうので悲しいと思ったのだった。


要約
プロ野球選手を引退して解説者になる
稜線の月を見よ「2Good」
物語:1票納得感:1票
「皆さん、今日お集まりいただいたのは他でもありません」

おんぼろのラジオから流れてきたのは推理ドラマの一幕だろうか。探偵役の男優が、事件のあらましを語っている。解決篇だ。

カメオはノイズ混じるその音声をのんびりと聞いていた。

そして事件のすべての謎を理解したとき、カメオはこう決意した。

気になっていた女性にプロポーズをしよう、と。

なぜ?
20年11月12日 18:08
【ウミガメのスープ】 [Hugo]

作中作です!!!!(記憶喪失)




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潮風にさらされて錆び付いたラジオも、この港町の人たちには必需品らしい。

海洋の防衛の要だという。{言葉も文化も分からぬ}、大陸の港町に派兵されてから数年が経った。

戦争は終わったのか。我々は勝利したのか。内地に送った手紙は返ってこず、共にこの街に来た同僚は感染病で大半が亡くなった。

ここで暮らす内に一人、気の合う現地の女の子と出会った。カメリアというらしい。食事や住居の交渉で世話になった。話はあまり通じないが、心は通い合った。カメオは彼女のことがだんだんと好きになった。

昼下がりにラジオ番組を聴くのが趣味になった。何を言っているか分からないが、人の話し声がすると落ち着くのだ。

そこからさらに何年か過ぎたころだ。よく聴いていた番組が終わり、新しく推理もののドラマが始まった。殺人犯と探偵の対立を隔週で放送している。

その最終話、解決篇を聴き終えたカメオはある種の満足感と寂寥を覚えた。大変面白い内容だっただけに、次の週から何を楽しみにすればいいのか。

「どうしたの?カメオ」
「あぁ、いや。ちょっとラジオをね」
「あんたそれ好きねぇ」
「そろそろおじさんとこ行くよ。忙しいんだろ」

仕事はある。家もある。内地からの連絡は来ない。戦友は死んでしまった。だが自分の故郷はやはり......

ふと、今日のラジオのことが頭をよぎった。初回からずっと楽しんできた推理ドラマ。そこでカメオは気づいた。{自分はとっくの昔に、この国の言葉を理解していたのだ。}

前までは日常会話で手一杯だった。集中しなければ何を言っているのか分からなかった。だが今では、のんびりと聞き流していただけのラジオをカメオは楽しんでいたのだ。

それほどまでに、この国に馴染んでしまっていたのだ。

胸に秘めたカメリアへの想い。カメオは彼女に告白し、この港町に永住する決意をした。
何でもある店「2Good」
納得感:2票
最近町にできた、とある店。

何でも揃う夢のような店だと期待したカメオが訪れたが、それは間違いだったことに気がついた。

カメオを勘違いさせた店の名前は何だったでしょう?
20年11月18日 01:33
【20の扉】 [ぷらすちっく]

深夜のこっそりスープ




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<ないものはない店>
ラストリベリオン「2Good」
物語:2票
「会長から指示があります。全社員、きちんと守るように。なお、守れた社員には給与とは別に1万円支給します」

朝、ラテラル社では社長からこのようなことが全社員に告げられた。
指示の内容はひどく簡単であり、誰でもできることである。また、守らないメリットも守った時のデメリットも無いと言ってもいい。
しかし、社員全員が会長のことを慕っているために、{ほとんどの社員がその指示を守らなかった}。

「会長からの指示」とは何だろう?
20年11月18日 16:53
【20の扉】 [レアスカーフ]



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ラテラル社の会長は仕事人間で、常に成果を出し続けていた。
社外とのやり取りはもちろん、コスト意識を持ち社内教育にも力を入れている。
特に「社員の働きこそ利益を産みだす元である」という考えであったため、社員を大切に扱っていた。
そのため、社員は元社長である会長をとても尊敬していた。上司から何か言われても、いつもその会長がフォローをしてくれた。

会長も高齢になり、社長の座を現社長に譲ってからはあまり会社に出なくなった。時々顔を出すことはあったが、そのたびに社員の手が止まるので、自分が行くことで仕事に支障が出ると考え始めた。
時は進み、会長は体調不良で入院、そしてもう長くはないことを知った。
そんな時、会長は現社長を呼び出してこう言った。

「私もそんなに長くはない。心配してくれる社員から連絡が来ることがあるが、大丈夫だ、連絡するなと伝えてほしい。それから、一つ重要な指示を与える」

「{私の葬儀には誰一人として参加しないように}。これは業務命令だ。私の葬儀のために業務が滞っては困る。しかし、一方的な指示だけではダメだ。守れたものには1万円支給するようにしてくれ」

そのように伝えられ、社長は「分かりました」と言って病室を出た。

1ヶ月後の早朝、会長は病院で亡くなった。すぐに社長に伝えられ、社長はその朝、全社員に会長の指示を伝えた。

「今日の早朝、会長が亡くなりました。しかし、会長から指示があります。葬儀は明日行われますが、社員は葬儀には出ず、仕事に従事するように。これは会長からの業務命令です。全社員、きちんと守るように。なお、この指示を守れた社員には、給与とは別に1万円を支給します」

社長の知らせに、全社員動揺を隠せなかった。中には泣き出す社員もいる。

「会長、亡くなったんだ……」
「葬式に出ちゃダメって、どういうこと?」
「でも、行かなかったら1万円もらえるんだろ?」
「お前、会長の恩を忘れたのか?」
「でも会社の命令だし……」

混乱する社員に、社長は「無駄話はやめて仕事をするように」と注意したが、社長も気が気ではなかった。

翌日、会長の葬儀が行われた。関係者も多数来るだろうとのことで、やや大きめの会場を準備した。
そしてそこには、ラテラル社の社長の姿があった。

「まったく、会長は勝手すぎます。いくらなんでも最大の恩人の葬儀よりも仕事しろなんて、指示がひどすぎる。守れるわけないじゃないですか」

ぶつぶつと言いながら会場に入ろうとすると、ふと社員の姿が目に入った。


「お、おいお前ら、仕事はどうした?」
「社長こそ、何故ここにいらっしゃるのですか?」
「わ、私はこの会社の代表として来ているのだ。お前たち、会長の指示を忘れたのか?」
「あんな指示、守れるわけないじゃないじゃないですか。私たちは会長を尊敬しているんです」
「会社はどうなるんだ」
「残った数人でまわしています。取引先には話をつけていますし、社内の仕事は昨日のうちに大半終わらせました。葬儀が終わってからでも十分間に合うと思います」
「ったく……これは会社の命令だぞ」

社長は頭を抱えた。まさかこんなことになるなんて。課長や部長クラスの社員は「私の首が飛んでも構わない」とまで言い始めた。

「お前たちに指示違反の処分を下す。今月は全員一律で3000円の減給だ」
「……」
「……その分、会長の香典に回す。何か文句がある奴はいるか?」
「……! いいえ、それで結構です」

そう言って、社員は参加者名簿に記名を始めた。

「はぁ……この会社の社員は、私では手に負えないほど優秀すぎる。会長、私はこの会社をきちんと引っ張っていけるのでしょうか?」

社員たちの優しき最後の反乱。会長の遺影は、「しっかりしろ」と言わんばかりの険しい表情だった。


【答え:「会長(私)の葬儀に参加するな」という指示】