「頭を抱える男」「2Good」
物語:2票
朝、ベッドの中で目を覚ました男は、サイドテーブルの上の紙を見たあと、そっと自分の頭を触った。
手に触れたのは特に異常のない、ごく普通の自分の頭部。
そのことに男は愕然とし、絶望した。
一体なぜ?
朝、ベッドの中で目を覚ました男は、サイドテーブルの上の紙を見たあと、そっと自分の頭を触った。
手に触れたのは特に異常のない、ごく普通の自分の頭部。
そのことに男は愕然とし、絶望した。
一体なぜ?
20年07月08日 18:42
【ウミガメのスープ】 [ヘル信]
【ウミガメのスープ】 [ヘル信]
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眠りから覚めた男は、まだぼんやりした頭で、昨夜のことを思い出していた。
……暗い道、横断歩道を渡ろうとしていた時…強烈なヘッドライトの光、
突然の衝撃に何が起こったか理解する間もなく、身体が跳ね飛ばされた。
俺の頭はコンクリートに叩きつけられ、頭蓋骨が砕ける嫌な音がした。記憶はそこで途切れている。
そうだ、俺は昨夜信号無視したバイクに撥ねられ、大怪我をしたのだ。
ここは病院だろうかと身を起こすと、予想に反してそこは男の自室だった。しかしいつもと少し様子が違う。
あちこちにメモが貼り付けてある。一番近く、サイドテーブルに置いてある一際目立つメモを読んでみた。
『俺は怪我の後遺症のため、記憶障害を患っている。
俺の記憶は数十分しか持たない。』
男は信じられない思いでその文を読み、恐る恐る頭に触れた。昨夜コンクリートの上で潰れた部分だ。
そこに生々しい傷はなく、包帯も巻かれていない。痛みもかさぶたさえもない。
とうに外傷は完治している。明らかに怪我をしたのは『昨夜』ではないのだ。
いったいあの時から何年が経ち、俺はこの朝を何千日繰り返しているのだろうか。
今日もまた、男は愕然とし、絶望した。
……暗い道、横断歩道を渡ろうとしていた時…強烈なヘッドライトの光、
突然の衝撃に何が起こったか理解する間もなく、身体が跳ね飛ばされた。
俺の頭はコンクリートに叩きつけられ、頭蓋骨が砕ける嫌な音がした。記憶はそこで途切れている。
そうだ、俺は昨夜信号無視したバイクに撥ねられ、大怪我をしたのだ。
ここは病院だろうかと身を起こすと、予想に反してそこは男の自室だった。しかしいつもと少し様子が違う。
あちこちにメモが貼り付けてある。一番近く、サイドテーブルに置いてある一際目立つメモを読んでみた。
『俺は怪我の後遺症のため、記憶障害を患っている。
俺の記憶は数十分しか持たない。』
男は信じられない思いでその文を読み、恐る恐る頭に触れた。昨夜コンクリートの上で潰れた部分だ。
そこに生々しい傷はなく、包帯も巻かれていない。痛みもかさぶたさえもない。
とうに外傷は完治している。明らかに怪我をしたのは『昨夜』ではないのだ。
いったいあの時から何年が経ち、俺はこの朝を何千日繰り返しているのだろうか。
今日もまた、男は愕然とし、絶望した。
「仕事が増える」「2Good」
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明け方、ある男が掃除をしていた。
女がその男に話しかけると、【男の仕事が{増えて}しまった。】
なぜだろうか。
女がその男に話しかけると、【男の仕事が{増えて}しまった。】
なぜだろうか。
20年07月09日 18:24
【ウミガメのスープ】 [鳶]
【ウミガメのスープ】 [鳶]
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{掃除}とは、その男が殺してしまった人間の処理である。
明け方で辺りは暗く、女は男が何をしているのか分からないまま話しかけてしまった。
【目撃者】である女を生きて返す訳にはいかないので、殺害して遺体を処理するという【仕事が{増えて}しまった】のである。
明け方で辺りは暗く、女は男が何をしているのか分からないまま話しかけてしまった。
【目撃者】である女を生きて返す訳にはいかないので、殺害して遺体を処理するという【仕事が{増えて}しまった】のである。
「刺青」「2Good」
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タレントのカメオが左耳にタトゥーを入れたため、カメオの大ファンであるカメコは彫師に頼んでカメオと同じデザインで小さめのタトゥーを右腕に彫ってもらった。
カメコいわく、もちろんカメオとお揃いになるように左耳に同サイズのタトゥーを彫ることも考えたが、右腕に彫ったほうが今のカメオとよりお揃いな感じになれると判断したのだという。
一体どういう理屈だろう?
カメコいわく、もちろんカメオとお揃いになるように左耳に同サイズのタトゥーを彫ることも考えたが、右腕に彫ったほうが今のカメオとよりお揃いな感じになれると判断したのだという。
一体どういう理屈だろう?
20年07月11日 18:53
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]
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カメコは自身の右腕にカメオの顔をタトゥーとしてすでに入れていた。
カメオが左耳にタトゥーを入れたと知り、自身の右腕(にあるカメオのタトゥーの左耳部分)に同じデザインのタトゥーを入れることで今のカメオ本人と揃えることにしたのだ。
カメオが左耳にタトゥーを入れたと知り、自身の右腕(にあるカメオのタトゥーの左耳部分)に同じデザインのタトゥーを入れることで今のカメオ本人と揃えることにしたのだ。
「僕じゃない」「2Good」
納得感:2票
カメオは教師のウミオと声が似ていたために、怒られてしまったという。 一体なぜだろう?
20年07月13日 23:51
【ウミガメのスープ】 [フルーチェ]
【ウミガメのスープ】 [フルーチェ]
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授業中に隠れてスマホをいじっていたカメオ。教師であるウミオからはうまく死角となっていてバレないかに思われたが
ウミオ「…と、このように平安時代末期から"{平氏に}"よる武家政権が〜…」
ピコン!
siri「はい、なんでしょう?」
ウミオの声にsiriが反応してしまい、カメオはスマホをいじっていたことがバレて怒られてしまった
ウミオ「…と、このように平安時代末期から"{平氏に}"よる武家政権が〜…」
ピコン!
siri「はい、なんでしょう?」
ウミオの声にsiriが反応してしまい、カメオはスマホをいじっていたことがバレて怒られてしまった
「まどろみの件」「2Good」
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「ガシャーン!」
車に乗っていたアタルはその衝撃と共に目を覚ました。
居眠りしてしまい、前の車にぶつかってしまったのだ。
前の車からはイカツく怖い男が降りてきた。
「大丈夫か!?」
男はアタルを気遣う声をかけて怒っている様子はなかった。
いったいなぜ?
車に乗っていたアタルはその衝撃と共に目を覚ました。
居眠りしてしまい、前の車にぶつかってしまったのだ。
前の車からはイカツく怖い男が降りてきた。
「大丈夫か!?」
男はアタルを気遣う声をかけて怒っている様子はなかった。
いったいなぜ?
20年07月13日 22:34
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]
今日の出題すべりこみ!ザザー!
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アタルは赤信号なので、車を停めた。
もちろんサイドブレーキも引いてしっかり停めた。
しかし昨日はらてらてを楽しみ過ぎて寝不足だ…うとうと。
一瞬寝てしまった。
その時だった。
後ろから車がが猛スピードで!
【ドガガガシャーン!】
追突されたアタルの車は、前の車にぶつかった。
ガシャーン!
アタルの車が挟まれた形の多重事故なので、前の車の男はアタルの身を心配した。
もちろんサイドブレーキも引いてしっかり停めた。
しかし昨日はらてらてを楽しみ過ぎて寝不足だ…うとうと。
一瞬寝てしまった。
その時だった。
後ろから車がが猛スピードで!
【ドガガガシャーン!】
追突されたアタルの車は、前の車にぶつかった。
ガシャーン!
アタルの車が挟まれた形の多重事故なので、前の車の男はアタルの身を心配した。