「お菓子をくれなきゃミイラにするぞ」「1Good」
納得感:1票
今日は<{ハロウィン!}>ということで、カメオはミイラ男のコスプレをした。
せっかくなので隣の部屋にいる妹のカメコを怖がらせることにした。
いざカメコの部屋に入ったところ、カメコは悲鳴をあげて顔を背けてしまった。
カメオはカメコを怖がらせることができたと喜んだが、
実はカメコはカメオが扮したミイラ男が怖くて顔を背けたのではないと言う。
では、どうして顔を背けたのだろう。
せっかくなので隣の部屋にいる妹のカメコを怖がらせることにした。
いざカメコの部屋に入ったところ、カメコは悲鳴をあげて顔を背けてしまった。
カメオはカメコを怖がらせることができたと喜んだが、
実はカメコはカメオが扮したミイラ男が怖くて顔を背けたのではないと言う。
では、どうして顔を背けたのだろう。
19年10月31日 21:56
【ウミガメのスープ】 [ぎんがけい]
【ウミガメのスープ】 [ぎんがけい]
オリオンさんにSPをしていただきました.この場を借りて感謝いたします.
解説を見る
カメオはちゃんと全身に包帯を巻いたはずだった。しかし、どこかの角に包帯が引っ掛かったのだろう。カメコに声をかけたときには包帯は剥がれてしまっており、顔、腕、足、さらには大事なあそこまで!目の前に現れた露出魔の兄を見て思わず顔を背けてしまった。
「変身」「1Good」
物語:1票
孤独な青年、ミズコール・サムサ。
ある朝彼は、自分が一匹の毒虫に変身していることを知る。
その時サムサの心の中は、悲しみとそしてそれ以上の喜びとで満たされたわけだが、さて、喜んだのは何故か?
ある朝彼は、自分が一匹の毒虫に変身していることを知る。
その時サムサの心の中は、悲しみとそしてそれ以上の喜びとで満たされたわけだが、さて、喜んだのは何故か?
22年07月04日 16:41
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
フランツ・カフカに捧ぐ
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サムサを除く全人類が毒虫に変身してから、どれぐらいの月日が経っただろうか。
やっと皆んなと一緒になれた、もう独りじゃない、とサムサは喜び安堵し、黒い涙を流した。
やっと皆んなと一緒になれた、もう独りじゃない、とサムサは喜び安堵し、黒い涙を流した。
「浮き出る答えは」「1Good」
納得感:1票
小学生のタロウは最近
「{自分には自分の知らない弟がいるのではないか}」と疑うようになった。
一体何故?
Cindyからの再出題です。
「{自分には自分の知らない弟がいるのではないか}」と疑うようになった。
一体何故?
Cindyからの再出題です。
22年07月05日 00:06
【ウミガメのスープ】 [たけの子]
【ウミガメのスープ】 [たけの子]
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{タロウ}に最近生まれた弟に両親が{サブロウ}という名前を付けたため。
「これは本当にウミガメのスープですか?」「1Good」
納得感:1票
扉を開けて店に入ってきたのは、私好みの若い男である。
男は男性にしては高めの細い声でウミガメのスープを注文した。
中性的な優しい顔立ち。色白で艷やかな肌。ふんわりとウェーブのかかった柔らかそうな髪。仕立ての良い細身のスーツの内には華奢な肉体が隠れているに違いない。
さながら貴公子のようなその男は、スープを一口飲むとウエイターを呼び、屈託なげに訊いた。
「これは本当にウミガメのスープですか?」
食事をしながら男を見ていた私は思わず「違う」と言っていた。
なぜか?
男は男性にしては高めの細い声でウミガメのスープを注文した。
中性的な優しい顔立ち。色白で艷やかな肌。ふんわりとウェーブのかかった柔らかそうな髪。仕立ての良い細身のスーツの内には華奢な肉体が隠れているに違いない。
さながら貴公子のようなその男は、スープを一口飲むとウエイターを呼び、屈託なげに訊いた。
「これは本当にウミガメのスープですか?」
食事をしながら男を見ていた私は思わず「違う」と言っていた。
なぜか?
22年07月05日 17:04
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
偏見上等
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テレビドラマ『ウミガメのスープ』の主演俳優が、原作のイメージとかけ離れていたから。
「私が想像してたんと違う!」
「私が想像してたんと違う!」
「ばあちゃんの日にち薬」「1Good」
物語:1票
日にち薬という言葉を、ばあちゃんがよく使っていた。
飲み薬や貼り薬ではなく、時の流れが傷を癒やしてくれるってことだ。
私が心に傷を負って泣くたびに、ばあちゃんはいつも慰めてくれた。
「大丈夫さね。日にち薬が治してくれるよ。治ったら京ちゃんはきっと今より強くなってるさねー」
ばあちゃんの言う通り、私は随分強くなった。
だけど、ばあちゃんには日にち薬は効かなかったんだなと、母の名を呼ぶ彼女を見て、私は思ったのだ。
どういうことか。
飲み薬や貼り薬ではなく、時の流れが傷を癒やしてくれるってことだ。
私が心に傷を負って泣くたびに、ばあちゃんはいつも慰めてくれた。
「大丈夫さね。日にち薬が治してくれるよ。治ったら京ちゃんはきっと今より強くなってるさねー」
ばあちゃんの言う通り、私は随分強くなった。
だけど、ばあちゃんには日にち薬は効かなかったんだなと、母の名を呼ぶ彼女を見て、私は思ったのだ。
どういうことか。
22年07月05日 23:11
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
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簡易解説
今際の際に、亡くした娘の名を呼んだ祖母。
どれだけ時が経とうと、娘に先立たれた母親の心の傷は、決して癒やされることはないのだと、私は知った。
解説
私の母、ばあちゃんの娘は、私を産んですぐに事故で亡くなった。しばらくして父も病で、母の後を追うように亡くなった。
私はずっと、ばあちゃんに育てられた。
いつだって明るくて元気なばあちゃんだったけど、夜、母の遺影の前でひとり泣いている姿を、私は何度も目にした。
そのたびに私は、早く日にち薬が効いてくれればいいのにと思ったものだ。
けれど、去年の夏、臨終の床で私の手を弱々しい力で握っていたばあちゃんが最後に口にしたのは、私の名ではなく、母の名前だった。
三度、呼んだ。
ばあちゃん。
お母さんには会えた?
私のことは心配いらないよ。
私は強くなった。
なんたって、私には良く効くんだから、日にち薬。
ありがとうね。ばあちゃん。
今際の際に、亡くした娘の名を呼んだ祖母。
どれだけ時が経とうと、娘に先立たれた母親の心の傷は、決して癒やされることはないのだと、私は知った。
解説
私の母、ばあちゃんの娘は、私を産んですぐに事故で亡くなった。しばらくして父も病で、母の後を追うように亡くなった。
私はずっと、ばあちゃんに育てられた。
いつだって明るくて元気なばあちゃんだったけど、夜、母の遺影の前でひとり泣いている姿を、私は何度も目にした。
そのたびに私は、早く日にち薬が効いてくれればいいのにと思ったものだ。
けれど、去年の夏、臨終の床で私の手を弱々しい力で握っていたばあちゃんが最後に口にしたのは、私の名ではなく、母の名前だった。
三度、呼んだ。
ばあちゃん。
お母さんには会えた?
私のことは心配いらないよ。
私は強くなった。
なんたって、私には良く効くんだから、日にち薬。
ありがとうね。ばあちゃん。