みんなのブックマーク

カメコとウミコが言い争っていた。
しばらくすると、ウミコは泣いてしまった。

そこに猫風船がやってきた。

するとウミコは笑顔になった。
一方、ウミコは口をあんぐり開けていた。
どういうことだろう?
19年01月21日 15:57
【ウミガメのスープ】 [ミンタカ]

猫風船問題です。ゼニゴケさんありがとうございます!




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これはまだ猫風船が人間と共存する前のお話である。

ウミコ「…ウミホントにみたんだよ!」
カメコ「それは猫でしょう…猫風船はおとぎ話にしか出てこないのよ。」
ウミコ「猫風船はホントにいるんだよ!」

ウミコは母親と言い争っていた。
カメコは、猫風船は童話「双子と猫風船」に出てくるもので、本当にはいないと思い込んでいたので頭ごなしに否定した。

確かに今日の幼稚園の帰り道、猫風船を見たのに。
周りには誰もいなかったけど、絶対見たのに。
なんで信じてくれないの…
ウミコは悔しくて、悲しくて、泣いてしまった。

すると、屋根のほうでもごもご鈍い音がした。
そして暖炉から「ぼふん」という音とともにススだらけの猫風船が現れた。
どうやら煙突から入ってきたらしい。

「…オマエ、サッキ、コレ、オトシタ」
猫風船は背中にススだらけのハンカチを載せていた。

それをウミコが受け取ると、「ぼふん」という音とともに去っていった。

ウミコは泣くのをやめて笑顔になった。
「ほら!ホントにいるでしょ!」

一方のカメコは自分の目が信じられず、あんぐり口を開けていた。
新ラテシン マッテファザー「2ブックマーク」
パパの大切なクラリネットを壊してしまったカメオ君。
しかしパパに怒られなかったのでカメオ君は大泣きしてしまった。

一体なぜ?
19年01月21日 22:13
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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パパの形見のクラリネット


幼い頃にパパが大事にしていたもので触れようとしただけでよく怒られたっけ


パパは亡くなるとき、たしかに僕にこう言ったんだ。


『パパはいつもお前のそばで見守っている』



だけど





だけど





大切なクラリネットを壊したのに何の罰もくだらない(´;ω;`)



パパ~パパは僕のそばにいるんじゃなかったの?


会いたいよパパ~(´ノω;`)°)
ヒーローの正体「2ブックマーク」
カメコおばあちゃんが、孫のウミオくんのためにオモチャを買いにやって来ました。

「すみません、ラテシンライダーの人形をいただけますか?」

しかし、店員さんは困った顔をしています。
ウミオくんのほしいラテシンライダーはすぐ目の前にあるのに、なぜでしょうか?
19年01月21日 23:32
【ウミガメのスープ】 [koto]



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「すみません、ここに並んでいる人形はみんなラテシンライダーシリーズのラテシンライダー人形なんです……」
「ええ!?ラテシンライダーってこんなにあるの!?」

ラテシンライダーは長寿の人気ヒーローシリーズ。
『ラテシンライダーX』『真ラテシンライダーガイア』など、様々なシリーズが毎年放送されている。
そのため、『ラテシンライダー』だけでは、ウミオくんのほしいヒーローがわからず、店員さんは困ってしまったのだ。

「今、電話をかけて確認したら、シリーズ初代のラテシンライダーがほしいんですって」
「初代ですね、わかりました(初代か…わかっているな少年……)」
猫入水泉「2ブックマーク」
ゼニゴケさんは確信した!
この呪術の泉に入れば念願の猫の姿になれる!

さて、その前に下準備を・・・

ゼニゴケさんは猫になった後、泉を封印した

何故?

【参加テーマ・猫になったらやりたい事は?】
19年01月19日 22:43
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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この泉には『前に入った者の姿を次に入った者に移す呪術』がかかっている

先に入ったのは可愛い猫だった。なのでゼニゴケがこの泉に入ればあの猫の姿を得る事が出来る

そして元の人間の姿に戻りたければもういちどこの泉に入れば良いのだがそれには『その間誰もこの泉に入っていない』と言う事が条件になる

なので出入り口を厳重に封鎖し(猫は通れるようにした)泉に入って猫の姿を獲たゼニゴケは存分に猫ライフを満喫したのだった

  

数時間後。一度人間に戻ろうと泉に入ったゼニゴケは何故か鼠の姿になってしまった

よく見ると部屋の隅に全裸の自分が居る!

ぬあっ!鼠が泉に入ったんだ!とりあえず猫に戻ろう!

その時、別の鼠が泉に落ちて猫の姿になって出てきた

猫の姿の鼠と鼠の姿のゼニゴケさん

後はどうなったかはお察し
にくいぜおっさんにほんいち 前編「2ブックマーク」
雨の中、ずぶ濡れになっているおっさんに、「あなたの家はどこ?」と聞いた。

おっさんが天井を指差すと、カメオはちょっとだけすごいなと思った。

一体なぜ?
19年01月23日 22:05
【ウミガメのスープ】 [弥七]

連続ウミガメ小説〜前編〜




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<解説>
おっさんは自分が無人島に一人で生活していて、質問に対して「この島自体が家で、空が天井みたいなもの」と語ったので、カメオはすごいなと関心した。

〜〜〜〜〜〜

他の人間なら、安堵と違和感の入り混じった、今の俺の感情を何と形容するだろう?

世界一周旅行をしていた俺は、事故で豪華客船が転覆し、海の波に呑み込まれ、気が付くと砂浜に転がっていた。

助かったと思って起き上がり最初に見た光景が、なぜか見知らぬハダカのおっさんだった。

おっさんはこの嵐の中、海に入って魚を仕留めているようだった。かなりの大物だ。暴れておっさんの周囲で飛沫を上げている。

(誰だ?このおっさん…)

俺に気付いたおっさんが近づいてきた。

「おっ、目ェ覚めたか?^ ^」

急いで周囲を見渡す。雨で視界が悪かったが、状況を理解するのに時間はかからなかった。…どうやら俺が流れ着いたのは、海に浮かぶ「小さな島」のようであった。

「終わった…」

他に人の気配がしないが、もしかして無人島なのか?救われた命とは思いながら、自分の置かれた状況に絶望した。もしや俺は一生、ここでハダカのおっさんと生活しなければいけないのか?

「無人島じゃねェって^ ^」

おっさんは俺に向かって語り始めた。

ーーーーーー

ここは名もない小さな島。おっさんは元々サラリーマンだったが、全財産をつぎ込んでこの島を購入し、今は世俗から離れてひとり自給自足の生活をしている。人間関係も、社会のしがらみも、親も妻子も全部捨てて、自由に生きることに決めたのだという。

ーーーーーー

「だからもう、何にも縛られたくねェのよ。だからハダカってわけ^ ^」

おっさんは楽しそうにガハハと笑った。

「嵐が過ぎれば、定期船が島にやってくるから。それまでゆっくりしなよ。」

なるほど、と納得した。

「おっさん、島で生活してるって言うけど…家はどこにあんの?」

「だァから、今言っただろ。」

おっさんはつまらないものを見るかのような顔をして、鼻を鳴らした。

「もう俺は、何にも縛られたくないの!家庭にも、家にも!…しいて言えばこの島自体が今の家みたいなもんよォ。そして…」

おっさんはどんよりと曇った空を指差した。

「ディス イズ マイ テント。」

納得はしたが…ヘッタクソな英語だなと俺は笑った。

まあ、郷に入れば郷に従えだ。定期船が来るまで、ここでの生活を楽しむことにしよう。俺はびしょびしょになったスーツやら下着やらを浜辺へ投げ捨てた。うん、案外気持ちのいいもんだな…

(つづく)