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人気テレビアニメ【背徳の王子様♥】

男はその主人公であるアザゼルの声優をやってるそうだ

アザゼルの声はよく知ってるがその声優の顔は知らない

なのでなので本当にアザゼルの声優か証拠を見せ、いや聞かせてくれと言うと男はアニメのアザゼルの台詞を捩った言い方で聞かせてくれたのだった

｛「『はい、お客様が召し上がったのは間違いなくウミガメのスープですよ』。さて、本日の “問題” は＿＿＿＿＿」｝

　ここは、大衆に人気のレストラン＿＿＿
は表の顔で、｛裏メニューで「ウミガメのスープ」問題を口頭にて提供する、謂わばコンセプトレストラン｝である。
　ここで「ウミガメのスープ」問題を提供してもらうには、｛代表問題「ウミガメのスープ」の流れを踏まなくてはならない｝。つまり、ウミガメのスープを注文したのち、シェフに、提供されたそのものが本当にウミガメのスープなのか問いかける必要があるというわけだ。このような儀礼行為や、オーディブルな問題形式に、どこか特別感があってニッチな人気を誇っているのだ。シェフは少々過労気味だが、客は食事とともに黙考のひとときも楽しめる。ゆえにソロ客が多い。
　
　｛男性は、提供された「ウミガメのスープ」問題がどうも難しく、頭を抱えた｝のだった。

修学旅行での夜

大部屋で夜更かししていると友達の一人が寝落ちた

そこでその額に文字を書くことにした

さて、何と書く？オーソドックスに『肉』？

いや、最初に寝落ちたので『1』と書こう。次に寝た者は『２』な

そしてどんどん寝落ちて行き次の朝

最後まで起きていた者以外は全員額に数字が書かれていた

その事を知らず『推測』した彼は最初に寝落ちた者でありその数字は当然『１』であった

Aとは｛水｝、Bとは｛水色｝

人々に｛水色｝は｛水｝を表しているかを尋ねるとそうであると答えるという。
しかし、人々に｛水｝は｛水色｝であるかを尋ねると人々は違うと答えるという。

東京に住む男は、現在は大阪に住んでいる学生時代の友人に会いに行くために｛新幹線｝に乗っていた。
到着時間までまだ余裕があったので、男はスマホで映画を見て時間を潰すことにした。
再生時間は2時間10分。ちょうど、見終わる頃には大阪に着いているという算段だ。
しかし、その日はお盆休みの帰省ラッシュで乗客が多かったため、｛Wi-Fiの繋がりが非常に悪かった｝。
しかし、前からずっと見たいと思っていた映画だったので、男はそれでも最後まで集中して映画を見た。
度々挟まるロードによって再生時間が伸び、目的の駅を通り過ぎてしまった事に気がついたのは映画を見終わった直後だった。