「しめしめじめじめ」「1ブックマーク」
梅雨。
湿気が高く洗濯物が乾きにくい季節。
そこでカメコはたくさん洗濯をすることにした。
一体何故?
ただしカメコは家の洗濯機を使用している。
湿気が高く洗濯物が乾きにくい季節。
そこでカメコはたくさん洗濯をすることにした。
一体何故?
ただしカメコは家の洗濯機を使用している。
23年06月30日 23:52
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
金曜22時〜BS!
解説を見る
一人暮らしのカメコ。
室内干しをするので、毎日小分けにして洗濯することでちょっとでも乾きやすくするため。
※普段は三日に一回くらいの洗濯なので、洗濯の頻度が「たくさん」になりました
室内干しをするので、毎日小分けにして洗濯することでちょっとでも乾きやすくするため。
※普段は三日に一回くらいの洗濯なので、洗濯の頻度が「たくさん」になりました
「新しい生命」「1ブックマーク」
カメコのお腹の中には赤ちゃんがいる。
後日、赤ちゃんがいつ産まれるのか気になり
友人であるカメコの家族に聞いてみたが、
いつまで待っても
カメコの子供が産まれる事はないらしい。
どういうことだろう?
後日、赤ちゃんがいつ産まれるのか気になり
友人であるカメコの家族に聞いてみたが、
いつまで待っても
カメコの子供が産まれる事はないらしい。
どういうことだろう?
21年08月17日 02:15
【ウミガメのスープ】 [あさくら]
【ウミガメのスープ】 [あさくら]
気づいてしまえば一瞬。
解説を見る
カメコは動物園のカンガルーだった。
友人は、カメコが子供の頃から育ててきた飼育員で、
カメコの事を家族同然に考えている。
それだけ大事にされているカメコの、
新しい赤ちゃんは生まれてこない。
それもそのはず、子供は既に産まれており
カメコのお腹の(ポケットの)中にいるのだから。
*正解条件*
「カンガルー(有袋類)」&&「お腹のポケット(袋)の中にいる」
友人は、カメコが子供の頃から育ててきた飼育員で、
カメコの事を家族同然に考えている。
それだけ大事にされているカメコの、
新しい赤ちゃんは生まれてこない。
それもそのはず、子供は既に産まれており
カメコのお腹の(ポケットの)中にいるのだから。
*正解条件*
「カンガルー(有袋類)」&&「お腹のポケット(袋)の中にいる」
「大地を踏み締めながら」「1ブックマーク」
剛健な体つきの男はその二本の足で大地をしっかりと踏み締めながら近づいて来たので私は男が武器を持っていると確信した
何故?
【参加テーマ・剛健な体つきのキャラと言えば?】
何故?
【参加テーマ・剛健な体つきのキャラと言えば?】
21年09月15日 21:04
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
解説を見る
杖を持った男がゆっくりと近づいてくる
男は見るからに剛健な体つきをしておりその歩みには一切のブレが無く大地を踏み締めている
おかしいな。あの男に杖など必要ないはず
つまり
男は一足飛びで飛びかかると手に持つ仕込み杖を抜き斬りかかってきた!
カキンっ!
時野洋輔は虚空から召喚した愛剣クロノスで闇色の刃をしっかりと受け止めた
時野洋輔『へえ、アンタ並の使い手じゃないね』
さあ、中二病的戦闘シーンの始まりだ!(言っちゃう)
男は見るからに剛健な体つきをしておりその歩みには一切のブレが無く大地を踏み締めている
おかしいな。あの男に杖など必要ないはず
つまり
男は一足飛びで飛びかかると手に持つ仕込み杖を抜き斬りかかってきた!
カキンっ!
時野洋輔は虚空から召喚した愛剣クロノスで闇色の刃をしっかりと受け止めた
時野洋輔『へえ、アンタ並の使い手じゃないね』
さあ、中二病的戦闘シーンの始まりだ!(言っちゃう)
「女の子は恋をした時から超一流のマジシャンに早変わり」「1ブックマーク」
彼女のおかげで彼は僕の最高の友人になった
何故?
【参加クイズ・タイトルの元ネタは?】
何故?
【参加クイズ・タイトルの元ネタは?】
21年09月19日 21:55
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
解説を見る
妻、カメコが不倫したため私達は離婚する事になった
カメオ『姉がやらかしてすいません。カツオお義兄いさん・・・いや、もう義兄では無くなるのか・・・』
君の姉と離婚する以上確かに俺達は義兄弟では無くなるな
これからはただの親友だ。よろしくな中島
カメオ『姉がやらかしてすいません。カツオお義兄いさん・・・いや、もう義兄では無くなるのか・・・』
君の姉と離婚する以上確かに俺達は義兄弟では無くなるな
これからはただの親友だ。よろしくな中島
「ノイズ・カウンセリング」「1ブックマーク」
プライドが高いカメコの「気分転換」は、
幼馴染であり会社の同僚でもあるウミオが、{カメコの嫌いな音}を出したことと関係しているらしい。
さて、ウミオが出した音とは何の音だろうか?
幼馴染であり会社の同僚でもあるウミオが、{カメコの嫌いな音}を出したことと関係しているらしい。
さて、ウミオが出した音とは何の音だろうか?
23年07月08日 23:11
【20の扉】 [とろたく(記憶喪失)]
【20の扉】 [とろたく(記憶喪失)]
ペーパードライバー講習第二弾です~。
解説を見る
「ぐすん、ぐすん……」
「泣くなよ、泣き虫!」
幼馴染のウミオに、そうやってよくからかわれていた。
それが嫌で仕方なかった。
そうして私は歳を重ねるにつれて、人前では泣かないようになった。
周りは私を「強い人」として見てくれた。
私もそれに応えたくて、すぐに泣いたりなんかしない、心強くて頼りになる人に見えるように振る舞うようになった。
ほとんど腐れ縁になりかけている同僚のウミオも、すっかり落ち着いた大人になった。
「弱い人」と思われたくない私を気遣ってか、昔のことを言いふらしたりもしていないらしい。
一緒にラーメンを食べた時、すする音が大きかったのが不快だったけど、それも言ったら直してくれた。
昔よりも、全然話しやすかった。
「この間作ったプレゼン資料、ラテオ先輩に褒められちゃった」
「へー。良かったじゃん」
「おかげでうまくいったって。次も頼りにしてるって」
「すげー褒めるじゃん。一生ついてきたくなるな~」
「でしょ。全然褒めないあんたとは大違いね」
「はいはい。順調に距離を縮めてるお前はすごいすごい」
「全然心こもってないでしょ! あはは……」
いつしかウミオと私は、仕事の後によく夕飯を共にするようになった。
変にうわべを繕わなくて済むというのもあり、些細な相談にも乗ってくれた。
私が片思いしている上司であるラテオ先輩の話も、嫌な顔ひとつせずに聞いてくれる。
恋愛が絡むと少しからかってくるけど、不快にならないラインをわきまえているように見える。
ウミオはウミオなりに、私のことを応援してくれているらしい。
……なんだかすっかり丸くなっちゃったな。
なんて、一抹の寂しささえ覚えるほどに、ウミオは良き相談相手になってくれた。
そんなある日のことだった。
「あのさ、カメコさん。ちょっとだけいいかな?」
個人的な呼び出しを受けたのは初めてだった。
それにすっかりと舞い上がった私は、淡い期待を胸に先輩の元へと向かった。
そして、先輩は私にこう告げた。
「会社で色々聞かれるのが嫌で言ってなかったんだけどさ……
実は今度、大学時代から付き合ってる彼女にプロポーズしようと思ってるんだ。
喜びそうなプロポーズ、一緒に考えてくれない? カメコさんにしか頼めないんだ」
……
…………
その日は珍しく残業した。
仕事が一段落した時に残っていたのは、ウミオだけだった。
私はウミオに声をかけた。
「ねえ、一杯どう?」
……
「醤油と塩ね~、麺どうします?」
「硬めで」
「同じく」
「あいよぉ~」
カウンター席に座り、それぞれピッチャーの水をコップに注いだ。
水を一口飲むと、ウミオは少し息をついた。
「好きだな、ラーメン」
「残業の疲れには、一番効くのよ」
ウミオは「へー」と気の抜けた返事を返した。
話をちゃんと聞いているのかよくわからないのがあまり好きじゃなかったけど、この時だけはありがたかった。
そして、重たく回る換気扇の音がよく響く店内で、私たちはいつも通り他愛のない話をした。
「はいっ、ラーメンお待ちどお~」
カウンターに二杯のラーメンが乗せられる。
器の中を覗き込むと、私の顔がよく映るほどにスープがよく透き通っている。
そして温かな湯気が、優しく私の鼻を撫でた。
――『カメコさんにしか頼めないんだ』
「……ぐすっ」
そのスープの純粋な透明感と温かさのせいなのか、なぜか涙が零れていた。
耐えられたはずだったのに、堰を切ったように目から水が止め処なく溢れ、そして流れていった。
最悪だ……よりにもよって、この男に泣くところを見られるなんて。
嫌な思い出が、うっすらと蘇っていく。
そんな時だった。
――ズルッ ズルルル
麺を大きくすする音が聞こえた。
私の真横から鳴っていた。
ズルズル、ズゾ、ズゾゾゾッ
さいあく。本当に不快。
「……ねえちょっと、すする音小さくして……」
「冷めるぞ、ラーメン」
「はぁ……?」
ウミオは淡々とした声でそう言った。
顔を自分のラーメンに向けたまま、こちらを見ようともしなかった。
わけもわからず戸惑っていると、ウミオが箸を止めた。
「……俺は何も聞いてないから」
「えっ?」
「ラーメンすすってたから、なんにも聞こえてないし見てないから」
そう言うと、店のティッシュ箱だけそっと私の目の前に置いた。
そしてそのまま、また大きな音を立ててラーメンをすすった。
「……」
私は、ティッシュを一枚取った。
目元だけ拭いて、あとはくしゃくしゃに丸めてゴミ箱に捨てた。
ポーチから髪留めを取った。
自分の髪を一つに縛った。
割り箸を割った。
少しだけ歪な割れ方をしてしまった。
「……いただきます」
私は、その箸で麺を多めにつまんだ。
麺の端を口に差し込み、思いっきり大きな音を立てて麺をすすった。
「おお、姉ちゃん。良い食べっぷりだねぇ!」
そして私は、ちょっぴり塩辛いスープを飲み干した。
--
「……今日はありがと」
「別に……よく食べてるだろ」
「ううん。そうじゃなくて……ちょっとだけ元気出た」
「ふーん。ま、嫌なことはラーメンごと全部飲み下してしまえばいいってな」
「……そうね。そうかも」
「それでもダメなら……イメチェンでもしたほうがいいんじゃねーの。コレ、とかさ」
ウミオは右手にチョキを作って、それを顔の横で動かす仕草をした。
「……考えとく」
「ん。そうしとけ」
駅のホームに到着した。
同じ路線だけどホームが真逆なので、どちらかの電車が来たら完全にお開きだ。
そう思っていた時に、私が乗る方面の電車が先にやって来た。
「……じゃ、また月曜」
「ん。気をつけてな」
電車の車両に乗った。
発車ベルと音楽が鳴った。
そしてウミオは、構内アナウンスの声に紛れながらこう言った。
「……泣くなよ、泣き虫」
「もう。やめてよ、それ」
ウミオは、ちょうど閉まったドアの向こうでいたずらっぽく笑っていた。
そして……私は、行きつけの美容院を予約した。
--
「あれっカメコさん、髪切りました?」
「ええ、{気分転換}に」
「いいじゃないですか~、すごく可愛いです!」
「でしょ? 私も気に入ってるのよ」
◆まとめ
【A:麺をすする音。】(麵以外でも可)
仕事帰り、二人はラーメン屋で夕食を共にしていた。
失恋したカメコの涙をすする音をかき消すため、あえてウミオはその音を大きく出した。
ウミオの気遣いで元気を取り戻したカメコは、失恋を引きずらないように髪を切った。
理由が失恋だと思われたくないので、「気分転換」と言い訳をすることにしたのだった。
「泣くなよ、泣き虫!」
幼馴染のウミオに、そうやってよくからかわれていた。
それが嫌で仕方なかった。
そうして私は歳を重ねるにつれて、人前では泣かないようになった。
周りは私を「強い人」として見てくれた。
私もそれに応えたくて、すぐに泣いたりなんかしない、心強くて頼りになる人に見えるように振る舞うようになった。
ほとんど腐れ縁になりかけている同僚のウミオも、すっかり落ち着いた大人になった。
「弱い人」と思われたくない私を気遣ってか、昔のことを言いふらしたりもしていないらしい。
一緒にラーメンを食べた時、すする音が大きかったのが不快だったけど、それも言ったら直してくれた。
昔よりも、全然話しやすかった。
「この間作ったプレゼン資料、ラテオ先輩に褒められちゃった」
「へー。良かったじゃん」
「おかげでうまくいったって。次も頼りにしてるって」
「すげー褒めるじゃん。一生ついてきたくなるな~」
「でしょ。全然褒めないあんたとは大違いね」
「はいはい。順調に距離を縮めてるお前はすごいすごい」
「全然心こもってないでしょ! あはは……」
いつしかウミオと私は、仕事の後によく夕飯を共にするようになった。
変にうわべを繕わなくて済むというのもあり、些細な相談にも乗ってくれた。
私が片思いしている上司であるラテオ先輩の話も、嫌な顔ひとつせずに聞いてくれる。
恋愛が絡むと少しからかってくるけど、不快にならないラインをわきまえているように見える。
ウミオはウミオなりに、私のことを応援してくれているらしい。
……なんだかすっかり丸くなっちゃったな。
なんて、一抹の寂しささえ覚えるほどに、ウミオは良き相談相手になってくれた。
そんなある日のことだった。
「あのさ、カメコさん。ちょっとだけいいかな?」
個人的な呼び出しを受けたのは初めてだった。
それにすっかりと舞い上がった私は、淡い期待を胸に先輩の元へと向かった。
そして、先輩は私にこう告げた。
「会社で色々聞かれるのが嫌で言ってなかったんだけどさ……
実は今度、大学時代から付き合ってる彼女にプロポーズしようと思ってるんだ。
喜びそうなプロポーズ、一緒に考えてくれない? カメコさんにしか頼めないんだ」
……
…………
その日は珍しく残業した。
仕事が一段落した時に残っていたのは、ウミオだけだった。
私はウミオに声をかけた。
「ねえ、一杯どう?」
……
「醤油と塩ね~、麺どうします?」
「硬めで」
「同じく」
「あいよぉ~」
カウンター席に座り、それぞれピッチャーの水をコップに注いだ。
水を一口飲むと、ウミオは少し息をついた。
「好きだな、ラーメン」
「残業の疲れには、一番効くのよ」
ウミオは「へー」と気の抜けた返事を返した。
話をちゃんと聞いているのかよくわからないのがあまり好きじゃなかったけど、この時だけはありがたかった。
そして、重たく回る換気扇の音がよく響く店内で、私たちはいつも通り他愛のない話をした。
「はいっ、ラーメンお待ちどお~」
カウンターに二杯のラーメンが乗せられる。
器の中を覗き込むと、私の顔がよく映るほどにスープがよく透き通っている。
そして温かな湯気が、優しく私の鼻を撫でた。
――『カメコさんにしか頼めないんだ』
「……ぐすっ」
そのスープの純粋な透明感と温かさのせいなのか、なぜか涙が零れていた。
耐えられたはずだったのに、堰を切ったように目から水が止め処なく溢れ、そして流れていった。
最悪だ……よりにもよって、この男に泣くところを見られるなんて。
嫌な思い出が、うっすらと蘇っていく。
そんな時だった。
――ズルッ ズルルル
麺を大きくすする音が聞こえた。
私の真横から鳴っていた。
ズルズル、ズゾ、ズゾゾゾッ
さいあく。本当に不快。
「……ねえちょっと、すする音小さくして……」
「冷めるぞ、ラーメン」
「はぁ……?」
ウミオは淡々とした声でそう言った。
顔を自分のラーメンに向けたまま、こちらを見ようともしなかった。
わけもわからず戸惑っていると、ウミオが箸を止めた。
「……俺は何も聞いてないから」
「えっ?」
「ラーメンすすってたから、なんにも聞こえてないし見てないから」
そう言うと、店のティッシュ箱だけそっと私の目の前に置いた。
そしてそのまま、また大きな音を立ててラーメンをすすった。
「……」
私は、ティッシュを一枚取った。
目元だけ拭いて、あとはくしゃくしゃに丸めてゴミ箱に捨てた。
ポーチから髪留めを取った。
自分の髪を一つに縛った。
割り箸を割った。
少しだけ歪な割れ方をしてしまった。
「……いただきます」
私は、その箸で麺を多めにつまんだ。
麺の端を口に差し込み、思いっきり大きな音を立てて麺をすすった。
「おお、姉ちゃん。良い食べっぷりだねぇ!」
そして私は、ちょっぴり塩辛いスープを飲み干した。
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「……今日はありがと」
「別に……よく食べてるだろ」
「ううん。そうじゃなくて……ちょっとだけ元気出た」
「ふーん。ま、嫌なことはラーメンごと全部飲み下してしまえばいいってな」
「……そうね。そうかも」
「それでもダメなら……イメチェンでもしたほうがいいんじゃねーの。コレ、とかさ」
ウミオは右手にチョキを作って、それを顔の横で動かす仕草をした。
「……考えとく」
「ん。そうしとけ」
駅のホームに到着した。
同じ路線だけどホームが真逆なので、どちらかの電車が来たら完全にお開きだ。
そう思っていた時に、私が乗る方面の電車が先にやって来た。
「……じゃ、また月曜」
「ん。気をつけてな」
電車の車両に乗った。
発車ベルと音楽が鳴った。
そしてウミオは、構内アナウンスの声に紛れながらこう言った。
「……泣くなよ、泣き虫」
「もう。やめてよ、それ」
ウミオは、ちょうど閉まったドアの向こうでいたずらっぽく笑っていた。
そして……私は、行きつけの美容院を予約した。
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「あれっカメコさん、髪切りました?」
「ええ、{気分転換}に」
「いいじゃないですか~、すごく可愛いです!」
「でしょ? 私も気に入ってるのよ」
◆まとめ
【A:麺をすする音。】(麵以外でも可)
仕事帰り、二人はラーメン屋で夕食を共にしていた。
失恋したカメコの涙をすする音をかき消すため、あえてウミオはその音を大きく出した。
ウミオの気遣いで元気を取り戻したカメコは、失恋を引きずらないように髪を切った。
理由が失恋だと思われたくないので、「気分転換」と言い訳をすることにしたのだった。