「百物語をしていたんです。」「1ブックマーク」
ある夏の日の、深夜のことである。
「夏と言えば怖い話だよね~」ということで、加蓮、周子、文香、美波、小梅の5人が、小梅の部屋に集まって百物語をしていた。
5人は順々に怖い話をしては、1本、また1本とろうそくの火を消していく。そしてついに100本目、最後に1本残ったろうそくの火が消された時、5人は怖くなって部屋から全員逃げ出してしまうのだが、
{逃げる時に5人全員が、元々百物語に使っていた火の消えたろうそくを持っていたのはなぜだろう?}
「夏と言えば怖い話だよね~」ということで、加蓮、周子、文香、美波、小梅の5人が、小梅の部屋に集まって百物語をしていた。
5人は順々に怖い話をしては、1本、また1本とろうそくの火を消していく。そしてついに100本目、最後に1本残ったろうそくの火が消された時、5人は怖くなって部屋から全員逃げ出してしまうのだが、
{逃げる時に5人全員が、元々百物語に使っていた火の消えたろうそくを持っていたのはなぜだろう?}
19年09月01日 18:13
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]
まだギリギリ怖い話のシーズンだと信じて、ホラーなスープを初出題です。
解説を見る
100本目のろうそくが消されたその瞬間、家がグォンと大きな音を立てて揺れ始めた。
…地震だ!それも、おそらくかなり大きい。スマートフォンも緊急地震速報のアラームを鳴らしている。…地震が起こる前に鳴れや。
突然の地震に命の危険を感じた5人は怖くなって家から避難しようとしたのだが、その時誰かが叫んだ。
「みんな!出来たらろうそくも持っていこう!{もしこの地震で停電することになったら、今後ろうそくが役に立つから!}」
これに納得した5人はとりあえず手近なろうそくを持って、そのまま全速力で家から逃げ出した。
外に出て揺れが収まるのを待つ5人は、少しずつ冷静さを取り戻すのと同時に、この地震が、弱くはないものの思っていたより大きなものでもないことに気付く。百物語の直後に起こった地震だったため、強く驚いた5人は実際より余計に揺れと恐怖を感じてしまったのだろう。じきに揺れは完全に収まり、結局停電も起こらなかった。
加蓮「…結局停電にはならなかったけどさ、百物語のろうそくを持っていけって、良いアイデアだよね!もしもっと強い地震が来てたら、部屋に取りに戻ることも出来なかっただろうしね。あれ、誰が言ったの?」
周子「あたしもあれ聞いてなるほどって思ったよー。あの状況であんなこと思い付けるの、文香さんくらいじゃないの?」
文香「…いえ、私では、ありません…。実を言うと…あの時私は、地震に驚いて…口も利けない状態になっていました…。むしろ私も、あの言葉で我に返って…逃げることが、出来たんです…。」
美波「…え?わ、私もてっきり文香さんが言ってくれたのかと…。それじゃあ、小梅ちゃんが…?」
小梅「ううん…。私も…違うよ…?」
加蓮「え?それじゃあ、一体誰があんなことを…?」
5人「…………」
終
制作・著作
━━━━━
ⓃⒽⓀ
簡易解説
百物語の最後のろうそくを消したその瞬間、大きめの地震が起こった。命の危険を感じた5人は怖くなって逃げようとするが、地震で停電することになった場合にはろうそくが使えることに思い至り、百物語に使っていた中から手近なろうそくを持って全速力で家から逃げ出した。
※実際に大地震に遭遇した場合には、何か物を持って行くこと等は考えずにとにかく建物内から逃げることだけ考えましょう。
…地震だ!それも、おそらくかなり大きい。スマートフォンも緊急地震速報のアラームを鳴らしている。…地震が起こる前に鳴れや。
突然の地震に命の危険を感じた5人は怖くなって家から避難しようとしたのだが、その時誰かが叫んだ。
「みんな!出来たらろうそくも持っていこう!{もしこの地震で停電することになったら、今後ろうそくが役に立つから!}」
これに納得した5人はとりあえず手近なろうそくを持って、そのまま全速力で家から逃げ出した。
外に出て揺れが収まるのを待つ5人は、少しずつ冷静さを取り戻すのと同時に、この地震が、弱くはないものの思っていたより大きなものでもないことに気付く。百物語の直後に起こった地震だったため、強く驚いた5人は実際より余計に揺れと恐怖を感じてしまったのだろう。じきに揺れは完全に収まり、結局停電も起こらなかった。
加蓮「…結局停電にはならなかったけどさ、百物語のろうそくを持っていけって、良いアイデアだよね!もしもっと強い地震が来てたら、部屋に取りに戻ることも出来なかっただろうしね。あれ、誰が言ったの?」
周子「あたしもあれ聞いてなるほどって思ったよー。あの状況であんなこと思い付けるの、文香さんくらいじゃないの?」
文香「…いえ、私では、ありません…。実を言うと…あの時私は、地震に驚いて…口も利けない状態になっていました…。むしろ私も、あの言葉で我に返って…逃げることが、出来たんです…。」
美波「…え?わ、私もてっきり文香さんが言ってくれたのかと…。それじゃあ、小梅ちゃんが…?」
小梅「ううん…。私も…違うよ…?」
加蓮「え?それじゃあ、一体誰があんなことを…?」
5人「…………」
終
制作・著作
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ⓃⒽⓀ
簡易解説
百物語の最後のろうそくを消したその瞬間、大きめの地震が起こった。命の危険を感じた5人は怖くなって逃げようとするが、地震で停電することになった場合にはろうそくが使えることに思い至り、百物語に使っていた中から手近なろうそくを持って全速力で家から逃げ出した。
※実際に大地震に遭遇した場合には、何か物を持って行くこと等は考えずにとにかく建物内から逃げることだけ考えましょう。
「そのドレスちょっと待った」「1ブックマーク」
「カメコ、結婚おめでとう。」
カメオは悲しそうにそう言った。
「カメコ、結婚おめでとう。」
カメオは嬉しそうにそう言った。
一体どういうことだろう?
カメオは悲しそうにそう言った。
「カメコ、結婚おめでとう。」
カメオは嬉しそうにそう言った。
一体どういうことだろう?
19年09月01日 11:02
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]
問題を思い付いてしまったので初出題です。
解説を見る
カメコがまだ5歳の時である。カメオは若くして、医者からガンで余命1年と宣告された。
カメオは闘病生活を続けるも、日に日に衰弱していく。もう長くないと悟ったカメオは、将来大人になって結婚するであろうカメコに対してメッセージを贈ろうと考え、病室でビデオを撮影することにした。
「カメコ、結婚おめでとう。~~(以下省略)」
カメオはビデオカメラに向かって精一杯のお祝いの言葉を述べようとするも、やはり「カメコの花嫁姿をこの目で見たかった」という思いから、どうしても悲しみを隠し切ることが出来なかった。
…のだが、何が起こったのか、その後奇跡的にカメオのガンは完治。カメオは退院し、再び幸せな日常を送ることになった。
それからおよそ20年後。カメコは本当に結婚することになった。もちろん、カメオは未だ存命である。カメコの花嫁姿を見ることができたカメオは本当に嬉しそうだ。
「カメコ、結婚おめでとう。~~(以下省略)」
そこには何の悲しみもない。純粋なお祝いの気持ちを精一杯込めたカメオからのメッセージだ。
カメオは闘病生活を続けるも、日に日に衰弱していく。もう長くないと悟ったカメオは、将来大人になって結婚するであろうカメコに対してメッセージを贈ろうと考え、病室でビデオを撮影することにした。
「カメコ、結婚おめでとう。~~(以下省略)」
カメオはビデオカメラに向かって精一杯のお祝いの言葉を述べようとするも、やはり「カメコの花嫁姿をこの目で見たかった」という思いから、どうしても悲しみを隠し切ることが出来なかった。
…のだが、何が起こったのか、その後奇跡的にカメオのガンは完治。カメオは退院し、再び幸せな日常を送ることになった。
それからおよそ20年後。カメコは本当に結婚することになった。もちろん、カメオは未だ存命である。カメコの花嫁姿を見ることができたカメオは本当に嬉しそうだ。
「カメコ、結婚おめでとう。~~(以下省略)」
そこには何の悲しみもない。純粋なお祝いの気持ちを精一杯込めたカメオからのメッセージだ。
「時限爆弾解除装置」「1ブックマーク」
朝起きて「全然寝てないなあ」と思ったカメオは、レンジをチンし、その後出かけていった。
カメオがレンジをチンした理由は何だろう?
カメオがレンジをチンした理由は何だろう?
19年08月29日 13:04
【ウミガメのスープ】 [kopi]
【ウミガメのスープ】 [kopi]
時間になりましたので〆ました。
解説を見る
A、寝癖を直すため(濡れタオルをレンジでチンした)
カメオが朝起きて鏡を見ると、頭の爆発(寝癖)があまりにひどい状態であった。何度櫛で梳いても変わらず『全然(髪が)寝てないなあ』と思ったカメオは、濡れタオルをレンジに入れてチンし、頭に乗せた。そして髪の毛が寝たところで髪をセットし、出かけたのであった。
に
時限=レンジのタイマー 爆弾解除装置=頭の爆発を抑えて寝かせる装置という意味で
カメオが朝起きて鏡を見ると、頭の爆発(寝癖)があまりにひどい状態であった。何度櫛で梳いても変わらず『全然(髪が)寝てないなあ』と思ったカメオは、濡れタオルをレンジに入れてチンし、頭に乗せた。そして髪の毛が寝たところで髪をセットし、出かけたのであった。
に
時限=レンジのタイマー 爆弾解除装置=頭の爆発を抑えて寝かせる装置という意味で
「自暴自棄盗賊団」「1ブックマーク」
【ある大きな宝石店で2人の盗賊が盗みを働いた。
宝石を詰めた袋を、事前に掘った近くの公園の穴に埋めることを分担し繰り返すことで、大量の宝石を盗み出すことに成功した。
しかし、そこにサイレンを鳴らしながら警察が迫ってきた。
1人は慌てて店から逃げ出したが、もう1人は{自分の顔を殴り始めた}という。】
どういうことだろう?
宝石を詰めた袋を、事前に掘った近くの公園の穴に埋めることを分担し繰り返すことで、大量の宝石を盗み出すことに成功した。
しかし、そこにサイレンを鳴らしながら警察が迫ってきた。
1人は慌てて店から逃げ出したが、もう1人は{自分の顔を殴り始めた}という。】
どういうことだろう?
19年09月02日 01:52
【ウミガメのスープ】 [エルシード]
【ウミガメのスープ】 [エルシード]
ルパンにはなれなかったよ・・・
解説を見る
顔を殴り始めた男はその宝石店で{警備員}をしていた。
男は金に困っている人間を見繕い、宝石泥棒の相方とした。
警備員の男主導の元、犯行は証拠が残りにくいよう完璧に行われた。
警備員が事前のリサーチのもと高い宝石を集め、相方が公園に埋めに行く。
しかしそんな分担作業中、1人になったのを見計らって警備員の男は警察に通報をする。
丁度盗み終えた頃に警察が到着すると、相方は当然逃げだした。
一方の警備員の男は、{強盗に襲われなすすべなく倒された警備員を演じるために自身を殴り始めたのだ。}
彼は警察に充分に協力したあと、何食わぬ顔で公園の穴を掘り返すことだろう。
P.S.
舞台は20世紀後半のアメリカ
男は金に困っている人間を見繕い、宝石泥棒の相方とした。
警備員の男主導の元、犯行は証拠が残りにくいよう完璧に行われた。
警備員が事前のリサーチのもと高い宝石を集め、相方が公園に埋めに行く。
しかしそんな分担作業中、1人になったのを見計らって警備員の男は警察に通報をする。
丁度盗み終えた頃に警察が到着すると、相方は当然逃げだした。
一方の警備員の男は、{強盗に襲われなすすべなく倒された警備員を演じるために自身を殴り始めたのだ。}
彼は警察に充分に協力したあと、何食わぬ顔で公園の穴を掘り返すことだろう。
P.S.
舞台は20世紀後半のアメリカ
「落書きしてもいい壁」「1ブックマーク」
ある日子供が、家の壁に落書きをした
その壁はクレヨンや鉛筆で落書きをしても消せる材質で出来た、落書きをしても良い壁だ
いつもなら母は叱らないが、今日はとことん子供を叱った
一体何故?
その壁はクレヨンや鉛筆で落書きをしても消せる材質で出来た、落書きをしても良い壁だ
いつもなら母は叱らないが、今日はとことん子供を叱った
一体何故?
19年09月02日 15:43
【ウミガメのスープ】 [黒崎竹刀]
【ウミガメのスープ】 [黒崎竹刀]
解説を見る
子供が落書きに使ったのはクレヨンでも鉛筆でもない
母の愛用する口紅だった
もちろん口紅なんて落とせないので、母はうんと子供を叱ったのだ
母の愛用する口紅だった
もちろん口紅なんて落とせないので、母はうんと子供を叱ったのだ