みんなのブックマーク

彼女が手料理を作ろうとキッチンで調理していたら案の定指を切ってしまった。


すると台所が青く点々が付いた。


あのライトはブラックライト(ブルーライト)でルミノール反応で血液を青く光らせていたことに気付いちゃったのです

「最近、髪が薄くなった気がする…
なぁカメオ、俺ってハゲてるか？」
「えっ…ううん！全然そんなことないよ」
抜け毛を気にしている父に質問された
カメオは、咄嗟に嘘をついてしまった。

父の頭髪は年と共に薄くなりつつあるが、
自分が正直にそれを伝えてしまうと、
父の心が傷つくと思ったのだ。

初めて嘘をついたカメオは
罪悪感に耐えられず、母の元へ行って
父に嘘をついたことを正直に話した。

叱られる！と身構えていたカメオだったが、
「まぁ、嘘はいけないことよ。でもね…
嘘も方便って言葉もあるの。」と、
母親はカメオの優しい嘘を受け入れた。

安心したカメオは、父についた嘘を
そのままにしておこうと決意し、
正直者から優しい嘘つきに変わった。

その後、美容室で薄毛を指摘された父は
カメオの優しい嘘に気付いたが、
何も言うことはなかった。

ウミガメのスープを飲んだ男は青ざめた。
その原因は「食中毒」である。

そして、スープの味見をしたシェフも
例に漏れず食中毒になった。

不運なことに助けが間に合わず、
ウミガメのスープを食べた2人は
死んでしまったのだった。

俺は外科医師だった。
交通事故に遭ったカメオが病院に運び込まれ、その手術に立ち会ったが、一目見て助からない状況だった。
カメオの両親にすぐ連絡を取り来てもらうよう頼んだが、遂にカメオが存命の内に会うことは叶わなかった。
泣き崩れる両親に「カメオは苦しまずに逝けましたか？」と聞かれ、俺は咄嗟に「即死でしたよ」と答えた。
嘘だった。カメオは散々苦しみ、最期まで両親に会いたいと望みながら息絶えた。
両親を傷付けまいとついた嘘だったが、永遠に我が子の真実を知らないままだろう。
どうすれば良かったのかと悩み疲れ、俺は医師を続けるのが辛くなり、辞職した。

｢取引先との約束までまだ少し時間があるな、どこかでお茶の時間にするには短いし、悪いがここらで待とうか。｣

そう言って煙草に火をつけるカメオ課長。

｢課長！ここは禁煙ですよ、見てください、ほら。｣
部下は禁煙の貼り紙を指さす。

｢…！ああ、すまない｣

｢珍しいですね課長、何かあったんですか？｣

｢いや、お恥ずかしい。
禁煙だとは気付かなかった。

今日は眼鏡をしていないだろう？
少し風邪気味でね…
マスクをつけていると、どうしても眼鏡が曇ってしまうから…。

すまないが場所を変えようか。｣

｢それでも煙草は吸うんですね｣

｢百薬の長さ。
風邪だろうとやっぱり煙草はやめられん。｣

【解説】
誰の目にも真面目なカメオ課長が、
禁煙の場所にもかかわらず突然煙草を吸い始めた。

驚いた部下が理由を問えば、
カメオはその日、風邪でマスクを付けている為に眼鏡をしておらず、
禁煙の貼り紙が見えなかったのだという。


余談だがカメオ課長が愛飲しているのはハイライト。真面目な課長のちょっとドジな一面は、部下にとってその日のハイライトになったという。
おあとがよろしいようで。