みんなのブックマーク

高圧的な男「1ブックマーク」
男が無礼にも人を指差し、強い口調で命令をした。
すると周囲の人間は、ある者は震え、ある者は慌て、それでも言われるがまま男の命令に従った。
男と周囲の人間はお互い面識も無く、見知らぬ者同士だというのに。

一体何が起こっているのだろう?
(状況の解明をもって正答とさせて頂きます)
18年08月16日 10:30
【ウミガメのスープ】 [ものくろ]

再々度、男のお話です。




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男は少し正義感の強いだけのごく普通の会社員。
仕事が早く終わり、まだやや明るい帰り道を上機嫌で帰っていた時、前を歩いていた若者が突然ばたりと倒れたのだ。

周囲にいた人達が驚きの声を上げ呆然とする中、男は咄嗟に若者に駆け寄り「大丈夫ですか」と声をかけた。
返事は無い。声をかけながら肩をそっと叩く。反応は無い。素早く口元に耳を近付け、胸元を見る。呼吸も無い。男はさっと青ざめた。
慌てて顔を上げると、何人かの人間が不安そうにこちらを見ている。

「そこの眼鏡をかけたジーパンの男性、近くのデパートからAEDを持ってきてください!」
「白いスカートのそこの方、スマホで救急車を呼んでください!119です!」
「黒いTシャツの方!隣の方も!心臓マッサージをするのでこちらに来てください!」

男は次々に人を指差し、具体的に指示を出した。
人々はハッとして、それぞれの指示に従う。

しばらくして救急車が到着。
彼らの尽力によって、若者は一命を取り留めたのであった。
とっておきのクリオネ「1ブックマーク」
「クリオネ」を使いたくなかったので、カメオは渋々「寿司」を使った。

状況を説明しなさい。
19年01月01日 23:59
【ウミガメのスープ】 [弥七]

おつまみ程度にどうぞ!




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<解説>
手元に「おもしろ消しゴム」しか無かったから。(普通の消しゴムが無かったから。)

〜〜〜〜〜〜

小学生のカメオは「おもしろ消しゴム」集めにはまっていた。寿司、ケーキ、サッカーボール…中でもお気に入りなのは水族館で買ってもらった「クリオネ」の消しゴム。とても珍しいので、カメオの宝物だった。

授業中、鉛筆でノートをとっていたカメオは字を間違えてしまった。筆箱の中身を出すと普通の消しゴムを忘れていて、手元には「寿司」と「クリオネ」しかなかった。

「クリオネ」を使う訳にはいかない。泣く泣くカメオは「寿司」を使ったのであった…。
ラブラブ♡カップル「1ブックマーク」
かめ子の友達のカメ男とカメ美は誰の目から見ても、犬猿の仲。
かめ子が彼らの姿を見ると決まって、距離を取っている。
しかし、誰も見ていない時は人目もはばからず、キスばかりしているという。

一体どういうことだろう。
18年07月19日 12:45
【ウミガメのスープ】 [どらちゃん]

初出題です! 至らぬ点ばかりだと思いますが、お願いします!




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カメ男とカメ美は、かめ子の高校の同級生である。
卒業アルバムでかめ子のクラスのページを開くと、彼らの写真は現実の2人の距離を象徴するように2ページにまたがっている。そして同時に向かい合わせになっているのが分かる。

つまり、卒業アルバムを閉じると2人の顔がだんだん近づいていき…?

そう考えると、この2人のさっぱりした笑顔も、こころなしか歪んでいるように見えてしまうのだった。
無視「1ブックマーク」
カメオがカメ子に話しかけても、返事は返ってこなかった。何故?
18年07月19日 15:39
【ウミガメのスープ】 [こはいち]

おめえの席ねえから!




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カメ子(あくび)
カメオ「そこ虫がいっぱい飛んでるところだよ」
カメ子「……!」(口を噤む)
「底なし沼、あります。」「1ブックマーク」
ウミガメ村が底なし沼を観光名所にすると、村の人口が増加した。

一体なぜ?
18年12月31日 17:02
【ウミガメのスープ】 [弥七]

原作を一部改変しました。元ネタありです!




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<解説>
「知られたくないもの」を沈めに沼にやってくる旅行者の弱みを握り、無理やり村の住人にしてしまうから。

〜〜〜以下は茶番です。心の広い人だけお読みください〜〜〜

「底なし沼、あります。」

ウミガメ村の観光ガイドには一言、それだけ書かれていた。村おこしの一環で作った観光名所なのだろうが、わざわざ沼を見るためだけに、過疎化が進んだ村に旅行など誰も行かないだろう……一部の人間を除いては。

午前2時、カメオは都心からウミガメ村を目指して深夜の高速を走っていた。底なし沼など他の人から見たら何の価値もない。しかしその沼を見つけたカメオは自分にとって何とおあつらえ向きな場所だと思った。

村に入り、カメオは暗い森の中にある底なし沼の近くで車を止めると、急いでトランクを開けて中身を沼に沈めた。死体の入った大きな寝袋はゴポゴポと不気味な音を立てて見えなくなった。

(これで殺人の証拠は全て消えた……)
カメオが安堵して車に戻ろうとした瞬間であった。

「「ガガッ!!……お客様、いらっしゃいませ!...」」

驚いて向かいの茂みに目をやると、そこには一台のカメラとスピーカーが置かれてあった。

「「…お客様、沼はご覧になられましたか?」」

カメオ「え?ああ、見ましたよ。」
見られていたのか?カメオは必死に平静を保って答えた。

「「いやはやお恥ずかしい、村おこしの一環で『底なし沼』なんて名売ってはいますけどね、実際見たら大したことないでしょう?......」」

声の主は勝手に語り出した。

「「…実はですね、『底なし』というのも真っ赤な嘘なのです……本当は5、6メートル下にはちゃんと底があってただの沼と変わらないのですよ……」」

カメオ「そ、そうなんですか、へえ」

「「最近、この沼を訪れる観光客の皆様がよく『知られたくないもの』捨てにやってくるのでございます…通報して警察が沼の底を洗えば、すぐに見つかってしまうにも関わらずね……どうされました?お客様?......」」

奴はこちらの様子を伺っている様に感じられた。

「「大丈夫です。都会の人間にはわからないかもしれませんが、我々村の人間は何よりも『家族の絆』を大切にするのです。実は……」」

何を言っているのか理解できなかった。その場から立ち去ろうとすると突然強い光に照らされた。警察か?とカメオは思ったが、目の前にあったのは自家用車と村の住民らしき中年の女性だった。

「「…実は私の娘なんですが……貰い手が無いものでして。」」

カメオは全てを悟った。

もう二度と、この村から逃れることはできないのだと。

(おしまい)

※原作は意味が分かると怖い話「底なし沼(1)〜(3)」です。非常に完成度の高いお話なのでみなさまも是非ご覧になってください!^ ^