「ウミガメのスープふたたび、あるいは三たび。」「3Good」
納得感:3票
とあるレストランにて。
運ばれてきたウミガメのスープを一口飲むと、男は首をかしげ、シェフを呼んだ。
「これは何のスープだ?」
「はい、こちらウミガメのスープでございます」
男は驚いたように目を大きく見開いたが、やがて落胆の表情を浮かべた。
次の日。
運ばれてきたウミガメのスープを一口飲むと、男は首をかしげ、シェフを呼んだ。
「これは何のスープだ?」
「はい、こちらウミガメのスープでございます」
男はわずかに目を見開いたが、やがて不満げに唇を尖らせた。
また次の日。
運ばれてきたウミガメのスープを一口飲むと、男は首をかしげ、シェフを呼んだ。
「これは何のスープだ?」
「はい、こちらウミガメのスープでございます」
男は無表情でスープ皿に視線を落としていたが、やがて、スプーンを床に叩きつけて怒り出した。
何故?
運ばれてきたウミガメのスープを一口飲むと、男は首をかしげ、シェフを呼んだ。
「これは何のスープだ?」
「はい、こちらウミガメのスープでございます」
男は驚いたように目を大きく見開いたが、やがて落胆の表情を浮かべた。
次の日。
運ばれてきたウミガメのスープを一口飲むと、男は首をかしげ、シェフを呼んだ。
「これは何のスープだ?」
「はい、こちらウミガメのスープでございます」
男はわずかに目を見開いたが、やがて不満げに唇を尖らせた。
また次の日。
運ばれてきたウミガメのスープを一口飲むと、男は首をかしげ、シェフを呼んだ。
「これは何のスープだ?」
「はい、こちらウミガメのスープでございます」
男は無表情でスープ皿に視線を落としていたが、やがて、スプーンを床に叩きつけて怒り出した。
何故?
20年09月13日 00:53
【ウミガメのスープ】 [アルバート]
【ウミガメのスープ】 [アルバート]
-
解説を見る
水平思考パズルの代表作を原案とした映画『ウミガメのスープ』撮影中。今は主人公の男がスープを飲み、その真相に気づいてしまうという、最も重要とも言える場面を撮っているところなのだが、主役の男の演技に監督からなかなかOKが出ない。
スープを飲み、シェフにメニューを質し、そして真実に気づいて、男は驚いたように大きく目を見開いたが、
「カット! なんだその大袈裟な演技は! 『は? 昨日ネットで買ったバッグ、今見たら半額になってるじゃん!』じゃねーんだよ! 人を! 喰った! 驚きと! 絶望と! 嫌悪感が! まるで伝わらん! 安っぽい芝居してんじゃねーよ! やり直し!」
男は落胆の表情を浮かべた。
……中略……
男はわずかに目を見開いたが、
「カット! 中途半端! 『ふーん、あの女優離婚するんだ、おしどり夫婦って話だったのになぁ』ってか? 嘆き! 恐怖! 茫然! そういうのが全っ然ない! 想像しろよもっと! やり直し!」
男は不満げに唇を尖らせた。
……中略……
男は無表情でスープ皿に視線を落としていたが、
「カット! やる気あんのかおい! なんだその薄っぺらい――」
「うるせー! 何回目だと思ってんだ!」
同じシーンを撮り続けること3日目。実に78度目のテイクもやり直しとなったとき、男はついに、スプーンを床に叩きつけて怒り出した。
「あーでもない、こーでもない! だったらお前がやって見せろよ、どんな演技なら満足するんだ!」
「それを考えるのがお前の仕事だろうが! それがわからないからお前は三流なんだよこの大根! いっぺん海に出て遭難してみろ! ちったぁ演技に深みが出るだろそうすれば!」
「あぁそうしてやるよ、でもってお前をかっ捌いてスープにしてやる!」
「上等だ! それでお前の芝居がマシになるならスープでもステーキでもなんでもなってやろうじゃねぇか!」
「言ったな? おい、誰か包丁持ってこい!」
「先に遭難だ、船用意しろ船!」
……紆余曲折を経て、件のシーンは103回目のテイクで遂にOK。ようやく完成した映画『ウミガメのスープ』は、主演俳優の凄みある演技が話題となり大ヒット。特にスープを飲んで真実に気づくシーンは、辞書にない新たな感情が表現されていたとして、各方面から絶賛を浴びたそうだ。
スープを飲み、シェフにメニューを質し、そして真実に気づいて、男は驚いたように大きく目を見開いたが、
「カット! なんだその大袈裟な演技は! 『は? 昨日ネットで買ったバッグ、今見たら半額になってるじゃん!』じゃねーんだよ! 人を! 喰った! 驚きと! 絶望と! 嫌悪感が! まるで伝わらん! 安っぽい芝居してんじゃねーよ! やり直し!」
男は落胆の表情を浮かべた。
……中略……
男はわずかに目を見開いたが、
「カット! 中途半端! 『ふーん、あの女優離婚するんだ、おしどり夫婦って話だったのになぁ』ってか? 嘆き! 恐怖! 茫然! そういうのが全っ然ない! 想像しろよもっと! やり直し!」
男は不満げに唇を尖らせた。
……中略……
男は無表情でスープ皿に視線を落としていたが、
「カット! やる気あんのかおい! なんだその薄っぺらい――」
「うるせー! 何回目だと思ってんだ!」
同じシーンを撮り続けること3日目。実に78度目のテイクもやり直しとなったとき、男はついに、スプーンを床に叩きつけて怒り出した。
「あーでもない、こーでもない! だったらお前がやって見せろよ、どんな演技なら満足するんだ!」
「それを考えるのがお前の仕事だろうが! それがわからないからお前は三流なんだよこの大根! いっぺん海に出て遭難してみろ! ちったぁ演技に深みが出るだろそうすれば!」
「あぁそうしてやるよ、でもってお前をかっ捌いてスープにしてやる!」
「上等だ! それでお前の芝居がマシになるならスープでもステーキでもなんでもなってやろうじゃねぇか!」
「言ったな? おい、誰か包丁持ってこい!」
「先に遭難だ、船用意しろ船!」
……紆余曲折を経て、件のシーンは103回目のテイクで遂にOK。ようやく完成した映画『ウミガメのスープ』は、主演俳優の凄みある演技が話題となり大ヒット。特にスープを飲んで真実に気づくシーンは、辞書にない新たな感情が表現されていたとして、各方面から絶賛を浴びたそうだ。
「失敗の報酬」「3Good」
物語:2票納得感:1票
男が仕掛けた罠に獲物は引っ掛かっていなかったが、男は欲しいものを手に入れた。
いったい、どういうことだろう?
いったい、どういうことだろう?
20年09月14日 22:39
【ウミガメのスープ】 [ぷらすちっく]
【ウミガメのスープ】 [ぷらすちっく]
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12月25日の朝。
カメオは庭に仕掛けた罠を確認した。罠とは、前日にカメオが準備した、サンタクロースを捕まえるための落とし穴である。
しかし、落とし穴が作動した形跡はないし、もちろんそこに誰もいない。
「サンタさん、捕まえられなかった~!」
そう言いながら、switchを嬉しそうに抱えるカメオであった。
カメオは庭に仕掛けた罠を確認した。罠とは、前日にカメオが準備した、サンタクロースを捕まえるための落とし穴である。
しかし、落とし穴が作動した形跡はないし、もちろんそこに誰もいない。
「サンタさん、捕まえられなかった~!」
そう言いながら、switchを嬉しそうに抱えるカメオであった。
「【納涼祭】キライじゃないわ!【焼き鳥】」「3Good」
物語:3票
カメコちゃんはカメオくんのことが苦手。
顔が合えばつい「キライ!」と言ってしまう。
そんな二人が、今日は一本の焼き鳥を仲良くシェアしている。
いったいどうしたのだろう?
カメコちゃんはカメオくんのことが苦手。
顔が合えばつい「キライ!」と言ってしまう。
そんな二人が、今日は一本の焼き鳥を仲良くシェアしている。
いったいどうしたのだろう?
20年09月15日 22:34
【ウミガメのスープ】 [クラブ]
【ウミガメのスープ】 [クラブ]
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カメコちゃんは思春期真っ盛り。父親を意識しちゃうお年頃。
今日は家族で来たお祭りで焼き鳥を買ってもらうも、ネギマには苦手なネギが…
カメコ(娘)「ネギ食べて(゚⊿゚)モグモグ」
カメオ(父)「好き嫌いはダメだぞ~大きくなれないぞ~(´~`)モグモグ」
カメコ(娘)「いちいちウルサイ!【{も~お父さんキライッ!}】(# ゚Д゚)モグモグ」
今日は家族で来たお祭りで焼き鳥を買ってもらうも、ネギマには苦手なネギが…
カメコ(娘)「ネギ食べて(゚⊿゚)モグモグ」
カメオ(父)「好き嫌いはダメだぞ~大きくなれないぞ~(´~`)モグモグ」
カメコ(娘)「いちいちウルサイ!【{も~お父さんキライッ!}】(# ゚Д゚)モグモグ」
「【納涼祭】666のプレゼント」「3Good」
良質:3票
カメオは納涼祭のお面屋で大人気アニメ・ブルキュアのお面を恋人のツラミにプレゼントした。
その理由はツラミがオシャレをしてきたことがきっかけだという。
カメオがブルキュアのファンでないのだとすれば、いったいなぜ?
その理由はツラミがオシャレをしてきたことがきっかけだという。
カメオがブルキュアのファンでないのだとすれば、いったいなぜ?
20年09月16日 23:37
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]
イケメンのメン、本来は面
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カメオの恋人・ツラミは、今日の納涼祭の為に気合を入れてオシャレしてきた。
ゴッホのひまわりの浴衣、バッチリのヤマンバメイク、盛り盛りの髪、そして風船くらいなら割れそうな尖ったネイル…。
まずはヨーヨー釣りの屋台で楽しむ二人。目玉はハイパーヨーヨーだが、さすがに取れそうにないので普通のゴムのヨーヨーを取った。
はしゃぐツラミはヨーヨーで遊んでいたが、カメオにちょっかいをかけてきた。
ツラミ「ほらほら!顔に当たりそうで怖いでしょ!」
顔に当たる直前で止めるなどしてたツラミだったが、その時…鋭い爪でヨーヨーが割れた。
パンっ!
ヨーヨーの中の水がツラミにかかる。するとヤマンバメイクがえらいこっちゃに崩れてきたのだ!
ツラミ「きゃぁ!み…見ないで!ひどい感じになってるから!」
顔を覆うツラミを見て、カメオは周りを見回す。
するとお面屋が目に付いた。
カメオはブルキュアのお面を買い、ツラミに渡した。
カメオ「とりあえずこれで顔は隠れるだろう?ウチはすぐそこだし、ねーちゃんのメイク落としもあるから…」
ツラミはカメオの家で、顔を洗ってカメオの前で初めてスッピンをさらした。
……これは……!!
この後どうなったかは皆様の想像にお任せします…!
要約
ツラミはオシャレしたネイルで、ヨーヨーを割ってしまい中の水が飛び散ることでメイクが落ちた。
カメオはメイクが落ちたツラミの顔を隠すためにお面を買った。
ゴッホのひまわりの浴衣、バッチリのヤマンバメイク、盛り盛りの髪、そして風船くらいなら割れそうな尖ったネイル…。
まずはヨーヨー釣りの屋台で楽しむ二人。目玉はハイパーヨーヨーだが、さすがに取れそうにないので普通のゴムのヨーヨーを取った。
はしゃぐツラミはヨーヨーで遊んでいたが、カメオにちょっかいをかけてきた。
ツラミ「ほらほら!顔に当たりそうで怖いでしょ!」
顔に当たる直前で止めるなどしてたツラミだったが、その時…鋭い爪でヨーヨーが割れた。
パンっ!
ヨーヨーの中の水がツラミにかかる。するとヤマンバメイクがえらいこっちゃに崩れてきたのだ!
ツラミ「きゃぁ!み…見ないで!ひどい感じになってるから!」
顔を覆うツラミを見て、カメオは周りを見回す。
するとお面屋が目に付いた。
カメオはブルキュアのお面を買い、ツラミに渡した。
カメオ「とりあえずこれで顔は隠れるだろう?ウチはすぐそこだし、ねーちゃんのメイク落としもあるから…」
ツラミはカメオの家で、顔を洗ってカメオの前で初めてスッピンをさらした。
……これは……!!
この後どうなったかは皆様の想像にお任せします…!
要約
ツラミはオシャレしたネイルで、ヨーヨーを割ってしまい中の水が飛び散ることでメイクが落ちた。
カメオはメイクが落ちたツラミの顔を隠すためにお面を買った。
「物足りない…」「3Good」
トリック:2票物語:1票
カメオの手紙を読んだカメコは涙した。
なぜだろう?
【この問題には、{一文字}足りない。
それは何だろうか?】
なぜだろう?
【この問題には、{一文字}足りない。
それは何だろうか?】
20年09月22日 23:31
【新・形式】 [salt]
【新・形式】 [salt]
1周年!
解説を見る
<{故}>カメオの手紙を読んだカメコは涙した。
なぜだろう?
…カメオの遺書だったから。
【この問題には、{一文字}足りない。
それは何{故}だろうか?】
足りないもの…<{故}>
何故…問題の基本要素【ベール】をかぶせるため
なぜだろう?
…カメオの遺書だったから。
【この問題には、{一文字}足りない。
それは何{故}だろうか?】
足りないもの…<{故}>
何故…問題の基本要素【ベール】をかぶせるため