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みんなのブックマーク

破滅のラブラブメール「2ブックマーク」
海外出張中の夫、カメオのメールを待っているカメコ。
カメオが帰国したその日、彼から待ち望んでいたメールがきた。

「マイハニー! 今、日本に着いたよ! 駅に着いたら連絡するから待っててね!」

カメコはすぐにカメオに返信をした。

「わかったわダーリン! すぐに迎えに行くから!」
短いメッセージとともに笑顔の自分の画像を送るカメコ。

その後、このやりとりメールが原因でふたりは離婚してしまった。
何故そんなことになったのだろう。
19年12月28日 19:51
【ウミガメのスープ】 [koto]



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簡易説明:浮気相手に送ったメールをカメコにバッチリ確認されていたから。

カメオが日本に戻る2日前、ウミコなる女子大生がカメコの元へと訪ねてきた。

「奥さんすみません! 私カメオさんとつき合っていたんです! カメオさん、奧さんと離婚したばかりでひとりだって言ってたのに……」

なんとカメオ、自分は独身と偽ってウミコと交際をしていたのだ。
自分を裏切り、ウミコを騙したカメオに怒りを募らせるカメコ。
ウミコの話によると、カメオは日本に戻ったらすぐに自分にメールをすると話していたらしい。
しかも帰国予定日はカメコが聞いていた日よりも1日早かった。
ウミコと過ごしてから自宅へ戻るつもりだったのだろうと推測したカメコは、ウミコの了承のもとカメオの帰国日に一緒にメールを待つことに。
そして問題の当日、カメオからメールが来た。

「マイハニー! 今、日本に着いたよ! 駅に着いたら連絡するから待っててね!」

ウミコのスマホにしっかり届いたカメオのメール。もはや言い逃れはできないだろう。
カメコは怒りに震えながら、無理に作った笑顔の写真とともにカメオに返信をした。

「わかったわダーリン! すぐに迎えに行くから!」
【カタキアタマ】「2ブックマーク」
パター練習がいつもより若干早く終わった男は首を傾げ、リュックを見て夜風を浴びた。
男の行動の真意を推考せよ。
18年08月17日 21:30
【ウミガメのスープ】 [おっきろん]



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その夜、自宅でマイゴルフボールが1つ無くなっている事に気付いた男。
男が辺りを見渡すと、リビングのソファーの上に娘のリュックを発見した。

(…そう言えば、明日は遠足だって言って浮かれてたな…)

男は少し考えると、カーテンと窓を開けてベランダに出た。

案の定、そこにぶら下がっていた小さな白装束の彼とご対面だ。

白い布に油性マジックで描かれたにこやかな表情は、明日の快晴を楽しみに願う娘の気持ちと同調するかのよう。

そのまん丸な頭に触れた父親もまた、思わず笑みをこぼした。

『ふふ…なんて硬い頭だ。』
2020年にならないと出られない部屋「2ブックマーク」
薄暗く、饐えた臭いが漂う部屋。
そんな劣悪な環境でカメコは2019年の大晦日を過ごしていた。

鍵がかかっているわけでも、誰かに監視されているわけでもないのに、カメコはその部屋から出て行くそぶりを見せない。

しかし、年が明けて2020年になったことを確認すると、カメコはその部屋から脱出した。

一体どういう状況だろうか?
19年12月30日 19:27
【ウミガメのスープ】 [田中(吉田)]



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2019年もあと1時間で終わりという大晦日の23時頃、カメコは翌日友達と初詣に行くことになった。

初詣に行ったあとの計画を立てようと思い、カメコはネットで遊ぶ場所を調べようとしたのだが、
カメコのスマートフォンは通信速度制限にかかっており、
かつ家にWi-Fiもないので満足にネットを使うことが出来ない。

せっかちで少しの時間も無駄にしたくないカメコは、父親の部屋のパソコンで調べ物をすることにした。

無事父親の了承を得て父親の部屋でカフェや遊び場所を調べ始めたカメコだったが、
カメコの父親はいろいろなことに無頓着で、部屋の電灯は切れかけており、汗臭いシャツも放置されている。

劣悪な環境に耐えながらも調べ物を続けていたカメコだったが、
年が明けて通信速度制限が解除されたことを確認すると、
父親の部屋をさっさと脱出して自分のスマートフォンで調べ物の続きを済ませたのであった。
除夜に消された文字「2ブックマーク」
《 出題期間 》12/31(火)まで(今年いっぱい)
19年12月28日 21:10
【20の扉】 [霜ばしら]

あけましておめでとうございます!




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昨夜カメコは、{除光液}を買うのを忘れないように、
ホワイトボードにメモを書いていた。
ネイルをぬって初詣に行く予定だったのに、
除光液を切らしてしまっていたのだ。

ところが、後でメモを消そうとしても消えない。
うっかり油性ペンで書いてしまっていたようだ。
カメコは早速、買ったばかりの除光液で文字を消すはめになった。

「あ、見て見て!ここだけ消したら{除夜}になるよ!」

「もう、くだらないこと言ってないで、さっさと消してちょうだい…。
もうすぐ年越し蕎麦できるからね!」

「はーい」

カメコの令和最初の年越しは、そんな風に過ぎていった。





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【あけましておめでとうございます!】
去年は、らてらてでたくさん遊べて楽しかったです。
今年もまた、よろしくお願いします(-'_'‐)

令和元二年 元旦 霜ばしら
魅惑の占い「2ブックマーク」
ここは「占いの館」といい、とても評判の良い占い師が占いをしている。
カメコは例の占い師に夫の運命を占ってもらった。

占い師「非常に残念ですが...あなたの夫は二日後に亡くなるでしょうね。」
カメコ「嘘...そんな...」

カメコは占いの結果を信じ、青ざめた顔で「占いの館」を後にした。

しかし、結局カメコの夫は亡くならず、一ヶ月経った今でも生きているのだが、カメコはこの占い師のことをまだ信じており、よく占いをしてもらっているという。
いったいなぜだろうか?
20年01月01日 21:27
【ウミガメのスープ】 [えいみん]



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占い師「非常に残念ですが...あなたの夫は二日後に亡くなるでしょうね。」
カメコ「嘘...そんな...(こいつ...殺害計画の実行日を当てやがった...)」

{カメコは夫を殺害しようとしていた}。
完璧な計画を立て、必要な道具を取り揃え、あとは実行するだけとなっていたのだが、そんなカメコのもとにあるニュースが飛び込んできた。

【『有名占い師、殺人事件を完全解明!』】

なんでもそのニュースによると、占い師が警察の捜査に協力し、長年解決されていなかった難事件を解明したという。
そしてこの実績を考慮して、占いが正式な捜査方法として採用されたらしい。

カメコは占いは信じない派だったのだが、もしかするとこの完璧に思える計画も占いによってバレてしまうのではないかと心配し、念の為その占い師に夫の運命を占ってもらった。
すると、{夫の死だけでなく、殺害予定日まで当てられてしまった}ではないか。

カメコ「間違いない、こいつは本物だ...殺したりなんかしたら絶対にバレる!」

その占い結果を聞いたカメコは【占い師のことを完全に信じ、夫の殺害をやめた】。
そのおかげでカメコの夫は今でも生きており、カメコはというと、何かと便利な占いのお世話になり続けているのであった。