「トゲアリトゲナシトゲトゲ」「2ブックマーク」
キャンプに来ていた男が、焚き火用の枝を集めていると、自分の指にトゲが刺さっている事に気付いた。
悪戦苦闘しつつ、なんとかトゲを抜いた彼は、抜かなければ良かったと後悔した。
一体なぜだろう?
悪戦苦闘しつつ、なんとかトゲを抜いた彼は、抜かなければ良かったと後悔した。
一体なぜだろう?
20年01月07日 20:03
【ウミガメのスープ】 [元灯台暮らし]
【ウミガメのスープ】 [元灯台暮らし]
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クラスメイト達とキャンプに来ていた男は、素手で枝を集めていたため、指にトゲが刺さってしまった。
やっとのことでトゲを抜いた彼の所へ、密かに想いを寄せている女の子が駆け寄ってきた。
「ピンセット持ってきたよー。ほら、抜いてあげるから見せて?」
「え?あぁ、もう抜けたから大丈夫さ」キリッ
(しまったぁぁぁ、手当てしてもらえるなら抜かなきゃ良かったぁぁぁ。こうなったらもう一度刺して…)
「そっかそっか。じゃ、はいこれ軍手。素手だと危ないよ〜」
「あっ、はい」
やっとのことでトゲを抜いた彼の所へ、密かに想いを寄せている女の子が駆け寄ってきた。
「ピンセット持ってきたよー。ほら、抜いてあげるから見せて?」
「え?あぁ、もう抜けたから大丈夫さ」キリッ
(しまったぁぁぁ、手当てしてもらえるなら抜かなきゃ良かったぁぁぁ。こうなったらもう一度刺して…)
「そっかそっか。じゃ、はいこれ軍手。素手だと危ないよ〜」
「あっ、はい」
「真実は瞳の中に」「2ブックマーク」
ある日、離小島君のところに一本の電話がかかってきた。
全く知らない男の子からだった。
声から判断するに男の子の年齢は5歳か6歳くらいだろう。
「おじさんはなんてなまえ?」「おじさんのとしはいくつ?」などなど、
あどけない声で色々質問してくる。
※ちなみに離小島君はまだ25歳でおじさんと呼ばれる歳ではない。
3時間後。
「はなしをきいてくれてありがとう」と男の子にお礼を言われた離小島君。
電話がつながっている間、離小島君は男の子の質問に一切返事をしなかったのに
一体なぜお礼を言われたのだろうか?
全く知らない男の子からだった。
声から判断するに男の子の年齢は5歳か6歳くらいだろう。
「おじさんはなんてなまえ?」「おじさんのとしはいくつ?」などなど、
あどけない声で色々質問してくる。
※ちなみに離小島君はまだ25歳でおじさんと呼ばれる歳ではない。
3時間後。
「はなしをきいてくれてありがとう」と男の子にお礼を言われた離小島君。
電話がつながっている間、離小島君は男の子の質問に一切返事をしなかったのに
一体なぜお礼を言われたのだろうか?
20年01月07日 22:55
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
【ウミガメのスープ】 [ダニー]
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ある日、離小島君が勤務する亀っ亀公園前交番に一本の電話がかかってきた。
「もしもし、こちら亀っ亀公園前交番です」
「・・・」
「もしもし?」
離小島君が話しかけるも受話口からは何も応答はない。
…と思ったら向こうの受話器から離れた場所からだろうか、
少年と男の会話が聞こえてきた。
「おじさんはなんてなまえ?」
「お、俺か? お、俺は、籾山もみ太郎っていうんだな」
「へー、おじさんのとしはいくつ?」
「と、年か? 年は33歳だ、お、おじさんじゃねえぞ」
「さっきまでいっしょにいたひとはどんなひと?」
「あ、ああ田中の兄貴だ。お、俺の兄貴分だ、こ、こら、あんまり喋るんじゃねえ」
「えー、いいじゃない。おはなししようよ」
(はて、俺は何を聞かされてるんだろう?)と想いながらも2人の会話に耳をすます離小島君。
「ここはどこなの? なんかお船の汽笛がきこえるね。海がちかいのかな?」
「こ、ここには誰も来ねえぞ。こ、こんな寂れた港の倉庫にゃ、誰も近づかね。
お、お前も災難だな? ち、父親が金持ちだから、ゆ、誘拐されるんだ」
(ゆ、誘拐?)
「車に乗っていた時間から換算して、ここは杯戸町の港かな?」
「な、な、なんでわかんだ? お前あったまいいなあー。お、俺頭悪いから憧れるわ」
(杯戸町の、港の、倉庫… ふんふん… ってコ◯ンか)
「田中さんは何時頃戻ってくるの?」
「あ、兄貴か? 兄貴は、交渉とかするらしいから、こっちに戻るのは5時くらいになるって言ってたぞ」
(こ、この男の子が誘導尋問をして情報を提供してくれてるのか! なんて賢い子だ… コ◯ンみたいだ)
そして離小島君は男の子が誘拐犯人の頭の悪そうな籾山から聞き出した情報を元に
男の子の誘拐場所を探し当てたのだった。
3時間後。
頭の悪そうな籾山を排除して男の子を無事保護した離小島君。
「君が電話をしてくれた少年だね。よく頑張ったね」
「お兄さんが電話に出てくれたおまわりさん? 怪しまずに電話を切らないではなしを聞いてくれてありがとう」
「君は…一体?」
「江戸河原コ◯ン、探偵さ」
(コ◯ンだった!)
「真実はいつも君の瞳の中!」
(決め台詞はちょっと違った)
「もしもし、こちら亀っ亀公園前交番です」
「・・・」
「もしもし?」
離小島君が話しかけるも受話口からは何も応答はない。
…と思ったら向こうの受話器から離れた場所からだろうか、
少年と男の会話が聞こえてきた。
「おじさんはなんてなまえ?」
「お、俺か? お、俺は、籾山もみ太郎っていうんだな」
「へー、おじさんのとしはいくつ?」
「と、年か? 年は33歳だ、お、おじさんじゃねえぞ」
「さっきまでいっしょにいたひとはどんなひと?」
「あ、ああ田中の兄貴だ。お、俺の兄貴分だ、こ、こら、あんまり喋るんじゃねえ」
「えー、いいじゃない。おはなししようよ」
(はて、俺は何を聞かされてるんだろう?)と想いながらも2人の会話に耳をすます離小島君。
「ここはどこなの? なんかお船の汽笛がきこえるね。海がちかいのかな?」
「こ、ここには誰も来ねえぞ。こ、こんな寂れた港の倉庫にゃ、誰も近づかね。
お、お前も災難だな? ち、父親が金持ちだから、ゆ、誘拐されるんだ」
(ゆ、誘拐?)
「車に乗っていた時間から換算して、ここは杯戸町の港かな?」
「な、な、なんでわかんだ? お前あったまいいなあー。お、俺頭悪いから憧れるわ」
(杯戸町の、港の、倉庫… ふんふん… ってコ◯ンか)
「田中さんは何時頃戻ってくるの?」
「あ、兄貴か? 兄貴は、交渉とかするらしいから、こっちに戻るのは5時くらいになるって言ってたぞ」
(こ、この男の子が誘導尋問をして情報を提供してくれてるのか! なんて賢い子だ… コ◯ンみたいだ)
そして離小島君は男の子が誘拐犯人の頭の悪そうな籾山から聞き出した情報を元に
男の子の誘拐場所を探し当てたのだった。
3時間後。
頭の悪そうな籾山を排除して男の子を無事保護した離小島君。
「君が電話をしてくれた少年だね。よく頑張ったね」
「お兄さんが電話に出てくれたおまわりさん? 怪しまずに電話を切らないではなしを聞いてくれてありがとう」
「君は…一体?」
「江戸河原コ◯ン、探偵さ」
(コ◯ンだった!)
「真実はいつも君の瞳の中!」
(決め台詞はちょっと違った)
「ピンポン」「2ブックマーク」
インターホンが鳴ったので誰が来たのだろうと確認すると、見知らぬ男が立っていた。
なんでしょう?と応答すると、明らかに動揺した様子で水道の点検に来たと話す男。
不審だし危ない人かも、と思いつつも追い返す理由がないのでドアを開けて対応することにした。
するとどうだろう。男は点検はまたの機会にと、そそくさと帰ってしまったのだ。
どうしてだろう?
なんでしょう?と応答すると、明らかに動揺した様子で水道の点検に来たと話す男。
不審だし危ない人かも、と思いつつも追い返す理由がないのでドアを開けて対応することにした。
するとどうだろう。男は点検はまたの機会にと、そそくさと帰ってしまったのだ。
どうしてだろう?
20年01月08日 02:41
【ウミガメのスープ】 [エルシード]
【ウミガメのスープ】 [エルシード]
何度目かの復帰スープin深夜
解説を見る
あるアパートの一室に水道の点検にきた男は、訪ねた部屋主の男と知り合いでした。
そんな男は以前の仕事のとき、部屋主からストーカー被害にあっていることを告げられます。
その時に聞かされたストーカーの特徴と今ドアから出てきた女の特徴が合致していると気づいた男は、今まさにストーカーによる犯行の現場に遭遇していると気づき退散することにしたのでした。
インターホンの「ピンポン」と、男の勘が正しかったという「ピンポン」でした
そんな男は以前の仕事のとき、部屋主からストーカー被害にあっていることを告げられます。
その時に聞かされたストーカーの特徴と今ドアから出てきた女の特徴が合致していると気づいた男は、今まさにストーカーによる犯行の現場に遭遇していると気づき退散することにしたのでした。
インターホンの「ピンポン」と、男の勘が正しかったという「ピンポン」でした
「おでんは死守した」「2ブックマーク」
女「雨止んだみたいだね」
男「じゃあおでんでも買ってくるわ」
男はずぶ濡れになって帰ってきた。
一体なぜ?
男「じゃあおでんでも買ってくるわ」
男はずぶ濡れになって帰ってきた。
一体なぜ?
20年01月08日 20:57
【ウミガメのスープ】 [たけの子]
【ウミガメのスープ】 [たけの子]
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男はコンビニでおでんを買った帰りの追い越されざまに
深い水たまりの上を通った車に水をかけられた。
雨が止んだばかりで路面にまだ水が残っていたのだ。
深い水たまりの上を通った車に水をかけられた。
雨が止んだばかりで路面にまだ水が残っていたのだ。
「シャーデンフロイデ」「2ブックマーク」
男は大きな悩みがあった
ある日、友人が事故にあったと聞き、その悩みが解消され、男は歓喜した
何故か?
ある日、友人が事故にあったと聞き、その悩みが解消され、男は歓喜した
何故か?
20年01月09日 18:44
【ウミガメのスープ】 [野々]
【ウミガメのスープ】 [野々]
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男は作家であった
小説の執筆中、事故にあった人間の苦しみを書けず悩んでいた
友人の事故を聞き、心情を聞き出すことでリアルな苦しみを表現出来ると思い、悩みが解消されたのだ
小説の執筆中、事故にあった人間の苦しみを書けず悩んでいた
友人の事故を聞き、心情を聞き出すことでリアルな苦しみを表現出来ると思い、悩みが解消されたのだ