みんなのブックマーク

新ラテシン BS 食おうか供養か「12ブックマーク」
付き合っているカメオと一緒に両親の元へ結婚の報告をしに行ったカメコ。
どうにかカメコの両親からも了承を得てお腹が空いたカメオは帰りに「あそこのお店でご飯を食べよう」とカメコに提案したのです。

そのお店に足しげく常連として通っていたカメオは
その店の味が絶品だと保証したのですがカメコは難色を示しカメオとの結婚を悩んだのです。

一体なぜ?


この問題はBS問題なのです
出題から30分経過するかその前に正解が出ますと
1時間のBSタイムに入ります。
BSタイム中はネタ質有り、雑談あり、ボケてよしのマナーと良識を守った無礼講のお祭りタイムに入るのです。
BS終了後は速やかに質問を解く作業に戻るのです
20年05月04日 21:01
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



解説を見る
カメオはヘビースモーカーであり
カメコがいないとこではタバコを吸っていて
この店は喫煙家御用達のお店だったのです。

カメコが妊娠して結婚の報告にもいったはずのカメオは母子への副流煙の影響を危惧しなかったため
この人で本当に大丈夫か不安になったのです


カメコちゅきちゅき(´・3・)・ω・´)タバコ臭い!!

雨上がり消っしたい「12ブックマーク」
海亀山が大好きなノボルは、週末になると毎週のように登りにいくほどだった。

そんなノボルの部屋の窓からふと海亀山を眺めると、晴れている日よりも雨が降っている日の方がよく見えるというのだが、

それは一体なぜだろう?
20年07月02日 22:57
【ウミガメのスープ】 [「マクガフィン」]

久しぶりの闇スープは様子を見ながら5人正解くらいで〆




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ノボルの部屋の窓の外にはベランダがあり、晴れの日には母親が洗濯物を干して視界を遮ってしまうため、部屋の中からは外がよく見えない。
一方ノボルの家では雨の日に外干しすることはないので、毎週行ける程度の距離にある海亀山なら薄暗いながらも十分に見え、晴れの日と比べればまだしも見やすいのだ。

ピンクのブラウスやピンクのパーカー、ピンクのスカートにピンクのパジャマ。母親の洗濯物の背後に海亀山を感じながら、今週も必ず登ろうと決意するノボルであった。
水曜日の、朝7時。「12ブックマーク」
カイトに片思いしているユキミは、最近になって、カイトの姿を目にすると必死で息を止めるようになった。

どういうこと?
20年07月03日 20:58
【ウミガメのスープ】 [輝夜]

ご参加ありがとうございました!




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「大丈夫ですか?」

その柔らかくて心地よい声と、さらりと流れる長めの黒髪。差し出された手は、暖かくて。
その時ユキミは、恋に落ちた。

その日以来、ユキミは、隣の家に住むカイトに片思いしている。
だが、いつも多忙なカイトの姿を、ユキミが見ることはほとんどなかった。
そんなユキミが、唯一カイトの姿を見ることができる時。

水曜日の、朝七時。

普段は早くに家を出るカイトだが、毎週水曜日だけは、ユキミも起きている時間に家を出る。
家を出るカイトを、{部屋の窓越し}に見ることが、ユキミのささやかな幸せだった。



赤く染まった葉が降り積もり、冷たい風が吹き始めるころ。

水曜日の、朝七時。
ユキミはいつものように窓辺に立つ。

カタリ、と扉を開ける微かな音が聞こえた。
はやる気持ちを抑え、窓に顔を近づけた、瞬間。
ユキミの視界が、{白一色}に染まった。

{冬}になり気温が低くなったため、ユキミの吐き出した息で、{ガラス窓が曇ってしまった}のだ。

慌てて窓を拭い、外を見た時には、もうカイトの姿は見えなくなっていた。

その日から、冬の間は、カイトが見えなくなるまで、ユキミは必死で息を止めるようになった。
{カイトの姿を見るために。}



とある水曜日の、朝七時。
必死で息を止めるユキミが立つ窓を、カイトがちらりと見た。
視線が絡み合い、カイトがユキミに軽く手を振る。

再び、ユキミの視界が白一色に染まった。
慌てて窓を拭い、外を見た時。

カイトはまだ、そこにいた。

【簡易解説】
カイトに片思いするユキミは、いつも、{部屋の窓}からカイトが出かける様子を見ていた。
だが、冬になったため、窓に近づくと{息で窓が曇り}、カイトの姿が見えなくなってしまう。そのため、ユキミはカイトが出かける時、{カイトの姿を見るため}に、息を止めるようになった。
ちいさなあめの、おおきな出会い。「12ブックマーク」
晴香は、昔から雨の日が嫌いではなかった。
幼稚園の頃から雨の日でも長靴にレインコート姿で外でずっと遊んでいたし、普段はどこにもいないのに雨の日になると顔を見せる、カタツムリやカエルなんかに出会えるのも嬉しかった。

そんな晴香は、天気予報で晴れの予報が出ているときに限って、てるてる坊主を吊るす。
特に次の日に大事な用事があるわけでもないし、雨が嫌いでもないのに、いったいなぜだろう?
20年07月12日 15:29
【ウミガメのスープ】 [靴下]

改めまして、さなめ。さん、おめでとう!




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【〈解説〉】
晴香のパパは気象予報士。パパが予想した天気の通りになると、晴香嬉しいんだ。
だから、パパがテレビで「明日は晴れます」って言ったときは、本当に明日晴れるように、てるてる坊主さんを作って吊るすの。
そしたら、「晴香は優しいね」ってパパに褒められちゃった。パパだーいすき!


【〈ちょっとしたアフターストーリー〉】
そんな晴香は、今年20歳になる。
一昨年大切な人にもらったパソコンの電源を入れ、今日もネットで検索をする。すっかりパソコンを使いこなせているようだ。
検索窓に、今日大学で友達に教えてもらった「ウミガメのスープ」と入れて、Enterキーを押す。
検索結果の1つをクリックすると、どうやらウミガメのスープとは水平思考パズルゲームの名前らしい。
面白そうだ、と思った。

ページの下部に、「リアルタイムで遊べるウミガメのスープサイト」というリンクがあった。そこをクリックすると、「らてらて」というサイトに飛んだ。
いくつか問題を見る。

へぇ、こんなトリックがあるのか。
わぁ、これも面白い。
え、この魔女さん人間食べちゃうの...?

自分も、こんな問題を作ってみたいなぁ。
解いてみたいなぁ。

そう思った晴香は、ページの1番上の「新規登録」をクリックする。
IDとパスワードを決める。
ユーザー名...何にしようかな...
ふと、窓の外を見る。
外には、小雨が降っていた。
雨か...雨は嫌いじゃないな...
こさめ、ちいさなあめ...。
よし、これにしよう。
晴香は、ユーザー名を埋め、登録をクリックした。
「登録しました! 早速問題をチェックしてみよう!」というメッセージが出て、ページ最上部のメッセージが変わった。

【お帰りなさいませ。さなめ。様】
提供時間がリクガメのスープ「12ブックマーク」
とある海の見えるレストランを訪れた初老の男は、「ウミガメのスープを1つくれないか。」と頼んだ。


30分後………
「おい、ウミガメのスープはまだかね?」
「すみません、ただ今準備中でございます。」
男は不機嫌そうに鼻を鳴らした。

1時間後………
「おい、ウミガメのスープはまだかね?」
「申し訳ありません、もう少々お待ちくださいませ。」
男は苛立ちをあらわにした。

2時間後………
「お待たせいたしました、ウミガメのスープでございます。」
「おお、ありがとう。本当に提供が速くて驚いたよ。」
男は満足気な笑みを浮かべた。


男の言葉は本心からのものなのだが、ではそれまで男はどんなことに対して苛立っていたのだろう?
20年07月24日 22:01
【ウミガメのスープ】 [「マクガフィン」]

藤井さんとの思い出スープ




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A. 時刻を確認する手段がないこと
 (レストランに時計がないこと、自分が時計を持っていなかったこと等だけでも大意が合えば可)



その日、男がウミガメのスープが評判のレストランを訪れたのは、昼食を終えた後の午後3時頃だった。
席へと案内してくれた店員にそのまま「ウミガメのスープを1つくれないか。」と注文した男に、店員は、申し訳ありません、と頭を下げた。

「すみません、ウミガメのスープはディナータイム限定のメニューとなっておりまして、17時からしかご提供することができません。」

「おお、そうだったのか。特に用事もないし、時間になるまで待つとしよう。」


鞄から取り出した文庫本を読んで時間を潰していた男だったが、ふとあとどのくらい待てばよいかが気になった。
しかしその時、男はそのレストランの中を見渡しても、どこにも時計がかかっていないことに気づく。
普段から携帯電話など持ち歩かず、腕時計もしていない初老の男は、時刻を確認する手段がないではないかと思い当たった。

「おい、ウミガメのスープはまだかね?」
通りかかった先程の店員に尋ねると、彼は笑顔で答えた。
「すみません、ただ今準備中でございます。現在15時30分ほどですので、ウミガメのスープのご提供開始まではもう1時間半ほどお待ちいただけますか?」
待つのは構わないが、時計さえあれば楽だったのにと、男は不機嫌そうに鼻を鳴らした。


来店から1時間が経ち、そわそわしている男は再び尋ねる。
「おい、ウミガメのスープはまだかね?」
店員も少し気の毒そうな表情を浮かべた。
「申し訳ありません、もう少々お待ちください。まだ16時前後でございます。」
やはり時刻がわからないと、待ち時間は長く感じるものだなと、男は苛立ちをあらわにした。


そしてようやく17時になった。客のいない席のメニューがディナータイムのものと差し替えられていくのを見て、男もそれに気づく。

すると…
「お待たせいたしました、ウミガメのスープでございます。」
何度も言葉を交わした店員が、湯気が立ちのぼるスープ皿を手に立っていた。

まだメニューも入れ替え終わっていないというのに、なんという速さだろう。店の決まりを守りながらも、あらかじめ用意を進めてくれたのに違いない。

「おお、ありがとう。本当に提供が速くて驚いたよ。」
それが、店員の配慮に感心した男の嘘偽りない本音だった。




その日味わったスープの味は、どれだけ時間が過ぎても忘れられそうにない。