「それって今言うべきことなんですか?」「5ブックマーク」
カメオは大学受験に失敗したことをきっかけに完全無欠の「ニート」となり、数年ほど親の脛をかじって生活し続けていた。カメオの両親も初めは仕方ないと思っていたが、何一つ自分の生活を変えようとせず毎日ゲームばかりし続けるカメオに、ついに堪忍袋の緒が切れた。ある日、両親はカメオにある程度のお金を渡した上で「もうこの家から出ていけ」と言い放ち、カメオを家から追い出してしまった。
それからカメオは独り暮らしを始めたが、それでも会社やアルバイトの面接に行くようなことはなく、自宅でゲームばかりしていた。もちろん、その間は両親との交流も一切なかった。
ところが、カメオが家を追い出されてからしばらく経ったある日、突然カメオの元に父から電話が掛かってきた。カメオがおそるおそる出てみると、
カメオ「……今さら何の用だよ。」
父「……お前に言っておきたいことがある。」
カメオ「なんだよ」
父「お前はいつも早口で何を言っているのか分かりにくいから、今後はもっとゆっくり喋るようにしなさい。」
これを聞いてカメオは泣き出してしまった。一体なぜ?
それからカメオは独り暮らしを始めたが、それでも会社やアルバイトの面接に行くようなことはなく、自宅でゲームばかりしていた。もちろん、その間は両親との交流も一切なかった。
ところが、カメオが家を追い出されてからしばらく経ったある日、突然カメオの元に父から電話が掛かってきた。カメオがおそるおそる出てみると、
カメオ「……今さら何の用だよ。」
父「……お前に言っておきたいことがある。」
カメオ「なんだよ」
父「お前はいつも早口で何を言っているのか分かりにくいから、今後はもっとゆっくり喋るようにしなさい。」
これを聞いてカメオは泣き出してしまった。一体なぜ?
20年05月26日 18:50
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]
果たしてこのカメオは1年後の私の姿かもしれません()
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家を追い出されたカメオは、初めこそ両親に憤りを感じていたものの、次第に「確かに両親には迷惑を掛けすぎた」と反省し、心を入れ替えて自立して生きていくことを決意した。とは言っても、今まで働いた経験もなく大した特技や取り柄もない自分が社会でやっていけるのか不安でもあった。今のカメオが得意なことなど、ゲームくらいしかなかった。
そこでカメオは、「YouTuberになり、ゲーム実況などで稼ぐ」ことを思い付いた。早速、両親から貰ったお金で機材を揃えゲーム実況を始めた。
ニート生活で培ったゲームの高い実力や元々の明るい性格に起因する喋りの上手さに加え、「無職だから職場等への身バレの心配がない」として顔出しで実況をすることでリアクションを楽しまれるなどして、カメオの動画は少しずつ視聴者を増やしていき、しばらくするとYouTuberとしての収益だけでそれなりの生活を送ることができるようになっていた。
そんな時に、父から電話が掛かってきた。
父「お前は早口で何を言っているのか分かりにくいから、今後はもっとゆっくり喋るようにしなさい。」
カメオ「……へ?」
父「せっかくゲームも喋りも上手いのに、肝心の実況がちゃんと聞き取れなければ意味がないだろう。コメントでもたまに早口で聞き取りにくいと書かれているぞ。今後は気を付けなさい。」
カメオ「……!?まさか、親父、俺の動画を……!?」
父「…最近話題になっている、ゆーちゅーばーと言ったか。世間では色々と意見はあるが、お笑い芸人みたいにこれも人を楽しませる立派な職業だと俺は思う。お前を家から追い出した俺達を、今さら許してほしいとは言わないが…それでも俺も母さんも、今のお前のことは応援している。…それだけ伝えたかったんだ。達者で暮らせ。」
カメオ「親父…ありがとう…」
一度は自分を見捨てた両親ではあったが、実際にはYouTuberとして再起した自分を応援し動画を観てくれていたことを知り、カメオは嬉しさから泣き出してしまった。
そこでカメオは、「YouTuberになり、ゲーム実況などで稼ぐ」ことを思い付いた。早速、両親から貰ったお金で機材を揃えゲーム実況を始めた。
ニート生活で培ったゲームの高い実力や元々の明るい性格に起因する喋りの上手さに加え、「無職だから職場等への身バレの心配がない」として顔出しで実況をすることでリアクションを楽しまれるなどして、カメオの動画は少しずつ視聴者を増やしていき、しばらくするとYouTuberとしての収益だけでそれなりの生活を送ることができるようになっていた。
そんな時に、父から電話が掛かってきた。
父「お前は早口で何を言っているのか分かりにくいから、今後はもっとゆっくり喋るようにしなさい。」
カメオ「……へ?」
父「せっかくゲームも喋りも上手いのに、肝心の実況がちゃんと聞き取れなければ意味がないだろう。コメントでもたまに早口で聞き取りにくいと書かれているぞ。今後は気を付けなさい。」
カメオ「……!?まさか、親父、俺の動画を……!?」
父「…最近話題になっている、ゆーちゅーばーと言ったか。世間では色々と意見はあるが、お笑い芸人みたいにこれも人を楽しませる立派な職業だと俺は思う。お前を家から追い出した俺達を、今さら許してほしいとは言わないが…それでも俺も母さんも、今のお前のことは応援している。…それだけ伝えたかったんだ。達者で暮らせ。」
カメオ「親父…ありがとう…」
一度は自分を見捨てた両親ではあったが、実際にはYouTuberとして再起した自分を応援し動画を観てくれていたことを知り、カメオは嬉しさから泣き出してしまった。
「誰も知らない」「5ブックマーク」
男は女を{殺}してしまった。何故?
20年05月26日 23:32
【ウミガメのスープ】 [イナーシャ]
【ウミガメのスープ】 [イナーシャ]
再出題?原型ないけど核心部分はほぼ同じなので、心当たりのある方は自粛をお願いします。
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男は女を殺して{鞄に}しまった。
何故か?
{死体}を{処分}するためである。
何故か?
{死体}を{処分}するためである。
「絶景」「5ブックマーク」
タケルはマサヒコにらてらて山の頂上の景色をしっかりと目に焼き付けて欲しかったので、いつもかけている眼鏡を外すよう言った。
一体なぜだろう?
一体なぜだろう?
20年05月27日 22:42
【ウミガメのスープ】 [元灯台暮らし]
【ウミガメのスープ】 [元灯台暮らし]
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-らてらて眼鏡店-
「こんにちわー。」
「こんにちわ。」
「今日はどうされました?」
「えーっと、最近眼鏡の度が合わなくなってきた感じがしてて、実は今度らてらて山に登るんですけど折角ならしっかりと景色が見たくて…」
「なるほどー分かりました。ではちゃんと景色が見られるように新しいレンズを作りましょうか。」
「では、度数を測りますのでいったん眼鏡を外していただけますか?」
「はい、お願いします。」
「こんにちわー。」
「こんにちわ。」
「今日はどうされました?」
「えーっと、最近眼鏡の度が合わなくなってきた感じがしてて、実は今度らてらて山に登るんですけど折角ならしっかりと景色が見たくて…」
「なるほどー分かりました。ではちゃんと景色が見られるように新しいレンズを作りましょうか。」
「では、度数を測りますのでいったん眼鏡を外していただけますか?」
「はい、お願いします。」
「新ラテシン らてクエ4-1 非、家庭の食卓」「5ブックマーク」
街で評判の定食屋『野々村亭』は、自店のホームページや情報誌など一切のメディアに店の営業時間を載せていない。
長年、営業時間は決まっており、店員に聞けば普通に教えてくれるのにである。
これには合理的な理由があるというのだが、一体何故なのだろうか?
長年、営業時間は決まっており、店員に聞けば普通に教えてくれるのにである。
これには合理的な理由があるというのだが、一体何故なのだろうか?
20年05月30日 20:25
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
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『野々村亭』は両親が共働きなど家庭の事情を抱えた幼い子供たちの食事と居座りを営業時間を超えても黙認していたのです。
もし万が一に子供たちがお店の営業時間を知ったら親切にしてくれている店員に迷惑が掛かっているっと気を使い、居残りにくくなってしまい
『大事な小さなお客様が離れてしまう』ので
営業時間を秘密にしていて聞かれたお客さんにだけ子供たちには内緒でこっそり教えていたのです。
もし万が一に子供たちがお店の営業時間を知ったら親切にしてくれている店員に迷惑が掛かっているっと気を使い、居残りにくくなってしまい
『大事な小さなお客様が離れてしまう』ので
営業時間を秘密にしていて聞かれたお客さんにだけ子供たちには内緒でこっそり教えていたのです。
「興味が湧かないラブレター」「5ブックマーク」
ユキコはヨシタカが書いたラブレターを真剣に読んでいる。
しかし、{最後まで読みきらなかった。}
一体なぜ?
しかし、{最後まで読みきらなかった。}
一体なぜ?
20年06月04日 18:48
【ウミガメのスープ】 [やすくん]
【ウミガメのスープ】 [やすくん]
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ユキコは{百人一首大会の読手}だった。
上の句を読んだ時点で札が取られたので、彼女は読むのをやめたということ。
百人一首の半数近くは1000年前に詠まれた恋文なのだ。
【君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひぬるかな
藤原義孝】
(訳)君のためなら惜しくはないと思っていたこの命でさえ、やっと君に逢えた今となっては少しでも長生きしたいと思ってしまうのだ。
上の句を読んだ時点で札が取られたので、彼女は読むのをやめたということ。
百人一首の半数近くは1000年前に詠まれた恋文なのだ。
【君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひぬるかな
藤原義孝】
(訳)君のためなら惜しくはないと思っていたこの命でさえ、やっと君に逢えた今となっては少しでも長生きしたいと思ってしまうのだ。