みんなのブックマーク

利便性に死を「1ブックマーク」
男は毎日、汗を流しながら階段を上っている。
男の表情は非常に辛そうだった。

ある日、その{階段の横にエレベーターが設置された。}


それを見た男は{自殺}した。
なぜ?
20年06月05日 20:26
【ウミガメのスープ】 [やすくん]

ヒントを細かく出していく予定です




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あの日、私は取り返しのつかない過ちを犯してしまったのです。

私は通勤するために、毎朝地下鉄を利用しています。
あの日私は、日々の激務に疲れ果てていたのか、はたまた今日も嫌な上司の顔を見なければならないことに辟易したのか、フラフラと俯いたままホームを歩いていました。

そして、私の前を歩いていた名も知らぬ女性にぶつかり、線路に突き落としてしまったのです。

線路に落ちた女性は、丁度そこにやってきた快速電車に撥ねられ、即死しました。女性の遺体は強い衝撃で吹き飛ばされ、ホームの真ん中に戻ってきました。女性の手足はもげておりました。

私は怖くなり、その場から逃げてしまいました。誰も目撃者がいなかったため、私が突き落とした事実が明るみに出ることはありませんでした。

しかしそれからというもの・・・毎日あの駅のホームに降りるたび、その女性の幽霊が鬼の形相で這いながら追ってくるのが見えるようになってしまったのです。どうやらその幽霊は私だけにしか見えていないようでした。
生活が苦しく、仕事を辞めることも降りる駅を変えることもできなかった私は、毎朝電車から降りると、一目散に階段を駆け上がって逃げていました。あの霊には手足が無いので、階段を上ることができず、地上まで私を追ってくることはできなかったのです。

しかし・・・あの駅の階段横に、エレベーターが設置されることを目の当たりにしました。
これからは他の乗客に紛れて、あの幽霊は地上まで這いながら追ってくるでしょう。

私は恐怖に慄きました。
吐き気が止まらず、冷汗は滝のように流れます。
気がつけば、私はあの女性にひたすら許しを乞う懺悔を叫びながら・・・
快速電車が迫りくる線路に、逃げるように飛び込んでいました。
-完-



【簡易解答】
男は毎朝、地下鉄のホームで四肢が無い幽霊に追われていた。今までは階段さえ上ればもう追って来なかったが、エレベーターができたことで地上まで追われることを悟り、恐怖のあまり自殺した。
時給7億2000万、そんな馬鹿な「1ブックマーク」
<{「5秒で100万円稼ごう!!!」}>
そんな胡散臭い肩書でこの古い建物の中に集められた者たちの中にカメオはいた。
今まで何度もこんな肩書きで釣ってくる怪しいセミナーに騙されて借金まで作っているにも関わらず、だ。
ただ結論から言うとこの話は本当である。
しかしカメオに関してはこの「5秒で100万」の肩書に釣られて借金を払わなくて済むようになったのに決して喜ばなかったと言う。
100万が借金に消えたからというわけではないなら、いったいなぜだろう?
20年06月05日 22:50
【ウミガメのスープ】 [アルカディオ]

多少骨太なので誘導がんばります




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簡易解説
一発100万円のロシアンルーレットで負けた

解説
「5秒で100万円稼ごう!!!」その肩書の下のポスターにはこう書いてあった。
「実弾入りの銃でロシアンルーレットをやっていただき空砲だった方には100万円差し上げます」
カメオは命を張ってでも金が欲しかった。金のためになりふりかまっていられないカメオにとってその胡散臭い肩書きと危ない内容は願っても見なかったことだった。
カメオは迷わず参加。先にゲームをしていた者たちは空砲を連発し100万を受け取る。
そしてカメオの番、拳銃を手に取る。
カメオは前の参加者たちと同じように銃口をこめかみに当て、引き金を…





{大きな音が部屋に響く。}
<そう、撃ってしまったのだ。>


死人に借金は払えない。
死人は金を受け取れない。
{死人は喜ぶことも、できやしない。}
有能かつ有害な掃除ロボ「1ブックマーク」
カメオは掃除ロボのタンクをこまめに交換しなかったことを死ぬほど悔いた。
状況を補完せよ。
20年06月04日 07:22
【ウミガメのスープ】 [アルタ]



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カメオは『神の宝玉』を持っていた。七つ集めると神が現れ何か一つ願いを叶えてくれるという。
カメオは7つ集めたはいいが揃える前に床に散らかしてしまった。
その宝玉を掃除ロボが吸ってしまったのだ。


それだけならまだ良かった。


神「よくぞ宝玉を集めた...願いを言え。」

ロボ「タンクが満タンです。交換してください」

神「よかろう。」

カメオ「あああああああああああああああああああああああああああああ」



もしカメオがこまめに掃除ロボのタンクを交換していれば、こんなことにはならなかった。カメオは死ぬほど後悔した。
ON/OFF「1ブックマーク」
カメコが車に乗る際に眼鏡を外すようになったのは、カメオが離婚したためである。

状況を補完してください。
20年06月06日 22:30
【ウミガメのスープ】 [たけの子]



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カメオは離婚を苦に山道の脇で首を吊った。

その後、近くをたまたま車で通りかかったカメコは

助手席でカメオの遺体を目撃してしまい、

それ以来余計なものを見ずに済むように車に乗る際に眼鏡を外し、目を閉じるようになった。
リストラは郷土料理で「1ブックマーク」
都内某所の居酒屋でバイトしていた学生のハラオ。
しばらく熱心に働いていたがある日まかないに{はらこめし}が出ると{突然バイト先を逃げ出しそれから客としても現れることはなかった。}
ハラオははらこめしが嫌いではなくむしろ幼少期から好きなもののひとつなのだが、だとしたらなぜ?
20年06月06日 22:30
【ウミガメのスープ】 [アルカディオ]

はらこめし称号申請用問題 ちなみに京都でお茶漬けが出されると帰れという意味なんだとか。




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簡易解説
そのはらこめしの味付けから自分を捨てた親が駆け落ちした相手が店長であったことを悟ってしまったから


解説
宮城県出身のハラオが幼少期一番好きだったもの、それは母親特製のはらこめしであった。ハラオにとってはそれがどんなものよりも「おふくろの味」と呼べた。
だがハラオの母親との思い出はぶっちゃけてしまえばこれだけである。
{母親は別に男を作って家族を捨てて家出}。母親不在という状況を泣きわめいて拒んだハラオは父親に男手一つで大事に育てられ立派に成長した。
それからハラオは上京。金を稼ぐために居酒屋でバイトをすることになった。
接客などを苦にしなかったハラオにとってまかないも出るこのバイトは天職だった。
だがある日の勤務上がり…

「おいハラオ。今日のまかないだぞ。」
「店長、これって?」
「ああ、東北料理の{はらこめし}だ。確かハラオ君は宮城出身だったよな。」

その日まかないに出たのははらこめしであった。
いや、この時点では問題ではないのだ。はらこめしそのものなら地元が地元だし何度も食べている。

「ありがとうございます!いただきます!!!」

だからハラオは何も疑うことなく一口食べる。
そして味わったことのある味…おふくろの味に戦慄した。

「店長、この味って…」
「ああ、{女房}に勉強したんだ。女房も君と同じ宮城出身でな。」
「名前は!?歳は!?宮城のどこ出身ですか!?」

ハラオは必死に問いかける。

「えっと名前は〇〇で、歳は…」

驚くことに、店長が戸惑いながらに口にした名前はハラオの母親の情報と一致した。
ここまで一致していればもうハラオが考えている母親と店長が考えている女房は同一人物で間違いない。
ハラオはそれを察すると、自分から母親を奪った男が経営する居酒屋を後にし、二度と訪れることはなかった。