みんなのGood

物語:1票
「あ、もしもし母さん?俺だよ俺。悪いけど、急に100万必要になって…」

その電話の声は明らかに自分の息子のものではなかったのに、女は急いで100万円を用意した。

一体なぜだろうか?
20年11月29日 21:45
【ウミガメのスープ】 [特攻トマト]



解説を見る
女は知る人ぞ知るイケメン舞台俳優、亀沢水平の熱狂的なファン。
その執着は常軌を逸しており、自宅を特定し、カメラや盗聴機を仕掛けるほどのものだった。

ある日いつものように水平のプライベートを覗き見ていると、盗聴機から電話をしている声が聞こえてきた。

「あ、もしもし母さん?俺だよ俺。悪いけど、急に100万必要になって…」

「…いつまでに必要なの?」

「それが…明日までなんだ。」

「そんなすぐに100万も用意できるわけないでしょう!」

「そう…だよね。他当たってみるわ。」

そう言って電話を切ると頭を抱え出した水平。彼の言う「他」と連絡する様子は無い。

(…もしかして水平くん、本当は頼れるつてなんて無いんじゃないかしら?そうだとしたら彼を助けられるのは私しか居ない!)


女は近所のATMへ駆け出した。
物語:1票
今日はシンディーとのデート。
待ち合わせ場所に到着すると既にシンディーは到着していた。

あまりの輝くような美しさに一瞬目を奪われる待ち合い相手のライナーは
ショッピングかちょっとお高いお店でのお食事か、どちらにせよ手痛い出費を覚悟したのです。

一体なぜ?
20年12月01日 21:52
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]

問題文の挿絵は甘木さんから頂いたのです




解説を見る
待ち合わせに現れたシンディーの服は輝くような純白であった。


あいつ・・・奢ると約束した昼飯を出費が安いカレーかうどん類にしようとしたのを見抜いてきやがる・・・・


服が汚れた場合、新たに着る服をねだられるだろう
それを回避するためには紙ナプキンでも巻いてレストランで奢るしかない


ハンバーガーとかじゃダメかな~?
倍倍ん?「1Good」
納得感:1票
背徳堂の栗まんじゅうが大好きなカメオ君は箱の中身が2個の栗まんじゅうだったのを見てがっかりした

何故?

【参加テーマ・栗まんじゅうは好きですか?】
20年11月25日 23:29
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



解説を見る
子供の頃、大好きだった背徳堂の紙箱を開けると栗まんじゅうが二個入っていた

え?このサイズの箱なら昔は一個しか入らなかったぞ

てことは・・・

やっぱりか。背徳堂の栗まんじゅうが昔よりかなりサイズダウンしていた事に気づいたカメオはがっかりした
物語:1票
男は船に乗っていた。
ある日、その船が遭難してしまう。
男と仲間たちは、ウミガメの肉を食べて生き延びた。

やがて全員が救助されたが、男は家に着いてすぐ自殺した。
なぜ?

※ルーシーさんの問題文を使わせていただきました。ありがとうございます。
20年12月04日 02:58
【ウミガメのスープ】 [Hugo]

まとメモは随時更新中です。相談チャットの下に配置されています。




解説を見る
「それにしてもついてないなぁ、僕は」
「まさか船が難破して無人島に漂着するとは誰も思わねえだろ」
「あ、いえ。実は、{無人島で助けを待つのは人生で二度目}なんですよ」

ため息をつく男に、船旅を共にした仲間たちは苦笑したり励ましたりした。遭難した直後から続いた重たい空気は、とんだ災難だったな、と笑いあえば幾分かマシになったようだ。

彼らは連携をとって、寝床と火と、それから食事を調達することにした。男は食料を探す班に割り当てられた。

「あれ、もしかして」

男は気づいた。{以前に流れ着いた島は、まさにこの島ではないか、と。彼はその時家族と一緒だった。}ひどい飛行機の事故があり、海に投げ出されたが不幸中の幸いで上陸した。だが男の家族は、飛行機の墜落で負った怪我が響いたのか、徐々に弱って死んでしまった。残ったのは自分一人だった。

「もしかして、なんだ?」
「いや、なんでも」

今回も怪我人は多少いるが、島で食べられそうな果物や魚には心当たりがある。今度こそ、みんなで生きて帰れる。
そう思った男に、食料班のバディが話しかけた。

「それより、見てくれよ。こりゃだめだ」
「? どういうことですか?」
「{この島の植物はみんな毒をもってやがる。食ったら死んじまうだろうな。それに浅瀬を泳いでるあの魚、あれもダメだ。ここら辺の海なら、そうだな。ウミガメを頑張って捕まえるしかなさそうだ}」
「いま、なんて......」

男はめまいがした。自分はいいから体力の少ない妻と子に、と空腹を我慢して譲った食べ物が、みんな毒だったのだ。少ししか口にしなかった男は生き延びることができた。だが家族は......{自分に殺されたようなものではないか。}

結局、苦労してウミガメを捕えて食べた。量は少なかったが、救助まではもった。全員が生き延びた。
間違いなく、男の家族は男のせいで死んでしまったのだ。

男は帰宅した。しばらく人のいなかった家の空気は冷え切っていた。
広い家だった。家族みんなで暮らすための一軒家。
絶望のあまり男は自殺した。

【FA条件】
1.男が遭難し無人島に来るのは二度目である。
2.その時男は家族と一緒に来ていた。
3.無人島で調達できる食料は、ウミガメを除いて毒があり食べられない。
4.男は家族に毒を食べさせていたことに気が付いた。
の四つをいい感じに満たしていれば正解を出します(自分への戒め)。
納得感:1票
とある村での出来事。



バスで村へ訪れる人に、村が予算を出して、バスで市街からこの村で降りると、運転手が村から市街の駅までの復路のバス運賃がタダになる券を渡すサービスを始めた。

このサービスを外へ大きく告知しなかったためか、観光客が大きく増える事はなかったし、村人は車を持っているのでバスは全くと言っていいほど利用していないのだが、村人の多くはこのサービスにある程度納得し、満足しているようだ。



当然サービスは村人の税金で賄われているのに、いったいなぜだろう?



*こちらは、過去問になります。答えを知らない方、忘れてしまった方のみご参加いただけますと幸いでございます。
ちなみに私は忘れていました。

20年12月06日 20:35
【ウミガメのスープ】 [ドラノール12]

過去問になります。




解説を見る
この村には古くから、観光名所であると同時に、ここで死ぬと幸せになれると言い伝えられている自殺スポットの崖があった。

さすがに今ではこの言い伝えも風化しつつあるのだが、それでも決して多くない観光客に混じってたまに自殺する人が訪れる。

車で訪れる自殺者は車が残るので分かりやすいが、バスで来る人は問題だ。



落ちた人が居たのか、何人落ちたのか。村人は(むごいので)なるべく早期発見したいが毎日わざわざ崖の下まで見回りにいくのも面倒だし大変である。





そこで始めたのがこのサービス。



村の宿泊客と、帰りに市街で回収した無料券を計算して、配った無料券との誤差があると帰るべき人が帰っていない──つまり自殺者が出た可能性が高い。



見回ることもなしに効率よく、迅速に自殺者を回収できるので村人もこのサービスにある程度納得し、満足しているという事だ。



今日も、とあるスープを飲んだ男がこのバスに乗って──