みんなのGood

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カメオは顔は良いが、ヘタレで鈍臭い残念なイケメンだ。
対して友人のウミオは、男気溢れるスポーツマンだが容姿が残念な男である。


ある日の事、道を歩いていたカメオの耳に絹を裂くような女性の悲鳴が飛び込んできた。
カメオが振り向けばなんと、女性物のバッグを抱えたひったくり犯がウミオに追われてこちらに走って来ているではないか。

カメオは咄嗟にひったくりの前に立ち塞がる……が、如何せん彼はヘタレだった。
スピードを落とさず突っ込んで来るひったくりに怯んで呆気なく横に避けてしまうカメオ……。

そこへ追い付いたウミオがすかさずひったくりを押さえ込み、完全に動きを封じる事に成功!
ひったくりはあえなく御用となった。

こうしてカメオとウミオは、一部始終を目撃していた通行人達に惜しみない称賛を贈られたのであった。

……カメオまで拍手喝采を浴びてるのは何で?
20年11月25日 18:05
【ウミガメのスープ】 [あひるだ]

今日が終わるまで出題予定です。




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ひったくり犯に怯んで道を開けようとしたカメオだが、如何せん彼は鈍臭かった。

突っ込んで来るひったくり。

横に避けようとするも微妙に間に合わず、ひったくりの軌道上に取り残されるカメオの片脚。

偶然にも{華麗に決まる足払い。}

意図せずひったくりを転倒させ大捕物に一役買ったカメオは、ちょっぴり複雑な心境で周囲からの称賛を浴びるのであった。

※元ネタは小説『三毛猫ホームズ』シリーズより。主人公のヘタレでどんくさい刑事(ただしイケメンではない)が、不審者を避けようとして偶然足払いを成功させる場面。
納得感:1票
とある国で新しい国王が就任し、祝賀パレードが行われることになった。
そしてパレードまであと3日、というときに何者かから「パレードの道中に爆弾を仕掛けた。王の命を守りたければパレードを中止しろ」という脅迫状が届いた。
しかし、王は「特に警備を増やしたりパレードを中止したりする必要はない」と言い切り、当初の予定通りパレードを進行させた。
実際何事もなくパレードは終了したのだが、王は一体なぜ脅迫が狂言であると見抜けたのか?

20年11月28日 20:59
【ウミガメのスープ】 [ドラノール12]



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簡易解説
影でパレードの日に、王の暗殺計画が進んでいた。

「パレードの道中に爆弾を仕掛けた。王の命を守りたければパレードを中止しろ」という脅迫状は、王が配下にこっそりと書かせた虚偽のもの。

王は「特に警備を増やしたりパレードを中止したりする必要はない」と言い切って愚王を演じることによって暗殺の計画者たちを油断させ、
王の当初の予定通り、警備を周囲に知らせていたものよりも大勢配置させて暗殺者たちを逮捕し、パレードを進行させた。


〜〜〜〜

これはとある時代の、とある王国の物語。

私はいま、ある計画をたてている。
この度就任する、この国の王、シルベリア=シャロル女王の暗殺だった。

大臣として彼女の近くにいる私が、なぜこのようなことを計画したのか。
それはここでは割愛させていただく。

決行は、今度の就任パレードの日の予定だ。
その時の警備の隙をついて、彼女を暗殺するのだ。
いわゆる、テロリズム、いや、クーデターだ。

しかし。
そう、計画を立ててはいるが、私の中には一抹の不安があった。

彼女はなかなかに勘がよく、頭がきれるほうなのだ。

パレードの開始まであと数日。ここで決行するより、ここは様子を見て、もう少し計画を練ってから行うのも手、か・・・?

そんなことを考えていると、ある日脅迫状が届いたのだ。
「パレードの道中に爆弾を仕掛けた。王の命を守りたければパレードを中止しろ」

そんな内容だった。
私たちには心当たりはない。他に女王を狙う派閥があるのだろうか。
しかし、なんということだ。私たちの計画に狂いが生じるかもしれない。
いや、この混乱に乗じてもーーー。

そう思案していると、女王はその脅迫状を見て、我々大臣たちの前で小馬鹿にするように笑ったのだ。

「脅迫状ぅ? 暇な人もいるものねえ。大丈夫大丈夫、こんなの嘘に決まってるわ。特に警備を増やしたりパレードを中止したりする必要はないでしょ。当初の予定通りやりなさいな」

それを見て、私は確信した。

これはいける。
賢いお嬢さんかと思ったが、なんだ。ただの間抜けじゃないか。
大丈夫だ、私の計画に隙はない。
あんなザルな警備計画ならば、何ら問題はない・・・!


***

「失礼します、シャロル王」

「お疲れ様。首尾はどう?」

「はい。罠にかかりました実行者と、芋づる式でカメーノ大臣含め、以下数名を捕らえました。詳細はこちらに」

「そう。悲しいわ・・・」

「しかしシャロル様。畏れながら、あなた様はある程度カメーノの思惑に気づいてましたよね? わざわざ私に偽の脅迫状を出させて罠にはめるまでもなかったのでは」

「何言ってるのよ。計画するだけど、実際に行動に移した末の逮捕。全然罪の重さが違うじゃない。それじゃあ面白くないわ。それにあの小心者。途中で中止も考えてたのよ。ああいう方は、変に勘はいいのよね。せっかく私がこっそり警備をそれ用に増やしてたのに、無駄になっちゃうところだった」

「だから、あのように楽観的な王の演技をしたのですね・・・」

「ええ、そう」

「よかったわ。私の『当初の予定通りに』パレードを進行できて」




<解説>(と言う名の作成時プロット)
『しかし、王は「特に警備を増やしたりパレードを中止したりする必要はない」と言い切り、当初の予定通りパレードを進行させた。』

王は、事前に本当に信頼のできる配下に警備を増強させていた。
そのご、王はこの虚偽の脅迫状を送り、危機感のない愚王を演じることで側近の裏切り者を油断させた

「特に警備を増やしたりパレードを中止したりする必要はない」→王の虚偽。第9条により保証。

当初の予定通りパレードを進行させた。→この文章の主語は「王」すなわち、王が最初から思っている予定の通りにパレードを進行させた。
王は最初から警備を増大させる予定で進めているため、これには矛盾しない



『実際何事もなくパレードは終了したのだが、王は一体なぜ脅迫が狂言であると見抜けたのか?』


予定通りに警備を増やした結果、下手人は捕まり、パレードは「何事もなく」終了した。

王は一体なぜ脅迫が狂言であると見抜けたのか?
→脅迫自体は王の自作自演。
よって、狂言であることを見抜いた。

物語:1票
「あ、もしもし母さん?俺だよ俺。悪いけど、急に100万必要になって…」

その電話の声は明らかに自分の息子のものではなかったのに、女は急いで100万円を用意した。

一体なぜだろうか?
20年11月29日 21:45
【ウミガメのスープ】 [特攻トマト]



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女は知る人ぞ知るイケメン舞台俳優、亀沢水平の熱狂的なファン。
その執着は常軌を逸しており、自宅を特定し、カメラや盗聴機を仕掛けるほどのものだった。

ある日いつものように水平のプライベートを覗き見ていると、盗聴機から電話をしている声が聞こえてきた。

「あ、もしもし母さん?俺だよ俺。悪いけど、急に100万必要になって…」

「…いつまでに必要なの?」

「それが…明日までなんだ。」

「そんなすぐに100万も用意できるわけないでしょう!」

「そう…だよね。他当たってみるわ。」

そう言って電話を切ると頭を抱え出した水平。彼の言う「他」と連絡する様子は無い。

(…もしかして水平くん、本当は頼れるつてなんて無いんじゃないかしら?そうだとしたら彼を助けられるのは私しか居ない!)


女は近所のATMへ駆け出した。
物語:1票
今日はシンディーとのデート。
待ち合わせ場所に到着すると既にシンディーは到着していた。

あまりの輝くような美しさに一瞬目を奪われる待ち合い相手のライナーは
ショッピングかちょっとお高いお店でのお食事か、どちらにせよ手痛い出費を覚悟したのです。

一体なぜ?
20年12月01日 21:52
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]

問題文の挿絵は甘木さんから頂いたのです




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待ち合わせに現れたシンディーの服は輝くような純白であった。


あいつ・・・奢ると約束した昼飯を出費が安いカレーかうどん類にしようとしたのを見抜いてきやがる・・・・


服が汚れた場合、新たに着る服をねだられるだろう
それを回避するためには紙ナプキンでも巻いてレストランで奢るしかない


ハンバーガーとかじゃダメかな~?
倍倍ん?「1Good」
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背徳堂の栗まんじゅうが大好きなカメオ君は箱の中身が2個の栗まんじゅうだったのを見てがっかりした

何故?

【参加テーマ・栗まんじゅうは好きですか?】
20年11月25日 23:29
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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子供の頃、大好きだった背徳堂の紙箱を開けると栗まんじゅうが二個入っていた

え?このサイズの箱なら昔は一個しか入らなかったぞ

てことは・・・

やっぱりか。背徳堂の栗まんじゅうが昔よりかなりサイズダウンしていた事に気づいたカメオはがっかりした