みんなのブックマーク

変わった趣味「2ブックマーク」
カメオは最近変わった趣味を始めた。
それはスピード証明写真機に備え付けのゴミ箱をあさり、他人が捨てた写真を集めることだ。

引きつった笑顔、半開きの目、ボサボサの髪…
失敗しその場で捨てられた証明写真の数々には様々な人間模様が垣間見え、
カメオはそれらをコレクションし眺めることに熱中した。

ところが沢山の写真機をあさるうち、奇妙なことに気づいた。
【ある一人の男の写真が何度も見つかるのだ。】
どうやらその男は街中のいたる所の写真機で証明写真を撮っているらしい。
だがさらに不可解なのは、男の写真は真顔でまっすぐ前を見据えており
少しも失敗したようには見えないことだ。

{一体なぜ男は、いたるところで証明写真を取り、失敗していないのにそれをゴミ箱に捨てるという行為を繰り返しているのか?}

この謎はカメオを長く悩ませていたが、写真機の前でばったり彼と遭遇したとき、すべてを理解したという。

22年10月16日 22:16
【ウミガメのスープ】 [Noko noko]

22日23時で締めます




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また今日も写真機をあさりにきたカメオ。
だが先客がいた。
「(また後にしようか)」
そう思ったとき、幕の中でフラッシュが光り、男がでてきた。
カメオに衝撃が走る。
「(あの写真の男だ…!)」
偶然にもカメオは謎の男との邂逅を果たした。
果たして男の正体はなんなのか?
自分と同じくらい変わった趣味の持ち主なのだろうか?

「あ、今終わりますんで、少々お待ちください」
カメオを見てそう言った男の手には工具が握られていた。

カメオは全てを察した。

男は写真機の整備士。機械のメンテナンスや修理をしてまわっていただけだった。
受取口から証明写真が排出され、問題なく写っていることを確認した男は
すぐにそれをゴミ箱に捨て、工具箱を手に足ばやに立ち去っていった。

出典:映画『アメリ』
シンデレラのように「2ブックマーク」
毎晩、月とともに現れる美少女戦士ラテラテムーン。
世にはびこる怪人を撃退し、軽やかに去っていく。

そんな彼女に何度も助けられている男がいたのだが、彼にはひとつ疑問に思っていることがあった。
それは彼女がいつも□時にいなくなってしまうということだ。

「どうしてだと思う?」
その理由について周囲の人に聞いたところ、男は非難されてしまったという。

□に当てはまるのは何だろう?
22年10月22日 17:41
【20の扉】 [ひゅー]

ご参加いただきありがとうございました!




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答え:定

 課長「カメコさんが毎日定時でいなくなるの、どうしてだと思う?」
女部下「課長、そんなこと聞くのは野暮ですよ」
男部下「そうですよ、もし本人に聞いたらパワハラになりますよ」
女部下「彼女はすごく優秀で何度も助けてもらっていますし、定時で帰るくらい別にいいじゃないですか」
 課長「そうか…彼女には頭が上がらないしな。そっとしておこう。1回くらい飲み会には来てほしいけど。」

カメコが毎晩世間を賑わせているラテラテムーンであることを、同僚たちは知らない。
新ラテシン ママは何でもお見通し「2ブックマーク」
ママー神経衰弱しよー(・ω・)
何やら自信満々の我が子のカメオがトランプを並べ始めると
カードを裏向きのまま次々とひっくり返し次々にペアを作っていった。
イカサマを疑ったもののカメオの仕草にもトランプにも細工は施されていなかったのにも関わらず
ママがカメオのズルを確信しているのは一体なぜ?
22年10月24日 22:33
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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サイコメトリー(読心術)が使えるママは自分の子供が透視能力が発現したのだと心を読んで悟ったのです。
腹八分目が理想の食事「2ブックマーク」
以下の文章は、とある大学で学生食堂を利用している学生達を対象としたアンケートの回答の一部である。

{・味が薄い!}
{・量が微妙!}
{・野菜が少ない!}
{・餡子丼って頼む人いるの?}

…以上のような声を受けた学食側は、提供する料理の味の改善やご飯・汁物のおかわり自由、恒常メニューの見直しなどを行い、提供する食事を全面的にリニューアルした。

さてそんな中、リニューアル前から毎日学食を利用していた工藤が、{リニューアル後からは学食での食事を残さなくなった}らしいのだが、その理由は一体なぜだろう?
22年10月23日 01:37
【ウミガメのスープ】 [布袋ナイ]

こちら、日曜日24時までの限定メニューとなっております。




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【簡易解説】

{ご飯や汁物の盛り付けがセルフサービスになり、自分の食べ切れる量を盛り付けられるようになったから。}

【解説】

「いただきます。」

とある大学構内に設けられた学生食堂の中、その大学の学生である工藤が食事を取っていた。

この学食では、少し前に実施されたアンケートの結果を受けてのリニューアルが終わったばかりであり、昼食を取りに来た生徒達で賑わっていた。

リニューアルでは、人気のなかったメニューが減り、代わりにオーソドックスなメニューが追加された他、味付けや栄養バランスの改善が行われた。
しかし、何よりも好評だったのは、ご飯・汁物の盛り付けがセルフサービスとなり、更におかわりも自由となったことだった。

なんでもアンケートの結果では、盛り付けの量に対する意見が大きく割れていたらしかった。
「多くていつも少し残してしまう」という意見もあれば、「少し物足りないので量を多くしてほしい」という意見もあり、総合して「量が微妙である」と答えた学生が半数以上を占めていた。
その為、盛り付けの量を変えようにも、増やす訳にも減らす訳にもいかず…しかし、不満が多く変えない訳にもいかなかったので、結局各自で丁度いい量に調整出来るようにと、ご飯と汁物の盛り付けをセルフサービスにし、さらにおかわり自由にする…という形に落ち着いたらしかった。

さて、今食事を取っている工藤も、学食の量に不満を抱いているうちの一人であった。
工藤は食が細く、学食のリニューアル前の量では、多くて食べ切ることが出来ず、いつも食事を残していたそうだ。
しかし、リニューアル後からは、自分に合った量を盛り付けることが出来るようになり、食事を残すことも無くなったらしい。

…そしてどうやら本日の食事も、無理なく完食することが出来たようだった。
工藤はスープの最後の一口を飲み干した後、満足気な顔で小さく手を合わせた。

「ご馳走様でした。」
お願いテレフォン「2ブックマーク」
男がお願いの電話をするときは、決まって騒がしい場所だという。いったいどういうことだろう?
22年10月31日 20:56
【ウミガメのスープ】 [F]



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男はカラオケ店の延長をするために、大音量で曲が流れる部屋で店員と話していたのだった