みんなのブックマーク

全てが最悪の店「2ブックマーク」
同じ品物で比較してもA店はB店よりも非常に安く、リーズナブルな値段であるのだが、なぜかジョンは高く付くB店の方で買い物をするのだと言う。
A店の方が店員の愛想もよく、店内の居心地も良いとすると、なぜジョンはB店を贔屓にしているのだろうか?
21年08月21日 00:52
【ウミガメのスープ】 [やまびこ]

最終ヒントを出しました。




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ジョンは贋作師である。
精巧に作られた偽物は素人には見抜けない。
自分の贋作を骨董品やに持って行き、その店の店長の目利きの実力を測る。
A店、ここはダメだ。格式高い店構えの通り目利きの実力は確か。贋作だと見抜き、しっかりと安値を付けてくる。
B店、ここが狙い目だ。本物としての相場よりは少し安いが、ジョンの贋作を見抜く目を持っていない。明らかに本来の価値より{査定額が高く付いてしまっている}。
こういう店には、価値も分からずどこかの誰かから安く買い取ってしまった貴重な品が置いてある。当然、安い。ジョンは価値を理解されない可哀想なアンティークを買い取ると、しめしめと売り払ってしまうのだった。
かなわぬと知っていながら「2ブックマーク」
帆高の全身全霊を込めたラブソングが意中の陽菜に届くことは無かったのだが、帆高は満足そうだ。
帆高は何故満足そうなのだろうか?
21年08月13日 22:11
【ウミガメのスープ】 [衆愚]

先着5名+α 今日中まで




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帆高は陽菜とカラオケに来ている。
帆高の歌は歌うまの陽菜には点数こそ届かなかったものの、意中の陽菜と一緒にカラオケに来ている時点で帆高は大満足なのだったのだ。
新ラテシン お子様リンチ「2ブックマーク」
可愛い息子のカメオがアザだらけで帰ってきた。
クラスメートに囲まれて一方的にボコボコニされたのですが
カメオは自ら望んでやったことだと言うのです。


一体なぜ?
21年08月25日 21:32
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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ドッジボールは顔面セーフなので顔面に当たり続ける限り何度でも行き帰りコートの中で戦うことが出来るのです。


そしてその分だけ、カメオの顔面はどんどんアザが出来るのです。
スキャタレシート暗号「2ブックマーク」
うっかりもののカメオが机の上に置きっぱなしにしていた破いたレシートは値段と会計の右端の数字しか見えておらず、何を買ったかは分からないが、裏側に何かがペンでしるされていた。
普通に見ても意味が分からなかったカメコだが、あるものに巻きつける事でカメオの隠し事が浮き彫りになったのだった。
カメオの隠し事は何かを踏まえて状況を説明して下さい。
21年08月27日 18:47
【ウミガメのスープ】 [やまびこ]



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机の上に放置された細長く破られたレシートの裏にはペンで2箇所に目印が印されていた。
はじめは何の印だか分からなかったが、思い至って自分の薬指に巻きつけてみたところ見事に2つの印が一致。
カメコは恋人のカメオが婚約指輪をサプライズで用意している事に気付いたのだった。
叶うなら「2ブックマーク」
初夏。

放課後になると決まって友達とサッカーをしていたタクヤが、誘いを断って早々に帰るようになった。
それは、おばあちゃんの容態が悪いからなのだろう、とアカリは思った。

誰から聞いたわけでもなく、タクヤのおばあちゃんのこともよく知らない。
それでもアカリがそう思い至ったのは、{タクヤの好きな人がアカリではなかったから}だという。

いったいどういうことか?
21年08月28日 19:00
【ウミガメのスープ】 [藤井]



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【解答】
過去にタクヤは、他の子に渡そうと書いたラブレターを誤ってアカリの下駄箱に入れてしまった。
その際の筆跡を覚えていたアカリ。

夏、教室に飾られた七夕の笹には、匿名で「ばあちゃんの病気が早く治りますように」と書かれた短冊が吊るされていた。
アカリは、特徴的なその文字がタクヤのものだとすぐに察した。

そして、少し前からタクヤが放課後になると足早に帰宅するようになったのは、きっとおばあちゃんの容態を思ってのことなのだろうと、アカリは推測した。



【なが〜い解説】

『ずっと前から好きでした。友達からでいいので、仲良くしてくれませんか。
 タクヤより』

そんなラブレターを受け取ったのは、中学1年生の頃。
私の心臓は大きく跳ねた。
同じクラスのタクヤとはあまり話したことがない。でも優しい子なんだということは何となく知っていた。
流れるような、繊細で特徴的な筆跡。短いその文章を、噛みしめるように何度も何度も読み返す。
正直好かれる覚えもなければ、そんな素振りも見せなかった彼。半ば半信半疑で高鳴る胸をおさえつつ、翌日タクヤに声をかけた。

「あの、これ……」

周りに人がいないのを見計らってこっそり見せたラブレター。
タクヤは大きく大きく目を見開いた。

「えっ!?な、なんでアカリが持って……えっ?」

一瞬のことだったが、彼のその動揺っぷりは事態を察するには十分だった。
こんな漫画みたいなことがあるのか。

「あー……もしかして下駄箱、間違えた?返しとこうか」

この世の終わりかと思うくらいに気まずい空気が流れて、それ以来、お互いに目を合わせることすら出来なくなっていた。


そんなほろ苦い思い出を抱え、2年に進級。神様のいたずらなのか、またタクヤと同じクラスになった。
とは言っても、さすがに気まずさはそれなりに解けていた。
放課後になると決まってグラウンドでサッカーをする彼を、何となく目で追うこともあった。
結局タクヤがあの時告白しようとした相手が誰なのか、分からないままだった。

6月中頃から、タクヤは放課後友達の誘いを断って足早に帰るようになった。
塾でも通い始めたのだろうか、くらいに思っていた。

7月に入ると、教室に七夕の笹が飾られた。
毎年先生たちが準備しているらしく、生徒が自由に願い事を書けるように短冊が用意されていた。
ぼんやりと笹の葉を眺めていると、ふと一枚の短冊が目に止まる。

『ばあちゃんの病気が早く治りますように』

細いボールペンで書かれた、流れるような繊細で特徴的な筆跡。
私はそれが誰のものなのか、一目で理解した。
そして次に浮かんだのは、終礼後に足早に教室を出ていくタクヤの姿。
彼がここ最近放課後にサッカーをしなくなったのは、おばあちゃんの容態が悪いからなのではないか。

私は、「苦手な日本史の点数が上がりますように」と書かれた自分の短冊をくしゃりと丸めてゴミ箱に捨てた。そして、新しい短冊を一枚手に取る。


『あの子が笑って過ごせますように』


それはおばあちゃんの病気が治ることなのか、はたまた好きな子と両想いになることなのか、私には分からないけれど。


今になって思うことがある。
胸に焼きつけるように、何度も何度も繰り返し読んだあの文章。
指先でなぞった言葉。

私は彼の文字に、少しだけ恋をしていたのかもしれない。