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デッドマンズA「3ブックマーク」
交通事故で死んだショウゴは、気が付けば閻魔大王の御前にいた。
傍らには巨大な鏡がある。

「今から、貴様が生まれてから死ぬまでの善行と悪行がこの鏡に映し出される。目には見えぬ考えていたことまで全てだ。それらを照らし合わせて今後の行き先を判定する」

鏡が輝き出すと、ショウゴの一生が映像となって駆け巡る。
ついた嘘、人目を盗んでの不正、嫉妬、欲望、罵声の数々。現世において罪に問われなかった罪も一つ残らず晒されていった。
そしてショウゴが歩きスマホで車に撥ねられるのを最後に、映像が終わる。

「自分勝手な生き様、人に非ず! 貴様の行き先は畜生道!懲役は227年! 心から反省しない限り刑期は永遠に延び続けるぞ!」

傍に控えていた赤鬼がショウゴの首根っこを掴んで持ち上げる。

「ま、待ってくれ!もう一度鏡を見せてくれ! 長年の疑問が解消しそうなんだ!」

この時、ショウゴの頭に浮かんでいるのは?
26年04月30日 23:42
【20の扉】 [異邦人]



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正解:227



ある日突然見えるようになった頭の上の数字って、地獄での懲役年数だったのかよ! 数字が大きいほど価値があるものだとばかり……。
 それじゃあ、何人かに1人いた、数字が『0』の奴は……」


「見事!貴様は極楽行きだ!」


閻魔大王の声に首だけ振り返ると、頭の上にが表示された男が、光り輝きながら天空に飛び去っていくのが見えた。

ショウゴが皮肉げに笑う。



「気付けるもんかよ。天使の輪が縦長だなんて」
鍬と鋤の反乱「3ブックマーク」
飢饉に苦しむ農民たちが、大規模な反乱を企てた。彼らは手にした鍬や鋤を武器に、その地域の代官の城へと押し寄せる。
その地の代官から報告を受けた領主は他国とも戦えるほどの質の武器を携え、領軍を自ら率いて鎮圧に向かった。

もうすぐ激突しそうというころ合いになった時、領主は斥候から相手の現況を聞いた。
その情報を聞いた領主はすぐに小高い丘にのぼり、そこから相手のなりを自分の目でも確認し、すぐさま自陣に戻った。
そして、勝利を確信した領主は急ぎ書簡をしたため、その書簡で農民らに武器を収めるように命じたのだった。

その書簡を見た(読めない者は聞いた)農民たちは、鍬や鋤を肩に担ぎ直して再び城に向かって歩き出したのだが、農民はその後誰一人命を落とさなかったという。

何があったのだろうか?
26年03月31日 21:17
【ウミガメのスープ】 [mintadel]

🎉3名でした。




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領主は、反乱した農民たちが手にしているのが鍬や鋤といった農具にすぎないことを自分の目で確認すると、書簡にこう記し、武装していない文官を伝令に仕立てて持たせ、農民たちの元に向かわせた。

「わが広大な領地を、その鍬や鋤で農地にしに来てくれたのだな。
 この苦しき飢饉の時節に何と殊勝なことか。
 その忠義と勤勉さを評価し、新しい農地で働く者には、十分な食糧の提供を約束しよう!」


反乱の武器と思われた鍬や鋤、飢えから救うための労働の道具として再解釈されたことで、武力衝突は回避され、反乱は飢饉を乗り越えるための協力へと姿を変えたのだった。
当然ながら、もともとこの地にいた代官の持っていた土地はすべて耕されることになった。
無能な代官はこの反乱の責を取らされ所有地を没収されて左遷させられることになる。
他国とも争える領軍を前に、代官は身を震え上がらせるしかなかったそうな。
猫にカート・コバーン「3ブックマーク」
らて村にある浄土真宗の名刹『猫々寺』は、過去に三度も大火に見舞われている。
村人達は、何かの祟りか呪いではないかなどと噂しあった。
中には「寺名が良くない。猫に火は付き物なんだ。『猫にマタタ火』ってな。あっはっは」と上手いことを言う者もいた。
ある日、ひとりの老人が寺の住職を訪ねて来て、こう告げた。
「南無阿弥陀仏を唱えるのをおやめなされ。さすればもう寺は燃えぬであろう」
住職は問うた。
「御老人、それはいったい…」

何故でございますか?
26年04月28日 03:16
【ウミガメのスープ】 [猫まぐれ]

ブッダに真珠




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「不念仏になるから。あっはっは」
「帰れよ、じじい」
クレーマークレーマー「3ブックマーク」
「このスープ、ちょっとぬるいよ?」

ウミガメのスープを注文した客からシェフにクレームが入った。

提供までに少し時間がかかったこともあるが、店の冷房のせいでスープがぬるくなってしまったのである。

さてシェフが新しく作り直したウミガメのスープを飲んだ客は、次は頭が痛いと言い出した。

それはスープの中に入っている「あるもの」を食べたせいなのだが、「あるもの」とは一体なんだろうか?
26年05月05日 21:37
【20の扉】 [ダニー]



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A.氷

レストラン「ウミミエール」の夏の看板メニューが冷製ウミガメのスープである。

しかしこの日は店の冷房が壊れていたせいで店内がかなり暑くなってしまい、提供してそこまで時間が経っていないのに冷製ウミガメのスープがぬるくなったとクレームが入った。

そこでシェフはスープを作り直す際、スープの味を少し濃いめにし、氷を入れて提供した。

「あー頭イタい!」
客は冷製ウミガメのスープを堪能した後、残った氷をガリガリと食べ、頭キーン状態(アイスクリーム頭痛)になったのであった。
不敗者「3ブックマーク」
ある所に争いを繰り広げていたカメーダとウミーオがいた。
カメーダは見る影もなくボロボロで、ウミーオは損傷がなかった。

それぞれを見比べた人たちは「ウミーオは敗者だろう」と推測した。なぜか。
26年05月03日 00:05
【ウミガメのスープ】 [アカシアン]

やぶれざるもの




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▽解説
それでは、本日の講義を始めよう。
今ほど配ったレジュメを見てほしい。

2枚の資料写真があるだろう。
上が「カメーダ王の骨壷」だ。
王墓から発見され、中には火葬されたボロボロの骨が詰め込まれている。

下が「ウミーオ公の白骨」だ。
王朝領内から全身に損傷がない綺麗な状態で出土し、装いなどから本人と判明した。

さて、この2人が激しい政争を繰り広げていたのは前回も触れたが・・・。どちらが勝者だと思うか?
3列目のキミ、スーツ姿のキミ。答えたまえ。

「骨に損傷のなかったウミーオじゃないか」と。
ふむふむ・・・。
1列目のパーカーのキミ、どう思う?

「ラテラール朝は火葬文化がある。
カメーダ王は真っ当に火葬されているのに対し、ウミーオ公は火葬されていない。
よって、適切に葬られていないウミーオ公が負けたのだろう」か。
キミはなかなか鋭いな。正解だ。

実のところ、ウミーオ公はカメーダ王の手先により、毒を盛られて暗殺されたと推測されている。
そしてその後、人目につかない地にそのまま埋められた──というのが、今の定説だ。
火葬文化のある地域で、彼ほどの有力者が火葬されていない時点でろくな末路ではなかった──ということだ。

ある時期からウミーオ公の名前が文献に出てこないという状況証拠から「ウミーオ公は敗れたのだろう」と伝わってはいたが、全身の白骨が出土したことでこの説は確定的なものとなった。

ということで、見事正解したパーカーのキミ。
キミはこの「中世ラテラール史B」の講義をなかなかしっかり受講していると見える。
ラテラール史に興味があるなら、後で私の研究室に来たまえ。

▽解説の解説
火葬文化の地域なのに、ウミーオ公の遺体は火葬されていない状態で見つかった。
適切な葬りを受けていない点から、研究者は「ウミーオ公が非業の死を遂げてそのまま遺棄された」、すなわち歴史の敗者であることを突き止めたのだ。

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