みんなのGood

物語:1票
あれは娘が5歳の頃だったかしら。

新聞を読むあたしの横で、折り込みチラシをじっと眺めていた娘がやおら顔を上げ、

「『キ』がない!ママ、『キ』がないよ!」

とチラシを見せてくる。

娘の指差すところを一目見て、あたしはすぐに彼女の勘違いに気付き、大笑いしてしまった。

そばにいた夫もあたしの手元を覗きこみ「こりゃまた、あっちこっち盛大なミスプリだなあ」と笑う。

テレビを見ていた息子が「なに?なに?」と寄って来るので説明してやると、彼もまた笑い出して「しーちゃん、ばかだなあ。『キ』なんか付いてたら恐くて乗れないよー」と言う。

娘ひとりがキョトンとした顔。


さて、娘の可愛らしい勘違いがどんなものだったか、お分かりになります?
20年06月16日 03:53
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

ひとりでもスナイプしたら、あたし、もうやめるわ。・・・か、間食を…




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娘が眺めていたのは自転車屋さんのチラシ。
24インチとか26インチとか書いてあるのを見て、インチなんて単位は知らないもんだから、インチキのキが抜けてるんだと思ったの。可愛いでしょ?

そういえばこのあと、息子は夫に「人のことをバカと言ってはいかん」と叱られてシュンとしてたけど、夫が「それにしても、しーちゃんの観察力はたいしたもんだなあ。天才じゃないだろうか」と言うから、あたしが「親馬鹿」と呟いたのを聞いて「あ!ママもばかって言ったぞ!」「いや、今のはいいんだ。今のは」「なんでっ?」と不満そうな顔してたっけ。

今は昔。
冷静だから見抜けた「1Good」
納得感:1票
捜索が始まって、およそ半年。

行方不明になっていたその資産家は、山奥で首吊り死体となって見つかった。死後1年~1年半は経っているとみられ、かなり腐敗が進んでいる。そばに置かれた鞄には、身分証と、「遺書」と書かれた封筒が入っていた。

中には便箋があり、丁寧な文章で自殺の理由が書かれている。だが、新米警官のカンキチは、一目で遺書が偽物だと見抜いた。

カンキチはこの春、警察官になったばかり。実はカンキチは、{1年目だったからこそ}遺書が別人によって書かれていることがわかったのだが、その理由がお分かりだろうか。
20年06月18日 16:39
【ウミガメのスープ】 [ワヲン]

息抜きに出題。こんな時間ですが、寝落ちの可能性があります




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「遺書」は丁寧に書かれており、文末には日付が記されていた。そこには「令和元年三月二十日」とある。

捜索が行われているのを知った犯人は、不安に駆られて遺書を偽装した。文末には殺した日を記したものの、改元が5月に行われていたことを失念していたのだ。
新元号の発表は4月に行われているため、3月に自殺した人間が「令和元年」と書けるはずがない。

正解は{元号が1年目}だったため。
幸せは、人それぞれ「1Good」
納得感:1票
A子は{手首に無数の傷を携えて}登校してきた。
「どうしたの、それ…」と心配する友達をよそに、A子は{幸せそうな表情}を浮かべている。
一体なぜ?
20年06月18日 21:53
【ウミガメのスープ】 [こたこた2号]

闇を含む問題文なので闇鍋です。3名正解で締め切るかも。




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「どうしたの、それ…」

「えー?言ったじゃん、{最近猫飼い始めた}って!もう何されても可愛いくてマジで幸せ♡」

【「あ、{猫の引っ掻き傷}ね…びっくりした…」】
物語:1票
タロウの部屋には大きな本棚がある。
本棚の中にある本のほとんどは、彼の整理の仕方が悪かったがゆえに折れ曲がったり破けてしまった物になっているのだが、だからこそタロウは彼女にプロポーズをする事が出来たのだという。

論理を補完して下さい。
19年12月07日 22:31
【ウミガメのスープ】 [パネラ]

久しぶりに出題してみようと思いました。




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『解』
婚約指輪を買うために、綺麗な状態、つまり、売れる状態だった本を大量に売ったため。
結果、大きな本棚に残っている本はとても売れない状態の本が何冊か残っただけになり、タロウは指輪を買うための金を得て、プロポーズを行動に移すことが出来た。
物語:1票
昨日会ったばかりの友人に「久しぶり」と声をかける男。

一体なぜ?


あおがめさんの問題です。
https://late-late.jp/mondai/show/10810
20年05月28日 01:50
【ウミガメのスープ】 [えいみん]

深夜リサイクル




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交通事故により長い間昏睡状態にあった男。
目を覚ますと病院のベッドで横になっていた。
どうやら半年もの間眠っていたらしい。

医師の話によると、親友が何度もお見舞いに来てくれていたようで、つい昨日もそこに飾られている花を持ってきてくれたらしい。

いたずら好きの男は友人に{サプライズ}を仕掛けることにした。


医師から忘れ物があると聞いて病院に訪れた男の友人。
身に覚えはなかったが、名前が書いてあると言うので仕方なく取りに来た。

結局、忘れ物は医師の勘違いだったが、せっかく病院に来たので男の病室に行くことにした。

男の病室の扉を開けると、そこにはベッドに座っている男の姿があった。
驚きのあまり言葉を失っている友人に、男は笑いながらこう告げた。


【「久しぶり」】