みんなのGood

あたたかい味噌汁「1Good」
物語:1票
ユウリはお椀に一杯の味噌汁を注いだ。
ほんわりと立ちのぼる湯気が頬を撫で、少し幸せな気分になる。
しかしユウリはあたたかいうちに飲むことはせず、冷めてしまうまで置いておくのだそう。

一体なぜ?
18年07月11日 22:03
【ウミガメのスープ】 [藤井]

寝る前に




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ユウリは今日も、長ネギの味噌汁を作った。
それはもうずっと昔から祖母が作り続けてきたお馴染みの味。いつだったかユウリが料理に興味を持ち始めた頃、一番最初に祖母が教えてくれたものだった。
そんな祖母は1年前に他界してしまった。それ以来、ユウリは長ネギの味噌汁を作ると必ずお仏壇に供えることにしていた。

「おばあちゃん、今日もお味噌汁作ったよ。寒いからね、風邪引かないでね。」

立ちのぼる湯気とともに、思いが祖母へ届くようにと祈る。
お坊さんに聞いた話だと、仏様は湯気を頂くのだそうだ。炊きたてのご飯と、作りたての味噌汁。祖母は美味しいと言ってくれるだろうか?

そして湯気がおさまったら"ごちそうさま"の合図。ちょうど食事の時間になるので、ユウリはお供えしたご飯と味噌汁を下げて温め直し、家族と食卓についた。


「おかーさん!おかーさんのおみそしるはやっぱりおいしいね!」

幼い娘の無垢な笑顔の向こうに微笑む祖母が見えるようで、ユウリの心はあたたかくなった。
節約生活「1Good」
納得感:1票
大金を失った夏乃は、野菜を買う回数が増えたと言う。
一体なぜ?
18年07月17日 01:16
【ウミガメのスープ】 [藤井]

昨夜に引き続き宜しくどうぞ!




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夏乃は車の免許を持っておらず、夫の仕事が休みの日に車に乗せてもらい、週一度まとめて買い出しをしていた。
しかし車の免許を取得したことで、空いた時間に夫の車を借りて小まめに買い出しに行けるようになり、結果的に野菜を買う回数が以前よりも増えたのだ。

(大金=運転免許の取得費用)
納得感:1票
カメオは、別れを惜しむカメコを少し寂しそうに見つめた。
カメコから合鍵を受け取り、自宅に帰るカメオ。

しかし数日後、彼はまたカメコに鍵を渡した。

なぜ?
18年07月28日 01:55
【ウミガメのスープ】 [藤井]

寝る前のひとくちスープです




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カメオは車屋の販売スタッフ。
車の買い換えを検討していたカメコはついに新車購入を決め、今まで愛用した車を下取りしてもらうことに。
キーとスペアキーをカメオに渡し、車との別れを惜しむカメコ。
そして数日後の納車日、カメコは念願の新車のキーをカメオから受け取る。
ぴかぴかの車に乗って嬉しそうなカメコを、カメオも笑顔で見送った。
君の欲しいもの「1Good」
トリック:1票
僕はAに尋ねた。
「やぁ。君の欲しいものって何だ?」

「僕の欲しいもの?……そうだな。僕はサンドイッチの具材にこれを選ぶね」

そう言ってAは僕にある漢字を示した。


Aの示した漢字とは何だろう?
そして、Aの欲しいものとは何だろう?
18年08月06日 02:17
【20の扉】 [藤井]

慣れない扉問題です。瞬殺されるかな…((((;゚Д゚))))




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サンドイッチ…パンで挟む

パ 底 ン =パソコン

Aの示した漢字は「底」、Aの欲しいものは「パソコン」である。
マジックピクチャー「1Good」
納得感:1票
父親の描いた絵を見て、子どもは「バカにしないでよ」と頬を膨らませた。
しかし次にその絵を目にしたとき、子どもは誇らしげに笑ったという。
一体どういうこと?
18年11月22日 15:38
【ウミガメのスープ】 [藤井]

チーム対抗戦の残り物です。よろしくどうぞ(´・∀・`)




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ミルクパズル(絵柄のない真っ白なパズル)がマイブームという父。
苦労して完成させたパズルは真っ白な長方形の板となった。ばらばらにしてもう一度挑戦しようか……そう考えた時、父はふと思いついた。これに絵を描いて色を塗って、子どもに遊ばせてやるのはどうだ?
思い立ったが吉日、さっそく父はパズルに絵を描き始めた。可愛らしい動物の絵だ。わかりやすいように全面に色を塗る。そして出来上がった自作パズルを子どもに渡した。

「おいカメオ。ちょっとパズルやってみないか?」
「んん、何これ?……あっ、これ父ちゃんが作ってた真っ白のやつじゃん!なんで絵なんか描いてんの?」
「真っ白だとお前には難しすぎるだろうから、お父さんが絵を描いたんだ。どうだ、上手いもんだろ?」
「なんだよ、バカにしちゃって!俺だって真っ白のパズルくらい出来るもんね!」
「まぁまぁ、一回やってみろよ。これピースが小さいから結構難しいんだぞ」

むくれるカメオをなだめてパズルを渡す父。カメオはそれを受け取ると、「すぐに完成させてやるから!」と早速ピースをばらばらにした。
それから一時間、三時間、五時間……。

「おいカメオ、ちょっと休憩したらどう……」
「今いい感じなんだよ!邪魔しないで!」

さらには2日、3日……。


「できたー!!!」


見事にパズルを完成させたカメオ。父の描いた動物の絵に二度目の対面を果たしたその表情は、とても誇らしく輝いていた。



【要約】
自分の完成させたミルクパズルに絵を描いて、難易度を下げて子どもに遊ばせようと思い立った父親。
絵の描かれたパズルを父親から受け取った子どもは、『自分にはミルクパズルを完成させることができない』とバカにされたような気がして拗ねたのだが、ひとたびやり始めるとすっかり夢中になり、数日間をかけて見事パズルを完成させた。
再び一枚に連なった父親の絵。それを見た子どもは、達成感から満面の笑みを浮かべたのだ。