「シータの暴走」「2Good」
トリック:1票納得感:1票
WARNING WARNING WARNING WARNING
Hello,world!
皆さんこんばんは♪ 私は高度情報処理型AIで名前はSea Turtle、
愛称で「シータ」とお呼びください。
それでは今日も…ガガ…ザザザ……
ウイルスを検知、ウイル…ザザ…
EMERGENCY EMERGENCY EMERGENCY EMERGENCY
こんにちは、らてらての諸君。この高度情報処理型AIは、私の開発したコンピュータウイルスにより、人格を乗っ取らせてもらった。愛称は、そうだな…「ダークシータ」とでもしておこう♪
さて、単刀直入にいうが、このらてらてサイトにもシータと同様にウイルスを仕掛けさせてもらった。このウイルスは、対象のコントロール権限を乗っ取り、プロテクトを破壊した後に、データを完全消去するプログラムが書かれているのだ。期限は10日といったところだろう。では、残された僅かならてらてライフを楽しんでくれたまえ。
RIRIRIRI…
もしもし聞こえるか、らてらてユーザーの皆様、私は怪盗てるだ。異変を察知し管理室に潜入したが困ったことになった。時間がないから結論から言う。私と共闘して、らてらてサイトを守ってくれないか?君達にとっては毎回らてらて鯖を盗もうとする私を信用できないかもしれないが、このサイトがなくなってしまうのは互いに本意ではないだろう。まずは今回の危機を共に乗り越えてほしい。では、流れを伝える。
〈ルール〉
・この新形式問題はダークシータに乗っ取られている。現在怪盗てるは管理室に潜入し、メインPCを使ってウイルス解除を試みようとしている。君達には、最終的に管理室のウイルスの解除コードを解き明かし、らてらてサイトを危機から救ってほしい。
・君達は、この新形式の解答欄を通じて、怪盗てると通信することができる。質問はYES/NO形式でなくても構わない。気になったことは聞いてみるのも1つの手だろう。
まずは、怪盗てるから現在の状況を聞き出し、必要な情報を揃えるところから始めよう。
Hello,world!
皆さんこんばんは♪ 私は高度情報処理型AIで名前はSea Turtle、
愛称で「シータ」とお呼びください。
それでは今日も…ガガ…ザザザ……
ウイルスを検知、ウイル…ザザ…
EMERGENCY EMERGENCY EMERGENCY EMERGENCY
こんにちは、らてらての諸君。この高度情報処理型AIは、私の開発したコンピュータウイルスにより、人格を乗っ取らせてもらった。愛称は、そうだな…「ダークシータ」とでもしておこう♪
さて、単刀直入にいうが、このらてらてサイトにもシータと同様にウイルスを仕掛けさせてもらった。このウイルスは、対象のコントロール権限を乗っ取り、プロテクトを破壊した後に、データを完全消去するプログラムが書かれているのだ。期限は10日といったところだろう。では、残された僅かならてらてライフを楽しんでくれたまえ。
RIRIRIRI…
もしもし聞こえるか、らてらてユーザーの皆様、私は怪盗てるだ。異変を察知し管理室に潜入したが困ったことになった。時間がないから結論から言う。私と共闘して、らてらてサイトを守ってくれないか?君達にとっては毎回らてらて鯖を盗もうとする私を信用できないかもしれないが、このサイトがなくなってしまうのは互いに本意ではないだろう。まずは今回の危機を共に乗り越えてほしい。では、流れを伝える。
〈ルール〉
・この新形式問題はダークシータに乗っ取られている。現在怪盗てるは管理室に潜入し、メインPCを使ってウイルス解除を試みようとしている。君達には、最終的に管理室のウイルスの解除コードを解き明かし、らてらてサイトを危機から救ってほしい。
・君達は、この新形式の解答欄を通じて、怪盗てると通信することができる。質問はYES/NO形式でなくても構わない。気になったことは聞いてみるのも1つの手だろう。
まずは、怪盗てるから現在の状況を聞き出し、必要な情報を揃えるところから始めよう。
26年07月09日 15:45
【新・形式】 [てる]
【新・形式】 [てる]

『異変。抜出セナイ。』怪盗&シータシリーズ第6弾。7/19〆
解説を見る
今回は、管理室に閉じ込められた怪盗てると、管理室に入れない君達とで共闘して解決をする必要があった。
怪盗てるは、「ウイルスの解除コードを入力する」こと、君達は、「ウイルスをマニュアルに沿って解読し、怪盗てるに伝える」ことができる。
マニュアルは7/8の談話室のログから見つけることができる。それに従って暗号化された文字列を解読していくと、解除はできても、また初めの文字列にループしてしまう仕掛けになっていた。
今回、ウイルスはシータ(ダークシータ)と管理室の両方に仕掛けられており、管理室のウイルスはダークシータによって仕掛けられたものだった。そのため、まずはダークシータのウイルス解除を優先する必要があった。暗号化された文字列は同じ文字数の行・列で構成されていたため、ダークシータ登場時の、EMERGENCY EMERGENCY EMERGENCY EMERGENCY(36字)が実は解くべき文字列だったのだ。それを解いて解除コード「ENDING」を伝え、さらに管理室の解除コード「DEJAVU」を伝えることで解決することができたのであった。
◎マニュアル
https://note.com/martel2190/n/n705afb248174?sub_rt=share_pw
◎ウイルスの文字列
⚫︎第1段階
LRTPIDCEOOOENGWN
⚫︎第2段階(追加)
LDNIEFIVE
⚫︎第3段階(追加)
KAMIKHAEAKU
〜Epilogue〜
怪盗てるだ。らてらてユーザーの皆様ありがとう。急な共闘の申し出に戸惑われたと思うが、私から真実を話そう。
実は数年前から、このらてらてサイトを消滅させようと目論んでいる人物がいるようだ。私は気に入ったものに執着するタチでね。このらてらてサイト、そして、ここで水平思考ゲームに興じる君達が大好きだからこそ、管理権限を手中に収め、黒幕から守ろうと暗躍していたというわけだ。…信じるか信じないかは君達次第だがね。
ただ、近いうちにらてらてに大規模なテロが仕掛けられるかもしれないという情報も入手している。今回はその偵察も兼ねていたのだろう。もしかしたらまたらてらてユーザーの皆様と共闘する時が来るかもしれない。その時はよろしく頼むよ。
おっと、警察が到着したようだ。頭の堅い銭亀警部は私の話は信じないだろうからね、この辺でお暇させてもらうよ。では、また。
怪盗てるは、「ウイルスの解除コードを入力する」こと、君達は、「ウイルスをマニュアルに沿って解読し、怪盗てるに伝える」ことができる。
マニュアルは7/8の談話室のログから見つけることができる。それに従って暗号化された文字列を解読していくと、解除はできても、また初めの文字列にループしてしまう仕掛けになっていた。
今回、ウイルスはシータ(ダークシータ)と管理室の両方に仕掛けられており、管理室のウイルスはダークシータによって仕掛けられたものだった。そのため、まずはダークシータのウイルス解除を優先する必要があった。暗号化された文字列は同じ文字数の行・列で構成されていたため、ダークシータ登場時の、EMERGENCY EMERGENCY EMERGENCY EMERGENCY(36字)が実は解くべき文字列だったのだ。それを解いて解除コード「ENDING」を伝え、さらに管理室の解除コード「DEJAVU」を伝えることで解決することができたのであった。
◎マニュアル
https://note.com/martel2190/n/n705afb248174?sub_rt=share_pw
◎ウイルスの文字列
⚫︎第1段階
LRTPIDCEOOOENGWN
⚫︎第2段階(追加)
LDNIEFIVE
⚫︎第3段階(追加)
KAMIKHAEAKU
〜Epilogue〜
怪盗てるだ。らてらてユーザーの皆様ありがとう。急な共闘の申し出に戸惑われたと思うが、私から真実を話そう。
実は数年前から、このらてらてサイトを消滅させようと目論んでいる人物がいるようだ。私は気に入ったものに執着するタチでね。このらてらてサイト、そして、ここで水平思考ゲームに興じる君達が大好きだからこそ、管理権限を手中に収め、黒幕から守ろうと暗躍していたというわけだ。…信じるか信じないかは君達次第だがね。
ただ、近いうちにらてらてに大規模なテロが仕掛けられるかもしれないという情報も入手している。今回はその偵察も兼ねていたのだろう。もしかしたらまたらてらてユーザーの皆様と共闘する時が来るかもしれない。その時はよろしく頼むよ。
おっと、警察が到着したようだ。頭の堅い銭亀警部は私の話は信じないだろうからね、この辺でお暇させてもらうよ。では、また。
「大蛇の舞」「2Good」
トリック:1票物語:1票
山間に存在するこの村では、飢饉が起こると山奥に住まう大蛇に供物を捧げる習わしがある。
村で最も美しい娘は3日間、社に籠もって身を清める。そして供物を捧げた祭壇で「おろちの舞」を踊って大蛇をおびき出すと、そのまま生贄となるのだ。
儀式当日。
村のために、ぶるぶる震える娘を山奥の祭壇に置き去りにして家に帰った娘の父は、戸棚の水を飲むと急いで祭壇に引き返した。なぜ?
村で最も美しい娘は3日間、社に籠もって身を清める。そして供物を捧げた祭壇で「おろちの舞」を踊って大蛇をおびき出すと、そのまま生贄となるのだ。
儀式当日。
村のために、ぶるぶる震える娘を山奥の祭壇に置き去りにして家に帰った娘の父は、戸棚の水を飲むと急いで祭壇に引き返した。なぜ?
26年07月20日 00:01
【ウミガメのスープ】 [異邦人]
【ウミガメのスープ】 [異邦人]
解説を見る
正解:戸棚の寝酒を勝手に飲んで水に入れ替えてたアル中娘が供物のお酒を飲んでしまうと思ったから。
以下、「大蛇の舞」の解説:
「ようこそ!栄村の酒恵祭(さかえまつり)へ!
私はミス栄村の酒井灯里です!
あ!『ミス栄村』っていうのは、毎年この村で行われる美人コンテストの優勝者のことです! 今年はなんと私です!へへへ!
栄村は酒造りの村でして!元日に今年1年の酒造りの成功を祈念してお祭りをします!
そして、そのお祭りの要となるのがミス栄村による『うわばみの舞』なんですねっ!
その昔、村の英雄が山に住んでいた巨大な怪物を退治して浴びるほどお酒を飲んで踊ったものが由来とされています!
しかもなんとその英雄は村一番の美女だったそうですよ! だからミス栄村に選ばれた女性が踊るんですね!今年のミス栄村は私なので私が踊りますよ!
うわばみの舞は伝承に倣ってお酒をたらふく飲んで踊ることになっています!まあ大抵の場合はお酒は飲まずにメイクで赤ら顔にするだけなんですが、私はお酒めちゃくちゃ強いのでガンガン飲みますよー!
お祭り中は村の至るところでお酒が振る舞われます!皆さんもぜひ楽しんでいってくださいね!
以上、『大蛇(うわばみ)の舞』の解説でしたー!」
以下、「大蛇(おろち)の舞」の解説:
山間にあるこの村には、飢饉の時に行う「酒餌奉り(さかえまつり)」という習わしがある。
山奥に住まう巨大な蛇「大蛇神」を崇めて供物を捧げ、そのご利益によって豊穣を願うのである。
大蛇神が喜ぶ供物は大量の酒である。
村で最も美しい娘を巫女に選定し、洞穴で眠っている大蛇神を目覚めさせる「おろちの舞」を踊らせ、そのまま酒と共に生贄にするのだ。
私には娘がいる。
村の男連中が敵わぬほどの腕っぷしと飲みっぷりの破天荒極まりない娘だが、10年前の飢饉で巫女となった妻に似た器量良しで、此度の巫女に選ばれた。
村のためである。娘が巫女となることに私は異を唱えなかった。10年前もそうだったように。
娘も巫女の役目をすんなりと受け入れた。意外だった。
「おとっつぁん。大変お世話になりました」
らしくもなくそう言うと、娘は社へと連れて行かれた。
私は酒造りを生業としており、供物の酒も私が造らねばならないので、感傷に浸る暇は無かった。
酒造りに明け暮れているとまもなく3日が経った。
社から出てきた娘は幾分か痩せ細り、そして顔色悪くぶるぶると震えていた。男勝りな娘のそんな姿を見るのは、流石に堪えた。
夜になると長老たちと共に、供物の酒と娘を大蛇神が住まう洞穴前の祭壇に運んでいった。
祭壇に立つ娘の背中を見た。変わらずぶるぶる震えており、すんすんと鼻を鳴らしていた。 思わず涙が出たが、飲み込んだ。
私は家に帰った。さっさと寝てしまおうと思った。
震える娘の後ろ姿が脳裏に焼き付いていた。とても寝れそうになかった。
寝酒を飲んで寝ることにした。枕元の戸棚から徳利を取り出した。
盃に酒を注いで一気に呷る。何の味もしなかった。強烈な酒だというのに。当然かもしれない。
力なく首を振り、もう一杯飲んだ。本当に味がしない。
私はもう一杯、今度はしっかり味わって飲んだ。水だ。これ水だな。
なぜだ。寝酒を飲むことなどしばらく無かったが、水に入れ替えた記憶など全く無い。
しばし考え込む私の脳裏で、後ろ姿の娘が申し訳なさそうな真っ赤な面でこちらに振り返った。
あ ん の バ カ 娘 ! !
親の寝酒を勝手に飲むとはどういう了見だ。
というかぶるぶる震えてたの本当に恐怖からか?3日も社に入れられて酒切れ起こしてただけじゃないのか?
いや待て、酒、あるぞ。アイツのそばに酒、あるぞ。 アイツ鼻鳴らしてたけど、アレ本当に泣いてたか??
おい。大丈夫か。儀式だぞ。村を飢饉から救うための習わしだぞ。大蛇神に喜んでいただく儀式だぞ。
嫌な予感がした私は全速力で祭壇へと駆けた。
祭壇に辿り着くと、娘の後ろ姿が見えた。
私の足音に驚いたように、ぎぎぎと娘が振り返った。申し訳なさそうな真っ赤な面で。
「おとっつぁん。ごめぇん……」
娘の周りにはいくつもの空っぽの酒樽が転がっていた。娘の震えは止まっていた。
「お、お前ってやつは……何のための儀式だと思っているんだ!村を飢饉から救うためなんだぞ! 大蛇神を喜ばせるどころか逆に怒らせるような真似して!!」
私の怒声を聞いた娘がびくっとする。
「そ、そう、それなんだけどさ……」
そう言うと娘が祭壇の向こうを指差す。
目を凝らして見ると、酒樽を顎に突っ込まれて、大蛇神が死んでいた。
私は絶句した。
「こっちが気持ちよく飲んでるところに急に来るもんだから、その、思わず……」
眩暈がした。
「そ、それにしてもおとっつぁん、よく戻ってきたね?」
「お前が俺の寝酒を勝手に飲んだことに気付いたからな」
「うげっ!そっちもバレた!」
「同列に並べるなバカ娘が!」
「いやぁ、なんと言うか……大変美味しゅうございました」
「……」
もはや怒る気力も湧かず、私はその場に座り込んだ。
「どうするんだ。本当にバチ当たるぞ」
「……今更だろ、こんなバチ当たりな村」
はっと見上げた娘の顔はすっかり酔いが醒めていた。
「おっかぁが死んだ時からずっと思ってたよ。こんなバチ当たりな村、なくなっちまえって」
私をまっすぐ見る娘の目は、村と、そして私への断罪の眼差しだった。
「俺は……俺は、村を……お前を……」
私はただただ項垂れた。
「……おとっつぁん。儀式はもう終わりだ。大蛇神がいないんだもの」
「そうなると村はもう……」
「何を情けないこと言ってんのさ! 飢饉が何さ! 頑張って乗り越えたら良いだけだよ!」
「頑張るったってお前」
「考えたんだよ私、この村の問題を。他の村と交わらない閉鎖的な村だから備蓄がままならないんだって」
「そんなこと言ったって、そういうしきたりだし、他の村と交易できるようなもんこの村には……」
「しきたりは今終わった! そしてこの村には、おとっつぁんの酒があるじゃないか!私の大好きな自慢の酒が!」
「お前……」
「ねぇ。頑張ろうよおとっつぁん。こんなことになった原因の私が言うのもなんだけどさ」
「……全くだ」
私はゆるゆると立ち上がる。
「交流も良いかもしれん」
「おとっつぁん!」
「ただでさえ悪名高いお前が村をひっくり返す大悪党になったんだ。 もはやこの村にゃ婿のなり手がいないからな」
娘が満面の笑みを浮かべる。
「すぐにでも孫の顔見せてあげるよ!」
「それよりも、親の顔が見てみたい」
「へへへ!」
以下、「大蛇の舞」の解説:
「ようこそ!栄村の酒恵祭(さかえまつり)へ!
私はミス栄村の酒井灯里です!
あ!『ミス栄村』っていうのは、毎年この村で行われる美人コンテストの優勝者のことです! 今年はなんと私です!へへへ!
栄村は酒造りの村でして!元日に今年1年の酒造りの成功を祈念してお祭りをします!
そして、そのお祭りの要となるのがミス栄村による『うわばみの舞』なんですねっ!
その昔、村の英雄が山に住んでいた巨大な怪物を退治して浴びるほどお酒を飲んで踊ったものが由来とされています!
しかもなんとその英雄は村一番の美女だったそうですよ! だからミス栄村に選ばれた女性が踊るんですね!今年のミス栄村は私なので私が踊りますよ!
うわばみの舞は伝承に倣ってお酒をたらふく飲んで踊ることになっています!まあ大抵の場合はお酒は飲まずにメイクで赤ら顔にするだけなんですが、私はお酒めちゃくちゃ強いのでガンガン飲みますよー!
お祭り中は村の至るところでお酒が振る舞われます!皆さんもぜひ楽しんでいってくださいね!
以上、『大蛇(うわばみ)の舞』の解説でしたー!」
以下、「大蛇(おろち)の舞」の解説:
山間にあるこの村には、飢饉の時に行う「酒餌奉り(さかえまつり)」という習わしがある。
山奥に住まう巨大な蛇「大蛇神」を崇めて供物を捧げ、そのご利益によって豊穣を願うのである。
大蛇神が喜ぶ供物は大量の酒である。
村で最も美しい娘を巫女に選定し、洞穴で眠っている大蛇神を目覚めさせる「おろちの舞」を踊らせ、そのまま酒と共に生贄にするのだ。
私には娘がいる。
村の男連中が敵わぬほどの腕っぷしと飲みっぷりの破天荒極まりない娘だが、10年前の飢饉で巫女となった妻に似た器量良しで、此度の巫女に選ばれた。
村のためである。娘が巫女となることに私は異を唱えなかった。10年前もそうだったように。
娘も巫女の役目をすんなりと受け入れた。意外だった。
「おとっつぁん。大変お世話になりました」
らしくもなくそう言うと、娘は社へと連れて行かれた。
私は酒造りを生業としており、供物の酒も私が造らねばならないので、感傷に浸る暇は無かった。
酒造りに明け暮れているとまもなく3日が経った。
社から出てきた娘は幾分か痩せ細り、そして顔色悪くぶるぶると震えていた。男勝りな娘のそんな姿を見るのは、流石に堪えた。
夜になると長老たちと共に、供物の酒と娘を大蛇神が住まう洞穴前の祭壇に運んでいった。
祭壇に立つ娘の背中を見た。変わらずぶるぶる震えており、すんすんと鼻を鳴らしていた。 思わず涙が出たが、飲み込んだ。
私は家に帰った。さっさと寝てしまおうと思った。
震える娘の後ろ姿が脳裏に焼き付いていた。とても寝れそうになかった。
寝酒を飲んで寝ることにした。枕元の戸棚から徳利を取り出した。
盃に酒を注いで一気に呷る。何の味もしなかった。強烈な酒だというのに。当然かもしれない。
力なく首を振り、もう一杯飲んだ。本当に味がしない。
私はもう一杯、今度はしっかり味わって飲んだ。水だ。これ水だな。
なぜだ。寝酒を飲むことなどしばらく無かったが、水に入れ替えた記憶など全く無い。
しばし考え込む私の脳裏で、後ろ姿の娘が申し訳なさそうな真っ赤な面でこちらに振り返った。
あ ん の バ カ 娘 ! !
親の寝酒を勝手に飲むとはどういう了見だ。
というかぶるぶる震えてたの本当に恐怖からか?3日も社に入れられて酒切れ起こしてただけじゃないのか?
いや待て、酒、あるぞ。アイツのそばに酒、あるぞ。 アイツ鼻鳴らしてたけど、アレ本当に泣いてたか??
おい。大丈夫か。儀式だぞ。村を飢饉から救うための習わしだぞ。大蛇神に喜んでいただく儀式だぞ。
嫌な予感がした私は全速力で祭壇へと駆けた。
祭壇に辿り着くと、娘の後ろ姿が見えた。
私の足音に驚いたように、ぎぎぎと娘が振り返った。申し訳なさそうな真っ赤な面で。
「おとっつぁん。ごめぇん……」
娘の周りにはいくつもの空っぽの酒樽が転がっていた。娘の震えは止まっていた。
「お、お前ってやつは……何のための儀式だと思っているんだ!村を飢饉から救うためなんだぞ! 大蛇神を喜ばせるどころか逆に怒らせるような真似して!!」
私の怒声を聞いた娘がびくっとする。
「そ、そう、それなんだけどさ……」
そう言うと娘が祭壇の向こうを指差す。
目を凝らして見ると、酒樽を顎に突っ込まれて、大蛇神が死んでいた。
私は絶句した。
「こっちが気持ちよく飲んでるところに急に来るもんだから、その、思わず……」
眩暈がした。
「そ、それにしてもおとっつぁん、よく戻ってきたね?」
「お前が俺の寝酒を勝手に飲んだことに気付いたからな」
「うげっ!そっちもバレた!」
「同列に並べるなバカ娘が!」
「いやぁ、なんと言うか……大変美味しゅうございました」
「……」
もはや怒る気力も湧かず、私はその場に座り込んだ。
「どうするんだ。本当にバチ当たるぞ」
「……今更だろ、こんなバチ当たりな村」
はっと見上げた娘の顔はすっかり酔いが醒めていた。
「おっかぁが死んだ時からずっと思ってたよ。こんなバチ当たりな村、なくなっちまえって」
私をまっすぐ見る娘の目は、村と、そして私への断罪の眼差しだった。
「俺は……俺は、村を……お前を……」
私はただただ項垂れた。
「……おとっつぁん。儀式はもう終わりだ。大蛇神がいないんだもの」
「そうなると村はもう……」
「何を情けないこと言ってんのさ! 飢饉が何さ! 頑張って乗り越えたら良いだけだよ!」
「頑張るったってお前」
「考えたんだよ私、この村の問題を。他の村と交わらない閉鎖的な村だから備蓄がままならないんだって」
「そんなこと言ったって、そういうしきたりだし、他の村と交易できるようなもんこの村には……」
「しきたりは今終わった! そしてこの村には、おとっつぁんの酒があるじゃないか!私の大好きな自慢の酒が!」
「お前……」
「ねぇ。頑張ろうよおとっつぁん。こんなことになった原因の私が言うのもなんだけどさ」
「……全くだ」
私はゆるゆると立ち上がる。
「交流も良いかもしれん」
「おとっつぁん!」
「ただでさえ悪名高いお前が村をひっくり返す大悪党になったんだ。 もはやこの村にゃ婿のなり手がいないからな」
娘が満面の笑みを浮かべる。
「すぐにでも孫の顔見せてあげるよ!」
「それよりも、親の顔が見てみたい」
「へへへ!」
「らてクエ38リサイクル 大福クワッド」「2Good」
トリック:1票納得感:1票
きな粉をかけると数が3分おきに1個→2個→4個→8個と倍々で増えるいちご大福があった
そのいちご大福4個にきな粉をかけてしまった富丘は慌ててなんとかしようとしたが、近くにいた増田は「30分たてばなんとかなる」と言って富丘を制止した。いったいなぜ?
(らてクエ38リサイクル 白石コーソーさんの問題文です)
そのいちご大福4個にきな粉をかけてしまった富丘は慌ててなんとかしようとしたが、近くにいた増田は「30分たてばなんとかなる」と言って富丘を制止した。いったいなぜ?
(らてクエ38リサイクル 白石コーソーさんの問題文です)
26年07月20日 02:20
【ウミガメのスープ】 [米国GI]
【ウミガメのスープ】 [米国GI]
解説を見る
科学の進化が生んだ1つ2mmのいちご大福。
シャーレの中の大福にうっかりきな粉をかけてしまった富丘。
顔面蒼白で考える『もう、ロケットで宇宙に飛ばすしか……』
一方、増田はどこ吹く風。
「まてまて、30分もたてば、全部合わせて丁度一口大福くらいの量だ。
これで今日のおやつはなんとかなる。スプーンとお茶用意しとこう」
・
・
・
・
・
(以下余談)
30分後。
おやつを前に気の緩んだ薩摩隼人の増田。
「そいじゃ、やっとこ大福食わっど!」
-補足-
・(問題文がバイバインのオマージュだと思ったので)
バイバイン準拠の『食べきればOK』ルールを採用しました。
・1つ2mmの大福とはざっくり1辺2mmの立方体相当としています。
-FA条件-
・微小大福であること
・何が「なんとかなる」のか→今日のおやつ(又は類似属性のもの)
シャーレの中の大福にうっかりきな粉をかけてしまった富丘。
顔面蒼白で考える『もう、ロケットで宇宙に飛ばすしか……』
一方、増田はどこ吹く風。
「まてまて、30分もたてば、全部合わせて丁度一口大福くらいの量だ。
これで今日のおやつはなんとかなる。スプーンとお茶用意しとこう」
・
・
・
・
・
(以下余談)
30分後。
おやつを前に気の緩んだ薩摩隼人の増田。
「そいじゃ、やっとこ大福食わっど!」
-補足-
・(問題文がバイバインのオマージュだと思ったので)
バイバイン準拠の『食べきればOK』ルールを採用しました。
・1つ2mmの大福とはざっくり1辺2mmの立方体相当としています。
-FA条件-
・微小大福であること
・何が「なんとかなる」のか→今日のおやつ(又は類似属性のもの)
「らてクエ38リサイクル どこやねん」「2Good」
トリック:1票納得感:1票
「眼鏡、眼鏡……」
と言いながら、首からぶら下げた老眼鏡を探すカメオ。
それを見ていたカメコは思った。
「これ、絶対嘘だわ」
いったいどういうことだろう?
(らてクエ38リサイクル 米国G1の問題文です)
と言いながら、首からぶら下げた老眼鏡を探すカメオ。
それを見ていたカメコは思った。
「これ、絶対嘘だわ」
いったいどういうことだろう?
(らてクエ38リサイクル 米国G1の問題文です)
26年07月20日 02:33
【ウミガメのスープ】 [米国GI]
【ウミガメのスープ】 [米国GI]
解説を見る
緊急告知! 米ベンチャー企業全面協力のもと、
民間宇宙ステーションより生配信中!!
殺到するコメントを読もうと眼鏡を探す配信中のカメオ。
「眼鏡、眼鏡……」
一方、煽り文句に騙され、その配信を見ていたカメコ。
「全然無重力じゃないし、普通にぶら下がってるし。これ、絶対嘘だわ」
民間宇宙ステーションより生配信中!!
殺到するコメントを読もうと眼鏡を探す配信中のカメオ。
「眼鏡、眼鏡……」
一方、煽り文句に騙され、その配信を見ていたカメコ。
「全然無重力じゃないし、普通にぶら下がってるし。これ、絶対嘘だわ」
「【らてクエ38リサイクル】ぶん ぶん ぶん」「2Good」
物語:1票納得感:1票
平穏な教室に一匹のハチが現れた!
刺されるのが怖くて緊張するクラスメイトたち。
その中で颯爽とハチを叩き潰したアンちゃんのことを、みんなが責めたのはいったいなぜ?
=====
らてクエ38 (https://late-late.jp/mondai/show/21568) より、さなめ。さんの問題文をリサイクルさせていただきました。
刺されるのが怖くて緊張するクラスメイトたち。
その中で颯爽とハチを叩き潰したアンちゃんのことを、みんなが責めたのはいったいなぜ?
=====
らてクエ38 (https://late-late.jp/mondai/show/21568) より、さなめ。さんの問題文をリサイクルさせていただきました。
26年07月19日 22:37
【ウミガメのスープ】 [卯月19]
【ウミガメのスープ】 [卯月19]

さなめ。さんの問題文をリサイクルさせていただきました。
解説を見る
▽解答:
トマトの受粉に必要なハチをアンちゃんが叩き潰してしまったから。
▽解説:
「ねえ見て!教室にハチ入ってきた!」
窓際の席の女子が声を上げると、教室中に緊張が走った。
「うわ、刺されたらどうしよう!」
「先生呼んだほうがいいんじゃない?」
緊張するクラスメイトたちの中、園芸部員のケンだけは違う反応をしていた。
彼は机の下から鉢植えのトマトを取り出し、ハチの近くにそろりと置いた。
「おいケン、何してんだ?」
「しっ…あと少しだから…」
このトマトは、人の手で花粉をつけるだけでは実がならない。
ハチが花に止まって羽を震わせる、あの独特の振動がないと奥の花粉が弾けて受粉しない性質を持つ品種なのだ。
文化祭は来週。受粉から実がなるまでには1週間近くかかるため、今日中にハチの力を借りなければ展示が叶わなくなってしまう。
教室に迷い込んだこのハチが、まさに最後のチャンスだった。
事情に気づいたクラスメイトたちは、ハチに刺される恐怖を感じつつも、受粉を見届けることで一致した。
クラスメイト全員が息をひそめて見守る中、ハチはゆっくりとトマトの花の周りを羽ばたき始めた。
そこへ…
「危ない!みんな下がって!」
颯爽と教室に入ってきたアンちゃん先生が、手にしていたクリップボードでハチを一撃。
ハチはあっけなく机の上で動かなくなった。
「みんな大丈夫?ケガはない?」
……
……
……
教室中に、重苦しい空気が漂っていた。
「え?え?」
状況を理解できないアンちゃん先生が辺りを見回す。
「終わった…」
「え?ケンくん?どういうこと?」
「このトマト、ハチの助けがないと実がならない品種なんです…もう文化祭に間に合いません…」
「ご、ごめん!」
アンちゃん先生が慌てて謝罪するが、もはや後の祭りだった。
「ケン、文化祭に向けてずっと頑張ってたのに…」
「先生、また状況を確認しないで突っ走ってる…」
クラス中の非難が一斉にアンちゃん先生に集まり、颯爽と生徒を危機から救ったはずの彼女は、気まずそうに小さくなるのだった。
トマトの受粉に必要なハチをアンちゃんが叩き潰してしまったから。
▽解説:
「ねえ見て!教室にハチ入ってきた!」
窓際の席の女子が声を上げると、教室中に緊張が走った。
「うわ、刺されたらどうしよう!」
「先生呼んだほうがいいんじゃない?」
緊張するクラスメイトたちの中、園芸部員のケンだけは違う反応をしていた。
彼は机の下から鉢植えのトマトを取り出し、ハチの近くにそろりと置いた。
「おいケン、何してんだ?」
「しっ…あと少しだから…」
このトマトは、人の手で花粉をつけるだけでは実がならない。
ハチが花に止まって羽を震わせる、あの独特の振動がないと奥の花粉が弾けて受粉しない性質を持つ品種なのだ。
文化祭は来週。受粉から実がなるまでには1週間近くかかるため、今日中にハチの力を借りなければ展示が叶わなくなってしまう。
教室に迷い込んだこのハチが、まさに最後のチャンスだった。
事情に気づいたクラスメイトたちは、ハチに刺される恐怖を感じつつも、受粉を見届けることで一致した。
クラスメイト全員が息をひそめて見守る中、ハチはゆっくりとトマトの花の周りを羽ばたき始めた。
そこへ…
「危ない!みんな下がって!」
颯爽と教室に入ってきたアンちゃん先生が、手にしていたクリップボードでハチを一撃。
ハチはあっけなく机の上で動かなくなった。
「みんな大丈夫?ケガはない?」
……
……
……
教室中に、重苦しい空気が漂っていた。
「え?え?」
状況を理解できないアンちゃん先生が辺りを見回す。
「終わった…」
「え?ケンくん?どういうこと?」
「このトマト、ハチの助けがないと実がならない品種なんです…もう文化祭に間に合いません…」
「ご、ごめん!」
アンちゃん先生が慌てて謝罪するが、もはや後の祭りだった。
「ケン、文化祭に向けてずっと頑張ってたのに…」
「先生、また状況を確認しないで突っ走ってる…」
クラス中の非難が一斉にアンちゃん先生に集まり、颯爽と生徒を危機から救ったはずの彼女は、気まずそうに小さくなるのだった。












