「わすれもの」「2Good」
トリック:1票物語:1票
初夏。
多くの客で賑わうらてらてアイスクリーム屋の前。
アイスを食べようというウミオの提案に、カメコは大賛成。
しかし、すぐに考え込むような素振りを見せたかと思うと「ちょっと待って。忘れちゃった」と顔を上げて、カメコは少し離れたトイレへと駆けていき、そのまま戻ってこなかったという。
カメコは何を忘れてしまったのだろう?
多くの客で賑わうらてらてアイスクリーム屋の前。
アイスを食べようというウミオの提案に、カメコは大賛成。
しかし、すぐに考え込むような素振りを見せたかと思うと「ちょっと待って。忘れちゃった」と顔を上げて、カメコは少し離れたトイレへと駆けていき、そのまま戻ってこなかったという。
カメコは何を忘れてしまったのだろう?
19年11月15日 02:21
【ウミガメのスープ】 [藤井]
【ウミガメのスープ】 [藤井]
軽めのスープ。
解説を見る
【解答】
お母さんに「知らない人にはついていっちゃいけません」と言われていたこと
【解説】
「お嬢ちゃん、アイス食べたいの?」
大型ショッピングモール内にあるらてらてアイスクリーム屋の前。メニューの看板をじっと見つめていたカメコ(5歳)に見知らぬ男性が声をかけてきた。
「うん!なににしよっかなーってまよってるところ!」
「おじさんが買ってあげるよ。どれがいい?一緒に食べよう」
「ほんとー!?」
カメコは目を輝かせた。しかし、ふと脳裏に母の顔がよぎる。
いつもいつも口酸っぱく言われていたこと。なんだっけ。なんだっけ。
知らない人に会ったら……ごあいさつ?ちがう。なんだっけ、なんだっけ……?
「ちょっと待って。忘れちゃった」
ママに聞いてこよう。
少し離れたトイレにいるはずの母のもとへ、カメコは駆け出した。
「あっ、ちょっ……」
ぽつんと置き去りにされたウミオ。
そしてトイレ前で母と鉢合わせるなり、カメコは勢いよく詰め寄る。
「ねぇママ!さっき、知らないおじさんがアイス買ってくれるって言ったの!」
「ええっ!?」
「でもね、ママがいつも、知らない人には……なんちゃらかんちゃらって言ってたじゃない?あれ、なんだっけ?忘れちゃったから聞きにきたの」
「知らない人にはついていっちゃいけません!あぁ~もうカメコ、大丈夫?何もされてない!?」
「うん??何もされてないよー?ねぇ、アイス買ってもらうのもだめ?」
「だめ!!ママが買ってあげるから。早くお店出ましょう」
「え~?らてらてアイスクリーム屋さんは~?」
「おうちの近くのフォーティーワンで買ってあげるから!!」
「わーい!フォーティーワン~~!」
カメコはフォーティーワンで買ってもらったホッピングタワーを嬉しそうに頬張った。
お母さんに「知らない人にはついていっちゃいけません」と言われていたこと
【解説】
「お嬢ちゃん、アイス食べたいの?」
大型ショッピングモール内にあるらてらてアイスクリーム屋の前。メニューの看板をじっと見つめていたカメコ(5歳)に見知らぬ男性が声をかけてきた。
「うん!なににしよっかなーってまよってるところ!」
「おじさんが買ってあげるよ。どれがいい?一緒に食べよう」
「ほんとー!?」
カメコは目を輝かせた。しかし、ふと脳裏に母の顔がよぎる。
いつもいつも口酸っぱく言われていたこと。なんだっけ。なんだっけ。
知らない人に会ったら……ごあいさつ?ちがう。なんだっけ、なんだっけ……?
「ちょっと待って。忘れちゃった」
ママに聞いてこよう。
少し離れたトイレにいるはずの母のもとへ、カメコは駆け出した。
「あっ、ちょっ……」
ぽつんと置き去りにされたウミオ。
そしてトイレ前で母と鉢合わせるなり、カメコは勢いよく詰め寄る。
「ねぇママ!さっき、知らないおじさんがアイス買ってくれるって言ったの!」
「ええっ!?」
「でもね、ママがいつも、知らない人には……なんちゃらかんちゃらって言ってたじゃない?あれ、なんだっけ?忘れちゃったから聞きにきたの」
「知らない人にはついていっちゃいけません!あぁ~もうカメコ、大丈夫?何もされてない!?」
「うん??何もされてないよー?ねぇ、アイス買ってもらうのもだめ?」
「だめ!!ママが買ってあげるから。早くお店出ましょう」
「え~?らてらてアイスクリーム屋さんは~?」
「おうちの近くのフォーティーワンで買ってあげるから!!」
「わーい!フォーティーワン~~!」
カメコはフォーティーワンで買ってもらったホッピングタワーを嬉しそうに頬張った。
「憧れの兄ちゃん」「2Good」
トリック:1票物語:1票
俺は怪我が原因で野球を辞めてしまった。
それを弟のカメオに話すと酷く落ち込んでいた。
憧れの兄ちゃんが野球が出来なくなって、ごめんな。
元気を出してもらう為にカメオが好きなオムライスでも作ってやろう。
{【カメオ「だめえええぇぇっっ!!」】}
何故カメオは叫んだのだろうか?
それを弟のカメオに話すと酷く落ち込んでいた。
憧れの兄ちゃんが野球が出来なくなって、ごめんな。
元気を出してもらう為にカメオが好きなオムライスでも作ってやろう。
{【カメオ「だめえええぇぇっっ!!」】}
何故カメオは叫んだのだろうか?
19年11月15日 02:45
【ウミガメのスープ】 [みなむ]
【ウミガメのスープ】 [みなむ]
解説を見る
主人公は肘を怪我しており、いわゆる{肘に爆弾を抱えている}状況だった。
肘に爆弾を抱えてしまったとカメオに伝えた事で
カメオ(兄ちゃんは肘に{爆弾}があるんだ・・!)
と言葉通りの意味に捉えてしまった。
そしてオムライスを作ろうと火を付けたところで
{カメオ(肘の爆弾に火が付いちゃう!!)}
と更に勘違いをして、必死の思いで叫んだのである。
カメオ「兄ちゃん、ボク絶対兄ちゃんの代わりにプロ野球選手になる。だから{爆発しないで!}」
【兄「は?」】
肘に爆弾を抱えてしまったとカメオに伝えた事で
カメオ(兄ちゃんは肘に{爆弾}があるんだ・・!)
と言葉通りの意味に捉えてしまった。
そしてオムライスを作ろうと火を付けたところで
{カメオ(肘の爆弾に火が付いちゃう!!)}
と更に勘違いをして、必死の思いで叫んだのである。
カメオ「兄ちゃん、ボク絶対兄ちゃんの代わりにプロ野球選手になる。だから{爆発しないで!}」
【兄「は?」】
「ラテクエリサイクル(No.12)「あまりもの」」「2Good」
納得感:2票
「全ての点を頂点として繋ぐと三角形ができる」
と、カメミは言った。しかし、点は{4つ}あった。
カメミはなぜ三角形ができると言ったのだろう?
と、カメミは言った。しかし、点は{4つ}あった。
カメミはなぜ三角形ができると言ったのだろう?
19年11月17日 23:16
【ウミガメのスープ】 [えいみん]
【ウミガメのスープ】 [えいみん]
初のラテクエリサイクル
解説を見る
【小学校の授業にて】
カメミ(先生)「3本の直線で囲まれている形を三角形といい、まわりのひとつひとつの直線を辺、かどの点を{頂点}といいます。【図2】のように、3つの全ての点を頂点として繋ぐと三角形ができます。」
カメミ(先生)「3本の直線で囲まれている形を三角形といい、まわりのひとつひとつの直線を辺、かどの点を{頂点}といいます。【図2】のように、3つの全ての点を頂点として繋ぐと三角形ができます。」
「謝罪要求」「2Good」
トリック:1票物語:1票
カメコとラテコは最近仲良くなった友達だ。
しかしとある日、ラテコがカメコに大きな声で何度も謝罪を要求している姿を、近所の子供が見たという。
一体何があったのでしょうか、状況を補完してください。
しかしとある日、ラテコがカメコに大きな声で何度も謝罪を要求している姿を、近所の子供が見たという。
一体何があったのでしょうか、状況を補完してください。
19年11月18日 22:03
【ウミガメのスープ】 [フィンディル]
【ウミガメのスープ】 [フィンディル]
初出題です。よろしくお願いします。
解説を見る
カメコおばあちゃんとラテコおばあちゃんは、趣味のサークルで最近仲良くなりました。
あるとき、二人はお茶の約束をしました。場所はカメコおばあちゃんの家です。
しかし約束の日、カメコおばあちゃんに急用が入ってしまいました。
ばたばたしていたカメコおばあちゃんは、ラテコおばあちゃんに連絡するのを忘れて出かけてしまいました。
そうとは知らないラテコおばあちゃん。カメコおばあちゃんの家に着き、呼び鈴を鳴らしますが当然反応はありません。
ですがラテコおばあちゃんはすぐには帰りません。何故なら約束の日の約束の時間に来ているのですから、カメコおばあちゃんは居るものだと思っているからです。
ラテコおばあちゃんはスマホや携帯を持っておらず、この場で連絡することはできません。仕方ないので呼びかけることにしました。
「カメコさーん。ごめんくださーい。カメコさーん」
「カメコさーん。ごめんくださーい。カメコさーん」
「カメコさーん。ごめんくださーい。カメコさーん」
その様子を近所に住む小さな子供が見ていました。「ごめんください」に聞き馴染みのないこの子はこう思いました。
「知らないおばあちゃんが、近所のカメコおばあちゃんに謝ってほしがってる!」と。
あるとき、二人はお茶の約束をしました。場所はカメコおばあちゃんの家です。
しかし約束の日、カメコおばあちゃんに急用が入ってしまいました。
ばたばたしていたカメコおばあちゃんは、ラテコおばあちゃんに連絡するのを忘れて出かけてしまいました。
そうとは知らないラテコおばあちゃん。カメコおばあちゃんの家に着き、呼び鈴を鳴らしますが当然反応はありません。
ですがラテコおばあちゃんはすぐには帰りません。何故なら約束の日の約束の時間に来ているのですから、カメコおばあちゃんは居るものだと思っているからです。
ラテコおばあちゃんはスマホや携帯を持っておらず、この場で連絡することはできません。仕方ないので呼びかけることにしました。
「カメコさーん。ごめんくださーい。カメコさーん」
「カメコさーん。ごめんくださーい。カメコさーん」
「カメコさーん。ごめんくださーい。カメコさーん」
その様子を近所に住む小さな子供が見ていました。「ごめんください」に聞き馴染みのないこの子はこう思いました。
「知らないおばあちゃんが、近所のカメコおばあちゃんに謝ってほしがってる!」と。
「夕食放棄でハッピー」「2Good」
物語:2票
カメコは高校生の息子、カメオのために腕によりをかけて夕食をつくった。
用意された料理はどれもカメオの好物ばかり。
ところが夕食がすっかりできあがる頃、カメオから電話がかかってきた。
その内容は『ウミオとラーメンを食べに行くから今日の夕飯はいらない』といったものだ。
このメッセージを受け取ったカメコは、喜びながらこのことを夫に報告をしたという。
なぜカメコはそんなに喜んでいるのだろう。
状況を補完してください。
用意された料理はどれもカメオの好物ばかり。
ところが夕食がすっかりできあがる頃、カメオから電話がかかってきた。
その内容は『ウミオとラーメンを食べに行くから今日の夕飯はいらない』といったものだ。
このメッセージを受け取ったカメコは、喜びながらこのことを夫に報告をしたという。
なぜカメコはそんなに喜んでいるのだろう。
状況を補完してください。
19年11月19日 01:03
【ウミガメのスープ】 [koto]
【ウミガメのスープ】 [koto]
解説を見る
簡易説明:引きこもりだったカメオに、ラーメンを食べにいくほどの仲のいい友人ができたから。
半年前、カメオはいわゆる引きこもりであった。
原因は仲が良かったグループによるイジメである。
イジメのリーダーはあろうことかカメオの幼なじみであり、親友だと信じていたカメオはこの裏切りにひどく傷ついて、しばらくは家から出られないほど弱ってしまった。
カメオの両親は息子を元気づかせようと、いろいろ手を尽くしていたが、カメオの心が晴れることはなく、それどころか日を追うごとにふさぎ込んでいく始末である。
母、カメコが、どうにか息子を助けることはできないかと悲痛な面持ちで悩んでいたところ、ひとつの学校の情報が飛びこんできた。
それはカメオのように環境や人間関係に傷ついてしまった子供たちが通う学校で、生徒ひとりひとりに合ったケアや教育プログラムで、何人もの生徒の心やプライドを回復させた実績があるということで評判も上々であった。
カメコはすぐに夫に相談、夫もそれに同意し、カメオに通わせてみようかと意見がまとまった。
カメオのほうは、裏切りの傷がまだ癒えていないのか、最初のうちは渋っていたが、「毎日行く必要はない」「無理だと思ったら通わなくてもいい」という言葉に後押しされて登校を決意。
かくしてカメオの新しい学校生活が始まった。
試みはすぐに効果をあげた。
始めのうちは両親がついていかなければ登校できなかったカメオも、10日後には自分から学校へ行き始めるようになり、表情や性格もかつてのように明るくなっていった。最近では学校であったおもしろい出来事やハプニングを両親に報告する余裕さえでてきた。
そして今日、カメオは登校してちょうど1ヶ月という日を迎えることとなったのである。
これを喜んだカメコは、お祝いとして、今夜の夕食はカメオのためのごちそうを作ろうと決めた。
からあげ、ミートボールスパゲティ、カニグラタン、有名店で買ってきた大きなホールケーキ……まるでパーティーだなと呆れる夫だったが、彼は彼でカメオのためにこっそりプレゼントを用意していたのだからとんだ似た者夫婦である。
そろそろ、ごちそうも完成しようかというその時、カメコのスマホが鳴った。
発信者はカメオである。
不思議に思いながらも、カメコが通話を押すと、すぐにカメオの声が耳に流れてきた。
「もしもし、母さん? 今日の俺の夕飯は用意しなくていいよ」
「ええっ!? どうして?」
「えっと、実は……」
「ウミオくんにラーメンを食べに行こうって誘われたんだ、だから……」
それを聞いた時のカメコの驚きようといったら。
人を信じることができなかったカメオに友人ができた!
寄り道をしてラーメンを食べにいくほどの!
カメコは「ゆっくりしていきなさい」とカメオに伝えて電話を切ると、すぐさま夫にこの喜ばしい報告をしたのだった
半年前、カメオはいわゆる引きこもりであった。
原因は仲が良かったグループによるイジメである。
イジメのリーダーはあろうことかカメオの幼なじみであり、親友だと信じていたカメオはこの裏切りにひどく傷ついて、しばらくは家から出られないほど弱ってしまった。
カメオの両親は息子を元気づかせようと、いろいろ手を尽くしていたが、カメオの心が晴れることはなく、それどころか日を追うごとにふさぎ込んでいく始末である。
母、カメコが、どうにか息子を助けることはできないかと悲痛な面持ちで悩んでいたところ、ひとつの学校の情報が飛びこんできた。
それはカメオのように環境や人間関係に傷ついてしまった子供たちが通う学校で、生徒ひとりひとりに合ったケアや教育プログラムで、何人もの生徒の心やプライドを回復させた実績があるということで評判も上々であった。
カメコはすぐに夫に相談、夫もそれに同意し、カメオに通わせてみようかと意見がまとまった。
カメオのほうは、裏切りの傷がまだ癒えていないのか、最初のうちは渋っていたが、「毎日行く必要はない」「無理だと思ったら通わなくてもいい」という言葉に後押しされて登校を決意。
かくしてカメオの新しい学校生活が始まった。
試みはすぐに効果をあげた。
始めのうちは両親がついていかなければ登校できなかったカメオも、10日後には自分から学校へ行き始めるようになり、表情や性格もかつてのように明るくなっていった。最近では学校であったおもしろい出来事やハプニングを両親に報告する余裕さえでてきた。
そして今日、カメオは登校してちょうど1ヶ月という日を迎えることとなったのである。
これを喜んだカメコは、お祝いとして、今夜の夕食はカメオのためのごちそうを作ろうと決めた。
からあげ、ミートボールスパゲティ、カニグラタン、有名店で買ってきた大きなホールケーキ……まるでパーティーだなと呆れる夫だったが、彼は彼でカメオのためにこっそりプレゼントを用意していたのだからとんだ似た者夫婦である。
そろそろ、ごちそうも完成しようかというその時、カメコのスマホが鳴った。
発信者はカメオである。
不思議に思いながらも、カメコが通話を押すと、すぐにカメオの声が耳に流れてきた。
「もしもし、母さん? 今日の俺の夕飯は用意しなくていいよ」
「ええっ!? どうして?」
「えっと、実は……」
「ウミオくんにラーメンを食べに行こうって誘われたんだ、だから……」
それを聞いた時のカメコの驚きようといったら。
人を信じることができなかったカメオに友人ができた!
寄り道をしてラーメンを食べにいくほどの!
カメコは「ゆっくりしていきなさい」とカメオに伝えて電話を切ると、すぐさま夫にこの喜ばしい報告をしたのだった