みんなのGood

トリック:2票
妊婦のカメコは急に陣痛が着て今にもお産が始まりそうだった。
そのためカメコの夫は急いで救急車を呼んだのですがカメコに怒られてしまった。

一体なぜ?
20年08月08日 20:13
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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病院から連絡を受けた夫は急いで病院へ向かうため仮病を使い救急車を呼んでタクシー代わりにしようとしたのです。


だって赤信号関係ないからさ(´・ω・`)
飲み込めない殻「2Good」
物語:2票
「卵を割ったときに入った殻が、かきまぜた後もずっと気になって仕方ない」

そんなミナミの言葉に、ユカは

「わかるよ」

と返した。


このあと一人になったユカが『3年越しでいいから返事がほしいな』と呟いのは
どんな思いからだろうか?
20年08月11日 22:29
【ウミガメのスープ】 [藤井]

煮詰まっちゃった雑炊スープ




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【● 解説 ●】
かつてユカが幼馴染みのワタルに告げた遠回しな告白の文言。当時ワタルはその意味に気付かなかった。
3年の時を経て、友人のミナミに対しワタルが全く同じ言葉を告げたことを知ったユカ。
ワタルがもしユカと同じ意味を込めてその言葉を使ったのだとすると、ワタルは今ミナミが好きで、同時にあの日のユカの告白に気づいたことになる。
3年経った今もワタルを想い続けていたユカは、失恋を覚悟した上で、自分の気持ちに終止符を打つため『あの日の返事が欲しい』と思ったのだった。



【● すごいながい解説 ●】

私とワタルは、いつもくだらないことを全力でやって笑い合っていたと思う。

ある時、私たちの間で『言いたいことを遠回しに伝える』ことがブームになった。
待ち合わせに毎回3分遅れで到着する私に、ワタルは「家出る前にカップヌードルにお湯入れて律儀に待った挙句食べずに出てくる」なんて言ってたっけ。
マックでなかなかメニューを決められないワタルに、私は「頭の中にいる小さいおじさん達がみんな自己主張激しくてなかなか譲らない」と言って笑った。
なんでもない、当たり前の日常だった。

ある文化祭の日。
準備に疲れて放課後の教室で眠ってしまった私に、誰かが学ランをかけてくれていた。
名前を見なくとも、その持ち主がわかった。
その日から、私の胸の奥で知らない感情が芽生え始めた。
ワタルに会うと、不自然に目をそらしてしまう。
私は自分の気持ちに気づかないふりをしようとした。
卵を割ったときに入った殻がうまく取り出せなくて、かき混ぜてごまかそうとするように。
けれど、かき混ぜてもかき混ぜても気になって仕方ない。

ある日の帰り道、私はワタルに言った。
「なんか最近さ、……卵を割ったときに入った殻が、かきまぜた後もずっと気になって仕方ないんだよね」
いつもの遠回しに言うやつだ、と察したワタルはその意味を考え込んでいるようだった。しかしひとつ息を吐くと「……わっかんね。どういうこと?」と首を傾げた。
「ははっ。なんでもなーい」
私は笑い飛ばすのが精一杯だった。


あれから3年の時が経った。
高校で仲良くなった友人のミナミと一緒に勉強している時、ふと彼女が口を開いた。
「そういえば昨日、急にワタルくんから『卵を割ったときに入った殻が、かきまぜた後もずっと気になって仕方ない』みたいなこと言われたんだよね……。どういう意味かわかる?ユカ、たしかワタルくんと仲良かったよね」
一瞬、周りの音がすべて消えてしまったように感じた。
わかるに決まっている。だって、その言葉を最初に告げたのは、私なんだから。

「わかるよ」
「えっ、ほんと?どういうこと?」
「うーんとね、また今度教えてあげる」
「えー!今教えてよ!」

ワタルがその言葉をもしも私が込めた意味そのままで使ったとするならば、ワタルは今、ミナミが好きだということだ。
そして同時に、あの時の私の告白に気づいたということだ。
あれから3年経った今も、情けないことに私は『卵を割ったときに入った殻が、かきまぜた後もずっと気になって仕方ない』ままだ。
こんな自分を知ったら、君は笑うだろうか。

ミナミと別れたあと、一人になった部屋で目を閉じる。
様々な思いがかけめぐる。

「3年越しでいいから、返事が欲しいな」

わかりきったその返事を。
自分の気持ちに終止符を打って、次へ踏み出すための言葉を。
遠回しでなく真っ直ぐな言葉で伝えてほしい。

そしたらもう、かきまぜる必要もなくなるだろうから。


明日は寿司だ「2Good」
物語:1票納得感:1票
やたらと味が濃くてマズい
インスタントラーメン1杯だけの侘しい夕食を取りながら
「明日の夕食は寿司に決まりだ」と男は思った。
なぜか。
20年08月13日 22:41
【ウミガメのスープ】 [油獣]



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祖父が亡くなったので、親も夕食の準備に時間が取れず
男の夕食はインスタントラーメン1杯となった。
「明日は通夜なので夕食は寿司になるのか」とぼんやり思いつつ
男は祖父の死を悲しみ、涙と鼻水を垂れ流しながらラーメンをすするのだった。
物語:1票納得感:1票
父親が狸寝入りを始めたので、小銭を握りしめて家を飛び出した田中。

別に父親からお金を取った訳ではないし、父親の為に何かを買いに行く訳でもない。

では一体なぜ?
20年08月13日 21:40
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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チビ田中「あなたはだーんだーん眠くなーる…あなたはだーんだーん眠くなーる」
田中親父「・・・グガー、グガー」
チビ田中「・・・寝ちゃった?」
田中親父「グガス、グガス(イエスイエス)」
チビ田中「すごい!僕はちょーのーりょく(催眠術ね)が使えるんだ! よし、これでお隣の若いみぼーじんのおくさんを眠らせて… ウヒョヒョ…ゲヒヒ… 超行ってきます!」
田中親父「グガ・・・グゲ!ググゴゴ!(待て!息子よ!)」
納得感:2票
駐車場に停めてある車に運転手が乗り込んだ直後、その車めがけて石を投げつけた男。
車の窓ガラスは割れてしまったが、運転手が男を咎めることはなかったという。

一体何故だろうか?
20年08月18日 01:14
【ウミガメのスープ】 [ゴリリーマン]



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公園の駐車場に停まっている車。
男が遠くから何気なくその車を見ていると、小さい子供が隠れんぼの隠れ場所として車の下を選んで、コソコソと車の下に潜り込んでしまった。
危ないなぁと思ったのも束の間、ひょっこりと車の運転手がやってきて車に乗り込んでしまった。
男は慌てて「待て!出すな!」と駆け寄るが、車の中にいる運転手にまで声が届かない上にエンジンがかかってしまった。
仕方なく男は足元に落ちていた石を拾うと、車に向かって投げつけた。

結果、男の投げた石は窓ガラスに当たり、驚いた運転手が怒って車から出てきたことで子供の命は救われた。
運転手は「発車時の安全確認を怠って子供を轢いてしまうところでした」と男を咎めることなく感謝したのだ。