みんなのブックマーク

【遅れてらてクエ15リサイクル】翠「1ブックマーク」
海亀村の子どもたちが絵を描くとき、必ず月を緑色に塗るのは何故だろう?

「マクガフィン」さんの問題です
https://late-late.jp/mondai/show/16537
22年05月30日 21:02
【ウミガメのスープ】 [ベルン]



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海亀村は、小さな集落で、子どもたちの仲はとっても良い。
その一方、隣の山亀村との子どもたちとは諍いが多い。
そんな二つの村の小学生は同じ山海亀小学校に通う。

さて、海亀村のウミオは力が弱く、山亀村の子供達からよくいじめられている。
今日は、図工の時間に使う絵の具セットを隠されてしまった。
「絵の具セットが、ない!」
そういうウミオの声を聞き、海亀村の小学生は絵の具セットのありかを一緒に探した。
すると、体育館の裏で発見されたが、中身が散らかっており、半数ほどの絵の具が見つからなかった。

そんな中始まる図工の時間。
今日は満月を書いてみようということに。
「黄色の絵の具が…ない…」
そういって涙目になるウミオ。
山亀村の子どもたちはこそこそ笑っている。
それを気にくわない海亀村の生徒たちは、ウミオの無事な絵の具である緑色で満月を書くことにした。
「ほら、俺たちのは緑色の満月だよ」
「ウミオも緑で書けばいいじゃん!」
それを聞いてウミオは再び涙目になった。


それからというもの、海亀村の子供たち(ウミオのクラスメート)は必ず月を緑色で書くようになった。
元気のいい自己紹介「1ブックマーク」
男は自分の名前を叫んだので、ピンチを脱することができた。
どういうことだろう?
22年05月29日 19:31
【ウミガメのスープ】 [紅狐]



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これは戦国武将、伊達政宗とその家臣、片倉小十郎の逸話。
人取橋の戦いにて政宗が敵に囲まれてしまったときに、小十郎はとっさに政宗に向かってこう叫んだ。
「ひるむな小十郎!政宗ここにあるぞ!」
小十郎はそう叫ぶことで主君のふりをして囮となったのであった。
こうして小十郎は政宗のピンチを救ったのでした。
元ネタはこれ→http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-3129.html?sp
愛を叫べ「1ブックマーク」
ジャニアラシ中学は県内トップの偏差値を誇る進学校であり、【マサキ・ジュン・カズヤ・サトシ・ショウ】の5人はジャニアラシ中学に通う学友である。

テストを終えた日、5人での下校途中のことである。

誰かがいきなり
【{愛してる}】
と呟いた。

【ショウ】は動揺してしまったのだが、他の4人は全く動揺する素振りを見せてないない。

ショウをからかって他の4人が仕組んだことではないのだが、ショウだけが動揺したのは一体なぜ?

22年05月26日 18:42
【ウミガメのスープ】 [山椒家]

かんしゃかんげき




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サトシ「やっとテスト終わった!なぁ、カラオケでも行かない?」
テストが終わった解放感から、5人は下校途中にカラオケに行くことになった。

小さいころから勉強に忙しかったショウは、カラオケに行くのは初めてである。
ショウはリモコンをたどたどしく操作しながら【『{愛してる}』】というつぶやきから始まる曲を入れた。

そしてショウの順番が訪れた。

【『{愛してる}』】

ショウ(……?なんだこの声!?あ、でも俺の声だよね?なんか…思ったよりも間が抜けてる…。うわぁどういう声で歌えばいいのか…。あぁぁぁ…)

【自分の想像する声とのギャップに動揺】するショウ。
他の4人はいつも聞いている声なので動揺はしなかった。




簡易解説・初カラオケのショウが、自分の想像してた声とのギャップに動揺した。
【らてクエ15-1】月へ還る「1ブックマーク」
ミカドに求婚されたカグヤは了承する条件として無理難題をつきつけた。ミカドは遠回しな断り文句だとは思いつつも、なんとかしようと試行錯誤したが、条件をクリアすることができなかった。しかし、ふたりは結婚することになった。いったいなぜ?
22年05月21日 20:58
【ウミガメのスープ】 [蜂熊]



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ミカド少年はカグヤちゃんに「結婚してくれ」と求婚した。
カグヤは「凄腕の医者になって病気を治してくれたらいいよ」と答えた。
少年は医学の道に進み試行錯誤した。
ミカドが18になった時、カグヤはお世辞にも「元気」と言える状態ではなかった。
いよいよ長くないとなった時、諦めることを提言したカグヤ。
しかし無理難題の破棄と捉えたミカドはプロポーズ。
ふたりは結婚することになった。
カグヤが永い眠りにつく1か月前の事だった。fin



 ミカドとカグヤは昔からの馴染みだった。周囲にももてはやされ将来は結婚するだろうと言われるような仲で、二人もきっとそうなると信じて疑うことは無かった。

「ミーくん、わたしね」

「うん」

「わたし、大人になる前に死んじゃうんだって」

 学校に来なくなったカグヤを心配してカグヤの家に行ったミカドへ長い沈黙の後に投げられた言葉は、子供には残酷すぎる現実だった。小学校四年生という若さでカグヤは己の人生を完全に諦める決心をしていた。

「そんな、こと……僕は、どうすれば」

 ミカドにはわからなかった。詳しい事情や病名を聞いても、誰に何を言われても。カグヤのいない世界はミカドには想像のつかない世界だった。



――



「輝夜、俺。決めたよ」

 小学校の卒業式の日。何かに怯えながら学校に来ていたカグヤをいつものように送り届けた玄関先、そこでミカドはカグヤに自分の決意を伝えた。
 二年という時間をかけたところでミカドは結局カグヤのいない世界を想像できなかったこと、だったらどうすれば良いのか、そればかりをずっと考え続けていたこと。

「結局俺はお前のいない世界なんてよくわからない。よくわからないけど俺はお前のためなら何だってする、出来る。だから俺と……結婚するって約束してくれ、輝夜」

「え、な」

 困惑したカグヤは、それでも言い切ろうとする。心優しい少年に、自分という呪縛を課してしまう事実を受け入れながら、それでもお互いの思いを最終的に振り切る必要があると悟り。

「……はぁ、それどういう意味かわかってる?御門。あなた」

 その目を見て、そして結局諦めきれない二人がいることに気が付きながら。

「何でもするって言ったよね?」

「ああ」

「……じゃあ」


「凄腕の医者にでもなって私の病気を治して。それが出来ないなら結婚してあげない」

 まあ、絶対に無理だけどね。などと呟きながらも、カグヤはにやりと笑うミカドの顔に更に困惑の表情を浮かべる。

「ありがとう、その言葉が聞きたかったんだ」

 素直じゃないからな、お前は。そう言って走り去るミカドの後姿を、カグヤはただ茫然と見送った。


 カグヤから無理難題を叩きつけられたミカドは、それでも一心不乱に突き進み続けた。まともに友達も作らず、その青春の全ては入院生活を余儀なくされたカグヤの看病に捧げるようになった。



――



「ねえ御門」

「ん?」

 医者との面談を終え……しとしとと降る雨をじっと見つめながら、カグヤは睡眠不足故か頭で舟を漕ぐミカドへ言葉を投げかける。

「もう、やめにしない?」

 なんで、とミカドは言わなかった。ただその一言を聞いて思ったのは

「約束を反故にするって言うんなら、俺の頼みを聞いてくれないか」

 カグヤにとってそれは思いもよらない一言だった。もっと熱く言葉を投げられるかと思った、怒られたり、嘆いたり、呆れたり。そんな感情の熱を一切感じない返答に、カグヤは面を食らいながらも頷く。

「俺と結婚しろ、カグヤ。もう無理難題は無しだ。お前は約束を反故にしたんだからな!」

 あの時と同じ笑顔で、ニヤリと薄ら笑いを浮かべるミカドの言葉を、カグヤは否定しなかった。出来るはずがなかった。ずっと好きだったのに……全てを諦めた今、もうその原初の想いを否定する力は、カグヤの中には残っていなかった。


 余命一ヶ月、そう担当医から告げられてから三日後、御門輝夜は生を受け、そして宣告通りに一ヶ月でその生を終えた。
 その生はきっと、最後だけは幸せだったのだと、俺は想う。
受験はスリルを楽しもう「1ブックマーク」
カメコは悩んでいた。手元にあるのは進路調査の用紙。高校3年生、そろそろ進路を決める時期だった。

「水平大か、海亀大か。どっちを志望校にしよう……」

水平大学はカメコの住む県で一番偏差値の高い国立大学。
今の学歴社会において、水平大出身という肩書きは、就職でも非常に有利に働く。
行くことができるのなら誰だって行きたいと思う憧れの大学だが、E判定と書かれた紙が頭をよぎる。
E判定から逆転合格できる確率は20%だとか10%だとか。なんにせよとても低い確率であることは確かだった。

対する海亀大学は、最近設立された私立の大学。国立である水平大より学費はかかるが、家からバスで5分と近く、モダンでオシャレな外観が海亀大の魅力だった。
また、海亀大には水平大にはない海洋研究学部があり、海が好きなカメコはその学部に少し惹かれていた。
偏差値で考えると水平大より幾分かランクが落ちるため、不合格になることはなさそうだった。

「水平大に合格できそうにないってことを考えると、やっぱり海亀大を志望すべきなのかな…?いや、でも、うーん……」


一日中考えに考えた結果、カメコは志望校を「水平大学」として学校に提出した。

その理由は{「合格しますように」という気持ちでいたいから}だという。

一体どういうこと?
22年05月31日 22:58
【ウミガメのスープ】 [うつま]

今日投稿したら毎月投稿が続くことに気づいて急いで問題を作りました




解説を見る
水平大と海亀大で迷っている、という話をカメコが友達に相談すると、みんな揃ってこう言った。「カメコなら絶対に合格できるんだから、水平大を目指さなきゃもったいないよ」

カメコは学年一の秀才だった。


そんな秀才のカメコが海亀大を選択肢に入れた理由の1つは、海亀大学がその名から連想されるように、海洋関連の学部が充実していたからだ。
昔から海が好きで、小学校の頃の作文で「海の研究家になりたい」と書いていたカメコにはピッタリの大学に思えた。
ただ実際には、2つ目の理由が本命だったかもしれない。それには、カメコがずっと片思いしているウミオが関係していた。

ウミオの第一志望は水平大で、第二志望が海亀大であった。前にこっそり覗き見た模試の結果によると、ウミオが水平大に合格するのはなかなか難しく、おそらく海亀大に進学することになるだろうと予想できた。
海亀大に行けば、ウミオと同じ大学になるかもしれない。そんな期待もカメコの中に確かにあった。

「ウミオ君が水平大に落ちて海亀大に行くのなら、私も海亀大に行きたい。でももしウミオ君が水平大に合格するのなら、私も一緒に水平大に行きたい」なんて都合のいいことを考えて、カメコは悩んでいた。


カメコは結局水平大を志望校に選んだ。ウミオはきっと水平大に合格するだろうと予想したからではない。
もし自分が海亀大を志望してしまったら、「ウミオが水平大に合格しませんように」と願ってしまう気がしたからだった。ウミオには幸せでいて欲しいはずなのに、頑張って勉強しているウミオが報われないことを無意識にでも願ってしまうというのは嫌だった。

これでカメコは心の底からウミオを応援できる。「ウミオが水平大に合格しますように」と。