みんなのブックマーク

A.タイムマシン


ある日の音楽の授業。

【ジャジャジャーン　ジャジャジャーン】

「この音楽が分かる人〜」

「ウミガメの『運命』です！」

「そうだ。さすがにみんな知ってるよな。
　このウミガメって人は本当に多才な人物で、『ロミオとジュリエット』なんかもウミガメが原案者だと言われてるぞ。
　それから、『ウミガメの最終定理』とか『ウミガメの相対性理論』とか『ウミガメの気体法則』とか聞いたことがあるだろ？あれらは全部このウミガメの功績なんだ」

「へえ〜」

「さすがに常人離れしすぎていて、いくつかは後世の人の付け足しなんじゃないかと思うがな」

（そういえば、近所にいる変人おじさんの名前もウミガメだったよな。タイムマシンを開発しているとか言っていたけど…さすがに関係ないか）


簡易解説
ウミガメ博士はタイムマシンを発明して、ありとあらゆる発見発明を先取り盗作したのだった。

カレーを食べた後、デザートでブドウを食べている男。
剥いた皮入れとして食べ終わった後のカレーの皿を使っているのだった。

上りのエスカレーターの降り口でＵターンして下りのエスカレーターに乗ったのよ。

ブーツを脱ぐのが面倒だったカメコは、玄関から四つん這いになってハイハイで居間へ向かう。
ｽﾞﾘｽﾞﾘ（あたしゃ、赤ちゃんかwww）ｽﾞﾘｽﾞﾘ（・・・・・・）ｽﾞﾘｽﾞﾘ（・・・ベビーカステラ食いてぇwww）ｽﾞﾘｽﾞﾘ（ヒザ痛ぇwww）ｽﾞﾘｽﾞﾘｽﾞﾘｽﾞﾘ…

最近無職になったカメオ、そのことを家族には言い出せず公園などで時間を潰すばかり。そんな彼のくるぶしはその周辺部分だけがいつの間にか日に焼けていた。
程よい丈の彼のズボンは歩いている時は彼のくるぶしをしっかりと覆い隠すが、伸縮性に乏しいため座った時はどうしてもくるぶしを覆い隠せず長時間外で座っていると日に焼けてしまうのだ。
その関係上彼のくるぶしは長時間外で座ってでもいない限り日に焼けたりなどはしないことは見ただけでわかる。

だからカメコはそれを見て彼の現在の職業が無職であると断言した