みんなのブックマーク

それらしい「22ブックマーク」
カメオは行きつけだった喫茶店のドアが壊れかけていることに気づかなかったため、いつもは飲まない紅茶を注文した。
一体なぜ?
20年01月15日 22:58
【ウミガメのスープ】 [甘木]



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カメオ老人は数十年ぶりに昔住んでいたウミガメ町へふらりとやってきた。

カメオ老人(懐かしいのう……あそこの喫茶店は妻だったカメコとよく二人で行ったもんじゃ……ワシはいつもコーヒーを頼んで、カメコはいつも紅茶を頼んでいたなぁ……そのカメコの命日に立ち寄ったのも何かの縁か……どれ、久しぶりに……)
【カランコロン】
カメオ老人(コーヒーでも一杯飲むとするかな……)
【カランコロン】
カメオ老人(……ん!?)

カメオ老人はたった今入ってきたドアのすぐ前で立ち止まった。
自分が入ってドアを閉めた直後にドアが開き、そして閉まったのだ。まるで{自分のすぐ後にもう一人誰かが入ってきたかのように}。
しかし、振り向いた自分の後ろには誰もいない。
まるで自分の後に透明人間か……{幽霊}が入ってきたかのような状況だ。

カメオ老人(もしや……カメコか?)

席に座ったカメオ老人はコーヒーと紅茶を注文した。
コーヒーは自分用、紅茶は妻のカメコ用に。
カメオは喫茶店でゆっくりとコーヒーを飲んだ。テーブルの向かいに置いた、カメコのために頼んだ紅茶には一切手を付けないまま。

カメオ老人(ふっ、またここで二人で飲むことになるとはのう……)








店員「店長~!このドアまた壊れかけてますよー!まーたちょっとした風で勝手に開いたり閉まったりしちゃってます~」
店長「ありゃりゃ、またかー!」

カメオ老人(……ヽ(・ω・)/ズコー!!!)

こうしてカメオ老人はゲートボール仲間にできる笑い話を一つ作り、意気揚々と家へと帰るのだった。

~簡易解説~
自分が喫茶店に入った直後、故障中のためちょっとした風により動いたドアを見て、亡くなった妻のカメコが自分の後をついてきたのだと思い込んだカメオ老人。
妻のカメコが好んで飲んでいた紅茶も一緒に注文することにしたのだ。
理不尽な解雇宣告「21ブックマーク」
 真摯な対応をしたせいで、彼は職を失った。
 しかし、彼の対応が間違っていたわけではない。
 では、何故彼は職を失わざるを得なかったのだろうか?
18年05月27日 15:48
【ウミガメのスープ】 [至告]



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「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
 客からの問いに、シェフである彼は真摯に答えた。
「はい……ウミガメのスープに間違いございません」
 客は帰宅後、自殺した。

 その客の死体が見つかると、大きな事件となった。
 警察の捜査により、最後に客が訪れたレストランでウミガメのスープを飲んでいたことが判明。その時会話をしたコックがたちまち罪に問われた。
「違います! 私はただ、お客様の問いに答えただけなんです!」
 結局証拠不十分により不起訴となるのだが、この事件がきっかけで彼はレストランを辞めざるを得なくなった。
 他の場所に就職しようにも、マスコミの大々的な報道で顔や名前が知れ渡ったせいで断られる。
「あの客は、なんで死んだんだろうな……」
 無職となった彼が真実を知るのは「ウミガメのスープ」という物語に出会う時なのだが、それはまた別のお話。

(水平思考といえばおなじみ「ウミガメのスープ」を元に作成。客とコックの会話はラテシン版「ウミガメのスープ」より引用)
 
人魚姫は二度絶望する「21ブックマーク」
人魚姫は絶望しました。
愛していた王子が、他の女と結婚してしまうからです。
声と引き換えに、一歩歩くたび激痛の走る足を手に入れ、あまつさえ期限内に王子と結婚できなければ泡となって消えるという呪いまで引き受けて陸にやってきたというのに……。

お城から逃げ出して海辺にやってくると、人魚の姉が人魚姫を見つけて手を振ってきました。
「聞いて! 私も魔女と取引してきたの! この魔法の短剣で王子を刺し殺せば、人魚の姿に戻れるそうよ!」
笑顔で短剣を差し出してきた姉の言葉を聞いた人魚姫は、もう海には帰れない、と絶望しました。
王子にはとっくに愛想をつかしていたし、お城の警備体制はザルで殺害には何の障害もなかったというのに、一体なぜ?
18年07月11日 22:07
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]

命がけの恋の末路。




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人魚姫は絶望しました。
愛していた王子が、他の女と結婚してしまうからです。
声と引き換えに、一歩歩くたび激痛の走る足を手に入れ、あまつさえ期限内に王子と結婚できなければ泡となって消えるという呪いまで引き受けて陸にやってきたというのに……。
それなのに、王子は何の代償も無しに幸せになれるなんて…………
「ずるい。そんなの許せない」
そう呟き、人魚姫は眠る王子の胸に包丁を突き刺しました。お城の警備体制はあまりにもお粗末で、ここまで来るのにも、包丁を突き刺すのにも、ほとんど苦労はありませんでした。

犯行が露見する前にお城から逃げ出すと、人魚姫は血に染まったドレスを洗いに海へと向かいました。
そこで見つけたのは、懐かしい姉の姿。姉は手を振りながら嬉しそうに言います。
「聞いて! 私も魔女と取引してきたの! この魔法の短剣で王子を刺し殺せば、人魚の姿に戻れるそうよ!」
短剣を差し出してきた姉の言葉を聞いて、人魚姫はふたたび絶望します。
魔法の短剣で刺し殺せば、なんて……もう死んでいるのに、どうやって王子を殺せるというの?
そして人魚姫は、もう海には帰れない、と絶望しました。
ラッキーカラー「21ブックマーク」
仕事から帰ってきたショウコは、自身の足の爪に塗られたエメラルドグリーンのマニキュアを見て、洗濯物を減らした。

いったいどういうことだろう?
 
19年08月21日 01:18
【ウミガメのスープ】 [藤井]

Twitterでしりとりブームが来ている中、こっそり軽めのスープを置いていきます




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【解説】
仕事から帰宅したショウコは、靴を脱ぎ部屋の中へ。ふと足元を見ると、靴下の親指の部分が破れており、先日塗ったマニキュアが覗いている。

「あーあ。気に入ってたのにな~、リボンねこ靴下。」

いつもなら洗濯機へ放り込む靴下を、残念そうにゴミ箱へ放り込んだ。
ラテクエ0リサイクル マジ万事「21ブックマーク」
娘に対し「はいは2回!」と言った母。
母の意図とはなんだろうか?

びーんずさんの問題文です。
https://late-late.jp/mondai/show/7222
19年09月17日 21:59
【ウミガメのスープ】 [ルーシー]



解説を見る
病院のベッドで、意識不明の状態から目を覚ました娘。
母が声をかける。
「私が誰か、わかる?声が出ないなら瞬きで、はいは2回!いいえは1回!」