「【イベント】「その問題、どうやって作ったんですか!」」「3Good」
良質:3票
「この問題、めちゃくちゃ好きだな」「なんでこんなの思いついたんだろう?」
そんな問題、ありませんか?
このイベントでは、他薦で出題者を指名して、
「その問題、どうやって作ったんですか?」を聞いていきます!
考え方や発想の流れを言葉にして共有していくことで、
集まった知見を、これから出題する人みんなの土台にしていきます。
※最終的に管理人が分析・分類して「問題の作り方」としてルールページにまとめます。
■参加方法
① 指名する
質問欄に投稿:指名テンプレ
※テンプレートはご参考までに。自由に書いてください。
・指名したい出題者:○○さん
・対象の問題:URL または タイトル
・好きなところ(任意)
・いちばん知りたいこと(任意)
※指名回数に上限はありません(無制限)。
※一度の投稿に複数他薦することもできますが、あとから編集で足すと気づかれない可能性があるので、追加する場合は再度投稿してください。
※指名された方には、イベントの存在を知らせるため最初の1問のみ管理人からミニメールでお知らせが届きます。
※対象問題は「らてらて」「ラテシン」「デボノ」で投稿された問題が範囲となります。
※問題の作り方を知るという企画上、「好きなところ」「一番知りたいこと」にネタバレが含まれる可能性があります。
① 対象の問題を思いつくまでの流れを秘密の部屋に書く
指名された方が書くかどうかは自由に決めることができます。どの問題のことを書くかも自由です。
秘密の部屋URL:https://late-late.jp/secret/show/BlvkHyl9LrINu1wPhj0JXHGRblz7226T28a-43qx9K0
指名された方、または「指名はされていないけど書きたい方」は、秘密の部屋に自由に書き込んでください。
秘密の部屋に投稿:回答テンプレ
※テンプレートはご参考までに。自由に書いてください。
・対象問題:URL / タイトル
・発想のきっかけ(何から思いついた?)
・最初に決めた核(真相/オチ/コアのトリック)
・問題文をどう決めたか
(何を省いたか/何を残したか/どこで誤認させたか など)
・質問で辿らせたい流れ
・調整で気をつけたこと(難易度、フェアさ、誘導など)
・ボツ案/失敗談(あれば)
・これだけは言いたいコツ
■報酬について(称号・バッジ)
このイベントでは、「問題を思いつくまでの流れ」を書いてくれた方への報酬があります。
書き込んだ数に応じて、称号が段階的に付与されます。
1問:称号ゲット
5問:さらに上位の称号ゲット & オリジナルバッジ「シェフシンディ」も獲得!
10問:さらにさらに上位の称号ゲット
20問:さらにさらにさらに上位の称号ゲット
※称号の報酬の期限は無期限ですが、5問の報酬バッジは「2月28日まで」となります。
■期間について
他薦(指名)期間:2月28日まで
秘密の部屋への書き込み:期限なし
イベント期間終了後も、いつでも自由に「問題を思いつくまでの流れ」を書くことができます。
■ご協力にあたってのお願い(引用・要約・編集について)
本企画では、「秘密の部屋」に投稿された内容を参考資料として収集し、分析・分類したうえで、ルールページ内の「問題の作り方」項目として恒久的に反映します。
反映の際は、複数の投稿内容を整理して1つの文章(手順・考え方)にまとめるため、内容を損なわない範囲で 要約・構成の組み替え・表現の調整を行う場合があります(※趣旨や意味が変わる改変は行いません)。
また、個人情報や第三者が特定される恐れのある記述、または不適切と判断される部分が含まれる場合は、管理人判断で伏せ字・省略などの編集を行います。
投稿は任意です。上記に同意いただける方のみ、秘密の部屋へ書き込みをお願いします。
そんな問題、ありませんか?
このイベントでは、他薦で出題者を指名して、
「その問題、どうやって作ったんですか?」を聞いていきます!
考え方や発想の流れを言葉にして共有していくことで、
集まった知見を、これから出題する人みんなの土台にしていきます。
※最終的に管理人が分析・分類して「問題の作り方」としてルールページにまとめます。
■参加方法
① 指名する
質問欄に投稿:指名テンプレ
※テンプレートはご参考までに。自由に書いてください。
・指名したい出題者:○○さん
・対象の問題:URL または タイトル
・好きなところ(任意)
・いちばん知りたいこと(任意)
※指名回数に上限はありません(無制限)。
※一度の投稿に複数他薦することもできますが、あとから編集で足すと気づかれない可能性があるので、追加する場合は再度投稿してください。
※指名された方には、イベントの存在を知らせるため最初の1問のみ管理人からミニメールでお知らせが届きます。
※対象問題は「らてらて」「ラテシン」「デボノ」で投稿された問題が範囲となります。
※問題の作り方を知るという企画上、「好きなところ」「一番知りたいこと」にネタバレが含まれる可能性があります。
① 対象の問題を思いつくまでの流れを秘密の部屋に書く
指名された方が書くかどうかは自由に決めることができます。どの問題のことを書くかも自由です。
秘密の部屋URL:https://late-late.jp/secret/show/BlvkHyl9LrINu1wPhj0JXHGRblz7226T28a-43qx9K0
指名された方、または「指名はされていないけど書きたい方」は、秘密の部屋に自由に書き込んでください。
秘密の部屋に投稿:回答テンプレ
※テンプレートはご参考までに。自由に書いてください。
・対象問題:URL / タイトル
・発想のきっかけ(何から思いついた?)
・最初に決めた核(真相/オチ/コアのトリック)
・問題文をどう決めたか
(何を省いたか/何を残したか/どこで誤認させたか など)
・質問で辿らせたい流れ
・調整で気をつけたこと(難易度、フェアさ、誘導など)
・ボツ案/失敗談(あれば)
・これだけは言いたいコツ
■報酬について(称号・バッジ)
このイベントでは、「問題を思いつくまでの流れ」を書いてくれた方への報酬があります。
書き込んだ数に応じて、称号が段階的に付与されます。
1問:称号ゲット
5問:さらに上位の称号ゲット & オリジナルバッジ「シェフシンディ」も獲得!
10問:さらにさらに上位の称号ゲット
20問:さらにさらにさらに上位の称号ゲット
※称号の報酬の期限は無期限ですが、5問の報酬バッジは「2月28日まで」となります。
■期間について
他薦(指名)期間:2月28日まで
秘密の部屋への書き込み:期限なし
イベント期間終了後も、いつでも自由に「問題を思いつくまでの流れ」を書くことができます。
■ご協力にあたってのお願い(引用・要約・編集について)
本企画では、「秘密の部屋」に投稿された内容を参考資料として収集し、分析・分類したうえで、ルールページ内の「問題の作り方」項目として恒久的に反映します。
反映の際は、複数の投稿内容を整理して1つの文章(手順・考え方)にまとめるため、内容を損なわない範囲で 要約・構成の組み替え・表現の調整を行う場合があります(※趣旨や意味が変わる改変は行いません)。
また、個人情報や第三者が特定される恐れのある記述、または不適切と判断される部分が含まれる場合は、管理人判断で伏せ字・省略などの編集を行います。
投稿は任意です。上記に同意いただける方のみ、秘密の部屋へ書き込みをお願いします。
26年01月30日 18:36
【新・形式】 [らてらて]
【新・形式】 [らてらて]

指名受付期間は2月28日23:59まで
解説を見る
他薦(指名)期間は 2/28で終了しました!
たくさんの指名、そして秘密の部屋に投稿してくれた皆さま、本当にありがとうございます。
ここからは、秘密の部屋の投稿を参考にしながら要点を整理・分析し、使える形にまとめてルールページの「問題の作り方」に反映していきます。
なお、秘密の部屋への「作問の流れ」書き込みは期限なしで、今からでもいつでも参加OKです。
指名された方も、指名されていない方も、書きたい問題を自由にどうぞ。
秘密の部屋: 「その問題、どうやって作ったんですか!」
https://late-late.jp/secret/show/BlvkHyl9LrINu1wPhj0JXHGRblz7226T28a-43qx9K0
※5問報酬バッジ(シェフシンディ)は2/28までが対象でした。称号は引き続き期限なしで付与します。
たくさんの指名、そして秘密の部屋に投稿してくれた皆さま、本当にありがとうございます。
ここからは、秘密の部屋の投稿を参考にしながら要点を整理・分析し、使える形にまとめてルールページの「問題の作り方」に反映していきます。
なお、秘密の部屋への「作問の流れ」書き込みは期限なしで、今からでもいつでも参加OKです。
指名された方も、指名されていない方も、書きたい問題を自由にどうぞ。
秘密の部屋: 「その問題、どうやって作ったんですか!」
https://late-late.jp/secret/show/BlvkHyl9LrINu1wPhj0JXHGRblz7226T28a-43qx9K0
※5問報酬バッジ(シェフシンディ)は2/28までが対象でした。称号は引き続き期限なしで付与します。
「よく似た官女の白い顔」「3Good」
良質:3票
竜二郎の持つ容姿は、あまりにも美しかった。
故に。
サンドラは、竜二郎がひな祭りの日にちらし寿司を食べたのだと誤認した。
どういうことか。
故に。
サンドラは、竜二郎がひな祭りの日にちらし寿司を食べたのだと誤認した。
どういうことか。
26年03月01日 12:18
【ウミガメのスープ】 [油獣]
【ウミガメのスープ】 [油獣]
解説を見る
サンドラは、ひな祭りの思い出を振り返り、こう言った。
「小学校の頃、ひな祭りの日には、給食でちらし寿司と、ひなあられが出ていたわ。竜二郎、あなたもそうでしょ」
「いや、僕の小学校は違うよ」
「あら、そうなの。信じられないわ」
「君は僕のあまりに美しい容姿を見て、僕の年齢を見誤っているようだね」
実年齢より10歳以上若く見えるが、昭和40年代生まれである竜二郎の小学校時代に、米飯給食はなかった。
当然、ひな祭りの日に寿司など出ていなかったのだった。
「小学校の頃、ひな祭りの日には、給食でちらし寿司と、ひなあられが出ていたわ。竜二郎、あなたもそうでしょ」
「いや、僕の小学校は違うよ」
「あら、そうなの。信じられないわ」
「君は僕のあまりに美しい容姿を見て、僕の年齢を見誤っているようだね」
実年齢より10歳以上若く見えるが、昭和40年代生まれである竜二郎の小学校時代に、米飯給食はなかった。
当然、ひな祭りの日に寿司など出ていなかったのだった。
「極上の1杯を求めて」「3Good」
物語:1票納得感:2票
ここはとある田舎町。のどかな田園風景が広がり、近くを流れる川のせせらぎが静かに響いている。町はずれには、一軒だけぽつんと佇むラーメン屋がある。人口の少ない地域ゆえ客は多くないが、地元では評判が高く、常連客が足繁く通っている。
その常連客のひとりが、店のラーメンをこう語ってくれた。
「醤油の香ばしさとほのかな甘みが広がるスープに、細麺がほどよく絡む王道の醤油ラーメンです。具材のチャーシューと海苔はもちろん、無料トッピングのもやしもラーメンと相性抜群。最後まで飽きずに食べられました」と絶賛していた。
そんななか、当店の店主・カメオは、少し困ったように笑いながらこう話す。
「実はうちの店、ここ最近ちょっと傾いてきているんだけどね、それでも常連さんは変わらず来てくれるのが本当に力になってます。あっ、そうそう。常連さんが書いた食レポがネットでバズったおかげか、最近は新規のお客さんも増えてきていて、本当にありがたい限りです。ただ……」
問. このラーメン屋の新規客は、常連客や他店の客と比べてトイレを利用することが多い。いったいなぜ?
その常連客のひとりが、店のラーメンをこう語ってくれた。
「醤油の香ばしさとほのかな甘みが広がるスープに、細麺がほどよく絡む王道の醤油ラーメンです。具材のチャーシューと海苔はもちろん、無料トッピングのもやしもラーメンと相性抜群。最後まで飽きずに食べられました」と絶賛していた。
そんななか、当店の店主・カメオは、少し困ったように笑いながらこう話す。
「実はうちの店、ここ最近ちょっと傾いてきているんだけどね、それでも常連さんは変わらず来てくれるのが本当に力になってます。あっ、そうそう。常連さんが書いた食レポがネットでバズったおかげか、最近は新規のお客さんも増えてきていて、本当にありがたい限りです。ただ……」
問. このラーメン屋の新規客は、常連客や他店の客と比べてトイレを利用することが多い。いったいなぜ?
26年02月27日 23:41
【ウミガメのスープ】 [ぎんがけい]
【ウミガメのスープ】 [ぎんがけい]

最後のヒント出しました。今日3/6(金)の23:59まで。ゆっくり回答。
解説を見る
(簡易解説)
店が傾いている(物理)ことにより、平衡感覚が狂って車酔いのように体調を崩してしまうため
(詳細解説)
「本当に常連の皆さんとはるばる来てくださる新規のお客様には感謝しかないです。ただ…、ただ、うちの店の建物が地盤沈下で傾いているせいか、お食事中に体調を崩されてトイレを利用されるご新規の方が多いんです。常連の方は全然平気って言ってるから、体質が強いんだろうね。まぁ、さすがに傾いたままじゃダメだし、新規の方にもっと来てもらえるように、早いところ店を建て替えなきゃね」
(追記)
もう移転&閉店してしまいましたが、和歌山に「まる豊」という名前の、本当にお店が傾いているラーメン屋がありました。
店が傾いている(物理)ことにより、平衡感覚が狂って車酔いのように体調を崩してしまうため
(詳細解説)
「本当に常連の皆さんとはるばる来てくださる新規のお客様には感謝しかないです。ただ…、ただ、うちの店の建物が地盤沈下で傾いているせいか、お食事中に体調を崩されてトイレを利用されるご新規の方が多いんです。常連の方は全然平気って言ってるから、体質が強いんだろうね。まぁ、さすがに傾いたままじゃダメだし、新規の方にもっと来てもらえるように、早いところ店を建て替えなきゃね」
(追記)
もう移転&閉店してしまいましたが、和歌山に「まる豊」という名前の、本当にお店が傾いているラーメン屋がありました。
「幸せを呼ぶ鳥」「3Good」
良質:3票
鳥の鳴き声が聞こえたので、
男と女は再会できた。
一体どういうことだろう?
男と女は再会できた。
一体どういうことだろう?
26年03月18日 22:01
【ウミガメのスープ】 [kfive]
【ウミガメのスープ】 [kfive]

初出題です!よろしくお願いします!!
解説を見る
男と女は横断歩道を挟んだ道路の反対側にそれぞれいた。しばらくしてカッコウの音楽が鳴って、歩行者用信号が青になったため、男と女は再会できたのである。
「泣いた鬼嫁」「3Good」
物語:1票納得感:2票
春。
難病を患い、余命半年と宣告されていたカメオ。
誰もが諦めかけていたその病が、奇跡的に回復の兆しを見せ始めた頃──。
カメオが自身の妻のことを「鬼みたいだな」と思ったのは、いったいなぜ?
難病を患い、余命半年と宣告されていたカメオ。
誰もが諦めかけていたその病が、奇跡的に回復の兆しを見せ始めた頃──。
カメオが自身の妻のことを「鬼みたいだな」と思ったのは、いったいなぜ?
26年03月17日 20:34
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]

多分大丈夫ですが、微要知識かも。本日いっぱいで〆!日付変わるまで常駐します。
解説を見る
A、来年の話をしたら妻が笑ったから。
春の柔らかな陽射しが、病室の白いカーテンを揺らしている。
カメオはベッドに横たわりながら、窓の外に広がる桜をぼんやりと眺めていた。
医師から「余命半年」と告げられたあの日から、妻の笑顔はどこか遠くへ消えてしまっていた。
無理に明るく振る舞おうとするたび、その目尻には涙が溜まっている。
心の底から笑えない日々が、ずっと続いていた。
しかしこの春、奇跡が起きつつあった。
検査の数値は驚くほど改善し、主治医は穏やかな声で言った。
「この調子なら、元の生活に戻れる可能性が十分にありますよ」
そんな中、病室のドアが静かに開き、妻が入ってくる。
いつものように花瓶に新しい花を挿し、そっと微笑む。だがその笑みは、まだどこか儚げだった。
カメオはゆっくりと体を起こし、窓の方を指さした。
「見て。あの桜、今年は本当にきれいだね」
妻が頷き、そばに寄ってくる。
二人は並んで桜を眺めた。
淡いピンクの花びらが、風に舞っては病室の窓辺に寄り添うように落ちていく。
カメオは小さく息を吐いて、ぽつりと言った。
「……来年の春はさ、二人でお花見に行けるといいな」
一瞬、妻の肩が震えた。
「来年」という言葉。
ずっと口に出せなかった、触れてはいけないはずの未来の話。
妻の目がみるみる潤んでいく。
そして、堪えきれず、ぽろぽろと涙をこぼしながら、心の底から溢れるような、泣き笑いの表情を浮かべた。
その瞬間、カメオの頭に古いことわざがよみがえった。
「来年のことを言えば鬼が笑う」
「来年の話」を聞いて、こんなに嬉しそうに、泣きながら笑うなんて。
まるで──思わず、言葉が口をついて出た。
「……鬼みたいだな、お前」
妻は目を丸くしてカメオを見た。
「は……? 鬼?」
憤ったような、でもどこか照れくさそうな顔。
すぐに頬を膨らませて抗議する。
「ひどい! せっかく泣いて喜んでるのに鬼って何!?」
しかしその声は、どこか弾んでいた。
怒っているふりをしながらも、目尻にはまだ涙が光っていて、口元には隠しきれない笑みが広がっている。
カメオは苦笑しながら、妻の手をそっと握り返した。
「……来年、絶対お花見行くからね。」
「ああ。約束な」
病室に満ちる春の光と、桜の香り。
二人の間に、ようやく「来年」という言葉が、優しく根を下ろし始めていた。
「来年のことを言えば鬼が笑う」
意味:将来のことは誰にも予測できないため、あれこれ計画しても意味がない、という諺。
春の柔らかな陽射しが、病室の白いカーテンを揺らしている。
カメオはベッドに横たわりながら、窓の外に広がる桜をぼんやりと眺めていた。
医師から「余命半年」と告げられたあの日から、妻の笑顔はどこか遠くへ消えてしまっていた。
無理に明るく振る舞おうとするたび、その目尻には涙が溜まっている。
心の底から笑えない日々が、ずっと続いていた。
しかしこの春、奇跡が起きつつあった。
検査の数値は驚くほど改善し、主治医は穏やかな声で言った。
「この調子なら、元の生活に戻れる可能性が十分にありますよ」
そんな中、病室のドアが静かに開き、妻が入ってくる。
いつものように花瓶に新しい花を挿し、そっと微笑む。だがその笑みは、まだどこか儚げだった。
カメオはゆっくりと体を起こし、窓の方を指さした。
「見て。あの桜、今年は本当にきれいだね」
妻が頷き、そばに寄ってくる。
二人は並んで桜を眺めた。
淡いピンクの花びらが、風に舞っては病室の窓辺に寄り添うように落ちていく。
カメオは小さく息を吐いて、ぽつりと言った。
「……来年の春はさ、二人でお花見に行けるといいな」
一瞬、妻の肩が震えた。
「来年」という言葉。
ずっと口に出せなかった、触れてはいけないはずの未来の話。
妻の目がみるみる潤んでいく。
そして、堪えきれず、ぽろぽろと涙をこぼしながら、心の底から溢れるような、泣き笑いの表情を浮かべた。
その瞬間、カメオの頭に古いことわざがよみがえった。
「来年のことを言えば鬼が笑う」
「来年の話」を聞いて、こんなに嬉しそうに、泣きながら笑うなんて。
まるで──思わず、言葉が口をついて出た。
「……鬼みたいだな、お前」
妻は目を丸くしてカメオを見た。
「は……? 鬼?」
憤ったような、でもどこか照れくさそうな顔。
すぐに頬を膨らませて抗議する。
「ひどい! せっかく泣いて喜んでるのに鬼って何!?」
しかしその声は、どこか弾んでいた。
怒っているふりをしながらも、目尻にはまだ涙が光っていて、口元には隠しきれない笑みが広がっている。
カメオは苦笑しながら、妻の手をそっと握り返した。
「……来年、絶対お花見行くからね。」
「ああ。約束な」
病室に満ちる春の光と、桜の香り。
二人の間に、ようやく「来年」という言葉が、優しく根を下ろし始めていた。
「来年のことを言えば鬼が笑う」
意味:将来のことは誰にも予測できないため、あれこれ計画しても意味がない、という諺。












