みんなのブックマーク

恩人「1ブックマーク」
ケガをした男は、その場でメモを取った。
それにより、その時に遭遇した女が誰なのかわかった。
一体、何があった?
24年10月08日 12:56
【ウミガメのスープ】 [ふみたか]



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ひき逃げに遭った男は、逃げていく女の車のナンバープレートの表示内容をとっさにメモに取っていた。
後日、その情報を手がかりに、警察の捜査で男をひいた車と所有者の女が突き止められ、女は逮捕された。
ミスッたープロ野球「1ブックマーク」
プロ野球球団「ラテラルズ」に所属する野球選手のカメオ。
チームの看板選手である。

リーグ優勝を幾度となく争ってきた因縁の相手「バーチカルズ」との一戦で
9回までに4打数3安打2打点の活躍を見せていた。
しかしバーチカルズもしぶとく、試合は延長戦までもつれ込む。

迎えた延長11回ウラの攻撃。
ノーアウトでランナー無しの中、バッターボックスに立ったカメオ。
状況的にはどんな形であれとにかく塁に出てチャンスメイクをして後続に託すという選択肢もある中、
イニングからしてもうこの打席が最後の打席だろと思ったカメオは
長打狙いで初球からフルスイングで行くとすでに心に決めていた。

結果は初球を見事に捉えスタンドイン。
勝利を決めるサヨナラのホームランだったが
カメオは「判断を間違えたかなぁ」と思った。

どういうことだろうか。
24年10月09日 18:28
【ウミガメのスープ】 [特攻トマト]

ポストシーズンらしいので投稿。今日18:00くらいに〆予定




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ー解答ー

衰えにより{現役引退}を決めていたカメオだったが{引退試合で活躍}したことにより、
まだ現役を続けられるだけの能力がのこっているのではないかと少し{後悔}したから。


ー解説ー

「お願いします。」

男は深く頭を下げた。

男の名は野呂亀夫。
プロ野球選手である。

身長190センチ体重120オーバーを誇る「ラテの大魔神」としてファンからも親しまれてきた亀夫。
鈍足ながらもその巨体を生かしたパワーと天性のバッティングセンスで長年核を担うバッターとしてラテラルズ牽引してきたチームの顔ともいえる存在の彼だが、
齢も三十路の半ばに差し掛かったあたりからさすがに衰えはじめ、
膝のケガの影響もあって、ここ数年は代打専門の選手として一軍や二軍を行ったり来たりする日々だった。

昨シーズンの成績は
打率.244 本塁打2 打点7。

代打専門としてはやや物足りない成績だった。
選手人生で初めて2割5分を下回ったこともあり、
チームのために後進に道を譲ることも考えていた亀夫がシーズン開幕前に今シーズン限りの{現役引退を決断}したのは
ある意味賢明な判断だったのだろう。

ただ、引退するにあたって亀夫には一つ叶えたい望みがあった。

「最後にもう一度、万全な状態でバーチカルズとの試合でフル出場したい。」

バーチカルズはラテラルズと幾度となくリーグ優勝を争ってきた因縁のライバル球団である。
亀夫にとっても宿敵とも言える相手であった。

通常、引退試合はセレモニーの都合や選手の衰えを考慮して
代打や守備での途中出場や先発してからの途中交代することが一般的だが

亀夫は無茶を承知の上で平伏し球団オーナーや幹部、監督に頼み込んだ。

チームの功労者である亀夫の希望とあって球団側はこれを快諾。
監督も「お前がやりたいようにやれ。」
と一言。

「ありがとうございます!」
亀夫は何度も頭を下げた。



さて、シーズン始まる前に引退宣言の会見を開きそこから数ヶ月経った引退試合当日。

スター選手の引退とあって本拠地ラテラテスタジアムは満員のファンで埋め尽くされていた。

この日のために入念に準備していた亀夫はその甲斐あってか9回終わって4打数3安打2打点と奮起。
しかし、バーチカルズも粘り強く戦い
試合は延長戦までもつれた。

そして迎えた延長11回ウラの攻撃。
ノーアウトランナー無しで亀夫の打席である。

チャンスメイクに専念する選択もあった。
長打を狙うよりかは
四球でも良いから塁に出て後続に期待する方が確率の高い選択と言えるだろう。

だが、亀夫の心は打席に入る前からすでに決まっていた。

(初球から思いきり振り抜いてやる!)

勝っても負けても。
あるいは引き分けたとしても。
イニングからして亀夫にとってはおそらくこれが{現役最後}の打席である。
ならば悔いのないように全力で向かっていきたいと思ったのだ。


それは直球だった。

初球ストライクを取りにいったためか甘いコースに入ったそれは
乾いた音を響かせた後、割れんばかりの大歓声のスタンドに吸い込まれていった。


ファンに応えるように右手を高々と掲げガッツポーズをしながら
巨体を揺らしてゆっくりとダイヤモンドを回る。

唸るような地鳴りと歓声を受けながら亀夫はふと思った。

(これだけ出来るならまだ現役を続けられたのではないか)

ホームではチームメイトやコーチ、監督らが総出で待っている。

({引退を決めたのは失敗したなぁ……})

引退してしまえば

こんなにも眩しい光景も

轟轟と響く声援も

何より野球をプレーできる楽しさも

味わうことができないだなんて。


亀夫はホームベース上で仲間たちに揉みくちゃにされ涙を流しながら思いを馳せていた。


引退セレモニーは試合が長引いたこともあって巻き気味に行われた。
続くヒーローインタビューはボロボロに泣きながらだったので
殆ど何を言っているかもわからない状況だったが
そんな中でも殆どのファンがスタジアムに残って亀夫の声を聞き届けていた。

「野呂選手、最後にファンに向けて一言お願いします!」

亀夫は黙った。
色々な思いが込み上げてくる。

しばらくして泥まみれのユニフォームの袖で涙を拭った。
そして帽子を取り、ファンが聞き取れるようなはっきりとした大声で一言。


【「今までお世話になりましたっ!!!」】


男は深く頭を下げた。
チャーパンつくるよ!!「1ブックマーク」
無類のパン好きであるカメオは
チャーハンを作ろうと思ってトースターを取り出した。

なぜ?
24年10月14日 13:02
【ウミガメのスープ】 [特攻トマト]

今日中にしめます。




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普段パンばかりで米飯食べないカメオは
ほとんど使わない炊飯器はトースターの奥にしまっていたため取り出してコンセントを差し替えた。
油断ならない紛い物「1ブックマーク」
突如発生したゾンビたちによって人間たちは全滅一歩手前という世界。
そんな絶望的な世界でも希望をなくさなかった一人の研究者が、ついに「ゾンビを人間に戻す薬」を完成させた!
・・・・・・しかし、その薬は【効果は一時的なもので肉体は完全に人間に戻せるが肝心の脳は戻らない】というもので、とても完璧とは言えない失敗作だった。
しかし、その薬は生き残った者たちに大いに喜ばれたという。
一体なぜ?
24年10月12日 19:32
【ウミガメのスープ】 [甘木]

SP:天童魔子さん ありがとうございました!




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ゾンビに襲われた人間の末路は「跡形もなく食い尽くされる」か「食い残された半端な肉体でゾンビに感染する」の二つに一つ。
前者であればゾンビの数は増えることはないが、後者であればゾンビの数も増えてより被害が広まることは言うまでもない。
ゾンビは新鮮な肉体の人間にしか興味を示さないため、一度ゾンビになった元人間の肉には興味を示さないのだ。

そんな絶望的な状況の中、研究者が例の薬を開発したというのは朗報であった。
その薬をゾンビの群れに散布して奴らの肉体を一時的にでも人間の状態に戻せたとしたらどうなるか?
肉体だけは新鮮な人間そのものとなったゾンビたちは、互いに共食いを始めるのだ!
こうして効率よくゾンビの数を減らすことに成功した研究者は、救世主として称えられたのであった。
本物だったら欲しかった「1ブックマーク」
とある剣士が、銅の盾を泉に落とした。
すると女神が現れて、剣士に問いかけた。

「あなたが落としたのは、金の盾ですか?それとも、銀の盾ですか?」

それに剣士は迷いなく答えた。

「私が落としたのは銅の盾です。」

「正直者のあなたには、全ての盾を差し上げましょう。」

女神から3つの盾を渡された剣士は、「偽物の盾はいりません」と答えて、女神に盾を2つ返した。

この時、何故剣士は「盾のうち2つは偽物である」と判断したのだろうか?
24年09月30日 19:14
【ウミガメのスープ】 [布袋ナイ]

憧れの(?)金の斧問題です!とりあえず10/13(日)まで!




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【解答】
盾=表彰盾
剣士が持っているのは三位の記念の銅の盾。
本物の金の盾と銀の盾は、大会の優勝者と準優勝者が持っている筈なので、偽物と判断した。

【解説】
剣道の大会の帰り道。
三位という好成績を収めたとある剣士が、泉の近くを通りました。
疲れた様子で歩いていた剣士は、不意に手を滑らせて、貰ったばかりの銅の表彰盾を泉の中に落としてしまいました。

剣士が泉を覗き込むと、泉の女神が現れて剣士に問いかけました。

「あなたが落としたのは、金の盾ですか?それとも、銀の盾ですか?」

それに剣士は迷いなく答えました。
「私が落としたのは銅の盾です。」

「正直者のあなたには、全ての盾を差し上げましょう。」

剣士は、女神から3つの盾を渡されました。
1つは、優勝と書かれた金の盾。
1つは、準優勝と書かれた銀の盾。
そして最後の1つは、第三位と書かれた銅の盾。

けれども、本物の金の盾と銀の盾は、大会の優勝者と準優勝者が持っている筈です。
だから、剣士の目の前にある金と銀の盾は、偽物の盾でした。
…剣士が欲しかったものは、形だけの偽物ではありませんでした。

すぐに剣士は「偽物の盾はいりません」と答えて、女神に金の盾と銀の盾を返しました。
そして、大会で貰った銅の盾だけを持って、また家へと向かって歩きだしたのでした。