みんなのブックマーク

冷静だから見抜けた「1ブックマーク」
捜索が始まって、およそ半年。

行方不明になっていたその資産家は、山奥で首吊り死体となって見つかった。死後1年~1年半は経っているとみられ、かなり腐敗が進んでいる。そばに置かれた鞄には、身分証と、「遺書」と書かれた封筒が入っていた。

中には便箋があり、丁寧な文章で自殺の理由が書かれている。だが、新米警官のカンキチは、一目で遺書が偽物だと見抜いた。

カンキチはこの春、警察官になったばかり。実はカンキチは、{1年目だったからこそ}遺書が別人によって書かれていることがわかったのだが、その理由がお分かりだろうか。
20年06月18日 16:39
【ウミガメのスープ】 [ワヲン]

息抜きに出題。こんな時間ですが、寝落ちの可能性があります




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「遺書」は丁寧に書かれており、文末には日付が記されていた。そこには「令和元年三月二十日」とある。

捜索が行われているのを知った犯人は、不安に駆られて遺書を偽装した。文末には殺した日を記したものの、改元が5月に行われていたことを失念していたのだ。
新元号の発表は4月に行われているため、3月に自殺した人間が「令和元年」と書けるはずがない。

正解は{元号が1年目}だったため。
下賜 「1ブックマーク」
カメコから手渡されたものを受け取ると、カメオはすぐに跪いた。

何を渡されたのだろう?
20年06月14日 14:25
【20の扉】 [八つ橋]

某所に出題したもののリメイクです




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雑巾(ぞうきん)
ゴーストタウン「1ブックマーク」
歴史学者のイソダは幻の町とも言われる「ゴースト町」に向かい、旅に出た

旅の途中に不気味な老婆が話しかけてきた
ゴースト町を探しているというと、ついこないだ訪れたという老婆は詳しく教えてくれた
いつも市場が開かれ、劇場などもあり賑わっているという
イソダはその詳細を細かくメモする

イソダは老婆に礼を言おうとすると、いつの間にか老婆の姿はなかった

そしてゴースト町にたどりつくと…
そこには人ひとりいない…

しかしイソダは「あの老婆の言った通りだ…」とつぶやいた

いったいなぜ?
20年06月19日 00:07
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

磯田道史がめっちゃ好き




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ゴースト町についたイソダだが、既に人は住んでおらず廃墟と化していた
何年か前には急にさびれて廃墟になったらしい
老婆の「ついこないだ」は何年も前だったのだろう。老人になると何年も前を「ついこないだ」と言いがちだ

しかし、記憶は古いが、店の跡の配置などは概ね正しかった
賑わっていたという「通り」もはっきりとわかった

「あの老婆の言った「通り」はここなのか…」という意味でイソダはつぶやいたのだった
小さい頃からお姫様に憧れていたヒメコ
高価な服でイケメンにお姫様抱っこされて、みんなの注目あびたいなー
と夢見ていた

大人になったヒメコはその夢が叶った
高価な服でイケメン‥しかも一人でなく複数に抱っこされ、みんなの注目を浴びたのだ

しかしヒメコは内心
「思てたんとちゃうねん!」
とツッコミを入れた

どういうことだろうか?

※このスープは「スナイプ限定」です
何度でも質問してもらって構いませんが、当てに行く質問オンリーとなります
※正解に近くても良質問はつけません
※が、ネタ質問で面白かったら良質問は気まぐれにつけます
20年06月18日 11:52
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

19(金)9時→仕事で12時までは延長!。三振かホームラン!フルスイングカモン!




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ヒメコはお姫様になりたいという夢もあったが、もう一つの夢である宇宙飛行士になりたいという夢があった

その夢を叶え、ヒメコは宇宙へ‥
宇宙ステーションでの奇抜な実験でヒメコはたちまち世界の人気者になった

いよいよ帰還することになり、無事に地球に降り立ったヒメコ
しかし、長らくの宇宙生活で地球の重力に耐えられる体ではない‥

何億円もする宇宙服に身を包まれ、イケメンの回収スタッフ複数人に抱えられるヒメコ
世界中にこの様子は中継されている

ふともう一つのお姫様になりたい夢を思い出した
今、まさに同じような状況だった

「思てたんとちゃうねん!」

叫ぼうにもぐったりしており、心の中でツッこんだ
天災の仲裁「1ブックマーク」
ある真夏の夜のこと、二人の男A・Bが言い争いをしていた。
A「おい、今のはどういうことだ!あんた、イカサマしてるんじゃないだろうな!?金返せ!」
そう言ってBに詰め寄るAは、気性の激しい性格のようだ。その手には銃も握られている。しかしBも剛胆な性格のようで、Aの気勢には全く動じない。
B「…いいや、俺はそんなセコい真似はしないよ。今のは、単にあんたがミスしただけだろう。」
A「なんだと…!?」
そんな険悪な雰囲気の中、突如として地震が起こった。揺れが収まった後、Aは「悪かったよ……。」とBに謝罪した。
一体なぜ?
20年06月20日 14:24
【ウミガメのスープ】 [ブラダマンテ]



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ある真夏の夜のこと、そこでは夏祭りが行われており、Bは射的の屋台を出していた。Bの屋台では、銃弾を当てて景品を倒した場合にその景品を貰えるというルールであった。そこに客としてやってきたAは、見事景品に銃弾を当てたのだが、その景品が倒れなかったため言い争いが生じたのだ。

「おい、何で弾を当てたのに景品が倒れないんだ!まさか、{景品を全部固定して倒れないようにしている}なんて古典的なイカサマをしてるんじゃないだろうな!?金返せ!」と、Aは射的用の銃を持ったままBに詰め寄った。しかしBは「そんなセコい真似はしない、単にAの弾の当て方が悪かっただけだ」と反論。

そんな険悪な雰囲気の中で突如地震が起こり、そこでAは目を見張った。{地震の揺れにより、Bの射的の景品が全て倒れてしまった}のだ。これでは、BがAの言うようなイカサマをしていないことなど一目瞭然である。気性は荒いが堅気な面もあるAは素直に自分の非を認め、謝罪したのだ。
A「確かに、俺が下手くそだっただけみたいだな。悪かったよ…」
B「まあ、分かればいいんだよ」

その後、Aはお詫びとしてBが景品を並べ直すのを手伝い、Bはそのお礼としてAが弾を当てていた景品をプレゼントしてあげた。
これにて一件落着である。