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カメオが投稿している冒険小説。
ヒロインが先祖代々受け継いだペンダントは古代遺跡の鍵になっており……遺物を狙う悪役との決死の戦いに勝利したものの、遺跡が崩れ出したといったところで誤字だらけの投稿がされた。

「早く逃げうｒぞラテコ！」
「でも……！待ってよ、ラテオ！」
「こｔっちだ！急げ！」

折角辿り着いた遺跡から何も持ち出せないまま逃げ出す主人公達。
沢山のコメントが誤字を指摘するもカメオの投稿は訂正されることなく、１日数行ずつ淡々と投稿される。
そして数日後。

何かを吐き出したラテオの手には朝日を反射して輝くペンダントが握られていた。
ラテコが先祖代々引き継いでいた、遺跡の鍵でもある紅玉のペンダントだ。
「戦ってるときに奪い返して、咄嗟に口の中に隠したんだ……ゴメン、洗ってから返すよ」

｛主人公ラテオが口の中に物を入れていたことが１日数行しか投稿されない為、数日後の投稿で明らかになった｝のである。
ラテオの台詞に誤字が多くあったのは｛口に物が入っていて呂律が悪くなっているという演出｝だったのだ。
読者の１人が「もしかして数日前の更新で主人公の台詞に誤字が多かったのはわざとでは？」とコメントをしたのを皮切りに、誤字だらけだった投稿に遡った読者達から「この誤字が伏線だとは気付かなかった」と賞賛のコメントがついたのであった。


要点
・誤字があったのはラテオの台詞にのみであり、ラテオが口に物を入れていることを表現していた
・数行ずつ投稿されているため誤字に理由があったと判明するまでに数日の間があった
・読者は上手く喋れなかったのを誤字で表現したカメオの伏線の入れ方を気が付かなかったと賞賛した

カメオは図書館司書。
カメオは(図書館で客が)本を読む際、カップルが手を絡ませ、キャッキャッといちゃつきながら本を読んでいる場合は、周りに迷惑なので、注意する。

夫の残したダイイングメッセージは
特徴的な妻の後ろの首のほくろを示していたので
駆け付けたお巡りさんにはすぐに犯人が分かったのですが・・・・


それだけでは物的証拠にならず逮捕令状が取れなかったために
重要参考人にとして任意同行を求めるしか出来なかったのです。

さて、そもそもの問題として、どうしてカメオには「百発打ち込んで三発しか当たらない」というデータがあるのか？
この現代日本でどうやって銃と100発の銃弾を集めたのか？

理由は簡単。カメオは武器商人であり、数多くの銃や銃弾を所有していたからだ。
カメオは、武器を外国から輸入して、反社会的組織に武器を販売する輩だったのだ。
危険な仕事であるが故、時々「自衛の練習」のために射撃をしていたらしく、三発しか当たらないという検証結果はその時に得た様だ。

そんなカメオは、射撃の腕前はダメでも、武器商人としての腕前はかなり良かったようである。
警察に一切の存在を感じさせない素早い行動をするカメオの名前や顔は、取引相手にさえも伝わっていなかった。


だが、カメオも年を取れば実力が落ちる。
仕事をし始めてから40年目にして、ようやく警察に逮捕されてしまったのだ。
その後マスコミが「犯罪者のカメオ」を「実名で」報道したのだ。


そのニュースを視聴した一部の視聴者（反社会勢力の人達）はこう思った。


「今までコイツの名前が分からなかったが、カメオと言うのか…」
「この現代日本で、数多くの武器を集めた挙句何十年も仕事をし続けたカメオは、武器商人としては凄腕ではなかろうか。」


カメオという名前に凄腕というイメージが付いたのは、テレビで実名が報道されたからである。

部活動にいそしむトモヒロはコンビニで緑茶とウーロン茶を購入しこれら2つの中身を｛水筒に｝そっくり入れ替えて学校に持って行くのです。


購買部には紙パックの飲料水しか売っておらず冷たくて美味しい飲み物を学校に持ち込むには温度を一定に保ってくれる水筒に入れてくるしかなかったのですよ