みんなのブックマーク

good bless you「4ブックマーク」
アメジルシ乳業が社運をかけて開発した{『さけるCheese』。}
調理する必要はなく、袋から取り出してそのまま食べることができるチーズである。

味は普通のチーズよりも格段に良く、ちぎり方によって食感の変化も楽しめる商品に仕上がった。

スーパーやコンビニなどに置かれ、充分な量を出荷したのだが、アメジルシ乳業にはクレームが多く寄せられた。

その内容の多くは{「食べる際に疲れてしまう」}というものだった。

いったいなぜ?

※この問題は非現実要素を含みます。
22年08月26日 11:20
【ウミガメのスープ】 [山椒家]

商品名に偽りなし




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※非現実要素。チーズは意志を持った生き物である。

「いただきまーす…くっ…この…ちょこまかと避けやがって!」
手でつまもうとするが活きがよく、すばやく【避ける】チーズ。

その回避率はドラクエのはぐれメタル並みである。

そして10分後。

「はぁ…はぁ…やっと観念したか…。それにしても疲れた……」


簡易解説・食べようとしたら【{避けるチーズ}】
もう一回もう一回「4ブックマーク」
近所の河原で行われた花火大会。

その日最後の花火の火花が田中の足元に落ちた。

そのせいで田中はクラスメイトの名前を何度も呼ぶことになった。

一体なぜ?
22年08月31日 22:31
【ウミガメのスープ】 [ダニー]

決してつかまえることのできない花火のような光だとしたって




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クラスメイト達と遊びに来てた近所の河原の花火大会。

田中と三好さんは気がついたら皆とはぐれており、2人で花火を見ていた。

くっつきそうでなかなかくっかない2人にやきもきしたクラスメイト達が気を遣ってくれたのだった。

2人とも薄々そのことに気がついていたのだが、お互いそのことには触れず、静かに花火を眺めていた。

そして一際大きな破裂音の後に急に訪れた静寂。

「・・・終わっちゃったね」
さっきまで大輪の花を咲かせていた夜空を見上げて少し寂しそうに呟く三好さん。
「・・・俺、さ。手持ち花火持ってきたんだ。皆でやろうと思ってたんだけど・・・。良かったら一緒にやらない?」
「・・・うん!やろう!」

そうして手持ち花火に興じる2人。

2人きりというシチュエーションに羞恥が募り沈黙の多い2人。
河原には花火の爆ぜる音だけが響くのだが、田中はその沈黙でさえも愛おしく感じた。

(やっぱり俺は三好さんが好きなんだなあ)
あらためて田中はそう思ったのだった。

楽しい時間は足早に過ぎ。

手持ち花火は線香花火を残すのみとなっていた。

「ねえ? 勝負しない?」
「勝負?」
「線香花火。先に落とした方が負け」
「いいよ、やろうやろう」
「じゃあ同時に火をつけて」
「オッケー・・・ よし、スタート」
「罰ゲームは負けた人が何でも一つ言うことを聞くこと!」
「え? 急になに? あっ・・・」

彼女の急な罰ゲーム宣言に動揺してあっという間に自分の足元に火花を落としてしまった田中。

「よし!私の勝ち!」
「えー、俺、そのルール了承してないんだけど」
「男がぐちぐち言わないの。罰ゲームはね・・・」
「三好さん、あんまり無茶なこと言わないでよ」
「うーん・・・ じゃあ・・・ いづみ!」
「・・・はい?」
「いづみ。私の名前」
「・・・うん、知ってる」
「リピートアフターミー、い、づ、み!」

ようやく彼女の要求が飲み込めた田中。

「・・・い、いづみ・・・さん?」
「ドントニード"さん"!」
「(なぜに英語?)・・・・・・・・・い、いづみ」

田中が絞り出した"いづみ"にニヤニヤが止まらない三好さん。

「いいづみ、じゃないよー、い、づ、み!」
「いづみ」
「もう一回!」
「いづみ!」
「もっと大きな声で!」
「いづみ!!!」
「あはは!いいよいいよー!」
「いづみー!!!」
「うるせえ!何時だと思ってんだ!」
窓から身を乗り出した近所の親父に怒鳴られる2人。

「「ごめんなさーい!」」
そう大声で謝った後、声を抑えながら笑い合う2人。

「はー・・・。ねえ、いづみ」
「ふふっ、なあに?」

「好きです、付き合ってください」


2人の隙間を埋めてよ、「4ブックマーク」
花火大会の日。
花火の上がった「{どーん!}」という音が鳴ってしばらくすると、明るく照らされた彼女の顔が見えた。
会場へ向かう人をよそ目にマンションのベランダから空を見た僕たちは、目が合うと{恥ずかしくてうつむいた}。

彼女は顔を覆って「{もう無理…限界です…}」と呟く始末。

{(あぁ…もっと2人の間が遠ければよかったのに)}

僕がそう思ったのは一体なぜ?
22年09月02日 21:40
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]

タイトル案ならびにテストプレイ感謝です!




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≪簡易解説≫
向かいのマンションの住人に{変な部屋着}を見られたから。


「僕」と「彼女」は向かいのマンションの同じ階に住んでいる。
ある日、花火の音がしたのでベランダに出るとしばらくして、向かいの部屋のカーテンが開いて明るくなり、彼女が出てきた。
マンションが林立する住宅街だ。お互いの顔を認識できるほどの間しか開いていないため、たまに洗濯の際に見かけると、会釈くらいはする仲だ。
僕も彼女も空を見上げるも、他のマンションが邪魔して花火は見えそうにない。
がっかりして視線を戻すと明らかに部屋着であろうTシャツ姿の女性が。しかも顔にはパックも。
そういう僕も「{もう無理。。。限界です。。。}」と書かれたTシャツ。

お互いの姿を見て思わずうつむく2人。
これ絶対彼女にTシャツの文字読まれた…笑ってるし。

あぁ、せめて2人の住んでるマンションの間隔がもっと空いていれば、変なTシャツ着てることはバレなかっただろうになぁ…
それは紙のみぞ知る「4ブックマーク」
長方形の紙を2箇所折り曲げて五角形にした田中。

薔薇の絵が描かれているが文字などは一切書かれていないその紙を見て、離小島はこれを田中からの挑戦状として受け取った。

一体なぜ?

※過去問リメイク。ピーンと来た人はそのままピーンとした状態を維持してください
22年09月02日 23:27
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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田中が折った長方形の紙は縦10cmに対し横が100m。つまりこれ、トイレットペーパー。

田中は浮気相手のタカ君ん家でトイレを借りた後、薔薇の絵が描かれた薔薇の香りのするトイレットペーパーの先を二回折って長方形を五角形にした。

つまりこれ、よくデパートのトイレで見かける「次の人が取り出しやすいように先を三角に折る」あの行為である。

もちろんタカ君はそんな気遣いはしない。

田中が帰った後、タカ君の彼女の離小島が部屋を訪れた際そのトイレットペーパーを見て、タカ君以外の第三者がこのトイレを使用したと確信した。

そしてこれは自分に対する挑戦状なのだと。

とりあえず離小島はタカ君を殴った。トイレを出た後、手を洗わずに殴った。

リメイク元
http://sui-hei.net/mondai/show/13546
この事件には裏がない「4ブックマーク」
とある探偵は捜査が難航していた「密室連続殺人事件」の犯人を見事ちかまえたのだが、
探偵は(呆気ないな...)と思ってしまった。【何故?】
22年09月02日 19:09
【ウミガメのスープ】 [ちくわ]

事情により、不定期で返信します。ご理解ください。




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探偵が犯人を捕まえた理由?そりゃあもちろん、機転をきかせた名推理で、犯人のトリックを解明!...なーんてかっこいい逮捕なんて出来ず、たまたま偵察に行った時に現行犯で犯人を逮捕!
はぁ、せっかくの活躍の場で気分が上がっていたのに推理すらできないなんて、ついてないなぁ...