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【らてクエ15-1】こっぱずかし「1ブックマーク」
ミカドに求婚されたカグヤは了承する条件として無理難題をつきつけた。ミカドは遠回しな断り文句だとは思いつつも、なんとかしようと試行錯誤したが、条件をクリアすることができなかった。しかし、ふたりは結婚することになった。いったいなぜ?
22年05月21日 22:31
【ウミガメのスープ】 [ごらんしん]



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ミカドの求婚とカグヤの無理難題は、結婚する二人が子どもの頃の1エピソードだから。

【『ストーリー』】

ここは、五条家と五宮家の披露宴会場。
お色直しの間にムービーが流れている。


司会「帝くんとかぐやさんの出会いは幼稚園の頃なんですね。 幼馴染から恋人、そして結婚なんて、まるでマンガの世界みたいですね。 それでは、二人の愛の軌跡をムービーで観ていきましょう!」

帝「かぐやちゃん大好き~ ケッコンしてよ~」
かぐや「(またか、しつこいなぁ)私、ケッコンしたら、おっきなお城に住みたいんだ! みかどくんちがお城ならケッコンしてもいいよ!」
帝「わかったぁ~ 何とかしてみるよぉ~!(カメラの方を見て)おかあさ~ん、お城に引っ越そうよぉ~ シンデレラみたいなやつぅ~」
帝ママ「ばっかねえ、あんた体よく断られてるのよ! かぐやちゃんモテるんだから諦めなさい!」
帝「そんなのわかってるよぉ~ でもかぐやちゃんとケッコンしたいんだよぉ~ お城探してきてよぉ~」
帝ママ「お城なんて無理に決まってるでしょ! だいたい、そんなもんどこに売ってるのよ!」
帝「テラカリ見てみようよぉ~ 安いのが出品されてるかもしれないよぉ~」

こっぱずかしいムービーはまだまだ続くのだった。
神の裁き「1ブックマーク」
カメカメ王国では雷神信仰が盛んであり、罪人や嘘をついたものには雷を落とすと言われ実際に何人もその裁きを受けてきた

カメオとウミオが言い争いをしていたので、警察によって裁きの間に連れてこられた。


カメオ「私は足を骨折しているので仕事はできません。なのに上司であるウミオは働けというのです。」

ウミオ「こいつは何度も仮病で休んでいるのです。今度という今度は許しません。」

裁判官「どれ、ここはひとつ、雷神様に裁きを下してもらおう。」

そして、カメオに裁きが下った。


裁判官「今回はウミオ、お主の負けのようじゃな。」

ウミオ「そうですね...」


どういうこと?
20年04月22日 23:39
【ウミガメのスープ】 [アルタ]

我は神なり




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カメオ「俺は本当に骨折している、嘘ではな...あばばばばばばばばばば!!!!!!!!!」


雷を落とされたカメオの骨がマンガ的表現で浮き上がる。
その足の骨は確かに折れていたので、カメオの主張は認められたのだ。


カメオ「なんで俺が裁きを受けるんだ...」

裁判官「今までの罰じゃろ。」
仮想現実技術が発達した、ある未来。
「ユウキ、起きなさい! 学校に遅れるよ!」という声で、アクタは目覚めた。

白井ユウキは、ドジな女子高生だ。
慌てて階段から降りるときに転び、体中を強く打つ。
涙のにじむ目でテーブルにつき、コーヒーを啜ると、熱さで飛び上がる。
家族が心配そうな顔をしたからか、彼女はへらへらと笑った。

アクタは、あの時あんなに遊ぶのではなかった、と思った。
何故か?

★本出題では、仮想現実技術の発達具合および仮想現実空間の出来事は、非現実要素に含みません。
22年05月22日 20:25
【ウミガメのスープ】 [マイけ~る]

テーマ:『非現実要素はありますか?』と質問したくなる問題 キーワード:仮




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解説概要:
アクタは白井ユウキを惨殺した犯人であり、現在「犯罪被害者の受けた苦痛を、仮想現実で加害者がそっくりそのまま受ける」刑を受けている。
階段から落ちたりコーヒーで火傷しかけた時、ユウキが自分の想定よりも痛みに強かったことを知り、そんなユウキが苦しむほどの痛みをアクタ自身が与えたことを後悔している。

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仮想現実技術が発達した、ある未来。
人間の感覚を仮想空間で再現することが可能になり、リアルな感覚を任意に感じる/感じさせることが出来るようになった。
この技術革新は、他者に理解させづらい感覚の伝達を可能にした。一般への普及を目標に、教育など他者理解の必要な分野で利用され始めた。
技術利用の中で、他者の人権を損なう行為の予防と戒めとして、刑罰に「犯罪被害者の受けた苦痛を、仮想現実で加害者がそっくりそのまま受ける」ことを含むようになった。
被害者の再現体に加害者の感覚が入った状態で、加害の状況を再現するというものだ。

アクタはそんな世に現れた連続猟奇殺人犯。
何故被害者たちを口に出すも悍ましい目に遭わせたのか、という質問に、「ひどく痛がる姿が面白かったから」と供述した。
彼が被害者たちの痛みを受けることは、当然誰も止めようとしなかった。

アクタは考えが浅かった。
被害者が痛みに耐えられなかったのは、単に弱かったからだろう、と思っていたのだ。
そっくりそのままの痛みだとしても、自分なら耐えられる、と。

刑は、被害者の日常が加害者によって奪われたことを強調するため、加害より前の時間から…つまり生活シーンから始まる。
被害者の一人、白井ユウキの朝を通じ、アクタは間違いに気が付いた。
アクタ自身が悶える程度に床は硬く、火傷感を覚えるほどコーヒーも熱い。
ユウキは笑ってそれらを流したのだ。
そのユウキが泣き喚き、助けを求め、最終的には自分を殺すように頼んだ。
自分はどれほどの痛みを与えていたのか?

……自然と、アクタは後悔していた。
面白いからと言って、あの時あんなに人間で遊ぶのではなかった、と。
包装をはいでください「1ブックマーク」
店に来た客は、色々ある商品の中で、綺麗に包装されているものを手に取ることが多い。
彼らはその商品を買うつもりは端からないのだが、手に取った瞬間、皆残念そうに元の場所に戻すのは一体なぜ?
22年01月15日 21:21
【ウミガメのスープ】 [ベルン]



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本屋で、立ち読み禁止のため、透明のフィルムで漫画を包装している。

そのうち、綺麗に包装されていて、パッと見ただけではフィルムがかかっていないと勘違いする客が、どんな漫画なのだろう、立ち読みしてみようと手に取るのだが、フィルムがかかっているので読めないことが分かると、残念そうな顔をして元の場所に戻すのだった。
しわぶくろ警察署の刑事部捜査一課。

課長の田中の机は綺麗に整頓されている。

田中はいつものように椅子に深く腰掛け、目の前に並んだ事件のファイルを見つめた。

過去の未解決事件の資料が入ったファイルの中の一つの「しわぶくろ駅前商店街における中年男性殺人事件」。

田中は手を伸ばし優しくそのファイルの角を撫ではじめた。

一体なぜ?
22年05月16日 23:21
【ウミガメのスープ】 [ダニー]

5/22の23:59に締めます




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デスクに座っている田中の目の前にはパソコンがある。

田中は整理整頓は得意だがパソコンは苦手だ。
事件のファイルはデスクトップにズラッと並んでいる。

そのパソコンのデスクトップの壁紙は田中の娘の写真。
「しわぶくろ駅前商店街における中年男性殺人事件」のファイルが置いてある位置に娘の頭がある。

田中が愛おしそうに娘の頭あたりを撫でると、ファイルの角も一緒に撫でてしまうのであった。