「親愛なるあなたへ」「1ブックマーク」
俺が言うのも何だが、香澄は本当にいい女だ。
気立ても良くて、頭も良い、器量も良い。恥ずかしくて、口にして言えなかったけどな。
思えば、よく昔の話をしてくれたな。…10年前の小学生のころの話だって、香澄はよく覚えてた。些細な出来事でも、まるで昨日のように覚えてたよな。
未来の話も好きだったな。これからのこと、たくさん話したもん。今日のことだって、ずっと前からわかってたみたいだ。
ずっと一緒にいたからわかる。香澄のこと…そう思ってた。
今、知りたくてたまらないよ。
目に焼きついてる、全てが始まったあの日。滅多に泣かないお前があんなに泣いたあの日。
だけど違うんだ。今日の涙。
理由はわからない、でもこれだけはわかる。
今の香澄の涙には、2つの色があることを。
語り手(俺)がこう思った物語の真相を解き明かしてください。
気立ても良くて、頭も良い、器量も良い。恥ずかしくて、口にして言えなかったけどな。
思えば、よく昔の話をしてくれたな。…10年前の小学生のころの話だって、香澄はよく覚えてた。些細な出来事でも、まるで昨日のように覚えてたよな。
未来の話も好きだったな。これからのこと、たくさん話したもん。今日のことだって、ずっと前からわかってたみたいだ。
ずっと一緒にいたからわかる。香澄のこと…そう思ってた。
今、知りたくてたまらないよ。
目に焼きついてる、全てが始まったあの日。滅多に泣かないお前があんなに泣いたあの日。
だけど違うんだ。今日の涙。
理由はわからない、でもこれだけはわかる。
今の香澄の涙には、2つの色があることを。
語り手(俺)がこう思った物語の真相を解き明かしてください。
18年08月19日 10:02
【ウミガメのスープ】 [トキタ]
【ウミガメのスープ】 [トキタ]
解説を見る
あの人に話したらきっと笑われるだろうなぁ。
ぴったり10年前の私と、ぴったり10年後の私、2人と毎日夢の中でたくさん話ししたんだってこと。
最初はただの夢だと思った。一人っ子の私に、姿は見えないけどお姉ちゃんがお話ししてくれる素敵な夢だって…でも10歳の誕生日の夜、その日から妹ができたの。
夢の中で産声を聴いて、自分は特別なんだとはっきりわかった。
夢の中の未来の私の話のおかげで、夢から覚めても未来のことが楽しみで楽しみで仕方なかった。私はどんな人生を歩んでいくんだろう?色んな話を聞かせてくれた。学校のこと、友達のこと、家族のこと、大変だけどお仕事のことも。…その日が来たときのために、全部の楽しみを奪わないよう肝心なことはお姉ちゃんのような口調ではぐらかして伝えてくれたわ。
嫌なことがあっても、2人が支えてくれた。2人のどっちかが辛そうなときは、気がまぎれるように私も話しかけた。
ある日、未来の私はとても嬉しそうに感じた。その意味に気づいたのは、未来の私の話と、そして今日からちょうど10年前…あの人からの告白で、なんとなくわかった。
ずっとそばにいてくれたあの人と、これからもずっと一緒にいれるんだって。
そのころから私もお姉ちゃんになった気持ちになって、昔の私にその日の出来事をたくさん話すようになったなぁ。10年後の楽しみを奪わないように…ときどき、言いすぎちゃうこともあったけど。
そうやって姉と妹と私、3姉妹のように過ごしていくつもりだった。ずっと永遠に…
終わりは未来の私が教えてくれることはわかってた。
だけど、こんなに早いとは思いもしなかった。
今になってわかる、未来の私はきっとたくさん気遣って話してくれたんだって。私の未来が輝くように。あの人と一緒に、今日この日を迎えられるように。
あの人への想いもたくさん教えてくれた。そしてわかったの。10年たっても、何にも変わらないんだって。
最後の最後まで、身体の痛みも心の痛みも隠して。
もうお姉ちゃんはいない。今夜から、私が幸せを伝えていく番。
親愛なる10年前の私へ。
今日、私はあの人と結婚します。
要約
香澄は語り手(俺)と幼馴染で、10年来の恋人。今日がその2人の結婚式。
香澄は夢の中でちょうど10年前とちょうど10年後の自分と話す能力を持っている。
香澄にとって夢の中の2人は自分というより姉妹みたいな存在で、特に10年後の自分を姉のように慕い、会話を楽しみにしていた。
結婚前夜の夢の中で10年後の自分と話せなくなったことから、自分の命があと10年だとわかり、語り手と結婚することの幸せと、その幸せが10年しか続かないことと姉のように慕っていた10年後の自分がいなくなったことへの哀しさが混じった涙を流す。
その日以来、10年前の自分には、つかの間の幸福を噛み締めてもらえるように、今度は姉として話をしていく。自分の生涯を後悔しないためにも。
ぴったり10年前の私と、ぴったり10年後の私、2人と毎日夢の中でたくさん話ししたんだってこと。
最初はただの夢だと思った。一人っ子の私に、姿は見えないけどお姉ちゃんがお話ししてくれる素敵な夢だって…でも10歳の誕生日の夜、その日から妹ができたの。
夢の中で産声を聴いて、自分は特別なんだとはっきりわかった。
夢の中の未来の私の話のおかげで、夢から覚めても未来のことが楽しみで楽しみで仕方なかった。私はどんな人生を歩んでいくんだろう?色んな話を聞かせてくれた。学校のこと、友達のこと、家族のこと、大変だけどお仕事のことも。…その日が来たときのために、全部の楽しみを奪わないよう肝心なことはお姉ちゃんのような口調ではぐらかして伝えてくれたわ。
嫌なことがあっても、2人が支えてくれた。2人のどっちかが辛そうなときは、気がまぎれるように私も話しかけた。
ある日、未来の私はとても嬉しそうに感じた。その意味に気づいたのは、未来の私の話と、そして今日からちょうど10年前…あの人からの告白で、なんとなくわかった。
ずっとそばにいてくれたあの人と、これからもずっと一緒にいれるんだって。
そのころから私もお姉ちゃんになった気持ちになって、昔の私にその日の出来事をたくさん話すようになったなぁ。10年後の楽しみを奪わないように…ときどき、言いすぎちゃうこともあったけど。
そうやって姉と妹と私、3姉妹のように過ごしていくつもりだった。ずっと永遠に…
終わりは未来の私が教えてくれることはわかってた。
だけど、こんなに早いとは思いもしなかった。
今になってわかる、未来の私はきっとたくさん気遣って話してくれたんだって。私の未来が輝くように。あの人と一緒に、今日この日を迎えられるように。
あの人への想いもたくさん教えてくれた。そしてわかったの。10年たっても、何にも変わらないんだって。
最後の最後まで、身体の痛みも心の痛みも隠して。
もうお姉ちゃんはいない。今夜から、私が幸せを伝えていく番。
親愛なる10年前の私へ。
今日、私はあの人と結婚します。
要約
香澄は語り手(俺)と幼馴染で、10年来の恋人。今日がその2人の結婚式。
香澄は夢の中でちょうど10年前とちょうど10年後の自分と話す能力を持っている。
香澄にとって夢の中の2人は自分というより姉妹みたいな存在で、特に10年後の自分を姉のように慕い、会話を楽しみにしていた。
結婚前夜の夢の中で10年後の自分と話せなくなったことから、自分の命があと10年だとわかり、語り手と結婚することの幸せと、その幸せが10年しか続かないことと姉のように慕っていた10年後の自分がいなくなったことへの哀しさが混じった涙を流す。
その日以来、10年前の自分には、つかの間の幸福を噛み締めてもらえるように、今度は姉として話をしていく。自分の生涯を後悔しないためにも。
「第二次わにゃんブーム逃した男編」「1ブックマーク」
わにゃんを飼えなかった男がいた
そんなある日 一匹のわにゃんが
男の元へ駆け寄ってきた
しかし撫でることはできないため
男は絶対わにゃんを飼うことを決意した
一体なぜ?
そんなある日 一匹のわにゃんが
男の元へ駆け寄ってきた
しかし撫でることはできないため
男は絶対わにゃんを飼うことを決意した
一体なぜ?
21年10月02日 21:42
【ウミガメのスープ】 [紅ウルフ]
【ウミガメのスープ】 [紅ウルフ]

正解ならわにゃんでコメントにゃ~
解説を見る
男はわにゃんを飼えなかったことで
せめての隙間埋めにノート端に
わにゃんが駆け寄ってくるパラパラ漫画を書いて和んでいた しかし実物が欲しくなり
飼うことを決意した
せめての隙間埋めにノート端に
わにゃんが駆け寄ってくるパラパラ漫画を書いて和んでいた しかし実物が欲しくなり
飼うことを決意した
「愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!!」「1ブックマーク」
銀河 圭は自分の部下であるカメオとカメコが結婚すると知り喜んだが予想を超える出費に驚いた
何故?
【参加テーマ・好きなアニメのセリフと言えば?】
何故?
【参加テーマ・好きなアニメのセリフと言えば?】
21年10月02日 10:11
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]

ネタ提供 ぎんがけいさん
解説を見る
カメオとカメコが結婚するのかぁ。御祝儀ははずまないとな
・・・え?二人が結婚するのではなく、いや、二人が結婚するんだけど別の二人と結婚するの?
だったら御祝儀代その他2倍必要になるじゃないか・・・
・・・え?二人が結婚するのではなく、いや、二人が結婚するんだけど別の二人と結婚するの?
だったら御祝儀代その他2倍必要になるじゃないか・・・
「デートの続きと二人の道行き」「1ブックマーク」
仲の良い恋人同士のカメオとウミコは、楽しいデートを終えて静かな夜道を二人で歩いていた。
ウミコは空に浮かぶ大きな満月を指差して、
「ほら見て、綺麗な月」
と言った。
その手の上に小さな雪のかけらが一つ、ゆっくりと降りてきて、
「わぁ!空は晴れてるのに、雪だよ、雪!」
と、ウミコは嬉しそうな声を上げた。
その光景の美しさに見惚れてカメオがしばらく黙っていると、
「ねえ……私のこと、好き?」
とウミコが聞いてきた。
しかしカメオはその時、何かを踏んだような感覚を覚えて急に立ち止まった。
「ちょっと、無視する気?」
ウミコは怒り出したが、カメオは何を踏んだのかをもう一度確認してニヤリと笑った。
一体何があったのだろうか?
ウミコは空に浮かぶ大きな満月を指差して、
「ほら見て、綺麗な月」
と言った。
その手の上に小さな雪のかけらが一つ、ゆっくりと降りてきて、
「わぁ!空は晴れてるのに、雪だよ、雪!」
と、ウミコは嬉しそうな声を上げた。
その光景の美しさに見惚れてカメオがしばらく黙っていると、
「ねえ……私のこと、好き?」
とウミコが聞いてきた。
しかしカメオはその時、何かを踏んだような感覚を覚えて急に立ち止まった。
「ちょっと、無視する気?」
ウミコは怒り出したが、カメオは何を踏んだのかをもう一度確認してニヤリと笑った。
一体何があったのだろうか?
21年10月02日 23:17
【ウミガメのスープ】 [わかめ]
【ウミガメのスープ】 [わかめ]

この問題の難易度がどの程度なのかよくわかっていません。
解説を見る
カメオはラッパーであり、日常の言葉の中から{韻}を踏んでいる部分を見つけ出すという癖があった。
ウミコと一緒に歩いていたこの時も、ウミコが言った言葉の末尾の
【{「月」「雪」「好き」}】
の音が【{「u-ki」}】で{脚韻}を踏んでいることに気付いて立ち止まり、さらに
【「無視{する気}?」】
ともう一度韻を踏んだのでニヤリと笑ったのだ。
ウミコと一緒に歩いていたこの時も、ウミコが言った言葉の末尾の
【{「月」「雪」「好き」}】
の音が【{「u-ki」}】で{脚韻}を踏んでいることに気付いて立ち止まり、さらに
【「無視{する気}?」】
ともう一度韻を踏んだのでニヤリと笑ったのだ。
「【らてクエ11-2】出るな出るなも出ろのうち」「1ブックマーク」
放浪癖のあるバテオ。ある日とある森にまつわる怪談話を聞いた。
何でもその森の中にあるとある池には、幽霊が「出る」とのこと。
ホラーが苦手なのに何となく好奇心が湧いたバテオは、早速件の森へと足を運んだ。
そしてバテオは実際に幽霊に遭遇し、非常に驚いたのだが、数十秒後に喜んだ。
一体なぜ?
何でもその森の中にあるとある池には、幽霊が「出る」とのこと。
ホラーが苦手なのに何となく好奇心が湧いたバテオは、早速件の森へと足を運んだ。
そしてバテオは実際に幽霊に遭遇し、非常に驚いたのだが、数十秒後に喜んだ。
一体なぜ?
21年10月03日 22:12
【ウミガメのスープ】 [シチテンバットー]
【ウミガメのスープ】 [シチテンバットー]

参加ありがとうございました。幽霊スープ。
解説を見る
怪談話を聞いて森にやって来たバテオ。
しかしマップも用意したというのに注意力が散漫だったか、情報収集が足りなかったせいか、夜ということもあり道を間違えてしまったのか、完全に迷ってしまった。
スマホの電波も全く届かないし、頼みの地図も現在地が分からないせいで役に立たない。
入口から池までそんなに距離が離れておらず、そのためサッと訪れ池を見て幽霊の存在の有無を確認した後にサッと帰るつもりだったので、装備も十分な物とは言えなかった。
このままでは野垂れ死ぬかもしれない・・・幽霊の噂を確認しに来て自分が幽霊になるとか笑うに笑えない。
そんな時、ふと顔を上げると、そこには青白い顔をした足のない長い黒髪の女性が!!!
とても驚いてしまったバテオ。しかしふと周りを見渡すと、池が見えた。
ここが例の池か?すると現在地は・・・この池か。現在地さえ分かればマップを頼りに森を出ることが出来る!
あわや遭難・・・と思っていたバテオはとても喜んだ。
【簡易解説】
森の中で道に迷ってしまったが、幽霊に遭遇したことで現在地が例の池であることが分かったから。
しかしマップも用意したというのに注意力が散漫だったか、情報収集が足りなかったせいか、夜ということもあり道を間違えてしまったのか、完全に迷ってしまった。
スマホの電波も全く届かないし、頼みの地図も現在地が分からないせいで役に立たない。
入口から池までそんなに距離が離れておらず、そのためサッと訪れ池を見て幽霊の存在の有無を確認した後にサッと帰るつもりだったので、装備も十分な物とは言えなかった。
このままでは野垂れ死ぬかもしれない・・・幽霊の噂を確認しに来て自分が幽霊になるとか笑うに笑えない。
そんな時、ふと顔を上げると、そこには青白い顔をした足のない長い黒髪の女性が!!!
とても驚いてしまったバテオ。しかしふと周りを見渡すと、池が見えた。
ここが例の池か?すると現在地は・・・この池か。現在地さえ分かればマップを頼りに森を出ることが出来る!
あわや遭難・・・と思っていたバテオはとても喜んだ。
【簡易解説】
森の中で道に迷ってしまったが、幽霊に遭遇したことで現在地が例の池であることが分かったから。