「よみがえり」「5Good」
良質:3票物語:1票納得感:1票
「もしかしたら、人間は生き返ることができるのかもしれない」
男がそう思ったのは何故?
男がそう思ったのは何故?
19年11月08日 19:38
【ウミガメのスープ】 [アルバート]
【ウミガメのスープ】 [アルバート]
解説を見る
男は死んだ。
生前、男は死後の世界などまるで信じていなかった。死んだらそれきり、意識も何もなくなると思っていたのだ。しかしいざ死んでみるとどうだろう。
何故か意識はあり、体もあり、気がつくとどこか知らない世界にいて、いきなり舟で川を渡らされ、巨大な鬼か何かの前に引き出され、そいつから尋問を受けて……
まるで生前伝え聞いていた死後の世界そのままではないか。
もしかすると、この世界の様子を現世に伝えた人間がいるのではないか。ここが死後の世界だとすると、その人間は一度死んでいるはず。
ということは、もしかしたら……
生前、男は死後の世界などまるで信じていなかった。死んだらそれきり、意識も何もなくなると思っていたのだ。しかしいざ死んでみるとどうだろう。
何故か意識はあり、体もあり、気がつくとどこか知らない世界にいて、いきなり舟で川を渡らされ、巨大な鬼か何かの前に引き出され、そいつから尋問を受けて……
まるで生前伝え聞いていた死後の世界そのままではないか。
もしかすると、この世界の様子を現世に伝えた人間がいるのではないか。ここが死後の世界だとすると、その人間は一度死んでいるはず。
ということは、もしかしたら……
「めしくんのめし」「5Good」
良質:3票物語:2票
藤井くんは仲のよい同僚のめしくんといつもお昼を食べているのだが、彼はだいたい毎日オムライスを食べる。
藤井くんが「毎日オムライスで飽きないのか」と聞くと、もうとっくに飽きているのだという。
藤井くんは時々めしくんが残したオムライスを食べるのだが
そのオムライスがおいしければおいしいほど、少し寂しい気持ちになる。
どうしてだろう?
藤井くんが「毎日オムライスで飽きないのか」と聞くと、もうとっくに飽きているのだという。
藤井くんは時々めしくんが残したオムライスを食べるのだが
そのオムライスがおいしければおいしいほど、少し寂しい気持ちになる。
どうしてだろう?
19年11月11日 00:20
【ウミガメのスープ】 [藤井]
【ウミガメのスープ】 [藤井]
友情出演:めしくん
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【解答】
独立して店を立ち上げようとしているめしくんが、職場からいなくなってしまうことを考えるため
【解説】
「ライブカフェをやろうと思って」
めしくんが何気なくそう溢したのは、仕事終わりに二人で飲みに行った日の夜だった。
「ライブカフェ?」
「そう。学生の頃からの夢だったから」
「え??じゃあ今の仕事は?」
「いずれ辞める。今は資金貯めの期間」
僕はよく知らなかったが彼は水面下で色々と動いていたみたいで、休日にはいろんなカフェの視察もしているらしかった。
「ごはん食べながら音楽が聴けるちっちゃいカフェみたいなやつ、やりたい」
「ええ。めしくんシェフになるの」
「なる。メインはオムライスにしようかなと思ってる」
「ほえー」
それから年月を重ねるうちに、めしくんの計画はかなり現実味を帯びてきた。
そしてある頃から、彼のお弁当は毎日オムライスになったのだ。
「めっちゃ練習してるんだけど、作って捨てるのもったいないし、せめてお弁当にと思って」
毎食オムライスだ、とげんなりするめしくん。僕も時々練習を兼ねて作ってもらったり、めしくんが食べきれず残したオムライスをもらったりした。
彼の作るバターライスのオムライスはおいしかった。
最初の頃は卵が破れたりごはんがバラけたりとムラがあったが、それも月日を経て、毎日同じ形、同じ味のおいしいオムライスになっていった。
「どう?」
「めちゃくちゃうまい」
「わーい」
やがて彼は仕事の引き継ぎを始めた。
おいしいオムライス。
めしくんの頑張りを応援する気持ちの傍らで、仲のよい同僚がもうすぐこの職場を去ってしまうことを思うと、どうしても寂しさが勝ってしまうのだった。
独立して店を立ち上げようとしているめしくんが、職場からいなくなってしまうことを考えるため
【解説】
「ライブカフェをやろうと思って」
めしくんが何気なくそう溢したのは、仕事終わりに二人で飲みに行った日の夜だった。
「ライブカフェ?」
「そう。学生の頃からの夢だったから」
「え??じゃあ今の仕事は?」
「いずれ辞める。今は資金貯めの期間」
僕はよく知らなかったが彼は水面下で色々と動いていたみたいで、休日にはいろんなカフェの視察もしているらしかった。
「ごはん食べながら音楽が聴けるちっちゃいカフェみたいなやつ、やりたい」
「ええ。めしくんシェフになるの」
「なる。メインはオムライスにしようかなと思ってる」
「ほえー」
それから年月を重ねるうちに、めしくんの計画はかなり現実味を帯びてきた。
そしてある頃から、彼のお弁当は毎日オムライスになったのだ。
「めっちゃ練習してるんだけど、作って捨てるのもったいないし、せめてお弁当にと思って」
毎食オムライスだ、とげんなりするめしくん。僕も時々練習を兼ねて作ってもらったり、めしくんが食べきれず残したオムライスをもらったりした。
彼の作るバターライスのオムライスはおいしかった。
最初の頃は卵が破れたりごはんがバラけたりとムラがあったが、それも月日を経て、毎日同じ形、同じ味のおいしいオムライスになっていった。
「どう?」
「めちゃくちゃうまい」
「わーい」
やがて彼は仕事の引き継ぎを始めた。
おいしいオムライス。
めしくんの頑張りを応援する気持ちの傍らで、仲のよい同僚がもうすぐこの職場を去ってしまうことを思うと、どうしても寂しさが勝ってしまうのだった。
「何を落としたの?」「5Good」
トリック:3票納得感:2票
山の中、ミカン・リンゴ・メロンをトラックで運送中の男がいた。男がカーブで何かを落としたようだが、男はそのことについて何も気にしていなかった。一体なぜ?
19年11月16日 14:23
【ウミガメのスープ】 [おにぽん@謎人]
【ウミガメのスープ】 [おにぽん@謎人]
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男の働いてる会社はブラック企業。休むことが全くできずに今日も運送の仕事。日頃の疲れも取れないまま運転を行った結果、疲れからか居眠り運転をしてしまった。
そのままカーブがきたが男は寝ているため対応できず、カーブを直進。そのまま崖から落下し、命を落としてしまった。
そのままカーブがきたが男は寝ているため対応できず、カーブを直進。そのまま崖から落下し、命を落としてしまった。
「絶世の美人なら良かったんだけど」「5Good」
トリック:1票納得感:4票
カメオはウミガメレストランの跡取り息子だ。
カメオは兼ねてより交際をしていたカメコに結婚を申し込んだ。
カメコは一度は了承したものの、その晩2人でテレビを見ている頃になって、【「やっぱり釣り合わないなぁ」】と言い出した。
どうしてそんな事を言ったのだろう?
カメオは兼ねてより交際をしていたカメコに結婚を申し込んだ。
カメコは一度は了承したものの、その晩2人でテレビを見ている頃になって、【「やっぱり釣り合わないなぁ」】と言い出した。
どうしてそんな事を言ったのだろう?
19年11月16日 13:05
【ウミガメのスープ】 [音羽]
【ウミガメのスープ】 [音羽]
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数年前から国民的人気アイドルとして活躍し始めた、ウミガメ カメコ。
カメオに嫁入りしたら、そのアイドルと同姓同名になってしまうカメコ。
そのうち人気も下火になるだろうと思っていたが、プロポーズをされたその日になってもウミガメカメコの人気は未だ衰えず。テレビで見ない日はない。
カメコは、アイドル カメコの出演番組を見ながら、あの大人気アイドルと同じ名前は「やっぱり釣り合わないなぁ」と呟いたのだった。
カメオに嫁入りしたら、そのアイドルと同姓同名になってしまうカメコ。
そのうち人気も下火になるだろうと思っていたが、プロポーズをされたその日になってもウミガメカメコの人気は未だ衰えず。テレビで見ない日はない。
カメコは、アイドル カメコの出演番組を見ながら、あの大人気アイドルと同じ名前は「やっぱり釣り合わないなぁ」と呟いたのだった。
「明日天気になぁれ」「5Good」
物語:4票納得感:1票
明日に遠足を控えた小学2年生のカメコは、おばあちゃんと一緒にてるてる坊主を作っていた。
「明日が運動会だったらよかったのになぁ」
窓の外を見ながらぽつりと呟くカメコ。
いったいなぜ、そんなことを思ったのだろう?
「明日が運動会だったらよかったのになぁ」
窓の外を見ながらぽつりと呟くカメコ。
いったいなぜ、そんなことを思ったのだろう?
19年11月18日 03:23
【ウミガメのスープ】 [藤井]
【ウミガメのスープ】 [藤井]
ド深夜に出題する病が治らない
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【解答】
雨で運動会が中止になれば、仕事を休んでくれた母と一日一緒にいられると思ったから。
【解説】
窓の外でごうごうと風が唸る。お昼からずっと降り続く雨の音を聴きながら、カメコとおばあちゃんは大きなてるてる坊主を作っていた。
明日は遠足だ。
天気予報は……雨。9割方遠足は中止になり、教室でお弁当を食べて終わるのだろう。
それでもと最後の望みをかけて、てるてる坊主に顔を描いた。
「明日が運動会だったらよかったのになぁ」
ぽつり、呟くカメコは窓の外をぼんやりと見ている。
おばあちゃんは首をかしげた。
「どうして?」
「だって……運動会が雨で中止になれば、ママと一日中一緒にいられるもん」
それは小学1年生の頃にさかのぼる。
予定されていた土曜日は生憎の雨。運動会は翌日に延期になった。
母子家庭で働きづめの母は、休日でも一日中家にいることは少ない。
だが、この日は違った。娘の運動会のために一日休みを取っていたのだ。
「カメコ、せっかくだからどっか出掛けよっか」
「うん!!」
お気に入りのワンピースを着て、少し離れたショッピングセンターに二人で出掛けた。ゲームセンターでクレーンゲームをしたり、喫茶店でケーキを食べたり。
カメコには夢のような一日だった。
翌日の運動会に母は来れなかった。それはやはり寂しくもあったが、それよりも母と一緒に休日を過ごせたことの方がずっとずっと嬉しかったのだ。
ママは、カメコたちのために頑張ってくれている。
だから、わがままは言わないの。
おばあちゃんもカメコを大事にしてくれるし、優しくて大好き。
でも、でもね……
ほんとうは、ママと、もっともっと一緒にいたいよ。
そんなカメコの切実な声が聴こえるようで、おばあちゃんは手の中のてるてる坊主をきゅっと握りしめた。
雨で運動会が中止になれば、仕事を休んでくれた母と一日一緒にいられると思ったから。
【解説】
窓の外でごうごうと風が唸る。お昼からずっと降り続く雨の音を聴きながら、カメコとおばあちゃんは大きなてるてる坊主を作っていた。
明日は遠足だ。
天気予報は……雨。9割方遠足は中止になり、教室でお弁当を食べて終わるのだろう。
それでもと最後の望みをかけて、てるてる坊主に顔を描いた。
「明日が運動会だったらよかったのになぁ」
ぽつり、呟くカメコは窓の外をぼんやりと見ている。
おばあちゃんは首をかしげた。
「どうして?」
「だって……運動会が雨で中止になれば、ママと一日中一緒にいられるもん」
それは小学1年生の頃にさかのぼる。
予定されていた土曜日は生憎の雨。運動会は翌日に延期になった。
母子家庭で働きづめの母は、休日でも一日中家にいることは少ない。
だが、この日は違った。娘の運動会のために一日休みを取っていたのだ。
「カメコ、せっかくだからどっか出掛けよっか」
「うん!!」
お気に入りのワンピースを着て、少し離れたショッピングセンターに二人で出掛けた。ゲームセンターでクレーンゲームをしたり、喫茶店でケーキを食べたり。
カメコには夢のような一日だった。
翌日の運動会に母は来れなかった。それはやはり寂しくもあったが、それよりも母と一緒に休日を過ごせたことの方がずっとずっと嬉しかったのだ。
ママは、カメコたちのために頑張ってくれている。
だから、わがままは言わないの。
おばあちゃんもカメコを大事にしてくれるし、優しくて大好き。
でも、でもね……
ほんとうは、ママと、もっともっと一緒にいたいよ。
そんなカメコの切実な声が聴こえるようで、おばあちゃんは手の中のてるてる坊主をきゅっと握りしめた。