みんなのブックマーク

新ラテシン かちかち山「2ブックマーク」
可愛がってくれたお婆さんの復讐をするためにタヌキを山に連れ出したウサギ。

ウサギはタヌキに火を付けてタヌキを殺害しようとしたのですが
その話しを読んだ私はウサギがタヌキを殺害するつもりはなかったのではないかと思ったのです。

一体なぜ?

【参加テーマ・好きな昔話は?】
19年06月25日 22:30
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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優しいお婆さんが天童魔虎に殺された

復讐を誓うウサギ達であったが仲間のタヌキはすっかり心が折れてしまい戦力になりそうにない

ウサギはタヌキを山にあるお婆さんのお墓に連れ出し言葉匠に彼のハートに火をつけた

タヌキはやる気を出し狸流幻術の奥義を尽くして天童魔虎に戦いを挑んだのだった

タヌキを死地へと追い込んだウサギだが心が折れたままのタヌキは結局天童魔虎の餌でしかない。彼に力がある以上これのみが彼を生かす道だったのだろう

次号!【タヌキ死す!お前の犠牲は無駄にしない!】の巻
晴れ男の後悔「2ブックマーク」
晴れ男であるカメオは近くの公園に遊びに来ていた。雨が降る予報だったのだが、晴れ男であるカメオのおかげで今日午前中一杯雨が降ることはなかった。カメオは自らの幸運に感謝したのだが、午後になっても晴れていたことを後悔した。一体なぜだろう?
19年06月30日 23:18
【ウミガメのスープ】 [kopi]

天気の子記念。トリックうんぬんより物語をお楽しみ下さい。




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A、遠くに行ってしまう恋人と最後に最高の時を過ごせて良かったと思っていたがお見送りの時に号泣してしまったので、雨が降ったら涙をごまかせるのにと思ったから。

カメオにはカメコという付き合ってもう3年になる医大生の彼女が居た。そんな彼女にカメオはいつプロポーズしようかと悩んでいた。そんなある時である。カメコから突然の呼び出しがあった。喫茶店で待ち合わせた二人。席に座り好みのコーヒーを注文する。
「私貴方のことが好き」
突然の告白であった。やはり両思いであったことに嬉しくなったカメオ。カメオは「僕もカメコのことが・・」と言いかけた。だがその後に続いた言葉はカメオを苦しめた。「でも私、アメリカに留学しようか・・正直凄く迷ってる」カメオの顔は晴れから一瞬にして曇り空に変わった。
「先生にこのチャンス逃したらもう多分先は無いだろうって言われて・・・私どうしよう・・・」顔を伏せてしまったカメコ。重く過ぎていく時間。カメオは次に発する言葉に思い悩んでいた。しかし、しばらくしてふとカメオの脳裏にある事が思い浮かんだ。カメコは幼い頃に母親を亡くしていて、父親一つで育ったと聞いたことがあった。もしかしたら・・・その母親がが亡くなった原因は・・・
「カメコには救いたい人が居るんだね?」
「・・・うん」
「だったら・・・僕はカメコの事を応援してるよ」
「えっ・・・でも」
「僕にこうやって相談してくれたんだから、本当に思い悩んでいたんだろう?今まで気づいてあげられなくてごめんね」
「僕はカメコは医者を目指すべきだと思ってる。それで多くの人の命を救ってあげて」
「・・・うん。ごめんね・・・カメオ。ありがとう」
「頑張って。遠くから応援してるよ」

その日、カメオにとってカメコはかけがえの無い親友になった。

約束の日。カメオは夕方の出立時間までにはまだ時間があるとカメコを誘って近くの公園へ来ていた。
天気は晴れ。晴れ男の本領発揮というやつだ。
「見せたい景色がある」
そういってカメコを連れ出したカメオ。そこは公園の高台であった。その高台からはカメオ達が暮らす街が一望出来た。
「僕のとっておきの場所なんだ」
自慢げに話すカメオ。
「こんなところがあったんだね」
笑顔で遠くを見つめるカメコ。
本当はここでプロポーズしたかった。そんな思いを胸にしまいこみカメオはこの場を後にした。午前中は公園のベンチに座り、二人で懐かしい話をしたり、近所の名物を食べたりして楽しんだ。そして約束の時間。空港の駐車場までやってきた二人。
「いよいよか」
「うん」
「頑張ってな。辛くなったら絶対言ってくれよ。相談乗るからさ」
「・・・うん。頑張る」
「じゃあな!向こうでも元気でな!」
「カメオ君も元気でね!」
「手紙絶対出すからな!」
「私も絶対返すよ!」
最高の笑顔で見送ってやろう。そう決心していたカメオはあふれそうな思いを精一杯抑え、笑顔でカメコを見送った。そしてカメコは踵を返し、後ろを向いた。カメコの背中が見える。
「もう良いかな・・・」
カメオは力を入れていた口を緩め、顔を少し伏せた。カメコをずっと支えるって約束したのに。好きで好きでたまらなかったカメコが遠くに行ってしまうことを考えたら。
堰を切ったように涙があふれてきた。
「う」
「くうぅ・・・カメコォ・・・」
しばらく目をこすっていたが、ふと周りの目が気になったカメオは顔を起こした。すると遠くでカメコが見ていた。もう行ったと思っていたのに。
「ごめん・・・カメコ。笑顔で送ろうと思ったけど・・・無理みたいだ」
見ればカメコも涙を流していた。

もし大雨でも降っていたら。この二人の涙も隠してくれるのに。カメオは憎らしいほど晴れやかな空を恨めしく見上げた。

それから数年後。一度あんなことを願ったためかあれからすっかり雨男になってしまったカメオ。窓の外からしとしとと振り続ける雨を見ると、彼女のことがふと頭に浮かぶのだという。彼女は向こうの大学でも優秀で、成績は上位。順調に医者への道を歩んでいるらしい。
「彼女の町では晴れているといいな」
せめて彼女の未来は明るくあってほしい。カメオはお天道様にそう強く願った。
厄介な客室「2ブックマーク」
ホテルを経営するウミオには、厄介な悩みのタネがあった。
それは、経営するホテルの301号室。
豪華なスイートルームであるその部屋には、様々なクレームが舞い込みます。
あまりに多いクレームに辟易したウミオは、どうにか301号室を改善しました。
これで、文句はつけられまい!今まで受け取ったクレーム全てを返上できるだろうとウミオは確信した。

しかし、クレームが止むことはなかった。
なぜ?
19年07月03日 14:12
【ウミガメのスープ】 [@8]



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〜お客様の声〜
「隣の部屋から壁を叩く音がうるさいです」
「電球が切れるってありえなくない?」
「水道から赤錆出てくるんですが…」
「冷蔵庫に入れてたものが観光から戻るとなくなってました。従業員の教育はどうなっているのでしょうか」


昨日は隣の部屋誰も泊まってないんだよなあ…
電球は先日変えたばかりのLEDなんだけどなあ…
水道管の点検先週終えたばかりなんだよなあ…
この部屋の清掃は僕がやってるからそれもないんだよなあ……
はあ……仕方ない。業者に頼むか…。

カメオは301号室にお祓いをした。



〜お客様の声〜
「幽霊が出るってレビューを見てきたのに何もなかった。がっかりです。」
「絶対出るって聞いたので高い金払ってこのスイートルームに泊まったのに、拍子抜け。お金返してください。」
「噂ウソじゃん!!!つっっっまんね!!!!!」


その発想があったか。カメオは経営者として、ひとつ学んだ。
ずーっと「2ブックマーク」
いつもちょっかいを出してくる、しんのすけのことを苦手に思っていたトオル。

しかし、結果的にしんのすけのおかげでトオルの夢が叶ったのです。

なぜ?
19年07月05日 00:57
【ウミガメのスープ】 [みづ]

深夜のギリギリスープ




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ずっと漫画家になりたくて、コツコツとエッセイ漫画を書き溜めていたトオル。

そのほとんどは、トオルに強烈な印象を残した、幼なじみのしんのすけとの日々を綴ったものでした。

幼稚園児『トオル』が幼なじみの『しんのすけ』からちょっとお下品なちょっかいを出されるドタバタコメディ。

それがなんと、累計500万部の大ヒット!


~居酒屋にて~

「しんのすけのおかげで、夢が叶ったよ。あの頃、いつも邪険に扱ってごめん。エッセイ漫画出すの、後押ししてくれてありがとう」

「いやいや照れますな~。で?トオルちゃ~ん、今日は奢ってくれるんだよねぇ?」

「もちろんよ!私たち、ずーっと昔から友達だからね!」


……トオルちゃん。オラ(じゃなかった!危ない)オレ、ずっとトオルちゃんのこと好きだったんだぞ?
幽霊屋敷は人を喰う「2ブックマーク」
幽霊が人を喰うと噂される、壁が崩れるほど廃れた廃屋へ肝試しに行った女は、雨が降っていたために廃屋へ来た男にキッチンで殺されてしまった。
19年07月04日 23:28
【ウミガメのスープ】 [仔馬の尻尾]



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女が友人と肝試しへ行った廃屋は下りの傾斜と急カーブの先にあった。
男もまた肝試し目当てに友人と車で廃屋へ来たのだが、男の運転する車は雨でスリップして廃屋のキッチンに突っ込み、丁度キッチンにいた女を轢き殺してしまったのだ。
その家が廃屋になった原因・廃屋の壁が崩れていた原因は、立地の関係も災いし雨や雪の日にスリップして突っ込む車が後を絶たない為だという。


廃屋には廃屋になる相応の理由があるものなのです。