みんなのGood

トリック:1票
カメコが一人暮らしをしている息子に
使えないと分かっている掃除ロボットの自腹購入を勧めたのは一体何故?
20年02月29日 22:11
【ウミガメのスープ】 [五条断]

無事に正解者が出たので日付変わる頃に締めます。参加者募集中。




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自腹で掃除ロボットを買えば、{ロボットの購入費用を無駄にしたくはないというもったいない精神で、掃除ロボットが最低限使える程度には部屋を片付よう}というやる気が息子に出るかもしれないと思ったから。



カメコ「さすがにこれだけ床に物が散乱してたら掃除ロボットも使い物にならないでしょ……掃除ロボットがどこにも引っかからずに部屋中をきちんと掃除できる程度には片付けておきなさいよ」
鑑賞する?「1Good」
物語:1票
映画が中盤に差し掛かった頃。

この映画が本当につまらないものだと確信していたミツル。
しかし同時に、終了までは席を立たずに映画を観ていようとも思った。

いったい何故?
20年03月07日 20:56
【ウミガメのスープ】 [さなめ。]

沢山のご参加ありがとうございました!




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簡易解説:ミツルの肩で、映画好きの彼女が眠っていたから。

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初めてのデートは、チトセの好きな映画館。

事前に好きなことをしっかりリサーチしていたことが助けになり、彼女はとても喜んでくれた。嬉しい、私が映画好きなの、ちゃんと覚えててくれたんだ。

でも、ミツルに映画の真髄を見極めるセンスは、あまりなかったようである。

これまた事前に予約しておいたファンタジー映画は、お世辞にも出来の良いものではなかった。はっきりというと、まーじでつまらない。本当につまらない。

腰をつけておくのに飽いたミツルは、空になったドリンクを振りながら、お手洗いに立つことを考えた。本当に暇なのである。

…その少しあと、チトセがこちらに凭れてきたのに気づいてからは、そんな寛容な心は消え去っていた。

率直に言って、今までずっと独りだった自分が、チトセとデートに来ていたことなどとうに忘れていた。夢見心地で、無自覚だった。

映画館のこの雰囲気が好き、なハズの彼女が眠りに落ちてしまうなんて、余程つまらない映画なのだろう。これを選んだことを後悔しながら、冷静な彼は考えた。

一方で、冷静じゃない方の彼は、心臓ばっくばくのパニックに陥っていた。

うつらうつらと眠る彼女の可愛さに、危うくこちらまで意識を削がれるところだった…。。。

(ちなみに、チトセが前日の夜、初デートにあまりに緊張して眠れなかったのが原因というのは、ミツルにはまだ内緒。)

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要約
ミツルはデート中。映画好きの彼女は座席で眠りに落ちてしまったので、この映画のつまらなさを確信した。
と同時に、ミツルの肩に凭れて眠る彼女を、映画が終わるまで起こさないよう、彼女には{干渉}せず、席を立たずに映画を{鑑賞}していようと思ったのである。
納得感:1票
ラーメン店亀屋亀朗では、1杯1000円でラーメンを提供している。太麺で非常に量が多いことで有名だ。しかも、大盛も無料。
しかし、常連客や店を守るため、この1杯1000円のラーメンの値段を1杯2万円に設定することにした。

一体何故だろう?
20年05月10日 20:27
【ウミガメのスープ】 [レアスカーフ]



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ラーメン店亀屋亀朗では、その量の多さからSNS映えすると人気だった。だが、無料の大盛を頼んで写真を撮り、食べ残す人が後を絶たなかった。
そこで、ラーメン1杯の値段を2万円にし、完食もしくはほぼ完食した人に19000円の賞金を出すことにした。
常連は当然自分の食べきれる量を把握しているので、無料の大盛を注文してもちゃんと食べきることができるし、食べ残せば2万円もの支払いが待っているため、SNSの写真狙いの人は減るだろう。
簡単に言えば、一見さんが食べ残しをするのを減らすための対策である。もちろん、量は前もって言ってある。
緑のカプセルの謎「1Good」
納得感:1票
英国紳士のジョージが死んだ。心不全だった。
その原因は、妻が{緑のカプセル}に細工をしたことによるものだった。

だが妻は、まんまと逃げおおせた。
いったいどうやって?
24年05月04日 00:05
【ウミガメのスープ】 [まんと]



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妻はカプセルから薬を抜き、カプセル{だけ}を飲ませ続けた。
ジョージが死亡すると、妻は薬瓶の中身を通常の緑のカプセルと入れ替えた。
物語:1票
夜の10時頃。
誰かが家にやってきたようだ。
インターホンの向こうから声がする。
夜の静寂の中、見知らぬ訪問者が 緊張した様子で 横文字の店名と 用件を告げている。
それを聞いて、田宮は「可愛い」と微笑むと、
「やはり殺すのはよそう」と言って玄関に向かった。
どういうことか。
24年05月04日 19:37
【ウミガメのスープ】 [油獣]



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秋になり、田宮は毎日 暗くなってから帰宅し、庭にて大音量で鳴くスズムシに出迎えられて玄関に入る。
スズムシは夜中の間ずっと大音量を発し続け、田宮の眠りにも妨げとなるほどである。
田宮は庭のスズムシを駆除しようかと少し考えていた。

夜の10時頃。
誰かが家にやってきたようだ。おそらく注文した出前だろう。
インターホンの向こうから声がする。
夜の静寂の中、配達員が 緊張した様子で 横文字の店の名前と 用件を告げている。
田宮の帰宅時には大音量で出迎えるスズムシが、配達員という見知らぬ人物が来た途端に黙りこくっている。
配達員の声だけが聞こえる状況に置かれ、田宮はスズムシに対し情を感じ「可愛い」と微笑むと、
「やはり、自分という人間に慣れているスズムシを、あえて殺すのはよそう」と言いながら出前を取りに玄関に向かった。