みんなのブックマーク

恋するカメコのお正月「3ブックマーク」
職場でのささやかな新年会が終わり、皆が三々五々帰って行く中、降り出した雨をぼんやりと眺めながらカメコは物思いに耽っていた。
(あーあ。今日も言えなかったな…)
憧れの先輩になかなか恋心を伝えられないカメコ。
そこに、
「おや、カメコくん、帰らないのかい?」
素敵なバリトンのこの声は!
慌てて振り返ると、件の先輩が目の前に!
「どひゃあー!」
「ははは。そんなにたまげることはないだろう。ふむ。だいぶ降ってきたね。雨の夜道を若い女性が歩くのは極めて危険と見た。最寄り駅まで…いや、家まで送ってあげよう。僕の車に乗りなさい。そして道案内をしたまえ。ああ、傘を忘れずに」
先輩の澄んだ瞳に陶然となりながらも、なんとか正気を保とうとするカメコ。
しっかりするのよ、カメコ、ちゃんと言わなくちゃ。だって… ううん。でも、でも…
会社の駐車場まで傘をさして歩きながら、揺れ動く乙女心。
「あ、あの、せ、先輩、あたし、実は…」
しかし結局カメコはそれ以上言えず、吸い込まれるように先輩の車に乗ってそのまま家に着き、言えなくて良かった、と思った。
(おかげで先輩とお付き合いできることになったんだもん)
勇気を出して告白したカメコに拍手!

さて、そんな恋するカメコが会社に置いてきてしまったものとは何だろう?
22年01月02日 06:54
【20の扉】 [きまぐれ夫人]

明けましておめでとうございます~




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自分の車。
強欲なお願い「3ブックマーク」
大学受験にご利益があるとされる神社を訪れたカメコとウミコ。

「海亀大学に合格できますようにって神様に頼んだわ。奮発して五百円玉入れたから多分届くんじゃない?そんでウミコはなんてお願いしたの?」

「そりゃもちろん私も海亀大学に合格しますように、だよ。そのためにわざわざこの神社に来たんでしょ」

「あ、あと大学で素敵な人と出会えますようにってのもお願いしたわ」

 この後ウミコがカメコのお願いの内容に文句を言ったのは一体どうしてだろうか。
22年01月02日 16:46
【ウミガメのスープ】 [うつま]

あけましておめでとうございます




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「余計なお世話だよママ!」
バス遅延「3ブックマーク」
高校生の男は、寝坊をしていつも使っているバスAに乗り遅れたので、一本あとのバスBに乗ることにした。
そのバスBに乗ると、遅刻ギリギリの時間にしか学校に着かないのだが、男が
(バスBが遅れて欲しい)
と考えているのは一体なぜ?

※この状況が分かりやすいように、かつ質問しやすいように便宜上「バスA」・「バスB」と表記しています。バスAとバスBはともに同じルートを通り、同じバス停に止まります。

{なお、遅延証明は関係ありません}
22年01月03日 18:20
【ウミガメのスープ】 [ベルン]

5日20時頃まで




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寝坊した男。
(やべ! バスAどころかバスBにも乗り遅れそう!!!!)
家を出てダッシュでバス停に向かう男。
(もうバス停にバスが着いている時刻だ。。 これ逃すと確実に遅刻する。。 頼む。バスB、遅れてて!!)

果たしてバスBにすら乗れなかった男だった。
青い春の1ページ「3ブックマーク」
高校生のカメオは、同じクラスのカメコのことが大好きなのだが、猛烈にアタックした結果、カメコから嫌われてしまった。
「もう君の顔なんて見たくないし、名前も呼ばない。 二度と私に近づかないで」
その言葉通り、カメコは明らかにカメオを避けはじめ、事務連絡があるときですら「おい」としか呼ばなくなった。

それでも必死にカメコに対し、優しくしたりプレゼントをしたりとカメコへの想いを募らせていったカメオ。

そんなある日、カメコから「カメオ君」と呼ばれて喜んだカメオは、カメコのことを{本気で好きじゃ無い}のかもしれないと思い始めた。

一体なぜ?
22年01月08日 21:25
【ウミガメのスープ】 [ベルン]



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カメコが交通事故に遭って記憶喪失という知らせがカメオの耳に届いた。
急いで病院に向かうと、カメコがベッドで横たわっていた。
「カメコちゃん! 俺だよ、カメオだよ」
「…カメオ君? 私のお友達?」
(本当に記憶喪失なのか… でも今俺、名前で呼ばれた!!! このままだとまたカメコと一緒になれるチャンスが…)
「…ごめんね、私記憶喪失になっちゃったみたいで何も思い出せないの。」

そこまで考えたところで、最愛であるはずのカメコが記憶喪失という大きな病気を抱えていることを嘆くより先に、自分のことしか考えていないことに気づいたカメオは、カメコのことが本気で好きじゃ無いのかもしれないと思った。
(カメコへの愛は、しょせん自己満足なのか… 俺なんて…)

拾ってください「3ブックマーク」
とある路地裏に、
まだ幼い小動物が
箱に入れられて
捨てられていた。

カメキヨは
ペットの飼えない家の子のため
毎日、その可愛い小動物の
様子を見ることしか出来なかった。

今日で一週間になる。
あんなにも可愛いのに
なぜ拾い手がつかないのかと
カメキヨは不思議に思った。

問:この小動物入りの箱がこの場所にあった期間は何月何日から何月何日でしょう?
22年01月05日 20:04
【ウミガメのスープ】 [京介]

サイコパスとかミスリードとか、そこらへんもウミガメのうち




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12/31~1/3を含む7日以上。
最大で12/27~1/7。

主たる理由
・ゴミの収集が年末年始(12/31~1/3)に休みであったから。
※(元ネタ)2021年の12/31は金曜日、2022年の1/3は月曜日。月・金が燃えるゴミの収集日で、かつ、年末年始の回収休業がある問題文中の地域では、いつもより長い期間、ゴミが回収されずに放置されることになったのであった。

ゴミとは
・問題文中の小動物は生ゴミ(燃えるゴミ)の扱いである。
・我々はつい忘れがちであるが、動物の死骸を生ゴミとして捨てるのである。たとえば、ハムが腐ってしまったり、サンマを黒焦げにしたり、これらは生ゴミとして廃棄される。

文中の小動物は
・問題文中の小動物の正体は「ピンクマウス」である。生後間もない、毛の生え揃っていないハツカネズミの子であり(本文中「幼い」としている)、複数が小さな発泡スチロールの箱に詰められている。フタのようなものはない。
・このピンクマウスは、ペットの蛇や猛禽類(フクロウなど)のためのエサであり、冷凍で売られていたものである。すなわち、購入時点で死骸である。
・このピンクマウス入りの箱は、この地域の誰かの家から搬出された。蛇などのペットのために、ピンクマウスを解凍したものの、食べ残したため、そのまま腐敗したことにより生ゴミとして搬出することとなった。
・カメキヨが一週間様子を「見続けるだけ」だったのは、そもそも生きていないから餌などの必要がなく放置されていることを示している。

カメキヨのヤバさ
・動物の死骸を可愛い(厳密には、生き返らせたら可愛かろう)と思う性質があり、隙あらば持ち帰ろうと様子をうかがっている。
・彼にとっては、死骸はマンガで覚えた呪術で生き返らせる対象。特に外傷のないものを好む。ただし成功したことはない。
・カメキヨはこの近辺にピンクマウスの死骸がゴミとして搬出されることを以前より知っていた。呪術の練習によく持ち帰っていた。ただし、成功したことはない。
・つまり、カメキヨの家はピンクマウスの死骸がコレクションされ、その腐敗臭などから近隣住人から苦情を言われたことがある。
・カメキヨは母に涙ながらに説教され、ペット禁止の家(死骸復活を目論むことを含む)となった。
・なお、カメキヨは呪術を諦めていないし、なおカメキヨを疑っている近隣住人はカメキヨが動物を拾わぬよう目を光らせている。
・カメキヨが様子をみているだけ、なのは、そうした呪術を知らない批評家たちの気配を、周囲にちらほら感じられるからである。
・総合すると、この地域、潜在的にいろいろヤバい。隣人怖い。

※なお、ピンクマウスを他者の目に触れる状態で生ゴミとして搬出すると、動物愛護法関連に抵触する危険があります。
※他の小動物、特に愛玩性の高いとされる猫の遺体などは、生ゴミで出してはいけません。
※また、ゴミ集積所などに廃棄されているものを、廃棄した持ち主、または集積所の管理者に断りなく持ち帰ると、窃盗罪となることがあります。
※可能性としては、蛇などのエサのために冷凍ウズラヒヨコなども存在するようです。
※お盆やゴールデンウィークなどの回収休業の場合も、7日以上燃えるゴミ回収がされない場合があるかもしれません。

(カメキヨのヤバさを演出しようと問題を組み立てたら、普通にウミガメ的なギミックができたために、カメキヨのやったことはフレーバーになり、日付を訊く問いにしてしまったのは公然の秘密です)